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しもさんの「気になる一言」
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2015年04月16日(木)
おすすめというか、感想聞きたい本があります!

最近、届いたメッセージ・メールである。
「しもさんにおすすめというか、感想聞きたい本があります!」
実は、どちらも私にとっては、嬉しい表現である。
「しもさんにおすすめ」と言えば、
私の最近の関心事を少しでも知っているということだし、
「感想を聞きたい」と言えば、
私が本好きで、その中から「気になる一言」を書いている、
そんな状況を知っていることになるから・・。
「映画、講演会、美術館の企画展」なども同じであるが、
逆に「テレビドラマ」の感想を訊かれたら、返事もしない。(笑)
(NHK「大河ドラマ」だけは別だけど・・)
そんなわけで、さっそく書店で本を購入し、読み始めた。
但し、私の感想は、ちょっと辛口になりやすい。(汗)
「よかったよ」とか「感激した」というのは簡単だけど、
率直な感想を述べないと、意味がないと思っているので。
それでもよければ、こんなリクエストはいつでも大歓迎。
美味しいお酒とか料理のおすすめとか、感想でも対応するつもり。
お金も払って・・と言われたら困るけれど・・(汗)



2015年04月15日(水)
ブレーキが解除されたようだ

書籍「痛くならない、速く走れる、ランニング3軸理論」
(鈴木清和著・池田書店刊・191頁)から。
この本を読み、さらに実践してみて感じたことは、
こんな感覚になる、と説明していた内容にピッタリだった。
それが「ブレーキが解除されたようだ」
「ブレーキをかけながら、ペダルを回している自転車のような
ランニングをしていたのです。そんな走りから、
ブレーキレバーをパッと放したことを想像してみてください。
自分に合ったランニング技術を身につけることで得られるのは、
そんなランニングです」と書かれていたが、読書した当時、
実は、半信半疑だったことも事実。
しかし、せっかく学んだことだから・・と続けることにより、
得られた感覚は、まさに説明どおりだった。
1㎞何分・・という数字で示す記録ではなく、自分の感覚として
「ブレーキをかけていて、ブレーキレバーをパッと放した」という
表現が相応しいと胸を張って言える。
「過負荷の法則とは、今の自分の限界よりも、
少しだけ高い負荷をかけることで、体がその高い負荷をかけることで、
体がその高い負荷に耐えられるように成長していくこと」
その説明がやっと理解できた瞬間がやってきた。心から嬉しい。



2015年04月14日(火)
だが、やがて時はめぐり、もう無視したくなかった。

映画「42 世界を変えた男」(ブライアン・ヘルゲランド監督)から。
まだ、黒人の人種差別が堂々とまかり通っていた時代、
差別反対に対する動きは、リンカーンだけでなく、
いろいろな分野で起こっていたことに、再確認した。
この物語の主人公は、メジャーリーグ最初の黒人選手、
背番号42・ジャッキー・ロビンソンであることは間違いないが、
私は、ハリソン・フォードが演じた「ブランチ・リッキー」こそ、
真の主人公ではないか、とメモを整理した。
ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)の
ジェネラル・マネージャーであった彼が、野球界を変えたも言える。
当時の慣習だった「人種差別」に背き、なぜ黒人にチャンスを与えのか、
その理由を、淡々と語るシーンが、私のお気に入りとなった。
野球を愛していた彼の学生時代の野球界を振り返り、こう呟く。
「愛する野球界の内側は、不公平で腐っていたが、私は無視した。
だが、やがて時はめぐり、もう無視したくなかった。
君が・・また、野球を愛させてくれた、ありがとう。」
学生時代は、自分のことしか考えられず、差別を受け入れるしかなかったが、
今、GMという立場になってみて、やはり当時の「人種差別」に後悔が残る。
それが「無視したくなかった」という台詞に置き換わったのだろう。
自分の生き様として、どうしても貫きたかったことを行動に移した。
そして、その期待に応え、結果を残した背番号「42」。
「毎年、4月15日、メジャーリーグでは、ロビンソンの偉業を称え、
多くの選手が『背番号42』をつける。」という。
彼がメジャーデビューした日に、彼の勇気と誇りを忘れないために。
「背番号42は、唯一全球団の永久欠番である」という事実は、
アメリカらしい素敵なルールだな、と関心した。
果たして、日本野球界に出来るだろうか・・期待したいところである。

P.S.
明日(4月15日)にアップしようと考えていたけど、予告にしました。
時差があるから、明後日かもしれないけど・・(汗)



2015年04月13日(月)
おめかしピクニック

最近、私の関心事は、緑溢れる公園で「ピクニック」。(笑)
そんな感覚でいろいろなイベントを探しているからか、
世の中全体が「ピクニック・ブーム」となっている気がする。
以前は「街なかの森林公園」というテーマで、
好奇心のアンテナを伸ばし、ネット検索で調べていた。
しかし、この企画を知って「あっ、これだ!」と腑に落ちた。
沼津市のCD・古本・雑貨店(weekend books)の企画、
「おめかしピクニック」。
手にした葉書に書かれていた、キャッチコピーは
「いつもより 少しだけおめかしして
かわいくて たのしい ピクニック
さぁ! お気に入りのカゴに
読みかけの本と おいしいおやつを入れて
森の中に お出かけしましょ♪」
そうそう、この感覚なんだよなぁ、とメモをした。
森の中ではないけれど、ちょっぴり気取って出かけたい。
お弁当も「手作り」に拘る必要なんてない気がするし、
近くのお気に入りのお店で「テイクアウト」すれば足りる。
さらに、素敵なプランケットを広げて、
気が置けない仲間や大切な家族たちと、楽しい時間を過ごす。
これも、今風の「おめかしピクニック」かもしれないな。



2015年04月12日(日)
私たちこのままじゃ悔しいの、何とかしてよ

映画「バックダンサーズ!」(永山耕三監督)から。
平山あやさん、hiroさん、ソニンさん、サエコさん主演で贈る
青春ダンス・ムービーには違いないが、
私がメモしたのは、彼女たちが夢と現実の狭間でもがいている姿。
「あたし、悔しい」「あたしも悔しい。本当に悔しい」
「茶野、悔しいの。私たちこのままじゃ悔しいの、何とかしてよ」
それまでが一所懸命じゃなかったとは言わないが、
この台詞を叫んでいる時「このままで終わりたくない」という
強いエネルギーみたいなものが、画面を通して伝わってきた。
今の若者は、すぐ諦めてしまったり、逆ギレしたり、
最後には投げ出してしまう、そんなイメージがあったが、
この台詞を口にした後から、彼女たちの顔つきが変わった気がする。
最近「悔しい」という台詞(音)を耳にしたことがなかったから、
とても新鮮に聴こえたのは事実である。
やはり人間の欲望を、とことん突き進めるのは、
自分の思うようにならない「悔しい」という感情なのかもしれないな。

P.S.
今年の4月は「統一地方選挙」で、街中が「選挙一色」だが、
立候補者だけでなく、支援する人たちの、
「当選しなかったら悔しい」という想いが強いかどうか、
そんな気がしてならない。



2015年04月11日(土)
よっしー!できる〜できる〜きみならできる〜

「SUNTORY C.C.lemon」が提供する「元気応援プロジェクト」
その1つが「松岡修造さんが歌・作詞を担当し、
100人分のニックネームを呼びかける『元気応援ソング』」
もう耳についたら、このフレーズが頭から離れない。(汗)
インパクトのあるフレーズって、やっぱり凄い、を実感した。
特に、自分の名前に関したソングを見つけたら、
もう、誰かに伝えたくなってしまうから不思議だ。
ニックネームと言っても、名前が中心だから「しもさん」はないが、
「よっしー」を見つけて、大喜び。(笑)
知らないうちに何度も再生し、PC画面に向かって頷いていた。
「よっしー!できる〜できる〜きみならできる〜」
是非一度、インターネットで検索して、笑い転げて欲しい。
腰をくねくねした妙な踊りには、違和感を覚えたけれど、
松岡修造さんらしさが溢れていて、元気がもらえること間違いない。
名前に「よし」がつく人は、みんな「よっしー」でいいし、
実は、私の知り合いにも「よっしー」は大勢いる。
普段、そんなニックネームで呼ばれてないから、なんて意地を張らず、
「今日から君は富士山だ」・・なんて意味不明なフレーズもあるが、
ここは、自分の名前に近いニックネームで、楽しんでしまおう。
また、名前だけでなく「おとうさん」「おかあさん」や
「社長」「新人」「先生」「先輩」「部長」なんてのもあるから、
誰か元気がないなと思ったら、そっと近づいて、この応援歌を。



2015年04月10日(金)
富士山を望みながら水に戯れる、最高の贅沢だ。

先日紹介したばかりの、静岡新聞夕刊のコラム「窓辺」、

前・国交省沼津河川国道事務所長、野坂周子さんのコラムが、
今度は「狩野川」と題し、カヌー体験を綴っていた。
「狩野川を知るなら、カヌーが一番」で始まり、
井上靖著の「しろばんば」に話が展開され、
さらに狩野川を愛する多くの人の存在を感じた。
こうした思いを大切にしたい」と結んだ文章は読みやすく、
読者である私にも、狩野川の魅力が伝わってきた。
今回は、一人乗りの凄腕カヤック乗りたちの行動を見て、
「気持ちよさそうなこと」と表現している。
そして、そんな様子を横で眺めながら、
「富士山を望みながら水に戯れる、最高の贅沢だ」と纏めている。
以前、柿田川の外来者駆除作業にも参加していただき、
その水の冷たさ、透明さに驚いていたが、たぶんその時も、
同じようなことを感じてくれたに違いない。
ボランティア活動だろうと、レジャーだろうと、
「富士山を望みながら水に戯れる体験」は、私たちにとっては、
当たり前のことだが、他地域に住む人たちにとっては、
「最高の贅沢」なのだろうなぁ。
これからも、その意識は忘れないでいきたいと思う。