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しもさんの「気になる一言」
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2015年06月25日(木)
充電機器の完備は、宿の選択条件のひとつ

先日の、石川県能登一泊ゴルフ2プレイパックを振り返って、
感じた宿泊施設のサービス。(参考になるか判りませんが・・)
参加者のほとんどがスマホを持参し、寝る前に充電をするが、
部屋のコンセントの数は、そんなに多くない。
すると、コンセントの確保が難しくなり、誰かに迷惑をかける。
特に愛用の「Apple Watch」の場合、毎日の充電が必要となるので、
どうしてもコンセントの数が気になるのだが・・。
解決策は2つ、宿泊施設側で用意するか、利用者が持参するか。
現状では、複数のコンセントがとれるタップがあれば、
なんとか対応できるのだが、利用者(観光客)からすれば、
いろいろな電源コードを持参しての旅行は、
荷物がかさばるから、出来る限り避けたい。
施設側もすべてに対応できないかもしれないが、
フロントにいくつかの充電器を用意してくれてあれば、
宿を選ぶ基準になるかも、と単純に思った。
これからも、ますます充電を必要となる電子機器が増えるだろう。
将来を予感して「充電機器の完備は、宿の選択条件のひとつ」を
フレーズとして残しておこうと思う。
それが、外国人を迎える「おもてなし」になるかもしれないなぁ。



2015年06月24日(水)
限りある命であればこそ、死によって輝き放つ

映画「憑神」(降旗康男監督)から。
主人公の下級武士・妻夫木聡さん扮する、別所彦四郎に、
貧乏神、疫病神、死神の3人の神が憑く。
それぞれの神が、面白いフレーズを残している。
貧乏神は「神は死にません、いや、神は死ねません」
疫病神は「そんな気まぐれ、神に許されるわけありません」
そして死神は「死ぬお膳立てを作るのが、あたいらの仕事で、
自分で手をくだしちゃいけないの」・・
そういえば、映画「死神の精度」((筧昌也監督)で、
「死神は『死に値する生き方をしたか』を判断するだけ」という
フレーズを取り上げたことを思い出した。
今回の「気になる一言」は、
可愛い子役の死神と、主人公・別所彦四郎との会話の一部から。
「死神のお前に出会って、初めてわしは自分が何をすべきか、
生きる意味を捜し求めるようになった。
神にできぬこと、人は出来るということ・・
それは『志のために死ぬこと』だ。死ぬことがあればこそ、
命を懸けて何事かを成し遂げようという意思を持つことが出来る。
限りある命がはかないのではない。
限りある命であればこそ、死によって輝き放つこともできるんだ」
そんな悟ったような台詞の後、子役の死神が呟く。
「ふ〜ん、そうなったら凄いね」
私も同じことを思った。「そうなったら凄いよなぁ」



2015年06月23日(火)
本人は「失態」と言っていたが、私たちには「ご愛嬌」

また訃報が届いた。今度は、職場の後輩。(涙)
こうたて続けに訃報が届くと、実は心が折れそうになる。
一緒に笑ったこと、一緒に飲んだこと、一緒に愚痴ったこと。
全てが、走馬灯のように甦り、それも鮮明に浮かび上がるのは、
どうしてなのか、私にも判らない。
ただ今までは、職員の「父親・母親」の訃報に触れていたのが、
いつしか、本人の訃報に変わってきたことに、
淋しさと切なさが入り乱れて、心が落ち着かないのは確かである。
こんな時、私は亡くなった彼らを思い出す場所に足を運ぶ。
それは職場の一角であったり、町内の公共施設であったりするが、
そこでしばらく、独り言のように、じっくり会話することにしている。
今回も、ふたりだけの想い出の場所があり、先日、昼休みに訪れた。
あの時は楽しかったなぁ、ということもあったし、
あの時は本当に頭にきたよな、ということもあった。
苦しかったことも、悩んだことも、彼は持ち前の明るさで、
「ひょうひょう」という表現が相応しいかどうか判らないが、
黙って、コツコツと仕事をこなしてくれた印象が強い。
今や職場の伝説となっている、ある結婚式での出来事も、
本人は「失態」と言っていたが、私たちには「ご愛嬌」。
町のイベントにも、子どもと一緒になって毎回顔を見せてくれたし、
子育ての分野では、彼の右に出る人はいないな、と思えるほど、
知識も豊富だったし、現場も知っていたので、残念でしょうがない。
そう言えば、あるパソコンのバスワード、彼の誕生日にしてある。(汗)
それだけ、みんなに慕われた証拠かもなぁ。
まだそのままだったら、ちょっと辛いな、近々確認してみようっと。
彼もまた、ご冥福をお祈りします。合掌。



2015年06月22日(月)
しも。ちょっと、ここに座れ

先日、職場でお世話になった先輩が他界したという訃報が届いた。
個性の強い方であったが、私に対しては、厳しい口調の中にも、
時には優しく、時には本気で叱ってくれた1人であった。
飲み会では「しも。ちょっと、ここに座れ」・・が口癖のように、
手招きされたかと思えば「お前がやらないで誰がやるんだよ」と
「叱咤・叱咤・叱咤・激励」の連続だったことが思い出される。(汗)
遠視独特の凹レンズから覗く大きな目も、酔っぱらうと座ってきて、
なおかつ、歳を重ねても私の腕をぐっと思いきり掴んだら離さない、
まさしく、強い握力が印象に残っている人だった。
晩年、私が課長で先輩が参事という、逆の立場でありながら、
課の運営や、町の目指す方向性について、よく相談にのってくれた。
実は体調が思わしくないんだ、と弱気の部分を見せたかと思えば、
飲み会では、一番最初に到着し、ひとりでチビリチビリ飲んでたりする、
本当に、無茶苦茶なことをしても、後輩から慕われる不思議な存在。
それでも、だんだん痩せていく先輩の姿に驚き、見るに見かねて
「仕事は何とかするから病院へ行ってください、これ課長命令です」
とお願いしたら「ば〜か、大丈夫だよ、お前は町のことを心配しろ」と、
怒鳴られたことが忘れられない。(涙)
ああ、また1人私を叱ってくれる先輩がいなくなってしまったな。
明日、告別式に参列し祭壇に向かって、こういってやろうと思う。
「先輩、ちょっと、ここに座ってください」って。
ご冥福をお祈りします。合掌。



2015年06月21日(日)
50歳を過ぎたら、自分の体調は自分で把握しましょう

静岡がんセンター公開講座2015「知って役立つ、がん医療」
第1回「がんと向き合う心構え」(山口建・総長)
「がん検診-必ず受けましょう-」(宮木裕司・検診センター医長)
「これまでの国のがん対策」(秋月玲子・医監)から。
三島市文化会館大ホールが、ほぼ埋まってしまうほど、
聴講者が多く、市民の「がん」に対する関心の高さに驚きながら、
三者三様の視点で説明される「がん医療」をメモした。
特に「こんな症状はありませんか」とスライドで示された図は、
部位別に明記され、改めてじっくり眺めてみると、
「おやっ?」とか「へえ〜」などの独り言を呟いている私がいた。
総長が、この図を冷蔵庫などに貼っておいて、時々眺めるといい、
なんて提案したとき、私たち小市民の目線で考えていてくれる、と
無性に嬉しくなった。
そんな総長が、その図の説明の後、こう話した。
「50歳を過ぎたら、自分の体調は自分で把握しましょう」
私は、このメッセージが今回の講座で強く印象に残った。
年に一度の健康診断や人間ドックの結果だけで、
高血圧だ、コレステロールが高いんだ、と右往左往するのではなく、
常に自分の体調に関心を持ち、体が発する「S.O.S」を聞き逃さず、
早期発見できれば、がんは怖い病気ではありませんよ、
そんな意味のメッセージと解釈して、帰路についた。
今は、血圧なども簡単に測定が出来る機器が増えているのだから、
もう少し、自分の体の特徴を知るところから始めてみようと思う。
そして、医者に指摘される前に、自分で異変に気付けたらいいな。



2015年06月20日(土)
初めての「通信機器・機内モード」

私の場合、飛行機で移動することがほとんどないので、
先日の「羽田空港」と「能登里山空港」の空路で、
生まれてはじめて「機内モード」を活用した。
「iPhone」と「apple Watch」両方を通信モードにしたら、
当然のように、二つの機器は「接続」ができなくなった。
電波が弱くなるということか・・と思いながらも、
逆に考えると、普段は飛行機の電子機器に影響が出るほどの
「電磁波」が出ていることだろうか。(汗)
今の時代、どんどん電子化が進み、私の体の周りは、
(たぶん)ありとあらゆる電波が取り巻いているに違いない。
一つひとつは、微弱なんだろうけれど、まとまれば・・・、
そう考えたら、ちょっぴり怖くなった。
ただし、今更、電子機器を使わない生活には戻れない。
片や健康を意識して、運動、食事などに気を付けていても、
いろいろな薬を飲んだり、電子機器を常に身につけている私。
言ってることとやってることとが、中途半端だなぁ。(汗)
ガラケーには「機内モード」なんてなかったから、
スマホのほうが、電波を出しているってことなんだろうなぁ。
これも「機内モード」体験が、私に教えてくれたこと。



2015年06月19日(金)
地元の人にこそ・・

仕事として「柿田川」に関わって、約一年。
以前から、柿田川公園内を通勤経路に選び、何年も何年も、
その魅力に触れていたつもりだが、まだまだ足りなかった。
柿田川の自然は奥が深く、その魅力も無限に広がり、
私に残された人生を捧げるに相応しい、と思えるほど、
その豊かな自然を堪能させていただいている。
そんな折、地元新聞に「見慣れた風景の新たな一面」と題し、
自然体感イベントから感じた、若い記者の記事が目に留まった。
そのイベントを企画した担当者のコメントをまとめ、
「地元の人にこそ、戸田の豊かな自然を堪能してほしい」という
フレーズを掲載してあった。
観光客をターゲットにイベントを開催するのもいいが、
まずは、地元に住む人たちにこそ味わって欲しい、と。
この「地元の人にこそ・・」というフレーズは、これからも、
私が何度となく使う予感がしたので、メモをした。
まずは、自分が「柿田川」に関して「詳しく」なり、
その魅力に触れ「好き」なり、最後は「楽しむ」ことができれば、
自分の言葉として、その魅力を存分に語ることができる。
逆に、その経験がなければ、いくら知識があっても、
その魅力は相手に伝わらない、と感じている。
まずは「地元の人こそ・・」、そうなんだよなぁ。