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| 2014年11月13日(木) ■ |
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| 入居者様募集中 |
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街で見かけた「気になるフレーズ」だった。 新築賃貸住宅の建設物件に、工事中から事前に入居者を募集、 その意図は理解したが、私が違和感を覚えたのは、 「入居者様募集中」の「様」。(汗) あれ、いつから「様」が付くようになったのだろうか。 私が知ってる限りでは「入居者募集中」、 当然「(この物件)、入居者を募集しています」の意味だが、 この「入居者様」は、なぜか違和感があった。 そんなに謙らなくてもいいのに・・という感覚だろうか。 (ちなみに「謙る」は「へりくだる」と読み、謙譲の意が含まれる) 「入居者様」は「課長様」「部長様」と同じくらいの感覚、 うまく表現できないけれど、わかってもらえるだろうか。 しかし、インターネットで検索すると、さも当然のように 「入居者様」という単語と「入居者様募集中」というフレーズが 溢れていて驚かされた、というのが私の本音である。 敬語として「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」とあるけれど、 違和感を感じたら、疑ってみるという癖がついているからか、 こんなことも、メモの対象になってしまった。(笑) 街中を歩くと、いろいろな言葉に出会う。 やっぱり、書くネタには困りそうもないな。
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| 2014年11月12日(水) ■ |
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| 葛城インターって言われてるんですよ |
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先週、職場の後輩たちと、久しぶりにゴルフに行ってきた。 年に1度でも、このコンペは回数を確実に重ね、今年は20回目の記念大会。 奮発して選んだコースは「葛城ゴルフ倶楽部・山名コース」 LPGA公認女子ゴルフトーナメント「ヤマハレディースオープン葛城」 で有名な、名門中の名門コースである。 どのゴルフ場よりも管理が行き届いていることを、いろいろな場面で感じ、 プレーヤーへのおもてなしの質の高さを実感した。 天気に恵まれ、同伴者にも恵まれたにも関わらず、私のスコアは 皆に紹介できるものではない、しかし商品はゲットして大満足。(汗) 久しぶりに、キャディさん付きのゴルフで、舞い上がったのか、 私は、プレーよりもキャディさんと話をしながら、芝生の上を散歩した、 そんな感じで、リラックスした1日となった。 さて、この日を思い出すには「葛城インターって言われてるんですよ」。 以前のアクセスは「東名高速道路・袋井ICから8km」だったが、 新東名高速道路が開通して「森・掛川IC」から3km・車で約5分」となり、 抜群の立地条件を背景に、東京や名古屋からの利用者も増えているようだ。 確かに、屋根付きの駐車場に、普段みないような高級車がズラリだったし、 「葛城ゴルフ倶楽部」のためのインターチェンジとも言えなくない。 インターチェンジの強みってこんなところにあるんだ、と理解した。 逆に、アクセスの悪い、山の中のゴルフ場は、これから大変だろうなぁ。
P.S. 実は「葛城インターチェンジ」は、奈良県葛城市・南阪奈道路に実在する。 私と同じ年齢のキャディさんに教えてあげれば良かったかなぁ。(笑)
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| 2014年11月11日(火) ■ |
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| 人は皆、何かを待ってる |
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映画「ターミナル」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。 トム・ハンクス主演とあって、楽しみに観始めたら、 現実にはあり得そうもない話題なのに、実話のようにも感じ、 期待どおりの展開に、映画の面白さを実感した作品である。 舞台は、ニューヨークの空港。 彼は、到着したにも関わらず、ある事件がきっかけで、 アメリカへの入国を拒否され、空港内に住み着くことに・・。 「OK?」「OK!!」「プリーズ、プリーズ」程度の英語しかわからず、 意思疎通が出来なかったのに、いつしか、通訳が出来るまでに上達。 その裏には、空港内で出会った「さまざまな人々」の存在がある。 自分も、トム・ハンクスが体験している状況を想像してみたが、 待合のフロアに「YOSHINOYA 吉野家」の看板を見つけた時、 私なら、このコーナーへ飛び込むだろうなぁ、と思ったり、 不思議な体験をしながらの鑑賞となった。(笑) 彼の目的は「約束」を果たすこと、そしてその為には「待つ」。 諦めずにとことん「待つ」、それが最後には「奇跡」を起こし、 「運命」へと繋がっていく。 目的は「約束」、手段は「待つ」、人生、これに尽きる。 「待ちわびるだけの一生」は空しいとは限らない、 だって「人は皆、何かを待ってる」のだから。
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| 2014年11月10日(月) ■ |
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| 「涙いっぱい」より「鼻水たら〜」の演技に感激 |
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NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 今回は話の展開よりも、出演者の演技力に触れたい。 以前は、悲しい時に涙腺が緩み、しだいに涙がいっぱいになり、 感極まって、手で拭うのも忘れ、目から涙がこぼれ落ちる。 その演技を目にし自然に涙が溢れるなんて、さすが俳優さんだなぁ、と 感心していたが、もっと驚いたのは、鼻水を垂らしながら泣く演技。 振り返れば「もう官兵衛は死んだのだ」と泣き叫びながら、 小寺政職を演じていた、片岡鶴太郎さんの鼻からは、鼻水がたら〜。 愛する夫を殺されたと知って、静かに泣く妻・光(てる)を演じていた、 中谷美紀さんの鼻からも、鼻水がたら〜。 そして、右近の裏切り、妻の裏切りに悔しさを滲ませながら、 荒木村重を演じていた、田中哲司さんの鼻からも、鼻水がたら〜。 そして今回の「秀吉最期」のシーン。「秀吉」を演じた、竹中直人さんと 「官兵衛」(如水)を演じた、岡田准一さんの鼻からも、思いっきり垂れた。 今まで観続けてきた、NHK大河ドラマの放送で、 こんなにも俳優さんたちの鼻水をメモしたのは、私だけかもしれない。(汗) しかし、ずっと画面を観ていて、1度も「汚い」と感じなかったし、 これまた、俳優さんたちの役になりきる真剣さが伝わってきた。 ここまでの演技だからこそ、毎回真剣に観てしまうんだな、きっと。
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| 2014年11月09日(日) ■ |
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| 聴き入っていた・聞き惚れていた・(我慢して)聴いていた |
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中学生時代を一緒に過ごした同級生で結成し、月に1度の練習を重ね、 町の芸術祭(発表の部)に参加し始めてから、9年目を迎えた。 今回の発表曲は「心の旅」と「家族になろうよ」り2曲。 今年は、個人のいろいろな都合で、当日参加できる人が少なく、 参加も危ぶまれたが、せっかく練習してきたんだから・・を理由に、 1年に1度の舞台に立った。 参加当初、観客を前に舞台で歌うだけで、足がガクガクしていたのに、 9回目を迎えると、舞台から観客の様子を伺う余裕が生まれ、 ランチを兼ねた打ち上げでは、その様子を私が皆に伝え、大爆笑になった。 「『心の旅』は、一緒に口ずさんでいる人もいたし、良かったんじゃない?」 「チューリッブの曲だし、知っている人も多かったしね」 この報告には、みなも頷いていたが、2曲目の「家族になろうよ」は、 ランチ会場に響くほどの笑い声が溢れた。(汗) 「福山雅治さん作詞作曲」で、テレビでも耳にする静かな曲だったし、 「歌詞を観客に聴かせるつもりで歌おうよ」と、直前のアドバイスを受け、 自分ではけっこう「しっとり」と、大人のムードで歌ったつもりなので、 「みんな、私たちの歌を聴き入っていたよ」と報告したからだ。(笑) 「ちょっと評価高すぎじゃない?」なんて言われ、さらに調子に乗って 「いや、聞き惚れていてかも・・」と言い直して、大爆笑となった。 「聞き入る」は、聞くことに集中して、じっと聞くの意味。 「聞き惚れる」は、聞いてうっとりする意で用いられる場合が多い。 そうか・・やっぱり「我慢して、聴いていたよ」くらいでよかったな。
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| 2014年11月08日(土) ■ |
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| フラメンコは、スペイン全土の踊りではない。 |
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講師「角田哲康氏」(日本大学国際関係学部教授) 演題「文化的モザイク、スペイン」から。 昨年も聴講した「角田先生のスペイン講座」、実に面白い。 今回は「スペインと言えば・・フラメンコ」について、 深く掘り下げて話していただいた。 意外と言うべきなのか、私が知らなかったと言うべきなのか、 「フラメンコは、スペイン全土の踊りではない」が 印象に残った。 フラメンコは「アンダルシア地方(スペインの南部)の踊り」。 だから、スペイン人全員が踊れるというわけではないらしい。 日本でいえば、四国の「阿波踊り」や「よさこい」などが、 日本を代表する踊りとして、全世界に紹介されているのと同じ。 そして「なぜ、日本人はフラメンコが好きなのか」に迫り、 「哀愁を帯びている、日本の演歌との共通点」と語った。 さらに「日本とスペインは、辺境の文化」と位置付けて、 いろいろな情報が、中央から伝わってくる波紋が共通している」 そんな説明を受けて、妙に納得してしまった。 まだまだ、引き出しがいっぱいありそうな彼の「スペイン紹介」。 来年も是非、聴いてみたいなぁ。
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| 2014年11月07日(金) ■ |
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| 今日、あなたはリンゴの木を植える。 |
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映画「北のカナリアたち」(阪本順治監督)から。 吉永小百合さんは好きな女優だけれど、 ちょっと20年の年月を遡るには無理があった気がする。(涙) 日本最北の島で教師として教えた子どもたちも、 当然のように配役が違うのだから、吉永小百合さん似の 若手俳優を起用してもよかったのに・・とちょっと残念だった。 しかし、そんなことでこの映画を思い出すのも辛いので、 どこかの映画でも引用されているかもしれないが、 「今日、あなたはリンゴの木を植える」を残そうと思う。 このフレーズ、本来はもう少し長い。 「ある人がこう言ったんだ。もし明日、世界が滅びるとしても、 今日、あなたはリンゴの木を植える。 今できることを、今やりなさい、後悔しないために。」 この最後のフレーズを引き出すための例えだろうが、 何故、それが「リンゴ」なのかは不明のまま、 しかし文字にすると、禅問答のようで意外と面白かった。 それを受けてか、生島役の勝地涼さんと、 結花役の宮崎あおいさんが再会するシーンにも使われる。 「これリンゴの木じゃないか?」「じゃない」 う〜ん、よくわからない、この使われ方。(笑) だからこそ、インパクトが残ったのかなぁ、このフレーズ。
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