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しもさんの「気になる一言」
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2014年11月01日(土)
私はあれが、一番不思議でしょうがない

母親80歳(傘寿)のお祝い家族旅行。(妹家族も含め2家族合同企画)
行き先は、旅行好きの母親が「まだ行った事がない」という神戸。
孫が作ったオリジナルパンフレットのテーマは、
「おばあちゃんと行く! 『神戸タウンと六甲山』」
随所随所にサプライズ企画を配し、母が驚き、喜ぶ顔が溢れたが、
帰りの新幹線で横に座り「何が一番印象に残った?」と訊いたら、
「家族みんなにお祝いされて嬉しかった」と真っ先に口にした後、
「私はあれが、一番不思議でしょうがない」と付け加えた。
詳しく話を聴けば「六甲山ホテル」から眺めた「神戸の夜景」が、
靄・霧・雲などの自然現象で隠れ、見えたり、見えなかったりしたこと。
何度も繰り返されるその光景は、母の好奇心をくすぐったらしく、
「誰かが、操作しているのかね?」と最後まで驚きを隠さなかった。(笑)
いくら説明しても「そんなものかね、不思議だねぇ」と疑っているので
「ホテルの人がお祝いに企画してくれたんじゃないの?」と答えたり、
「神戸市民に、何時になったら電気を消してと頼んでおいたんだよ」と
ふざけて答えていたら、本気にしそうになったので、取消した。
80歳になったというのに、神戸の街をスタスタと歩く母の元気は、
たぶん、私以上の好奇心の旺盛さだと実感。
久しぶりに、母と一緒に過ごした2日間は、想い出に残る旅となった。
心配された天気も、傘をさす機会もほとんどなく快適に過ごせたのは、
天国から父親が見守っていてくれたから・・と本気に考えている母。
う〜ん、歳を重ねて、可愛くなったな・・



2014年10月31日(金)
トラ日本一ならず

プロ野球日本シリーズ2014は、パリーグの「ソフトバンク」が
セリーグの「阪神タイガース」を4勝1敗で破り優勝した。
そんな翌日、母親80歳のお祝いで、神戸の地を訪れたからか、
昼食で暖簾をくぐった「蕎麦屋」で目にした、
地元・神戸新聞の見出しが可笑しくて、メモをした。
「トラ日本一ならず」見出しに続いて「ソフトバンクに1勝4敗」。
どんな結果になろうとも、主役は「トラ(阪神タイガース)」で、
「ソフトバンク日本一」ではなく「トラ日本一ならず」。
なんと宿泊先は「六甲山ホテル」だったから、
これがあの有名な「六甲おろし」の「六甲」か、と
偶然の巡り合わせに、またまた、嬉しくなってメモをした。
全てがこんな具合だから、逆に「優勝した翌日」だったら、
どんな凄いことになっていたのか、気になってしまった。
更に記事を読み進めると、あくまで阪神中心の話題で、
「阪神は29年ぶりの日本シリーズ制覇はならなかった」。
ここまで徹底していれば、天晴れ(あっぱれ)、というしかない。
地元ファンは心から「トラ日本一」を待ち望んでいるんだなぁ。

P.S.
神戸旅行の話は、メモを整理してからじっくりと書きます。
乞うご期待。(笑)



2014年10月30日(木)
最後に私がおたずねしたかったのは・・

映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督)から。
原作の作家・山本兼一さんからは、OKが出たのだろうか、
利休切腹の日から順に遡っていく展開に、新鮮さを感じて
小説を読み切ったので、この変わりようにやや戸惑った、が
鑑賞後の印象であった。
そんな中でも、原作にない素敵な台詞もありメモは増えた。
「私が選んだ品に伝説が生まれます」
「全ての重荷を一度下ろされたらよろしいのです」
「今生きてる喜びをこの一服の茶で味わいなさいませ」
「(茶には)人を殺してもなお手にしたいだけの美しさがございます」
「世の中が美しいもので動いているのでございます」
「私が額ずく(ぬかずく)ものは、美しいものだけでございます」
言葉は丁寧だが「美」に対する執念は強く、秀吉の命でも従わない、
利休らしい生き方を随所に見ることが出来た。
せっかく「鋭利な刃物(錐)もいいが、少しは休んだらどうか」
と言う意味の「利休」の号を戴いたのに、
最後の最後まで「鋭利な刃物」(尖った錐)のままだったことが、
惜しまれて仕方がない。
「才能におぼれずに『老古錐』の境地を目指せ」という意味が
込められていたという。
(「老古錐」とは、使い古して先の丸くなった錐のこと)
作品ラストに流れる、妻・宗恩の意味深なナレーション、
「最後に私がおたずねしたかったのは・・」を残しておこう。
(映画だけで、この意味が分かりにくいと思うので・・)



2014年10月29日(水)
秀吉のことばに、利休がだまって(深々と)うなずいた。

書籍「利休にたずねよ」
(山本兼一著・PHP研究所刊・418頁)から。
ストーリーが、利休切腹当日から遡る展開からか、
これからどうなるんだろう、というような、
ワクワクしたり、手に汗握る展開というよりも、
「どうして?」を静かに確かめていく感覚が残る作品。
冒頭、秀吉から「死を賜った」利休の呟きは、
「女と黄金にしか興味のない下司で高慢な男が、天下人になった。
そんな時代に生まれあわせた我が身こそ、不運である」。
それなのに、利休は秀吉の何気ない台詞に対し、
「侘び・寂び」に対する理解者として、頷くシーンが何度かある。
「『瓜はもぎたて、むきたてが馳走か』・・・
秀吉のことばに、利休がだまってうなずいた。
『四季折々の風物にこころを砕き、なにに命の芽吹きがあるかを
見つめておるつもりでございます』」とか
「『茶を飲むのに外道も王道もあるまい。
その日、その時のこころに適うのがなによりであろう。』
秀吉のことばに、利休が深々とうなずいた」
他の者に対して、利休が「だまって」とか「深々」と
頷くことは少ないからこそ、私にはそのシーンが鮮明に残った。
結末は悲劇に近かったけれど、利休の茶に対する秀吉の理解は、
どの武将よりあったのではないか、と推測される。
この二人の関係、微妙だったんだよなぁ、きっと。
どちらも引くに引けない立場って、難しいな。



2014年10月28日(火)
より積極的に行動できる「水の如く生きたい」(如水)

NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。
やっと「黒田如水」に名を変えた。(笑)
実は私、軍師としての「黒田官兵衛」には、あまり興味がない。
「如水」になってからの動きがとても気になっている。
名を変えた「如水円清」の意味として、
1つ目は、隠居の身になり「水の如くのんびり生きる」と考える。
また、もう一つの意味として「水従方円之器」、
(水は方円の器に従い、四角にも丸くもなるのだから、
秀吉殿の使い方次第で、私はどのようにも対応します)と考えた。
しかし、私はそんな単純な意味ではない気がしている。
この「気になる一言」では、何度も取り上げているが、
「水本来の性質」を表現している「水五訓」が相応しいと思う。
一 自ら活動して他を動かすは「水」なり
一 障害に逢ひて激しくその勢力を倍加するは「水」なり
一 常に己の進路を求めてやまざるは「水」なり
一 自ら潔くして、他の汚濁を洗い、
  而して清濁併せ容るるは「水」なり
一 洋々として大海を充たし、発して雲となり、雨と変じ、
  凍りては玲瓏たる氷雲と化して、その性を失わざるは「水」なり
このように「水」は決して「隠居」とか「言うとおりに従います」ではなく、
より積極的に行動できる「水の如く生きたい」(如水)だと私は理解している。
残り回数が少なくなってきた、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」であるが、
「如水」となった、これからが「本番」と言えそうだ、楽しみである。



2014年10月27日(月)
「ジャズってなに?」「生き続けること」

映画「ふたたび swing me again」(塩屋俊監督)から。
「ハンセン病」について理解を深めるには最適の映画、
そんな気もするが、それはスナックでの一場面、
「いいなぁ、俺もハンセン病になりてぇよ」と
飲みながら絡む酔っ払いに向けた一言だけで充分だった。
「自分の名前も奪われ、人間の尊厳も奪われ、
産んだ子どもを目の前で殺された女性だっているんです。
お金なんかで解決できることじゃないんです」
それよりも、66年も離れていた時間が、ジャズを通して
埋まっていく、そんな場面設定になぜか涙腺が緩み、
その答えが、孫と祖父の会話だった。
「ジャズってなに?」「生き続けること」
何気ない、それもとても短い会話だったけれど、
重い会話だった気がする。
「貴島さんにとって、時間をとり戻すことは
『絆』をとり戻すことなんじゃないかな。
ずっと孤独だったからその大切さを知っていたんだと思う」
しかし、急いでとり戻すことはしない、
「会えん時には想えばいいんだ」という言葉が響いた。
同じ映画をどう観るかで、感想が違ってくる作品であった。



2014年10月26日(日)
根拠なんてないけど「私、晴れ男なんです」

今週末の土日は、恒例の「秋のみどりまつり」だった。
イベントに欠かせないものはなに?と訊かれたら、
私は迷わず「晴れ男・晴れ女」と言い切る。(笑)
屋外のイベントでは、企画や予算より大切なことで、
天候が「晴れ」というだけで、来場者も運営スタッフも、
笑顔になることは、現場主義の私が一番知っている。
今回も、あとわずかで「しもちゃん、さすが晴れ男だね」と
誉められるはずだったのに、最後の最後で、雨。(汗)
自分で言うのも変だけれど、これって「運」だけじゃない、
「根拠なんてないけど『私、晴れ男なんです』」と言える、
超天然プラス思考こそが、天を味方につけるコツである。
何日も前から、天気予報とニラメッコするより、
「自称・晴れ男(晴れ女)」をスタッフに入れることの方が大事、
そんなことを言っても、誰も信じてもらえないだろうけれど、
来年こそ、2日間、天気にしてみせるぞ、と真剣に思う。
以前「俺、ジャンケン強いんです」と言い切る男に憧れた。
そんな感覚なんだけど、わかるかなぁ。

P.S.
2004年11月27日(土) の一言に、こんなフレーズが・・。
私「いい男」じゃないけど「晴れ男」なんです