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| 2014年06月05日(木) ■ |
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| まだ「ぼちぼち」って感じじゃないな。(笑) |
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「『ぼちぼち』の初日は、どんなでした?」というメールが届き、 ひとりで苦笑いした。 きっと、みんなには「ぼちぼち」と言いながら、 私のことだから、全速力で突っ走ったんだろうな、という推測が 可笑しかったからだ。 昨日は、午前中、庁舎内の会議を一本こなし、午後から静岡へ出張。 移動と昼食の時間を使って、誕生日お祝いメールへの返信。 午後の会議を夕方に終え、静岡の街を、あてもなくブラブラ。 三島駅へ到着後は、日大国際関係学部主催の市民公開講座を聴講、 「世界文化遺産を守る富士山の自然」について学んだ。 そのあと、ちょっと遅い夕飯として、北海道料理「中むら」で、 お気に入りの「十四代」を飲みながら、料理を味わった。 帰宅後、シャワーを浴び、いつものように「気になる一言」を書いて、 またまた、お祝いメールに返信。 そのまま、これまたお気に入りの映画「ユー・ガット・メール」を パソコンで流したまま、知らない間に寝ていた。(汗) 「お気に入り」に囲まれて過ごすと、心が落ち着くなぁ、 そんなことを実感した56歳の初日であった。 でも、こううして1日を振り返って書き出してみると、 まだ「ぼちぼち」って感じじゃないな。(笑)
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| 2014年06月04日(水) ■ |
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| あとは、ぼちぼち・・ |
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「55歳の1年を人生のピークに」をキャッチフレーズに、 昨年の誕生日をスタートし、自分で言うのもおかしいが、 公私ともに、最高に充実した1年だったと振り返りたい。 仕事面では「町制施行50周年記念」を合言葉として、 一生に1度と思えるような体験を何度もしたし、 数多くのイベントを素晴らしい仲間とともに過ごせた。 家族は、一昨年ほどの旅行は出来なかったが、 妻・娘・母と何気ない会話をしながらの夕食は、 今までになく、私の癒しの場になっていた気がする。 そして、56歳直前「スマートフォン」デビューを果たし、 「柿田川」の魅力を、全国に向けて「お裾分け」を始めた。 何年かして、人生を振り返った時「人生のピークは55歳」と、 胸を張って言い切れるな、と思いながら55歳を終えた。 だからこそ「56歳」の誕生日を迎えた時、感じたのは、 「あとは、ぼちぼち・・」という感覚だった。 手を抜くとか、いい加減にやる、という意味ではなく、 焦らず、ゆっくりと進んでいく、そんな意味として捉え、 多くの成果を望まず、今まで知り合った人を大切にしながら、 私の周りに溢れている多くの話題から「気になる一言」を書き、 柿田川を楽しみながら、全国に向けて、この川の魅力を伝えていく、 それこそが「私の役割」だと信じて過ごす1年でありたい。
P.S. 「柿田川」に関する出前講座、講演、少しずつ受け付けます。(笑)
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| 2014年06月03日(火) ■ |
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| 月に乗じて暁を待つ |
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書籍「十二国記(華胥の幽夢)」の中の(乗月)、 小野不由美著・講談社X文庫刊・365頁)から。 民の多くが、先の王の悪政から救ってくれた恵州侯・月渓を、 次期の王に就くのを望んでいるにもかかわらず、本人は、 自分を評価してくれた国王を殺したという罪に苛まれていた。 だから、いくらみんなが望まれても、私にはその資格がない、 次の王が、麒麟に選ばれるのを待ちましょう、の一点張りだ。 もちろん、彼の主張は、今までの慣例としては間違っていない。 しかし、そんな凝り固まった考えをするよりも、 自分が月となって、少しでも暗闇(苦しい生活)を照らし、 太陽が昇ってくるのを待ったらどうだ、と慶国の使者が諭すシーン。 「王が玉座にある朝を日陽の朝だとすれば、 王のいない朝は月陰の朝じゃないかな。月に乗じて暁を待つ」。 このフレーズは、十二国記ファンの中でも人気が高いようだ。 タイトルにもなっている「乗月」は「月に乗じて」の意味だろう。 私たちの生活でも、会長などの役員を決めたりするとき、 いやいや、私はそんな器じゃないから・・と謙遜する人がいるが、 そんな人には「月に乗じて暁を待つ」と一言。 意味を訊かれたら「あなたの言い分もわかるけど」と前置きをして 「皆さんの信頼が厚いので、新しい会長が決まるまでの 『つなぎ役』として、1年でもお願いできませんか」と依頼しよう。 「陽が落ち、深い闇が道を塞いでも、月が昇って照らしてくれる」 それだけでも民は道に迷うことはないのだから、是非、月の役割をと。
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| 2014年06月02日(月) ■ |
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| 第1・第2は順位じゃない。役割が違う。 |
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映画「25年目の弦楽四重奏」(ヤーロン・ジルバーマン 監督)から。 弦楽四重奏は、弦楽器4本の合奏形態であるが、主に 第1バイオリン・第2バイオリン、ビオラ・チェロ。 この程度の知識で観始めたが、大きな勘違いに気付いた。 2本のバイオリンは、2人で同じ旋律を演奏し、 演奏技術の順位だと思ってたいたから・・。(汗) 作品中、第2バイオリン演奏者が、ある女性に言い放つ。 「第1・第2は順位じゃない。役割が違う」。 「どう違うの?」と彼女が訊ねる。「主旋律を弾いたり、 その下だったり。ソロ的な要素の第1バイオリンと、 水面下で豊かに流れるビオラやチェロを第2がつなぐ。 みんなをつなげるのが、僕の仕事だよ」と誇らしげに答える 第2バイオリニストが印象的だった。室内楽形態の中で、 ピアノ三重奏は三者の競い合う性格が強いのに対し、 弦楽四重奏は四者が協調して一つの響きを作る性格が強い。 だから、調和役ともいえる第2バイオリンの役割が大切、 「僕がいないと退屈な三重奏団だ」と言いながらも、 思いっきり「旋律」を弾く第1バイオリンへの想いもある、 その葛藤が、とてもうまく表現されていた作品である。 「第2バイオリンの演奏が、色彩、質感、リズムを与える」 「第1バイオリニストを引き立たせ、決して自分は前に出ない」 「たとえ第1が優秀でも、第2の質によってより際立つんだ」 そんなフレーズが印象に残った。 機会を見つけて「ベートーベン弦楽四重奏曲(作品131)」、 聴いてみようかなぁ。
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| 2014年06月01日(日) ■ |
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| 誰かが勇気をもって動き出せば、後に続くものが出るはずよ |
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映画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(橋本一監督)から。 ちょっとおふざけが多すぎて、メモは意外と少なかった。 だけど、このフレーズだけは2度登場したので、気になる一言。 「誰かが勇気をもって動き出せば、後に続くものが出るはずよ」 監督が言いたかったことはこれかな?と、メモをした。 「そんなに単純じゃねぇよ」と答えたものの、 「俺はこの街のプライベート・アイ、そう探偵だ」という自覚が 主人公の行動を駆り立てた気がする。 しかし、勇気を振り絞って行動したことに裏付けがないと、 ヒーロー気取りで「悪」と戦ったつもりが、 逆に「犯罪者」になることも、常に念頭に入れておきたい。 犯人は「悪役になりやすい政治家」ではなく「善人面した一般市民」、 この結果を私たちは、どう受け取ったらいいのだろうか。 作品中に、こんなフレーズがある。 「たしかに、世の中には自分の人生がつまんなくて、 顔も見せずに他人叩いて喜んでいる連中がたくさんいる。 本当は、自分が有名になりたいだけなんだ」 この心理があるかぎり、これからの犯人探しは難しくなるな、 そんなストーリーとは関係ないところで、メモが増えた。
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| 2014年05月31日(土) ■ |
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| 小学生が「わかづくり」 |
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カーラジオから流れてきた、クイズだったかなぁ。 「浜松の小学校では、賀茂真淵の生誕の地にあやかり、 月に1つ、何かを作っています、さて何でしょう?」、 正解は「短歌」、そうか歌人だったからなぁ、と思っていたら、 ラジオのパーソナリティが、最後に、 「小学生が和歌づくり」をしている話題でした、と纏めた。 確かに、賀茂真淵という人は「和歌における古風の尊重、 万葉主義を主張して和歌の革新に貢献した人物」だったけど、 「小学生が、毎月一首、短歌を読んでいる」という話題でした、 そんな紹介の仕方をして欲しかったなぁ。(笑) ラジオだから、話す人の声を頼りに単語や漢字を連想する。 私がひとりで勘違いし、ニヤニヤしていたからだろうか、 隣にいた妻が「なにが面白いの?」と訊ねたので、そのまま答えた。 「いや、小学生が若づくりをしているんだってよ」と。(汗) 「???」「だから『わかづくり』をしているんだって」「???」 いじわるとは思いながら「もう一度言い直そうか?」と訊き、 「小学生が『短歌づくり』をしているんだって」。 今度は、その意味を知った彼女が、大笑いをした。 言葉って難しいけれど、言葉って面白いな。 だから、言葉集めがやめられないんだ、きっと。
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| 2014年05月30日(金) ■ |
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| 楽しいという気持ちを持ち続けること |
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WEB日記やメルマガの配信、講演会や書籍、映画の感想、 さらに万歩計の記録など、(しもさんの企業秘密だろうけれど) 継続するコツを「気になる一言」で紹介して欲しい、という 私にとっては、願ったり叶ったりのメールが届いた。 題して「継続のコツ教えますシリーズ」(1回目)。(笑) 「続ける力」って、人間にとって一番大切な力だと思うけれど、 書店でもなかなかお目にかからない。 なぜか・・と考えたら、継続の仕方は千差万別、 これをすれば「継続力」が身につきます、というのはないから。 生活のパターンに入れるとか、他人に宣言して退路を断つとか、 いろいろな人が、いろいろなことを言うけれど、 私は万人に共通する「これだ」というノウハウはない気がしている。 ただ「続けるコツ」「続けるためのヒント」は、少なからずあるから、 読者全員に当てはまらないだろうけれど、少しずつ紹介したい。 たとえば「1日1万歩(1年365万歩)を達成するためのコツ」なら、 実際に達成したから、体験談として話せるだろう、という発想。 「こんなところに注意したよ」とか「これだけは止めたほうがいい」、 「こんな工夫をしてみました」などで良ければ、 いくらでも話せるし、アドバイスも出来る気がしている。 性別・年齢・体格・・人によって与えられた環境が全て違うから、 「続ける力」の説明はしにくいけれど、基本は何度も書いているが、 「『詳しい』より『好き』、『好き』より『楽しい』。 仕事でも、勉強でも、夫婦関係でも、(笑) 「楽しいという気持ちを持ち続けること」、これがコツかなぁ。
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