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しもさんの「気になる一言」
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2015年02月21日(土)
あたかもその場にいるような臨場感

2月中旬に開催された、カメラの祭典CP+(シーピープラス)。
「パシフィコ横浜」を会場に1年に1回開催される、
日本最大の写真、映像業界の見本市」に初めて足を運んだ。
これには理由がある。今回の特別企画としてNHKが中心になって
開発を進めている「8Kスーパーハイビジョン」の特別展示がある。
「8K」と言えば「現行のハイビジョン画質の16倍、4K画質の4倍の
超高精細 映像で22.2チャンネルの三次元音響と合わせて、
臨場感あふれる近未来の放送メディア」として知られているが、
富士山の写真家で有名な、大山行男さんが、昨年「柿田川」を訪れ、
デジタル一眼レフカメラでタイムラプス撮影した画像が流れる、
と聞いて、いてもたってもいられなくなったからだ。
会場には朝早くから溢れんばかりの「カメラ大好き人間」が集結し、
所狭しと、出店メーカーのブースを占拠していた。(笑)
注目の「富士山森羅万象(8分)」は、他の作品を圧倒し、
その映像は、動画ではない写真ならではの魅力で輝いていた。
会場に展示してあったフレーズで
「あたかもその場にいるような臨場感を体験してください。」は
一緒に撮影に立ち会った私が証明したい。
まさに、その場(柿田川の中)にいるような感覚が溢れてきたから。
「2020年東京オリンピック」までには、試験放送開始の予定らしい、
「1964年東京オリンピック」には、カラーテレビが全国に普及した。
これからが楽しみな「8Kスーパーハイビジョン」である。



2015年02月20日(金)
雛人形は「雨水」の期間に飾るといいよ

今年の「雨水」は2月19日、「啓蟄」は3月6日。
地方により「雛人形は『雨水』に飾って『啓蟄』に仕舞う」と
「良い伴侶に恵まれる」という解説がネットでも調べられる。
一年を「春夏秋冬」の「フォーシーズン」に分けるより、
農耕の時期・太陽の位置等(生活者にとっては五感)を意識した
「二十四節気」の方が、日本を風土にあっている気がする。
しかし、この単語の使い方が気になってしまった。
昨日「『雨水』なのに、まだ雪が降っていて寒い」なんて、
記事を見つけると、これから15日間くらいの話だよ、と
突っ込みを入れたくなってしまう私がいた。
私の知識では「節気」は、その日を含んだ「期間」。
2月19日〜3月5日までの15日間が「雨水」、
3月6日〜3月20日までの15日間が「啓蟄」であり、
この頃に「雪が雨に変わる、積もった雪や氷が溶け出す」頃を
「雨水」と呼んでいる。(はず)
カレンダーに掲載されると、その日が「雨水」と勘違いし、
「まだ寒いのに・・」とコメントを書く人たちがいるが、
あと15日の間に、そんな頃合いになるから、と伝えたい。
だから「雛人形は『雨水』の期間に飾るといいよ」という
フレーズを「気になる一言」として残そうと思う。
私の解釈が違うかもしれないけど・・(汗)。

P.S.
実は最近、もっと細かい「七十二候」にはまっています。
今は「四候・雨水・初候『土脉潤起』どみゃくうるおいおこる」
「雨が降って土が湿り気を含む」の意。なるほどなぁ。



2015年02月19日(木)
ダイヤモンドは、女のベストフレンド

映画「ムーラン・ルージュ」(バズ・ラーマン監督)から。
街中に「風車」をシンボルにしたお店があちこちに出来た時期があったが、
この映画を観賞して「あっ、これか・・」と思わず笑ってしまった。
それくらいパリの魅惑的なナイトクラブ「ムーランルージュ」は、
存在価値があったのだと、感心させられた映画でもある。
さて、メモした台詞を読み返すと、ちょっと照れてしまうくらい
ラブストーリーなので「人がこの世で知る最高の幸せ。
それは、誰かを愛して、そしてその人から愛されること」なんてフレーズが
所狭しと散りばめられている。
「突然思えてくる、この世界はパーフェクトだと。
突然思えてくる、周囲の全てが美しいと。
突然思えてくる、人生は無駄でなかったと。世界は僕らの周囲を回ってる。
どんな山だって越えられる。どんな川だって渡りきれる・・」
書いていて恥ずかしくなってくるくらいの愛の台詞。(笑)
だからと言うわけではないが、真逆のフレーズが印象に残った。
このクラブ花形スターの主人公が、ショーで歌う台詞。
「ダイヤモンドは、女のベストフレンド」
尾崎紅葉の「金色夜叉」の名場面、 「宮さん、アイや、お宮。
ダイヤモンドに目が眩み、よくも、よくも僕を裏切ってくれたな」
が浮かび、思わず、一人で苦笑いしてしまった。
「貫一さん、ダイヤモンドは、女のベストフレンドなんですよ」



2015年02月18日(水)
「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」

書籍「読書は『アウトプット』が99%」
(藤井孝一著・知的生き方文庫刊・221頁)から。
タイトルに惹かれ、本屋で衝動的に手にとってしまったが、
私の実践していることを「手探り」から「確信」へと導いてくれた。
「インプットした知識は、必ず『アウトプット』を!」と思うし、
「人に伝えることで、本が『生きる知恵』になる」と感じていた。
特に彼が勧めていた「書評を書くときの3つのポイント」は、
「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」
「それをどう活かすか」としていて、思わず嬉しくなった。
私の場合、これは「読書」に限ったことではなく、
「映画鑑賞・講演会・コンサート・美術鑑賞」などをはじめ、
スポーツ体験やレストランでの食事、全国の旅行先でも、
何かを感じ、何かを学ぶことは可能であり、
それを明日からの自分の生活にどう活かしていくかと考えて、
「気になる一言」を書いているつもりだからだ。
さらに「記憶力とは、覚える力ではなく、思い出す力」という
定義にも、頷いてしまった。
気になる一言では、インパクトのあるフレーズを選び、
その情報源の全体を思い出せるようにしているのも、同じ。
大切なのは「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」
この視点をいつも持ち続けていきたいと思う。



2015年02月17日(火)
パニックにならず、目撃者となる

先日参加した「ごはん食堂 桐家」の居酒屋企画、
講師「石垣稔」氏((株)地域情報計画研究所 代表取締役)
特別テーマ「姿を現しつつある最大の危機」から。
今回のテロ事件の話から、私たちの身近な生活まで、
幅広い多くの情報源に、感心して聞き入っていた。
テロ事件に関しては、複雑すぎてまとめきれないので、
もう少し一般的な話で、なるほど・・と思った話を。
社会の流れを「世界の支配者の気持ちで考えてみる」と、
意外な視点から物事を考えることができると知った。
それを前提に、自分の身の回りで起きている事件を
分析してみながら、こんなことをするといいですよ、と
いくつかのアドバイスをいただいた。
「次に何が起こるかのか想像することが大切」と言い切り、
「事件をどう見極めるか」をポイントとして挙げた。
「主観的な感情に支配されず、客観的に、俯瞰的に捉える」
「冷静に観察することで得られる情報は多い」など、
私のメモは、溢れた。
さらに、私たちがしなければならないこととして、
「パニックにならず、目撃者となる」と纏めてくれた。
これからの日本は、驚くような事件が起きるかもしれないが、
そんな時、マスコミなどの報道を対して冷静に判断し、
今、自分の身に、そして日本という国に何が起きているのか、
目撃者となって記録する姿勢こそ、真実の情報が見えてくる、
そんな話ではないか、と理解してメモをした。
まずは、パニックにならないことだけでも意識しよ〜っと。



2015年02月16日(月)
もっと速く走れたってことですよ

日曜日に「伊豆マラソン」(21.7キロ)を終え、
翌日月曜日に、私のランニングの師匠に「完走」を報告、
さらに、今朝起きても「筋肉痛」にならなかったよ、と
ちょっぴり自慢をしたら、さすが師匠、厳しい一言で
「もっと速く走れたってことですよ」。
レース中は膝が痛くなったり辛いことはあったけれど、
ゴールしても苦しいという感覚は、あまりなかった。(汗)
半年前から始め、マラソン大会自体が初めてということもあり、
まずは「完走」を目指し、マイペースに走ったことで、
あまり無理をしなかった、というのが本音であるが、
「普通なら『3キロ』とか『10キロ』から始めるのに、
最初からハーフマラソンとは、よく頑張ったね」という、
言葉が欲しかったのかもしれない。
それをバッサリ、それも的確に、私の甘さを指摘されて、
言い返す言葉もみつからなかった。
もっと本気で走れば筋肉が悲鳴をあげて、翌日そんなことはない、
何でもないってことは、まだ余裕があったってことでしょ、
そうアドバイスされた気がする。
(実は、夕方から少し痛くなってきたので、痛みが出るのが
遅くなっただけだったようだが・・・(笑))
こうした面倒くさい先輩に、叱咤してくれる後輩を大切に、
また目標をもって走り続けられたらいいな、と思う。
「キツさが達成感を増してくれる気がしますね」と、
コメントしてくれた女性もいる。
次回は、もっともっと貪欲に「達成感」を味わいたいな。



2015年02月15日(日)
(14キロ付近の)苺が美味かったね

昨年の9月上旬、ランニング好きの若い人たちが集まる懇親会の席で、
「まったくの素人の私が、この年齢(56歳)で、
半年間でハーフマラソンなんて無理」と呟いたら、
数人から一斉に「だからこそ・・」と叱咤激励されから半年。
目標にしてきた「第8回伊豆マラソン大会」(ハーフ21.7キロ)が、
晴天・無風の中で開催され、自分でも驚きの「完走賞」を手にした。
「完走した今の気持ちは?」と訊かれても、実は文字にするのが難しい、
「走ってみなければわからない、辛さと楽しさ」は(たぶん)伝わらない。
そこで今回は、何年かしてこの「完走」を思い出すための記録として、
「気になる一言」を残したいと思う。
なんとかゴールし、一緒に大会にエントリーした仲間たちが近寄ってきて、
「初めての大会、どうだった?」の問いに、私が発した台詞は、
「(14キロ付近の)苺が美味しかったね」だった。(笑)
何カ所かに配置された「給水場所」とは別に、沿道のいちご農家の人が、
摘みたてだろうか、目の前を走るランナーに手渡しで配っていた。
距離的にはちょうど2/3ほど進み、疲れが溜まってきたのを感じていたし、
自分でもペースが落ちてきたことを実感していたタイミングだったので、
口に含んだ時の「苺独特の甘み」が忘れられない。
56年間生きてきて、こんな美味しい「苺」を食べたのは初めてかも。
味だけでなく、パワーをいただいた「沿道からの応援」が嬉しかった。
この「苺」が、私を「完走」に導いてくれた、と言っても過言ではない。

P.S.
多くの方に支えられていることを実感して走る「マラソン大会」。
打ち上げのビールと焼肉、帰宅後の湯舟、そして爆睡。
何もかもが初体験、さて、明日は体が動くだろうか。(汗)