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| 2015年04月02日(木) ■ |
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| 「貸切」・・そりゃぁ、ないでしょ(怒) |
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それは、平成26年度の年度末、3月31日の出来事。 多くの人たちがSNSにアップする「三島大社」の夜桜に惹かれ、 また家族からの「大社の夜桜見にいかない?」のメールに誘われ、 やや肌寒い天気の中、歩いて出かけた。 勿論、週末の雨で散る前に・・という桜の花見だけでなく、 夕食は「○○○○」でワインでも飲みながら・・という お楽しみ付きの誘いであったから、いろいろ期待して足を運んだ。 ところが・・なんと「貸切パーティのためクローズ」のメッセージ。 季節的にも、大社の夜桜見物に訪れた人たちを受入れる施設・・ と思っていたら、どうやら私の勘違いだったようだ。 夜桜見物のあと、ちょっと気取って、温かい珈琲でも・・ と考えていた人たちは、私たちだけではなかったようで、 多くの人がその看板を見つけ中を覗きながら、不平不満をこぼしていた。 簡単に言うと「『貸切』・・そりゃぁ、ないでしょ(怒)」 民間施設の営業だから、口を挟むことはないのかもしれないが、 静岡県東部の花見の名所として知られる「三島大社」の目の前で 営業しているのだから、本当に期間が限られた数日だけは、 「貸切」という貸し出し方法を考慮して欲しかった。 「貸切」をすることで、まとまった収入はあるのかもしれないが、 それと引き換えに、楽しみに訪れた多くのお客を失った気がする。 「大変申し訳ございませんが」のフレーズに、 「本当に申し訳ないよ」「本当にそう思ってるの?」と呟き、 「ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します」のフレーズに、 「本当に迷惑な話だよ」「よろしくお願いされないぞ」と言い返す、 若い人たちやおばさま方の反応のほうが面白かった。 「施設まるごとの貸切」って、私はあまり好きじゃない。 「本日貸切」の表示は怒るけど「只今満席」の表示だったら諦める。 そんなもんなんだよなぁ、人間の感覚って。(笑)
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| 2015年04月01日(水) ■ |
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| ぶち男前っちゅうわけやないけど・・ |
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映画「カーテンコール」(佐々部清監督)から。 せっかくの映画作品なのに、山口県の方言が気になってしまった。 昭和30年代から40年代の下関の映画館で活躍していた 幕間芸人・安川修平のことを知ってその調査を始めるところから、 スタートするが、藤村志保さん扮する当時の従業員が、 「どんな方でしたか?」の問いに、 「ぶち男前っちゅうわけやないけど・・」と答えた。 私の大学時代に、山口県出身の友達がいて、 山口県の言葉には、英語の「原級・比較級・最上級」が存在し、 「ぶち・こち・かち」と言うんだ、と自慢していたのを思い出した。 「ちょっと、すごく、ものすごく」くらいの感覚で、 ぶち広い、こち広い、かち広い・・と使うらしい。(当時の記憶ですが) そこで作品中、取材の会話で「ぶち男前・・」を耳にした時、 懐かしさと、やっぱり本当だったんだという確信が持てて、 他のメモした台詞より、インパクトがあり輝いてしまった。 本来なら、この作品を思い出すには、なんといっても 「星よりひそかに 雨よりやさしく」なんだろうけれど・・。 下関が舞台らしく「在日朝鮮人」などの差別問題も含めて、 映画の最盛期、そして衰退期がわかる作品でもあった。 シネコンとは違う昔の映画館・・なんとなくだけど覚えているなぁ。
P.S. 大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台は、山口県・萩だけど、 こんな台詞は耳にしないなぁ。地域が違うのかな?
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| 2015年03月31日(火) ■ |
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| 「はとかで」は、川柳では「もったいない」 |
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先日、川柳に詳しい人に、そのコツを訊いた。 その中で、なるほど・・と思ったのが、 5・7・5の最初の5は、単なる単語の説明になってしまう 「〜は」「〜と」「〜か」「〜で」はなるべく使わない方がいい、 というアドバイス。 もちろん「禁止」でもないし「ご法度」でもないけれど、 少ない文字数の中で、膨らみをもたせるには、 その一文字がもったいない、そんな感じなのだと思う。 だからこそ「『はとかで』」は、川柳では『もったいない』」を、 残そうと考えたが、いかかだろうか? 私が今までに作った「川柳」(もどき)を振り返ると、 なんと「は・と・か・で」が多いことか、自分でも呆れてしまった。 その世界では、常識的なコツも、独学ではわからないから、 一度、その道の達人に教えを乞うのも一考かもしれないな、と思う。 このコツを知っただけでも、私の「川柳」は、 ちょっとばかり「素人っぽさ」がなくなった気がする。 勿論、次の作品が、楽しみである。(汗)
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| 2015年03月30日(月) ■ |
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| 人間が接ぎ木しないと増えていけません |
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書籍「旧暦で楽しむ日本の四季」(二十四節気と七十二候) (別冊宝島編集部編・宝島社刊・319頁)から。 四季では「春」二十四節気では「春分」、七十二候では「十一候」 (四節気「春分」の次候)にあたる、「桜始開」(さくらはじめてひらく)、 意味は「桜の花が咲き始める」。(2015年は3/26〜3/30) 全国で、どれだけの人がこの時、この色を待ち望み、 その風景を写真に撮り、周りの人に見せたくなるのだろうか。(笑) 桜の木の下は、デジカメ、スマホを上に向けた日本人で溢れている、 これもまた、日本の歳時記と言えそうだ。(実は、外国人もだが・・) 日本中、桜の話題でいっぱいの中、メモした話題をひとつ紹介したい。 「桜の多くはソメイヨシノです」と言いつつ 「その絶対多数のソメイヨシノですが、実は極めて繁殖能力が低いため、 人間が接ぎ木しないと増えていけません」と纏めている。 「ソメイヨシノ好きの人間と、その人間がいないと生きていけない ソメイヨシノの関係は面白いですね」とも・・。 それこそ日本人が長い歴史の中で培ってきた「日本文化」であろう。 人間がソメイヨシノを育て、育てられたソメイヨシノが、 自然を愛する人間を育て、疲れた人間を癒す役割を果たしている。 この事実知ってから「花見」をすると、また格別に愛おしくなるのは、 不思議な感覚であるが、是非、見るだけでなく、桜に触れて欲しい。 また新しい「花見」の楽しみ方が増えた気がするから・・。
P.S. 桜の開花は「稲作りを始める目安」とされていて、 桜の花の下で行われる宴会(花見)は「秋の実りの予祝行事」らしい。
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| 2015年03月29日(日) ■ |
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| 下山義夫会様御一行 |
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書こうかどうか迷ったけれど、インパクトがあり面白かったから、 記録・記念として、残しておこうと思う。 実は、先日開催された「わが課の平成26年度送別会」は、 伊豆の国市にある某ホテルにて、1泊のイベントだった。 仕事以外の企画・運営は、全ては課のスタッフ任せで、 私は当日の祝儀を出すだけ。(汗) 彼らには、こういった行事を通して「段取り力」を始めとした 仕事に活かせる力を身につけて欲しい、といつも思っている。 さて、今回も「飲んだ翌日、どこまで走れるか試してみようか」という 私の無謀な思いつきを「宴会翌日早朝ラン・朝風呂企画」として形にし、 一緒に付き合ってくれるなど、いろいろな企画が準備され大満足だった。 中でも一番驚いたのは「宿泊施設の入口」「各部屋の前」に書かれる 団体名が「下山義夫様御一行」だったこと。 もちろん、宴会会場入口にも、蛍光灯で照らされた看板に 「中宴会場・下山義夫会様」の文字がデカデカと・・。 偶然にも、同じ職場の別の課も同宿泊施設で「歓送迎会」だったから、 「○○役場○○課様御一行」の横に並んで書かれた、 「下山義夫会様御一行」で、恥ずかしさ、照れくささは倍増したが、 スタッフの粋な計らいのおかげで、いい想い出になった。(笑) 頼りないリーダーの私を、みんなで支え、盛り上げてくれた感じがする、 「〜会」の名称が妙に眩しく嬉しかったから、看板と並んで写真を撮った。 たぶん、こんな経験は、なかなか出来ないんだろうなぁ。(感謝)
P.S. 統一選挙を間近に控え、名前入りの看板が主要道路沿いに立てられるが、 ホテル内だけでも、こんなに恥ずかしいのに、自分の名前(氏名)が、 (県内・市内・町内の)目につくところに何カ所も貼り出されるなんて、 考えただけでも、私には出来ないことだな、と実感した。
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| 2015年03月28日(土) ■ |
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| ゴリラは、食べてるのは肉ではなく、ほぼ植物。 |
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映画「セイフ ヘイヴン」(ラッセ・ハルストレム監督)から。 その作品を思い出す「気になる一言」には選ばなかったが、 発想、視点でなるほど・・と感じた事を紹介したい。 その1つが「ゴリラは、地球上の動物の中で最強だよ。 食べてるのは肉ではなく、ほぼ植物」「体にいいわよね」。 私たちは「筋力」をつけるには「肉」を食べる、と覚えてきたし、 現実の会話でも、最近、肉を食べないから力が出ない、などと 言いながら、焼肉屋に繰り出すことがあるけれど、 この会話をメモしてから、ゴリラのあのもの凄いパワーは どこから生まれるのだろう・・そんな疑問を抱いた。 調べてみると、確かに「食性は植物食傾向の強い雑食で、 果実、植物の葉、昆虫などを食べる。 亜種マウンテンゴリラは季節によって果実なども食べ、 乾季に食物が少なくなると植物の葉、芽、樹皮、根などの 繊維質植物を食べる」とあった。 食性は確かめられたものの、ほぼ草食性のゴリラのパワーの源は、 正直、判らなかった。 ただ、肉好きだから力強く、野菜好きだから力がない、 そういう例えは当てはまらないということだけは理解できた。 よく考えれば、オリンピックの金メダルは、肉好きの国民だけが 獲得しているわけではないものなぁ。納得。
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| 2015年03月27日(金) ■ |
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| 好物ですか?、朝飯です。 |
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年度末を控え、歓送迎会のシーズンとなった。 わが課は異動対象者に配慮して、送別会と歓迎会は別。 もちろん、私の意向も同じ。 1年間、いろいろな難題・課題に対処してきたメンバーと、 これからの新しい1年を乗り切っていくメンバーでは、 話す内容も違うだろうし、両方一緒ではどっち付かずの宴席になり、 送られる人、歓迎される人とも楽しめないのでは?と考えている。 そんな訳で、今回は、宿泊付きの「送別会」。 みんなで過ごした1年間の想い出が蘇る、楽しい時間だった。 普段は若いスタッフたちと話す機会が少ないが、 こういう席では「無礼講」、プライベートな話も出来て大満足だった。 男だけの職場で盛り上がった話は、ここで紹介できないネタばかり。(笑) だから、今回の「送別会」を思い出すキーワードを残しておきたい。 「食べ物は何が好き?」とありきたりの質問をしたのに、 戻ってきた台詞は「好物ですか?、朝飯です」。 詳しく訊くと、おかずは、海苔でも卵でも納豆でもいいらしい。 お米大好きで、みんなで囲む「朝飯」の雰囲気が好きなんだろうな。 予想外の答えに笑いながらも、ちょっぴり頷いてしまった私がいる。 翌朝、スタッフ全員で食べた朝食の光景。 若い人たちの茶碗は、どれも、特大盛りで、ムシャムシャ食べている。 お鉢に用意した御飯では足りず、なんとお鉢をお替わりする始末。 本当に好きなんだなぁ、朝飯。好物と言い切る意味が理解できた。 歳を重ねると、若い人たちの食欲、見ているだけで楽しいな。
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