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| 2014年07月24日(木) ■ |
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| 人ひとりが亡くなるって、もの凄い財産を失うこと |
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前職場で大変お世話になった方のお通夜だった。 とても気さくで、若い私たちに対しても、 常に笑顔で接してくれた人だったので、 突然の訃報に、驚いたというより、信じ難かった。 体調がすぐれないんです・・と弱気になった時も知っているが、 おかげ様で元気になりました、と会話を交わしたのは数か月前。 この人がいれば、ほとんど任せられるという、知識と技術、 そして、誰にでも優しく接していたコミュニケーション能力。 もう一度、一緒に仕事がしたいな、と思っていたくらい、 私にとって、初めての課長職を影から支えてくれたひとりであり、 もしかしたら、私以上に課員の面倒を見てくれた方かもしれない。 祭壇に飾られた「遺影」を眺めたら、涙腺が緩み、 そのうち、遺影が涙で歪んでしまった。 1人の人間の死は、その人の持っている 「知識・知恵・技術・人間関係・・」を全てクリアにしてしまう。 「次世代に繋いでいく」なんて、言葉としてはカッコいいが、 現実は「人ひとりが亡くなるって、もの凄い財産を失うこと」、 そう気付かせてくれた、若すぎる死であった。 人生の先輩の話を、一度、ゆっくり聴きたかったなぁ。 それにしても「声が耳に残っている故人の葬儀は、辛すぎる」 ご冥福をお祈りします・・・合掌。
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| 2014年07月23日(水) ■ |
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| これが黒田官兵衛の策か・お主が黒田官兵衛か? |
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NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 う〜ん、気になる、この黒田官兵衛の評価。(笑) 「これが黒田官兵衛の策か」「お主が黒田官兵衛か?」 もちろん主人公だから仕方ないけれど、 これから展開される秀吉の功績のほとんどが、 黒田官兵衛の手柄になってしまいそうで・・。 メインイベント「本能寺の変」、 そして当然、官兵衛の助言とされる、中国大返しをし、 山崎の戦いにて明智光秀を討伐後「清須(洲)会議」へと続く。 この一連の流れは、官兵衛の一番輝いている時である。 今の時代と比べるのもおかしな話だが、 一度、二度の成功では、全国に名を馳せるほどの評価が 得られるとは思えない。 一度も会ったこともない軍師の評価が、 こんなにも広まっているのは、不思議な気さえするのは、 いつものように、私がへそ曲がりだからだろうか。 「竹中半兵衛」の方が、もっと評価されてもいいのに。 もしそうならば、誰かが「秀吉の軍師、黒田官兵衛」は 凄く切れる男だぞ、と事前に広めていたのかもなぁ。 あまり評価されてしまうと、事前に研究されたり、 身構えるものだから、どの世界でもやりにくくなるから。 う〜ん、これからどうなっちゃうんだろう、官兵衛。 出家して「黒田如水」になってからの話、 もちろん「水」に関する話があるんだろう、楽しみだな。
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| 2014年07月22日(火) ■ |
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| お財布の 体力をみて 暑気払い |
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やっと梅雨が明け、これから暑い日が続き体力が落ちてくる。 そんな時、誰彼となく「暑気払い」という単語が飛び交い、 徒歩で通勤している私は、いつでも準備態勢OKなので、 誘われると「じゃあ、ちょっとだけ」となるパターンがある。 2次会、3次会へと続かなければ、翌日に疲れも残らず、 本当に「暑気払い」が「体力回復」に役に立っている。 しかし、もうひとつ気にしなければならないのが、 「お財布の中身」という現実であろう。 先日、ある方が暑気払いの〆の挨拶で、川柳を披露した。 「お財布の 体力をみて 暑気払い」 思わずニヤリで、メモをした。 体や心の体力は回復しても、財布の体力がなくなっては、 気持ちに余裕がなくなり、ストレス発散のままならない。 物事には全て「限度」というものがあるから、 お財布の中身を気にしながら、暑気払いをするのは本末転倒、 そう心に刻んで、この夏の「暑気払い」をしていきたい。 でも・・誘われると断れないんだよなぁ。(汗)
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| 2014年07月21日(月) ■ |
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| 無数の魂の爆発が、二千トンの鉄の塊を宇宙へ運ぶ |
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映画「宇宙兄弟」(森義隆監督)から。 台詞の主は、アポロ11号の人類初の月面歩行をおこなった オルドリン宇宙飛行士。「Edwin Eugene "Buzz" Aldrin Jr」 ロケット打上げを遠くから眺めていた彼が、 座っていた椅子には「BUZZ ALDRIN」の名が刻まれていた。 彼が主人公に訊く。 「お前さん、あのでかいロケットの動力を知ってるか? それは『人間の魂』だ。 ロケットの乗り込んだ宇宙飛行士たちの勇気と情熱。 それを支える地上の技術者たち。 彼らエキスパートの英知とプライド。 そして見守る人々の希望と祈り、そして敬意。 そうした無数の魂の爆発が、 あの二千トンの鉄の塊を宇宙へ運ぶんだ。 つまり、お前のその面倒くさい心の内のモヤモヤも、 あのロケットが飛ぶのに少し役立つのさ」 「ところで、あんた誰なんだ?」 「遠い昔に、月を歩いたことがある、しがない老人さ」 このシーンでグッときてしまった。 オルドリンと言えば、アームストロング船長が 人類の歴史に名を残すほど注目された影に隠れて、 「月面に降り立った二人目の人類」という名誉を 「遠い昔に、月を歩いたことがある、しがない老人さ」 という表現をしたことに、私の心が動かされた。 あんな重たいロケットが飛ぶ仕組み、納得してしまった。
P.S. 月面着陸は、1969年7月20日。(昨日だったのを忘れてた) でも、着陸場所が「静かの海」(今日は「海の日」だから) まぁ、ネタとしては、タイムリーということで。(笑)
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| 2014年07月20日(日) ■ |
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| コンタクトレンズを捨て、眼鏡、ヒゲ、丸坊主。 |
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長泉町教育委員会・男(ひと)と女(ひと)のチャレンジらいふ講座 メインテーマ「〜見つけよう!本当の自分らしさ〜 『オトナの楽校』で学ぶ、本当の自分を見つける旅!」 講師「(株)ビオファームまつき 松木一浩氏」 演題「自分らしい生き方を見つけよう!」から。 今まで積み上げてきたキャリアを投げ捨てようと考えたきっかけ、 生き方を変えようと思った時の行動は、彼らしいと思った。 東京のレストランなどのサービス業は、ほとんど毎日、最終電車で帰宅。 もちろんその最終電車は満員。それもほとんど酔っぱらい・・ その雰囲気を観ているのが嫌になった、と語り、 東京の生活に行き詰っていたことも、さらっと紹介してくれた。 「どこかで農業でもやりながらのんびり」と当時の気持ちを語りながら、 「こんなこと言ったら農家の人に怒られるよね」と気遣いを忘れない。 「その時、その時、いいと思う方向に進んできた」と照れながらも、 今までの自分を捨てるために、彼が起こした行動は、私を驚かせた。 それが「コンタクトレンズを捨て、眼鏡、ヒゲ、丸坊主」。 今までサービス業として御法度だったものに「挑戦」したらしい。(笑) 転職には、これくらいの覚悟がいるのかも、とメモしながら笑った。 有機野菜のフィロソフィ(哲学)は「ある程度、虫にあげてもいいよね」 そして「種を3粒、蒔きなさい。(全部、収穫するのではなく) 空の鳥のため、土の中の虫のため、自分たち人間のため」 やっぱり、生きるための哲学ってカッコいいなぁ、誰の言葉でも。
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| 2014年07月19日(土) ■ |
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| スパイダーマンって、クモだって知ってた? |
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映画「そして父になる」(是枝裕和監督)から。 子どもの取り違え事故をテーマにしながらも、 どこにでもいる「父・子」のコミュニケーション、 その難しさを感じながら、メモを振り返った。 物語の前半とラスト、2度に渡って登場したフレーズ、 「スパイダーマンって、クモだって知ってた?」 息子の知らないことを教えてあげるのも、父親の役割。 さらに、息子が自慢げに話すことに、へぇ〜と 驚いてあげることも、父親の役割、と教えてもらった。 「もちろん知ってたよ」と大人の会話をするのではなく、 「ううん・・初めて知った」と答えてあげることが、 子どもの好奇心をくすぐることになるし、 パパの知らなかったことを、自分が教えてあげたという ちょっとした自慢から、子どもは自信がついていく。 だが、子どもとの時間を最優先する父親は羨ましいけれど、 実際は、仕事を最優先しなければならないのも現実。 だからこそ、些細な会話で子どもとの関係を保つ努力は、 こういった何気ない気遣いが必要になるのだろうな。 もっと早く知りたかったなぁ、こういうことって。(汗)
P.S. 子どもが弾くピアノ曲「チューリップ」がキーワード。 「どの花みてもきれいだな」が、子育ての基本だものなぁ。
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| 2014年07月18日(金) ■ |
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| 京都の露天商には、語学が必要 |
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ざっと書き出してみた、今回の家族旅行(京都)。 (1日目) 祇園祭・前祭山鉾巡行 法華宗大本山・本能寺(織田信長公廟)拝観 神幸祭神輿渡御 八坂神社拝殿廻し石段前差し上げ 先斗町で京料理(京都地酒付き(笑)) (2日目) 鴨川(早朝)散策 鞍馬寺・貴船神社(七夕まつり飾り・水おみくじ) 京都府立植物園・京都府立陶板名画の庭 山寺 後藤美術館コレクション展(バルビゾンへの道) 近いうちに、写真や動画を整理しなくては・・と思うが、 一番驚いたことは、外国人が多かったこと。 近くで会話を耳にすると、ほとんど「中国語」、 台湾やフィリピンらしき音・英語・フランス語の音も耳にした。 (それに比べ「韓国語」は、少なかった気がする(汗)) もっと驚いたことは、たぶん学生時代に考えられない、 露天商の若いつっぱった感じの男の子が、中国語や英語を駆使して、 お好み焼きやフランクフルトを売りさばいている風景。 だから「京都の露天商には、語学が必要」を残しておきたい。 笑ってしまうような会話だけど、その必死さが伝わってきて、 私は、けっこう感激してしまったのも事実。 これから、2020年の東京オリンピックが近づいてくるにつれて、 外国人がもっともっと増えてくるのだから、どんな職業でも 語学が必要になるんだろうなぁ、きっと。 京都の景観政策、外国語表記・・見習うところは見習わなけりゃな。
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