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| 2015年01月01日(木) ■ |
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| 「2014の熟語」・・「柿田川evol.」に決定 |
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7年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、 プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。 元旦に昨年の手帳を開きながら書き出した、2014年・月別の熟語は 1月・大腸ポリープ(検査・発見・切除手術) 2月・丸めがね(久しぶりに購入・イメージチェンジ) 3月・断捨離(4年ぶりの異動内示・第2の人生のはじまり) 4月・iPhone5-S (初めてのスマートフォン、予想以上に便利(笑)) 5月・柿田川evol.(Facebookページ・今や私の生き甲斐) 6月・柿田川出前講座(柿田川の魅力を画像で紹介) 7月・祇園祭り(家族三人の京都・大人の旅行) 8月・防水カメラ(柿田川の上下写真、私にしか撮れない写真を) 9月・27.8キロ(修善寺から沼津港まで、39,043歩) 10月・皇居マラソン(1周5キロを2周・ユース同期会で上京) 11月・神戸旅行(兄妹2家族の旅行・母傘寿祝い) 12月・iMac (6年ぶりの購入。2015年に向けての秘密兵器)
選考委員長(私自身)の弁 どの「熟語」を選んでも、あぁ、あの年か・・と思い出せるが、 特に4月以降、都市計画課に異動し「柿田川」を所管(担当課)、 なんとか、この素晴らしい清流を全国に向けて情報発信したい、と 若者たちに想いを伝え、設定してもらったのが、昨年05月11日(日) 。 それからほぼ毎日、写真と動画を織り交ぜて、アップしている。 知れば知るほど好きになる川、それが「柿田川」。 この町で育ち、この町に就職し、このタイミングで「担当課長」、 神が「柿田川の魅力を伝えなさい」とアドバイスをしてくれた、 実は、本気でそう思っている。 その後「柿田川」をテーマに講演したり、防水カメラを購入し、 機会あるごとに撮影も始めた。 すべてが「柿田川evol.」(Facebookページ)が始まりだから、 2014年の熟語は、これに決まり。 「2015年」を代表する熟語は何だろう、今からワクワクするな。
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| 2014年12月31日(水) ■ |
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| 「努力」は「自信」となって「魅力」となる |
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年末恒例のメモ整理をしていたら、引っかかったフレーズ。 2014年(平成26年)を振り返ると、まさにこの表現が ピッタリだと感じて、年末の「気になる一言」とした。 こつこつと地道な「努力」を続け(デジタル数字を増やし)、 それを眺めて自己満足の世界だけど「自信」に繋がり、 その自信こそが、体の内側(心)から輝かせ、 やがてその人の「魅力」となって、周りに影響を与える。 私の場合、まだ「自信」がついてきた段階だけど、 なんとなく、今の生活をコツコツと繰り返すことにより、 私なりの個性となって、魅力になったら嬉しいと思う。 不思議なことに、この「努力」は、予想以上に楽しい。 だから、続けていられることもわかっている。 若い頃は、東京タワーのお土産ではないけれど、 「努力」という言葉は、あまり好きではなかったし、 なんだか、陰気なイメージが私を寄せ付けなかったが、 歳を重ねると、この「努力」が、ひとりでも楽しめる 「陽気」のイメージに変わりつつある。 今では「努力って楽しいよ」と大きな声で言える気がする。 この楽しさを伝えるのが、道徳なのかな。
P.S. 「大晦日の夕陽に向かって手を合わせ、今年他界した人を偲ぶ」 今年は8人。私の人生に大きな影響を与えてくれた人もいる。 あらためて「ありがとうございました」そして「お疲れ様でした」
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| 2014年12月30日(火) ■ |
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| 相手の心が動いた瞬間をとらえるんだ |
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映画「ハイキック・ガール!」(西冬彦監督)から。 う〜ん、空手やカンフー好きの私としては、 この作品をどう評価すればいいのか、迷うところである。 空手の指導教材なら、わかりやすいけれど、 映画となると、ストーリーが単純過ぎて、笑うしかない。 「壊し屋」と呼ばれるケンカのプロたちが、一撃で倒され、 その後、立ち上がってもこないシーンは、呆れるばかり。 それも、彼らを倒したのは、主人公の女子高校生ではなく、 彼女の空手の師匠・松村先生では・・。 そんな中、ピックアップした気になる一言は、冒頭、 「空手の技をかけるタイミング」について語った師匠の一言。 「目で見てからでは遅い、相手の心が動いた瞬間を捉えるんだ。 相手の心を読むな」 ラストシーンで、この言葉の意味を、弟子の目の前で 実際に示してみせたところがあり、 あっ、ストーリーになっていると私を驚かせた。(笑) 主人公の女子高生を演じた、武田梨奈さんの技のキレは 私の青春時代の「志保美悦子」さん(長渕剛さんの妻)を 彷彿させるほど、素晴らしかった。 それにしても、男たちが簡単に倒れ過ぎだよなぁ。
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| 2014年12月29日(月) ■ |
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| フンコロガシ(糞転がし)が、一番、働き者なんだよ |
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映画「東京難民」(佐々部清監督)から。 もっと悲惨な若者像をイメージしていたので、 ホストクラブの裏側をみせながらも、あまり逼迫した 「難民」という単語に相当した展開がなかった気がする。 辞書によると「難民」とは、 戦争、天災、政治的圧迫等により、生活の根拠に奪われ、 多くは集団で他の地方や国家に救済を求めて避難する者をいう。 だから、もっともっと多くの人たちが、生活に困窮し、 路頭に迷うシーンが散りばめられていると、勘違いしてしまった。 そんな中、印象に残ったのは、日雇い労働者の生活と会話。 住み込みの部屋に案内される途中、張られていた看板には、 「人生、逃げるが 負け!」(可笑しくて慌ててメモをした) また「あの人たちは、技術じゃなくて『会社』という 居場所を持っている人たちだよ。それがね、一番、強いんだよ」 「一番悪いのは、一度でも失敗したら立ち直れない社会の仕組みだよ。 仕組みってのは強い連中のためのものだから、変わらないんだなぁ」 「でも一番辛かったのは、何もすることがないってこと」など、 日雇い労働者のボヤキは、なぜか悲壮感を感じなかった。 「フンコロガシ(糞転がし)が、一番、働き者なんだよ」という気概は、 俺たちは逃げてないぞ、という意気込みさえ感じた。 裏のある派手なホストの世界より、苦しいけれどコツコツと働く、 ホームレスの人たちにも、拍手を送りたい。
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| 2014年12月28日(日) ■ |
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| 江國香織という作家は、男じゃないのか? |
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書籍「赤い長靴」(江國香織著・文春文庫刊・261頁)から。 いつも、う〜ん、わかるわかる、と読み終えてしまう江國作品。 登場する男が、いつもだらしないよね、と言われようが、 これを読むと、江國香織という作家は、男じゃないのか?と 疑いたくなるほど、男の心理描写が巧いと思う。 メモしたフレーズも、一つひとつを取り挙げたいくらい、 インパクトがあったり、なるほど・・と頷く部分が多い。 今回選んだのは、男に対する定義。(笑) 「男の人というものは、必要とあらば大変感じよく振舞えるが、 必要に迫られない限り、決して感じよくは、振舞えない生き物なのだ」 という表現が、可笑しかった。 「喫茶店で新聞をひらくのは、日和子の考えでは、 男の人のすることだからだ」、そんな行動分析も笑えた。 さらに「逍三は、大多数で騒ぐビアガーデンも苦手だが、 見知らぬ女にすり寄られ、次々、水割りを作られるこのような場所は さらに苦手だった」では、拍手を送りたくなった。 彼女の「女性の定義」は、上手・下手がわからないけれど、 「女友達の際限ないお喋りと、強烈なまでの変わらなさ加減、 それが自分を不安にすること」なんて表現は、男から見ると なんとなく分かる気がする。(笑)
P.S. 数多(あまた)ある一つずつ通り・・ 偶(たま)とはいえ、あるのだから。 夥(おびただ)しい数の鉢植えを店先にならべ・・など、 漢字も勉強になるなぁ、小説は。
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| 2014年12月27日(土) ■ |
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| 年末の餅つきは「非常食であり、お年玉」 |
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昨年末に、子ども(孫)たちと「餅つき」をした、そんな投稿を目にして、 我が家では「羨ましいね」「偉いなぁ」と談笑したが、 私が「子どもたちと一緒に餅つきをする、狙いなんだろう?」と へそ曲がりの疑問を投げ掛けたので、いろいろな意見が出た。(笑) 「年末の歳時記として、体験させることがいいんじゃないの?」 「つきたてのお餅の美味しさを教えることも出来るよね」 「家族そろって・・ってのが、楽しそうだよ」 う〜ん、異論はないけれど、子どもたちに教えるのは、 日本の風習、文化として「年末に餅つきをする」ことだけでなく、 どうして「年末に、餅つきをするのか」を教えないと意味がない、 そんな発言をしたら「じゃあ、インターネットで調べたら?」となった。 しかし、昨年調べた記憶がないので、あえて一年後に調べてみると、 もちは「望」を意味しており、 「家族みんなが幸せで希望が叶えられるように」と、 もちをつき神仏にお供えし、おめでたい儀式に用いるのがしきたりで、 節句のちまきや柏餅などのようにハレの時だけお供えして食べる。 という非日常食だったようだ。 もちを食べることで、神の霊力を体内に迎え生命力の再生と補強を願い、 1年で最も重要な神祭のお正月を年玉(年魂)といい、 昔は、家族やゆかりの人達に餅を配る風習があった、との説明に、 「年末の餅つきは『非常食であり、お年玉』」を残そうと思う。 これで、思い出せるかなぁ、餅つきの意味。(汗)
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| 2014年12月26日(金) ■ |
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| 沼商吹奏楽部定期演奏会は「最前列がVIP席」 |
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毎年、楽しみにしているクリスマス恒例のイベント。 地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会(第54回)は、 昨日、沼津文化センター大ホールで公演された。 ただ開演が17時30分のため、私は業務終了後、 約4キロの道のり猛ダッシュで走り、会場に着いた時は、 汗ダクダクで、席に着いた時も、汗は引かなかった。 隣席の女子高生に不思議そうな(驚いたような)目でみられ、 いたたまれなくなり、休憩時間に、最前列に移動した。 楽器演奏会、特に吹奏楽やオーケストラの演奏では、 最前列は、聞きづらい、観にくいと敬遠しがちなのだが、 今回ばかりは、勝手が違った。 第2部「沼商オリジナルステージ・アナと雪の女王」と、 第3部のポップス曲、さらには、定番ソング「情熱大陸・ 風になりたい、あの鐘を鳴らすのはあなた」へと続くステージ、 そして、今回で部活を引退する3年生の引退セレモニーは、 最前列ならではアングルで、彼ら彼女らの演技や、 思い出いっぱいで頬を流れる涙も、目の前でしっかり見えた。 高校の部活っていいな、って心から思ったし、 苦楽を共にしてきた仲間ではなくてはならないメッセージも、 私の心に響いたことを記しておきたい。 「沼商吹吹奏楽部定期演奏会は『最前列がVIP席』」をメモして、 来年の真新しい手帳のスケジュールを埋めたいと思う。 来年も、絶対「最前列」で鑑賞しようっと。
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