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しもさんの「気になる一言」
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2014年12月18日(木)
水平線で船が消えるのを見たことある?

映画「メッセージ そして、愛が残る」(ジル・ブルドス監督)から。
うまく表現できないが、似たような作品が、ふっと思い浮かんだ。
映画「Sweet Rain 死神の精度」では、
「死に値する生き方をしたか、を判断するだけ」と言い切る「死神」、
映画「アジャストメント」では「決められた運命を逸脱しないよう
世の中を監視している『調整員』」などが登場する。
今回は「メッセンジャー」、死と向き合える時間を与える役目らしい。
死・生き方について、いろいろな役割があるものだなぁ、と感心した。
さて、今回の気になる一言は「死」についての説明である。
「水平線で船が消えるのを見たことある?
船の姿は、目に見えないけれど、存在しないわけじゃない。
『死』もそれに似ている。
水平線の船のように、見えないだけでちゃんと存在してる」
「死」は肉体としては確かになくなるけれど、
「精神」「心」は、思い出として、残された人の心に存在する。
そんなことを言いたかったのかもしれない。
妙に納得してしまった例え話であり、わかりやすかったなぁ。

P.S.
昨日の朝、前町長が他界したという訃報が、突然のように届いた。
体調が悪いことは耳にしていたが、まさか亡くなるとは・・(涙)
私が係長や主幹の職で、町内を飛び回っていた頃の社長なので、
よく叱られもしたし、可愛がっていただいた。
お通夜も告別式にも参列し、まずは生前のお礼を言い、
お疲れ様でした、と声を掛けたいと思う。(合掌)



2014年12月17日(水)
日本人って、記録を残したがるよね

先日、久しぶりに会った知人と飲んでいて、意気投合した。
もしかしたら、自分たちだけかもしれないが、
「日本人って、記録を残したがるよね」の話題で盛り上がった。
その典型は私だな、と頭をかきながらも、
全国あちこちで開催されている、市民マラソンなども、
ブームを通り越して、日本人に定着しているのは、
たぶん、記録好きの日本人にとって、どんなタイムでも、
記録が残り、前回と比べたりして楽しめるからではないか、
そんな経験者談義となった。
逆に考えると、せっかく高い参加料を支払うのに、
制限時間より遅かったから、を理由に打ち切られるのは、
「記録なしも記録」と割り切れる人以外は、リピーターとならない。
だから、警察の交通規制がなく、制限時間が緩やかな大会が好まれる、
という視点は、大会開催のヒントとなる気がする。
そう考えると、市民対象のスポーツって記録が残ることが大切だな。
そういえば、毎日の歩数、体重、読んだ本のページ数など、
スポーツ以外にも、何でも記録したがるものなぁ、私の場合。(汗)



2014年12月16日(火)
一言で喧嘩できるらしい「ぬぅ」

この言葉にピンときた人は、沖縄県人だな。(汗)
沖縄の方言なのだろうが「ぬぅ」は、
一言で喧嘩できる、あまり使ってはいけない言葉のようだ。
何人かの沖縄出身の人に確認したけど、
ほとんどの人が、そうそう・・と言うので間違いはなさそう。
静岡県人の私には信じられないけれど、
「バカ」「間抜け」「阿呆」、そんな類いの言葉だと理解したら、
それまた、ちょっとニュアンスが違うらしい。
そう考えると「ぬぅ」・・に匹敵する日本語は見つからない。
「ぬぅ」と口にすれば、それだけで「喧嘩」ごしに変わるなんて、
不思議な単語である。
ネットで調べたら「あまり、丁寧な聞き返し方ではありません」、
とあったので「なんだと?」とか「なにぃ?」のような、
相手の話、行為に対して、イチャモンをつける言葉なんだろう。
文字にすると迫力ないけれど、きっと、火花散らしながら、
語気を荒げて「ぬぅ」と言うんだろうなぁ。
「言葉は力だ」って言い続けたてきた甲斐があったかな。
逆に、これを言えば一言で、仲良くなれる言葉はないのかな?

P.S.久しぶりに・・「言葉は力だ」
一つの言葉で喧嘩して  一つの言葉で仲直り
一つの言葉でおじぎして 一つの言葉で泣かされた
一つの言葉はそれぞれに 一つの心を持っている



2014年12月15日(月)
献体がなければ医者は育たない。

最近、看護師さんの知り合いが増えたから、ではありませんが、
映画「眉山」(犬童一心監督)から。
観ようと思った動機が、物語の主人公である母役と娘役が、
宮本信子さんと松嶋菜々子さんだったので、不純ではあったが、
観終わると、さだまさしさんの原作らしい「爽やかさ」が残った。
特に、末期がんに冒された母、龍子さんが
献体支援組織「夢草会」に登録をしていたことが印象的である。
インターネットによると「献体」とは「医学および歯学の発展のため、
また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、
死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、
遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに
提供することである」
いくら医療技術が進もうと、医師が扱うのは「生身の人間」であり、
それは、どれくらい多くの解剖(手術)を経験してきたかにより、
医師として自信がついてくるものではないか、と思う。
家族(遺族)としては遺体が長い期間戻らず、ヤキモキするだろうが、
「献体がなければ医者は育たない。お母さんはそういう深いところで
医学を理解しているんじゃないですか」という台詞が示す通り、
死んでも、社会の役に立とうとする献身的な心構えがあるからこそ
生きている時も、悪いものは悪い、ダメなものはダメと、
誰彼とはなく、叱ることが出来るのだろう、と羨ましくもあった。
「生き様」だけでなく「死に様」をも考えさせられた作品として、
私の今後の生き方の参考にしたい。

P.S
親子(母娘)をテーマにした映画で「また親子丼か」という台詞、
意味もなく可笑しくなりメモしてしまったが、考え過ぎだろうか?



2014年12月14日(日)
豊かな時間、持ってますか。

衆議院議員選挙当日、若い職員は選挙事務だというのに、
私は、楽しみにしていた「都留文科大学合唱団定期演奏会」を
時間の都合で諦めた替わりに、昨日、知人からチケットをいただいた
「トヨタコミュニティコンサートin沼津」へ足を運んだ。
演目は「プッチーニ作曲・オペラ『トスカ』全3幕」
(イタリア語上演・日本語字幕付き)
3時間に及ぶ公演の様子を、いくら文字で表現しても、
たぶん会場の雰囲気は伝わらないので、いつものように省略。(汗)
私が感心したのは、主催者の1つ、トヨタの社会貢献である。
「音楽を通じて地域文化の振興に貢献すること」を目的に、
1981年(昭和56年)のスタート以来、33年間、日本全国で開催し、
これまでの公演回数は約1500回を数えていること。
それは、まさしく私が地方公務員として奉職した年と重なった。
「トヨタだから出来るんだ」という人もいるだろうが、
33年間という年月の長さは、簡単に続けられることではない。
「クラシックコンサートを通じて心に残るひとときをお届けしたい」
そんな活動を紹介するパンフレットに書かれていたフレーズが
「豊かな時間、持ってますか。」
本格的な「オペラ」を身近な地元で鑑賞する機会が得られ、
帰宅途中に感じた寒風も気にならず、約40分の道のりを歩いて帰った。
私でも知っているような、名アリアの数々を思い出しながら、
「豊かな時間」が持てたことを喜びたい。
体を健康にする「スポーツ・運動」と、心を健康にする「文化芸術」、
この2つのバランスが大切だということを、最近実感している。
これからも、余裕がなくなったているなと感じたら、
「豊かな時間、持ってますか。」と自問自答したい。



2014年12月13日(土)
6年ぶりに「MacBook」から「iMac」へ

2008年11月(約6年前)、現在の「MacBook」を購入し、
ほぼ毎日、彼女の画面を見ていたが、最近どうも調子が悪い。
(PCを女性と決めつけているところが、私らしいのですが・・)
いろいろ調べているけれど、ネット環境は問題ない。
ただし、相談相手の多くのマック信者の言葉を総括すると、
DVDやCDを読み込むドライブが寿命とのこと、
逆に、同じ機種を6年も使っているのですか?と驚かれた。(汗)
現在でも、スマホ(iPhone)より重用し「気になる一言」は全て、
この「MacBook」から発信しているので、
ドライブのレンズクリーナーを使い、こまめに清掃している。
私にとっては、DVDの映画鑑賞や音楽CD録音には、
欠かせない存在であるからこそ、悩んでいた。
そこで私が選んだ選択は、自分に無理難題を課せて、
無事達成できたら、待望の新しいPC購入をする、というもの。
(この判断方法が、またまた私らしい、と言われそうですが・・)
それがまさしく「27.8キロの完走(歩)」や「人間ドックの異常なし」。
なんとかやり遂げた自分へのご褒美として、手に入れることにした。
ただし、今流行の持ち運びが簡単な超薄型「MacBook Air」ではなく、
大きな画面が特徴のデスクトップ「iMac」。
56回の歳を重ねて、やっと最近、何度も回り道をしながらも、
自分がやりたかったことがわかってきたから・・。
そのために選んだ、私の秘書。(また女性か? (笑))
幾つかの作品を彼女と創りながら、一緒に60歳の定年を迎えたい。



2014年12月12日(金)
「どうなされたんですか?」・・「妻のおかげです」

毎年この時期恒例の「人間ドック」だったが、
今回は、最初の問診(胴回り測定)から、同じ質問を何回も受けた。
昨年、腹囲「84.8センチ」が、今年はなんと「76.0センチ」、
測ってくれた看護師さんが驚いたように「どうなされたんですか?」
「思いっきり痩せまして、ズボンがブカブカになりました」(笑)
「どうやって痩せたんですか? 運動ですか?」と興味津々。
「いや、たぶん食事ですね、食事のコントロールだと思います、
家族のために毎日の食事を作ってくれる、妻のおかげです」
肉・揚げ物から、野菜中心に献立が変わり、一緒盛りから個別盛りへ、
我が家の食卓は、昨年あたりから激変したと言ってもいい。
当然、料理には手間がかかるし、お皿の数も増えた、
成果はすぐにはでないから、じっくり約1年半かけて、減量に成功。
体重も「70.7キロ」から「61.9キロ」(なんと標準体重以下)
ここでも「どうなされたんですか?」・・「妻のおかげです」
さらに最後の総合診断でも、結果報告書を確認しながら、
担当医師から「驚くほど数値が改善されていますね」と誉められ、
「どうなされたんですか?」・・「妻のおかげです」を繰り返した。
たぶんだけど・・運動だけでは、ここまで減量は出来ないから、
今年の「人間ドック結果報告書」は、妻への「感謝状」だな、
そんな気持ちが湧いてきたから、今日の記録に残そうと思った。
欲を言えば、妻には自分の健康にもっと関心を持ってもらいたい、
私に出来ることは、協力するつもりだから。