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しもさんの「気になる一言」
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2014年01月09日(木)
職場から、歩いて5分の映画館

昨年のクリスマス前に劇場公開をして、
さらに年末年始の話題をさらった映画と言えば「永遠の0」。
遅ればせながら、本日、地元の映画館で鑑賞した。
感想は、また暗闇でのメモを整理し、原作と比較してから。(笑)
今日の一言は、ちょっと自慢になってしまうかもしれないが、
私を取り巻く映画環境の良さを記録に残したい。
なんと言っても、空いている中、ゆっくりメモをしたかったので、
今回は私なりに作戦を立てた。(汗)
正月開け、少し落ち着いてきた平日、水曜日のレディースデーを避け、
まだ仕事帰りに鑑賞するには早すぎる、上映開始時間が18:00前後の回、
それが、まさしく今日だった、狙ったのは「17:35から上映の回」。
仕事の終業時間が17:15。その後、帰りの挨拶・PCシャットダウンをし、
ロッカーで着替えて、職場を後にしたのが、17:20。
そのままいつものように歩いて、チケット売り場に着いたのが、17:25。
そのあと、ホットコーヒーとポップコーンを買い込んで、
指定された席に腰をおろしたのはなんと、17:30。
おもむろにメモ帳と鉛筆を鞄から取り出し、私なりの準備が完了した頃、
劇場内の照明が緩やかに、落ちていった。(観客も驚くほど少人数だった)
このタイムスケジュール、たった今、体験してきたばかりだが、
どれも意識して焦った動きはなかったと思う。
だからこそ「職場から、歩いて5分の映画館」を残そうと考えた。
実は、この中間点、歩いて2分のところに「TSUTAYA」がある。
これでは、年間120本の映画鑑賞が出来るはずだなぁ。

P.S.
映画「永遠の0」、144分が短く感じたが、原作も是非、読んで欲しい。
新しい発見があるから・・。



2014年01月08日(水)
謀は、密なるをもってよしとす。

NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。
これから何回も目にしそうなフレーズであるから、
「謀は、密なるをもってよしとす。」(「将謀欲密」)
官兵衛の幼少時代「万吉」が、父を納得させた「兵法」。
謀(はかりごと)とは「謀略」のこと、密は当然「秘密」。
意味は、読んで字の如く。(説明は必要ないですね) 
出典は「三略」。だから私の興味は「三略」に移った。
「三略」とは、中国の兵法書。「武経七書」のひとつ。
「上略、中略、下略」の3つで構成されるため「三略」という。
詳細は、図書館で探してから報告したい。
さて、兵法をメモしながら、思い出したのは、
2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」の主役「山本勘助」。
たしか、武田信玄(晴信)の軍師だったよなぁ、と振り返る。
「風林火山」第1回目の気になる一言は「腕自慢はすぐ死ぬ」だった。
実は、今までの大河ドラマを題材にした「気になる一言」は、
この時の「風林火山」(山本勘助)が一番多いのだが、
さて、これを超えるか「軍師 官兵衛」。これまた楽しみである。



2014年01月07日(火)
僕「おっぱい」を出してから売れるようになったんです

わが町の出身で、2つ上の先輩、絵本作家「宮西達也さん」が、
以前「鈴木出版」編集長(当時)と話しているのを、そばで聞いていた。
彼の出世作となった「おっぱい」という作品。(鈴木出版刊)
「誰のおっぱい?」頁をめくって「○○のおっぱい」。
「誰のおっぱい?」頁をめくって「○○のおっぱい」。
ただそれだけなのに、なぜか、大人でも楽しめる絵本である。
しかし、しかし、その絵本作家と編集長の会話を文字にすると、
思わず、吹き出してしまうことに気付いた。
その典型的なフレーズが、
「僕『おっぱい』を出してから売れるようになったんです」
せっ、先輩・・真っ昼間からの会話ではないですよ、と
突っ込みを入れたが、みんなで大笑いだった。
最近では、恥ずかしくもなく、
「私、先輩の『おっぱい』好きです。」と堂々と言えるけれど、
T.P.Oを間違えないようにしなくちゃなぁ。
特に、周りにいる人たちを確認してからにしよ〜っと。
先輩・・「おまえうまそうだな」も、T.P.Oを考えてくださいね。(笑)



2014年01月06日(月)
公理1 同じものと等しいものは互いに等しい。

映画「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
アメリカ合衆国大統領・リンカーンが、若い機械技師に
「ユークリッドの公理を知ってるかね」訊ねるシーンがある。
そして、おもむろに説明し始めた。
「公理1 同じものと等しいものは互いに等しい。
数学的推論の規則の1つで、すべてに当てはまる。
今までも、これからもだ」と。
「奴隷制廃止」を訴え続けたリンカーンらしい例えである。
この考え方は「自明の理」だとも言い切った。
「自明の理」とは「あれこれ説明する必要のない明白な道理。
それ自身で明らかな論理」のことだから、発言は重い。
彼が訴える、人種差別反対(奴隷制度廃止)の根底には、
「我々の始まりは等しい。それが原点だろ? 
それが調和であり、公平さだよ。それが正義だ」という考えが流れ、
それは、説明するまでもない、とした。
軸がぶれない信念は、こうして生まれたのか、とメモをした。
そういえば、ラストにこんなフレーズがある。
「19世紀最大の法案が、アメリカで最も純粋な男が
仕掛けた『工作』で可決された」・・なるほどなぁ。

P.S.
参考に「ユークリッドの公理」を記録しておく。
1.同じものと等しいものは互いに等しい
2.同じものに同じものを加えた場合、その合計は等しい
3.同じものから同じものを引いた場合、残りは等しい
4.互いに重なり合うものは、互いに等しい
5.全体は、部分より大きい



2014年01月05日(日)
我、人に媚びず、富貴を望まず

2014年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」が始まった。
初回だからこそ、昨年の「ならぬことはならぬ」に匹敵するような
1年間を通して貫くフレーズが欲しかった。
「命を大切にすること」は、どの時代でも同じであり、
映画「永遠の0」で宮部役を演じた岡田准一さんが訴えている。(汗)
「人は生かして使ってこその財産」という考え方も、
官兵衛に限ったことではない気がして、今はピンとこない。
そこで、秀吉の天下取りに貢献しながら、恩賞も望まなかった
黒田官兵衛の座右の銘を、残すことにする。
「我、人に媚びず、富貴を望まず」
座右の銘というよりも、秀吉に頼られながらも恐れられていたことを知り、
「秀吉殿の天下取りため、死力を尽くして戦ったし、苦言も呈したが、
功を訴え、恩賞を媚びた事は無い。
秀吉殿が、この官兵衛に天下取りの心ありとするならば、
もはや我が任は終わった」と家督を息子(長政)にさっさと譲り
出家・隠居した時に言ったとされる、遺訓である。
これから1年間、全国的に「軍師・参謀・ナンバー2」がクローズアップされ、
トップを狙わず、補佐役に徹する人々が紹介されるだろうが、
官兵衛だって、出来ることなら天下を取りたかった、という視点や、
そんな彼の心の葛藤を描いてくれたら面白くなるだろうな、と私は期待する。
ナンバーワンを目指すという野心がありながら、補佐役に徹するからこそ、
官兵衛の魅力が倍加するのだから。

P.S.
昨年、講演していただいた「小和田哲男」氏が時代考証を担当するので、
楽しみが増えました。(汗)



2014年01月04日(土)
あれも読みたい、これも読みたい

書籍「伊藤まさこの雑食読み(日々、是、一冊)」
(伊藤まさこ著・メディアファクトリー刊・193頁)から。
読者には、ある本に紹介されている本が読みたくなる、
そんな経験はないだろうか?
私は、映画や講演会でも、本の紹介があると、図書館で探す。
そして、パラパラっと読んだ後、お気に入りとなれば、
本屋に直行して、はいご購入、となるケースが多い。
新聞や雑誌で紹介されている本も気になるが、
これは、紹介してくれている人による。(笑)
とにかく、一つの本をきっかけに、どんどん繋がっていく、
そんな読み方が好きだ。
今回の気になる一言は、本の帯に書かれたキャッチコピー。
「あれも読みたい、これも読みたい」
「励まされたり、背筋がピンと伸びる思いがしたり、ヒントを
もらったり、ほっと和んだり、冒険心がムクムクと湧いたり、
本は私に、たくさんの刺激をくれるものなのです。
お気に入りの本、折に触れ、読み返す本について、
オールカラーの写真とともに語ったエッセイ」。
まったく種類の違う本を紹介されたあと、感じたことは、
今まで関心のなかったレシピ本まで読みたくなったから、
本って、いろいろな役割があるんだなぁ、だった。
やっぱり「あれも読みたい、これも読みたい」



2014年01月03日(金)
2014年は「気持ちの高ぶりに注意」

毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に8巻(16年間分)を冊子にし、一昨年は17年目として「9区前半」、
昨年18年目「9区後半」の走りを参考にした。
昨年の走り方は「判断力と実行力が求められ」と前置きをして
「レースの大きなターニングポイントとなる区間」とあった。
このアドバイスは、実は非常に参考になり、大事な場面で、
この解説を確認しながら「判断力と実行力」を意識した。
さて、今年から2年は、アンカー(10区)の走りが始まる。
「10区」のコース解説は「コース全体はほとんどフラットだが、
時折ビル風が選手を襲うこともある。また最終区間であり、
沿道の観衆も増えることから、プレッシャーが一層かかる区間」。
なるほど、これからの2年間は、プレッシャーに負けない生き方を・・
そんな想いで、2年後を見つめて生活していきたい。
そのためには、まず「10区前半(19年目)」の走り方、
なんと「気温の上昇に注意」というフレーズが目に入った。
何気ないこのアドバイスは、私の「気になる一言」に当てはめると、
「気持ちの高ぶりに注意」と解釈した。
この日記、マイペースで365日、書き続けることは出来たとしても、
私の周りで起きる出来事に対して、無闇に動揺・興奮したり、
「上から目線」の発言や、感情にまかせて「批判・不満」などに
ならないように注意したい。
まずは、ゆったりとしたペースで、年度末(3月末)までの生活を刻み、
それから一歩ずつ、20年のゴールを目指して積み上げていこうと思う。