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しもさんの「気になる一言」
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2014年04月10日(木)
都市計画は、ツールのひとつですよ

新しい分野「都市計画」の基本の「き」を探している。
もちろん、そんな簡単に見つからないことも承知のうえで、
試行錯誤している。
そんな中、長い間、技術畑で仕事しているスタッフが、
「都市計画は、ツールのひとつですよ」と呟いた。
たぶん「(まちづくり)のツールのひとつ」という意味だろう。
なるほど・・それで少し、疑問が解けた。
実は、前職場のひとつである「図書館」で、
「都市計画」という分類を探したら、どこにも見つからず、
館内の端末機で探したら「まちづくり読本」として、
私の探していた本が見つかったから。
都市計画とはなんぞや?という答えを探すよりも、
もっと大きな視点で「まちづくりのツール」と考えられれば、
私の大好きな分野ということになる。(汗)
今までとは違った方向から「まちづくり」をする、
それが「都市計画」というツールを使う、ということだけ。
少しだけ、不安が減ったフレーズだった。



2014年04月09日(水)
「関係」は全て「掛け算」

新聞などで何度も目にした「日韓関係改善を=米国務長官」という見出し。
出来るだけ触れないようにしている政治ネタではあるけれど、
「関係改善」という単語に、珍しく反応してしまった。(笑)
以前にも書いたかもしれないけれど、
「関係」って言葉は、ひとりでは使わない言葉だし、
相手があるのは誰もが承知のことと思う。
その関係は、全て「掛け算」であることを思い出したから、
今回は敢えて、日韓関係(日中・日露・日米も)について考えてみたい。
AとBの関係は、相手への信頼関係によって成り立つ。
AのBに対する信頼度は0%〜100%。BのAに対する信頼度も0%〜100%。
関係は全て「掛け算」だから「A×B=」の答えは、0から10,000まで幅広い。
お互い「50%」しか信頼していなくても「50×50=2,500」。
Aがいくら心を開いてても、Bが0なら「100×0=0」。
もちろん「100×100=10,000」がベストだけれど、なかなか難しい。
だからこそ、いくら嫌いな相手でも、信頼度を「0」にして欲しくない。
中国も韓国も、この関係、わかっているかなぁ。

P.S.
文系の私はこんな例えを見つけて、なるほど・・喜ぶのだが、
理数系の人は「マイナス」×「マイナス」は「プラス」などと言いながら
「−100×−100=10,000」と数式を持ち出す。
数字の範囲は「0%〜100%」と言っているのにさ。(汗)



2014年04月08日(火)
似たようなものでも、50歩の差があるってことだろ?

書籍「十二国記(東の海神 西の滄海)」
小野不由美著・新潮文庫刊・348頁)から。
シリーズで続く、この「十二国記」の物語は、
いかにも真面目な話が続くようだが、そうでもない。
こんな会話を見つけた。
「『五十歩百歩』って意味知ってる?」
当然、私たちの常識では「わずかな違いだけで、
本質的には変わらないことのたとえ」と考える。
しかし、サラッと答えたのは
「似たようなものでも、50歩の差があるってことだろ?」
その時は、面白い・・と思ってメモしたけれど、
実際、歩いてみると、大きな差があることに気付き、
まんざら、間違いないではないな、と苦笑いとなった。
文字にするとわからないが、その大きな差に驚く。(笑)
「50メートルは全力疾走できても、100メートルは無理」
このほうがわかりやすいかな、私たち世代にとっては。(汗)



2014年04月07日(月)
女の「涙」男の「愛してる」そして医者の「大丈夫」

以前、飲み会でのネタとして、教えていただいた「世界三大ウソ」。
その答えが女の「涙」男の「愛してる」そして医者の「大丈夫」
それ、いただき・・とメモしたが、もう忘れることはないだろう。
(読者のみなさんは、知っていたでしょうか?(笑))
「ウソ」というより「信じないほうがいいよ」程度のジョーク。
しかし、女の「涙」と男の「愛してる」は、笑って済ませるけれど、
医者の「大丈夫」だけは、どうも納得できない。(笑)
その言葉を聴きたくて、病院に通い、高い治療費を払い、
薬も何種類も飲んでいるというのに・・笑っては済まされない。
まぁ、病は気から、気の持ちようで、医者の「大丈夫」という一言で、
治った気になる人も多いから、あながち「ウソ」とも言えない気がする。
実は、もうひとつ気になっているのが「男の愛してる」。
世界では「三大ウソ」の一つだろうけれど、日本では通じないのでは?。
恥ずかしくて、なかなか「愛してる」って口にしない日本人の男は、
「心から愛している」か「全然、愛していない」場合以外は、
簡単に女性に「愛してる」なんて言えるわけがない。
以前にも書いたけれど、日本の男性の場合
「大切にする」が「愛している」と同じ意味を持っている。
だから男が「大切にする」と口にしたら「愛してる」と言っている、
そう思って間違いない。
脱線したけれど、どれもウソとは考えず、信じたいな。



2014年04月06日(日)
俺は「回天」を伝えるために、死のうと思う

「人間魚雷、悲惨さ忘れまい 『回天』のレプリカ、大分に」という
トピックスを、yahoo!で見つけたので、忘れないうちに、
映画「出口のない海」(佐々部清監督)から。
「神風特攻隊」には、いろいろな遺品などが残っており、
どうしても、ドラマチックに描かれてしまうが、
潜水艦に装備されていた「回天」という「人間魚雷」のほうが、
その孤独感は、強かったと思う。
魚雷の中に、人間が乗り込み、相手のレーダーを潜り抜け、
敵の戦艦に体当たりする、まさに生きて帰れる見込みはゼロ。
それもそのはず、「回天」には脱出装置はなかったから。
どうしてこんな兵器が考えられたのか、私には信じ難いが、
回天の乗組員である主人公が語るシーン。
「俺は『回天』を伝えるために、死のうと思う。
人間魚雷という兵器があったことを。
人が兵器の一部になったことを、
この悲しい事実を語り残してもらうために死ぬ。
それでいい。まぁ、俺は俺なりの理由づけだけどな」
また作品中、何度か使われる台詞に、
「おまえは、敵の姿を見たことがあるか?」というのがある。
戦争とは、いかにも敵と戦っているようだが、
実は、その姿を見たこともなく、アメリカ兵とは、
どんな体格で、どんな言葉を話すかも知らずに、死んでいく。
だからこそ「何のために死ぬのか?」を自分なりに、
理由づけして戦う必要があったことは、とても辛かった。
そういう意味では、こんなバカげた兵器があったことを、
次世代に伝えるために死ぬ、という理由はありなのかもしれない。
だって、しっかり私には、伝わったのだから。



2014年04月05日(土)
「柿田川ボランティア」って、やらないともったいないよね

前日、歓送迎会で夜遅くまで飲んで騒いだというのに、
今朝は「柿田川に繁茂する特定外来生物のオオカワヂシャ」から
柿田川を守るために、胴長を履き約2時間半、駆除作業をした。
こんなに長く柿田川に入っていたのは、何年ぶりだろうか、
「柿田川」の水の冷たさ、水圧の強さなど、独特の感触が蘇った。
「川の清掃活動」とか「外来種駆除作業」とネーミングすると、
なんだか大変そうだな、と感じるけれど、裏を返せば、
「正々堂々と柿田川に入れるボランティア活動」とも言えなくはない。
繁茂したオオカワヂシャを取り除くと、三島梅花藻が嬉しそうに顔を出す。
それをニコニコしながら眺めていた私の傍にいた、わが課のスタッフが、
「梅花藻をみると、(外来種を)取ってよかったって思いますよね」と
私の気持ちを素直に代弁してくれた。
また、開花してきている梅花藻の様子も、間近で観ることが出来る。
光の関係で水面がキラキラする光景も写真ではなく、すぐそこにある。
陸に上がって、やや冷えかかった体を差し入れのコーヒーで温めながら、
思わず私の口から出てしまった台詞が、気になる一言。
「『柿田川ボランティア』って、やらないともったいないよね」
この活動は、月に1度、第4土曜日の午前中に実施しているから、
本当の「柿田川」の魅力を体験するには、これに勝るものはない。
間違いなく、可憐な三島梅花藻を守っている、という実感が湧いてくる。
全国からでも参加OK。興味のある方は、是非一度、私に問合せを。



2014年04月04日(金)
やっぱり本を読むことはやめられないのです。

書籍「伊藤まさこの雑食よみ」(日々、読書好日)
(メディアファクトリー刊・169頁)から。
この本を読むと、ますます本が好きになってしまう。
そのプロローグに書かれていた台詞。
「本の世界は、ますます楽しい。本屋さんに行くと、
時を忘れて宝探し。本のある玄関のなんと落ち着くこと。
好奇心のくすぐられる格別の一冊に出会えると
その日は一日しあわせに。」
まさにその通りだ、と幸せな気分になった。
さらに「そんないつもの何気ない日々の中、本を開きます。
ばらりと開くと、そこに広がる本の世界。
だから、やっぱり本を読むことはやめられないのです。」と続く。
うまいなぁ、この感覚を文字にできるなんて・・と感激した。
彼女が紹介している本は、みんな読みたくなってしまう。
そしてまた、その本の中で紹介している本に繋がって・・。
死ぬまで、本を読むことはやめられないよな、きっと。