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| 2014年08月28日(木) ■ |
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| 「糞やオシッコ」と思うと汚く感じますが「尿酸」だと思えば |
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先日「貧乏だと思えば暗くなりますが、工夫だと思えば」を 気になる一言に選んだら、読者から反響があったので、 勝手に「○○だと思うと・・ですが××だと思えば」シリーズ。 (勝手にシリーズ化にしてますが・・) 柿田川公園を通勤路にしている私にとって、 ほとんど毎日、目にしている「鳥の白い排出物」について、 ある方は「糞ではなくて、オシッコ」と言い、 ある方は「オシッコではなく、糞」というけれど、 それは人間が勝手に判断しているだけで、 本当は、人間が痛風になるので有名な「尿酸」らしい。 人間は、窒素を水で溶かし、尿素という化合物にして、 オシッコとして出すけれど、この方法は大量の水分を必要とする。 常に飛べるようにしておきたい鳥には不向きだから、 尿酸という化合物にして、濃縮して出すようだ。 だから、白いのは「尿酸」、そう覚えておきたい。 もし、不運にも上から落ちてくる「白いもの」に当たったら、 「糞やオシッコ」と思うと汚く感じますが「尿酸」だと思えば・・。 でも・・・やっぱり「汚い」って感じるよね、排出物だから。(汗)
P.S. 私は「尿」って言うくらいだから「オシッコ」だと思う。(笑)
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| 2014年08月27日(水) ■ |
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| 動きまで思い出せる故人の葬儀は、もっと辛い |
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1カ月ほど前、前職場で大変お世話になった本人が亡くなり、 親や配偶者などとは違う、声を掛ける相手のいない、 葬式参列の辛さを、しみじみ体験した。 そしてまた、先日突然飛び込んできた、訃報。 同じ地域の住み、同じ職場で働き、時には一緒に遊び、 御家族とも仲良くさせていただいていた女性が亡くなった。 退職してまだ数年、姿を見かければ、必ず声を掛けてくれた女性は、 先月までは、元気そうだったから、未だ信じ難い。 若い頃から退職まで、長い期間を一緒に働いていたからか、 思い出は多く、プリントされた写真の中で、笑顔を見せている。 今でも「しもちゃん」と呼んでくれそうな遺影が、辛かった。 先月の葬儀で、文中に書き留めたフレーズ 「声が耳に残っている故人の葬儀は、辛すぎる」を思い出した。 明るい人だったから、明るく楽しく送り出してやりたい、 そう思っていても、脳がそう判断していないのか涙が出てしまう。 顔・声だけでなく、動きまで思い出せる故人の葬儀は、もっと辛い。 ボウリングでストライクをとった時のリアクション、 バレーボールでレシーブをしている時の動きや声・・ 「スポーツ・ウーマン」だったから、動きが鮮明に残っている。 「写真」より「声」、そして「声」より「動き」。 動画は写真より、鮮明にイメージが残る気がする。 なにはともあれ、彼女のご冥福をお祈りします。合掌。
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| 2014年08月26日(火) ■ |
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| 「眉毛剃るぞ」眞鍋家の伝統的な仕置きだ。 |
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書籍「村上海賊の娘」(和田竜著・新潮社刊・ (上474頁・下499頁・計973頁)より。 作品全体からは外れるが、主人公のひとり(笑)、 「眞鍋七五三兵衛 」の「眞鍋家の教育方針」。 それが「眉毛剃るぞ」。(それも片方らしい) 作品中に、こんな説明があり、納得してメモをした。 「『眉毛剃るぞ』、眞鍋家の伝統的な仕置きだ。 子を育てるに当たって、決して懲罰を与えず言葉を以て戒め、 六、七歳の小児に対しても、七十歳の人に対するように、 真面目に話して、譴責する。」 譴責(けんせき)とは、過失などを厳しくとがめ責めること。 子どもに対しても、高齢者を敬うように接する。 子どもを子ども扱いしない、という教育方針こそ、 今の私たちが学ばなければいけないことだと思う。 ついつい「子どものくせに」「子どもなんだから」と口にし、 上から目線で叱るけれど、何歳でも1人の人間として接する、 この考え方で子育てをしてきたからこそ、存在感があり、 気は優しくて力持ちの「眞鍋七五三兵衛 」という人間が育った。 そんな気持ちで、この作品を読み終えた。 本当に「眉毛を剃られたら、恥ずかしいものなぁ」(汗)
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| 2014年08月25日(月) ■ |
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| 心に化粧するのは、あなた自身。 |
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映画「化粧師 KEWAISHI」(田中光敏監督)から。 本来なら「お化粧って不思議な力があるんですね」を 気になる一言にするのだが、今回は逆の視点でのメモ。 柴咲コウさん演じる、中津小夜さんが、女優として活躍できるよう、 椎名桔平さん演じる主人公・小三馬に、大金を支払い、 なんとか自分に運が向くような化粧を求める。 彼が施した「化粧」は(たぶん)、塗りたくった化粧を、 拭き取り、落としただけ。そして、彼女を諭すように呟く。 「お客さん、化粧は世渡りのためにあるんじゃありません。 世渡り上手は、一時はよくなっても、いずれは、しっぺ返しがきます。 化粧は、所詮、外面を整えるもの。 化粧で繕っても、やがて自分が出ます。 心に化粧するのは、あなた自身」だと。 そして、その言葉を噛みしめるように 「心に化粧するのは、私自身」と言い直す彼女が、 ふっと何かに気付くシーンが、印象に残った。 主人公の男性が「お化粧」という技術を施しながら、 彼女たちの人生を変えていく物語と勘違いしたまま、 この会話をメモしたため、後になってとても輝いてきた。 本当は、お化粧なんて必要ないんだ、という意味を込め、 化粧を落としていく。 それは、化粧をしない男性にも、同じことが言える。 自分の心を磨くこと、何かで自分をよく見せようとしない、 そんなメッセージを作品からいただいた。
P.S. 「化粧」って、本当に「けわい」って読むんだなぁ。
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| 2014年08月24日(日) ■ |
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| みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな |
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映画「秋日和」(小津安二郎監督)から。 登場人物は、ほとんど同じで台詞の言い回しも同じ。 役柄を意識しないと、作品を間違ってしまいそうなのに、 なんだろう、鑑賞後のスッキリ感が残るのは・・。(笑) 「セクハラ」「パワハラ」に値する台詞や行動が溢れ、 今、こんな作品を作ったら、大変なことになっていたな、と メモしながらも、よき時代・・で済ませてはいけない、 知恵みたいなものが感じられる作品となっている。 夫は帰宅後、服を所かまわず脱ぎっぱなしにする。 それを、奥さんがハンガーにかけていくシーン。 もちろん、今ではこんな家庭は少ないだろうが、 夫と妻、着替えながら、夫婦でけっこう会話している。 今日は会社で・・とか、向かいの何とかさんが・・ こんな他愛ない会話だけど、よくしゃべっているのだ。 現代の夫婦に足りないのは「会話」だとも言われるが、 これなんかも、ヒントじゃないかな・・とメモをした。 気になる一言は、作品のラストの会話。 「世の中なんて、みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな。 案外、簡単なものなのにさ」 「シンプル・イズ・ベスト」なのに、私たちが複雑にしている。 なるほどなぁ、今でも通じることだなぁ。
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| 2014年08月23日(土) ■ |
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| 鳥の目・虫の目・魚の目・宇宙飛行士の目 |
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ある先輩から、人が生きていくうえで大切にしたい 「4つの目」を教えていただいた。(3つまでは知っていたが・・) それが「鳥の目・虫の目・魚の目・宇宙飛行士の目」。 「鳥の目」は、大所高所から物事を眺める視点であるから、 全体像をイメージすることが、判断の基準となる。 「虫の目」は、地面から眺めた、低い位置からの視点。 それは、忘れがちな住民の目線であったり、弱い立場の人の目線。 「魚の目」は「潮の流れ(全体の流れ)」を意味し、 今、時代は、どの方向へ流れているのか、それを敏感に読み取り、 的確に対応していくことを教えられた。 そして現代は「宇宙飛行士の目線」を意識する必要性を知った。 地球規模、世界を意識したグローバルな視点、だと思っていたら、 そればかりではなく、自分って、こんなちっぽけなんだと感じながらも、 だからこそ「自分の悩みもちっぽけなんだ」と思えるほど、 絶対的な自然や宇宙に癒される視点らしい。 スマホで、アプリを起動すると、宇宙に浮かんでいる「地球」から、 私の自宅まで、一気にズームアップしていく、お馴染みのソフトがあるが、 まさしく、この「宇宙飛行士の目」を体験できる。 自分は「宇宙」に生かされていると感じること、大切ではないだろうか。
P.S. 東京に「地球を見おろす宇宙ミュージアムが完成」の報を耳にした。 地球を見おろす宇宙ミュージアム『TeNQ』7月8日オープン!
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| 2014年08月22日(金) ■ |
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| その色によって、何がよく見えるようになるのか |
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先日、一度紹介した、講師「色彩計画家・加藤幸枝」氏、 演題「色が変わると景色が変わる」から。 「目立つ・目立たない」「馴染む・引き立つ」の関係性を 「見せたい景色は何ですか?」と私たちに投げかけてくれた。 「その色によって、何がよく見えるようになるのか」という 「色」についての基本中の基本を教えていただいた。 その中で「自然の色が美しく見える理由」と題して 「自然の中の鮮やかな色は、大地(地表)の近くで、小さな面積」で 景色の中に存在し、「落ち葉など自然がもつかたちや色のむら」も、 生きているからこそのバランスが存在しているのだろう。 それを「インター・ロッキングなどで表現しようとしても、 『似て非なるもの』」と言い切った彼女の力強さを感じた。 「日本中から集めた土の色を試験管に入れ、毎日、眺めている」と 嬉しそうに話した姿は、なぜか輝いて見えた。 自然を相手に仕事をする人って、目立たないのに、 なぜか癒される雰囲気を持っている、そんなことを感じた。 「自分の仕事で、何がよく見えるようになるのか」 そんなことを、常に意識しているんだろうなぁ、きっと。 自分の存在が、誰か頑張っている人を輝かすことが出来たら・・ 最近、そんなことを思うことがある、ちょっぴり似てるかな。
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