
|
 |
| 2014年03月01日(土) ■ |
 |
| 全員を好きだってことは、誰も好きじゃねぇってことだ。 |
 |
書籍「十二国記(魔性の子)」 (小野不由美著・新潮文庫刊・491頁)から。 「十二国記」の物語がはじめて読者に提示された作品だが、 その世界観・スケールの大きさに、驚くばかりである。 しかし、読んでない人にはまったくわからず、意味不明。 だからこそ、未読者にもわかる一言を選んでみた。 自分が存在すること原因で、同じ中学校の生徒が、 次々と殺されていくのを悩む、主人公。 同級生みんなに助かって欲しい、と呟く彼に、 担任の先生は、やや興奮気味に諭す。 「誰だって全部の人間に良くしてやれるもんならそうしたいさ。 しかし、順番を決めなきゃいけないときもあるんだよ。 全員を好きだってことは、誰も好きじゃねぇってことだ」 みんなに愛されたいって願望は、人間なら誰にでもある。 しかし、そんなことは不可能だから、こう言ったのだろう。 言い方を変えれは、いろいろな場面で応用できる。 「どこ行きたい?」「どこでも」という会話があったら、 「どこでもいいってことは、どこにも行きたくないってことだ」 「なにを食べたい?」「なんでも」という会話があったら、 「なんでもいいってことは、何も食べたくないってことだ」 こんな会話してませんか?
|
| 2014年02月28日(金) ■ |
 |
| 「のび太」から「映画『風立ちぬ』の主人公」へ変身 |
 |
何年振りかに、眼鏡を換えた。 プラスチック・レンズの傷が目立ってきたのが大きな原因だけれど。 丸い縁のメガネ(アン・バレンタインのデザイン)は、 丸顔の私には絶対に似合わないと思い、かけてこなかったが、 妻や娘のアドバイスもあり、思い切ってチャレンジすることにした。 丸い縁のメガネは「ジョン・レノン」や「大江健三郎」さん、 宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」の主人公「堀越二郎」さんなど 個性的で、ちょっぴりオシャレな感じがするけれど、 丸顔に丸いメガネは、ドラえもんの「のび太くん」や、 サザエさんのお父さん「磯野波平さん」が代表的。(笑) 私たちの世代は「丸出だめ夫」や「大村崑」さんも、その仲間。 案の定、評価は真っ二つに割れている。 顔を合わせて「あれ、眼鏡、換えた?」までは同じだが、 「へぇ、今回は、オシャレだね」から「なんか、変!」まで、 様々な意見をいただき、恥ずかしいというのが本音。 今まで、眼鏡を換えても、誰も気付かれなかったのに、 面白いものだなぁ、と思う。 私にとって眼鏡は、小学校の頃からのお付き合いだけど、 こんなに形やデザインを意識したことはなかったなぁ。 記録に残したいから、一言にしてみた。 「のび太」から「映画『風立ちぬ』の主人公」へ変身
|
| 2014年02月27日(木) ■ |
 |
| おじさん、僕たちのほうが上手いよ |
 |
先日、静岡市出張のついでに(笑)、市内の美術館巡りをした。 駿府博物館「第3の男 下村観山」(日本画) 静岡市美術館「シャガール展」 静岡県立美術館「『幻触』と石子順造」 同所蔵展「大地から(日本画の情景)」 同県民ギャラリー「26回特別支援学校高等部合同作品」 昨年、なかなか足を運べなかった美術館だけに、大満足だった。 しかし・・私の感性にピッタリした作品が少なかった気がする。 1つ挙げるとすれば「寿老」(作・下村観山)。 いつまで観ていても飽きがこない、静かな日本画だった。 ネームバリューから言えば間違いなく「シャガール」なのだが、 彼の精神性がうまく理解できないのか、パリ・オペラ座天井画、 ステンドグラス、版画、その他の造形にも、心は動かなかった。 そんな時、地元の小学生たちだろうか、どどっと入ってきて、 静かな美術鑑賞は無理になったが、子どもたちは素直である。 シャガールの絵をじっと観た後、なぜか私に話しかけてきた。 「おじさん、僕たちのほうが上手いよ」 「うん、そうかもしれないね」と返したものの、 絵だけを単純に比べたら、正しいかも・・と感じてしまう私は、 絵の鑑賞センスがないんだろうな、と苦笑いした。(笑) 逆に、ちょっと心が揺れたのは、特別支援の子どもたちの作品。 この子たちの作品に、スポットを当ててあげたいな、と思う。 それが、行政の役割だと考えているから。
|
| 2014年02月26日(水) ■ |
 |
| ワレ狂カ愚カ知ラズ、一路ツイニ奔騰スルノミ。 |
 |
映画「226」(五社英雄監督)から。 私たちの知っている「二・二六事件」と言えば、 「日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが起こした クーデター未遂事件」程度の知識である。 作品の中で印象的なのは、萩原健一さんが演じた 「歩兵第三連隊・野中四郎大尉」が、 ハンカチを窓ガラスに押し付けて、書き綴るシーン。 「ワレ狂カ愚カ知ラズ、一路ツイニ奔騰スルノミ。」 三浦友和さん演ずる「安藤輝三大尉」も、 「俺はこの言葉で動いた。この言葉で立ったんだ」と、 興奮して言うのだが、この部分の説明は僅かでわからない。 ネットで調べてみても、あまりピンとくる説明もない。 しかし「狂愚」と言う単語で、その糸口を見つけた。 なんと吉田松蔭が、自らを「狂愚」と呼んでいた。 「狂」は積極的に行動する人。 「愚」は退くことを知らぬ馬鹿正直な人間。
「狂・愚」あわせて、積極的な意味をもっているようだ。 ただし「社会に対する絶望の表現」という人もいる。 国をどうするかという意識を強く持ちながらも、 一途な思いで突進していくひたむきな生き方こそ、 青年将校と吉田松陰の共通点ではなかろうか。 いつの時代も「狂愚」と呼ばれる人たちが、社会を刺激する。 その人たちの熱い想いを、どう受け止められるかが、 私たち大人たちの役目であると思う。 この事件が、太平洋戦争に繋がった気がしてならない。
|
| 2014年02月25日(火) ■ |
 |
| そこに住んでいること自体がほっとする |
 |
講師「東郷和彦」氏(静岡県対外関係補佐官)
演題「2014年の日本外交と静岡県の対外関係」から。 いろいろな職歴・経歴をお持ちの彼が、自治体幹部職員研修に どんな話を聞かれてくれるのか、とても楽しみに聴講した。 始めは、中国の尖閣問題に触れ、安倍総理の靖国参拝・・ 今回はやはり、緊迫している外交問題が中心かな、と思いきや、 そんな話は序章であり、理想のまちづくりについて、 嬉しそうに語っている姿が、印象に残った。 安倍首相の「瑞穂の国の資本主義」については、何度も口にし、 「公共・自然・文化・伝統」を大切にすることとした、 教育基本法の改正(新しい教育理念)を褒めていた。 世界規模で21世紀の文明のリーダーになるためには、 「経済力」や「軍事力」ではないと言い切り、 「日本は少子高齢化でも、幸せなんだ」と思えるよえな 「住み心地」を重視したまちづくりの提案をしていただいた。 講演中メモした、多くのフレーズから選んでみると、 「そこに住んでいること自体がほっとする」ってことだろう。 世界では「イギリスのクッカム(Cookham)」が好き、と紹介し、 「日本ならどこだろう?」という問いが、心に引っかかった。 この話は、とても参考になったので、また後日紹介したい。
|
| 2014年02月24日(月) ■ |
 |
| 「ごう音」の「ごう」は「轟」ですよ。 |
 |
書籍「日本人の知らない日本語4」(蛇蔵&海野凪子著・ メディアファクトリー刊・143頁)(番外編・外国編)から。 シリーズで読んできて、えっ、本当?と疑いたくなるような、 文化の違いや、聴き間違い、いい間違いのエピソードが多数で、 いつも、飲み会で使えそうなメモが溢れてしまう。(笑) 今回は、ちょっと真面目なネタを一つ。「ベルギー」の項目だったかな。 「漢字が沢山ある方が楽ですよ! 知らない単語も意味が推測できますから。 日本は常用漢字に含まれない字を新聞でさえ、ひらがなにするでしょう。 あれ、やめてほしいです」 「『ごう音』の『ごう』は『轟』ですよ。せっかくすごくすごそうなのに。 なんで日本人は漢字を減らそうとするんでしょう。 むしろもっと作ればいいのに」 う〜ん、なるほど・・と、日本人の私でさえ納得する疑問だった。 ただ、読むことは出来ても、書くことは難しいから、 日本人としては、母国の漢字が書けないのは恥ずかしいし・・(汗)。 意味も推測し出来るから・・は、日本語を習っている外国人らしい視点だし、 それだけ、漢字というものをイメージで理解していることがわかる。 「バラ」より「薔薇」のほうが、トゲがありそうな気がするし、 「トゲ」より「棘」のほうが、尖っていたそうだものなぁ。 「薔薇の棘」・・なるほど、漢字が多いほうがいいかも・・。
|
| 2014年02月23日(日) ■ |
 |
| 自宅で「東京マラソン2014」のリアル応援 |
 |
普段から走っている職場の先輩や知人から、 「東京マラソン出場」を教えていただき、楽しみに今日を迎えた。 ゼッケン番号を入れると、PCやスマホからでも、 どの辺りを走っているのかわかると聞いていたからだ。 (実際は「ゼッケン番号」知らなくても「氏名」「氏名カナ」でもOK) 「東京マラソン2014ランナーアップデート(位置情報サービス)」 記録は「スプリット」「ネット」「ラップ」「通過時刻」が表示され、 更に、地図と写真を組み合わせて、拡大(最大+)にすると、 該当者の●印が、車のナビゲーションのように、ズンズン動く。(驚) 面白くて、ずっと見ていられる。たぶん、走っている本人よりも、 PC前の私のほうが、情報がたくさんあるのではないだろうか。 5キロ毎に表示される「ラップ」を見ながら「なかなか安定してるな」とか 「あれ突然ペースが落ちた。何かアクシデントかな?」なんて心配したり、 私の心は、並走している「監督・コーチ」の気分だった。 もちろん、声は掛けられないけれど、彼らのおかげで、 先頭を走る人たちや有名人がメインのテレビ放送よりも楽しめた。 このシステムの仕組みはよく分からないけれど、 タスキなどにチップを組み込めば、箱根駅伝に代表される多くの駅伝でも 違った楽しみ方が出来るに違いない。(県別対抗・市町対抗も・・) 自分と関わりのある人が走っていただけでも、身近に感じた「東京マラソン」。 あとは「東京マラソン体験発表」をする「宴席」のセットするだけだね。
P.S. 認知症の徘徊者には、重たい機械を持たすより、このシステムを。(笑)
|
|