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しもさんの「気になる一言」
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2013年07月04日(木)
すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?

映画「スゥイングガール」(矢口史靖監督)から。
以前にも観たはずなのに、メモが残ってなかったので
改めて観直したけど、やはりこの台詞。
この映画と言えばこの台詞、そんな決まり文句があるのは
映画の話だけでなく、真面目な挨拶にも挿入できて嬉しい。
「スゥイングガール」と言えば「すべての人間は」で始まる、
このフレーズ、作品の中に三回ほど、形を変えて登場する。
「すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?
やり遂げる者と諦める者だ。おまえ、どっちや?」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
楽で楽しく生きる奴とそうじゃない奴」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
スゥイングスする者とスゥイングしない者だ」
逆に、このフレーズを知っていると言うことは
「スゥイングガール」を観たことがあると判断してもいい。
応用すれば、いろいろな場面で使えそうだし、
自分なりの人間の定義にも活用できそうだなぁ。

P.S.
次点は、友達同士で写真撮る時の一言
「はい、とろけるチーズ」「どろどろだっつ〜の」



2013年07月03日(水)
「いつ、やる」「今だ」と奥村が答えた。

書籍「錨を上げよ!」(百田尚樹著・講談社刊・
上巻591頁・下巻616頁・計1207頁)より。
これはたぶん偶然だと思うが・・・(汗)
作品中に、とても面白い会話を見つけた。
「どうする? やるのか」と景山が訊いた。
ぼくが答えるよりも先に、奥村が「やる」と言った。
「いつ、やる」「今だ」と奥村が答えた。
昨年読んでいたら、全然、気にならなかった会話だが、
「いつ、やる?」「今でしょ」のCMを見るたびに、
このシーンを思い出してしまうのは、私だけだろうか。
また、3.11の震災前 (2010年1月30日第一版印刷)
に書いた小説にも関わらず、白武久子とのキスシーン。
「再び、熱い情熱が体の奥から押し寄せてきた。
まるで巨大な地震のあとに、
連れてやってくる津波のようだった」
これまた、メモを片手に、う〜んと唸ってしまった。
これから先も、私の溢れたメモを読み返してみたい。
もしかしたら、時代の流れを読んでいる予告書かも。(汗)



2013年07月02日(火)
6月は「百田尚樹」月間、1949頁

2013本屋大賞に選ばれた「百田尚樹」さんの著作を読み漁った。
5月に「永遠のゼロ」(文庫)(589頁)を読んだ後、
「錨を上げよ」(上巻591頁・下巻616頁・計1,207頁)
「海賊とよばれた男」(上巻380頁・下巻362頁・計742頁)
計2,538頁(6月中は1949頁)。
食べても食べても減らない、どっかの大盛ラーメンのように、
読んでも読んでもなかなか減らない「百田尚樹」作品。(汗)
それでも、6月末までに読み終えた。
そこからメモを書き出すのも一苦労で、やっと終えた。
これから、数あるメモを眺め、一言を選び「気になる〜」にする。
もうしばらくは、百田さんとの付き合いが続きそうだ。
ただ、「読み終えた」という手ごたえと充実感はある。
暇さえあれば、読み続けた感覚は、ここ数年、忘れていたし、
彼の作品から、得たものは大きかった。
「海賊とよばれた男」の主人公と「永遠のゼロ」の主人公が、
上海で、ほんの少し、すれ違うシーンなどは、
まさしく映画のワンシーンを髣髴させた。
両作品を、読んだ人しかわからない、という自分だけの幸せ感は、
なんとも表現しにくいほど、嬉しい。(笑)
平日は仕事のあとに、また土日はイベントを終えた疲れた体で、
読んだ時間・読んだ頁を記録に残したいので、
「6月は『百田尚樹』月間、1949頁」としておこうっと。



2013年07月01日(月)
外でお客の接待をするようになったから

久しぶりに、働く女性の会(ATG)の6月例会に参加した。
今回の講師は、土井翠亮さん。(池坊正流六世家元、表千家教授等)
第一部は卓話「花の心、茶の心」、第二部は「お茶会体験」。
非日常体験により、ゆったりとした時間を過ごすことが出来た。
昔は、女子の嗜みとさえ言われた「華道・茶道」が、
今では、一部の人の趣味として存在していることに、
ちょっと寂しい思いをしながら、話を伺っていたら、
「華道部がある高校が減ってきた」という事実を耳にした。
男女共同参画が進んだから?カルチャー教室が増えたから?
いろいろな理由を考えたが、なかなか答えが見つからなかった。
ところが、先生の説明から、簡単に答えが見つかった。
「外でお客の接待をするようになったから」
言い換えれば「人を家に招くことがなくなった」から、
玄関に花を飾ったり、お茶を点てておもてなす習慣が減った。
これは単なる「嗜み」という観点ではなく、
日本人の生活様式・ライフスタイルの変化が、
華道・茶道に代表される、日本独特の「おもてなし文化」を
衰退させてきたとは言えないだろうか。
他人を自分の家に招くということは、大変なことだった、
いや、大切なことだった、とはじめて気付いた。
我が家の玄関周りは、いつも華やかに飾られているから、
まだ、少しだけど「おもてなし文化」が残っているのかなぁ。



2013年06月30日(日)
この世は、陰と陽で出来ている

平成25年度、生涯学習講座の第一弾は
笑って、泣いて、心がホッと温まる、世界で唯一の「ミュージカル落語」。
出演は、劇団四季出身の落語家「三遊亭亜郎」さん。
演目「一口弁当」(ピンチをチャンスにかえる笑いのポジティブシンキング)
貧しくイジメにあっている少年が一人の老人から
「ポジティブ・シンキング」を教わり、チェンジしていく様子を
笑いと音楽で綴った物語。(とにかく歌が上手すぎ(汗))
いじめる側といじめられる側、片方が変わっただけではダメ、
両方が変わらなければ、いじめは解決しない、そんなことを教わった。
「さざえさん」「アンパンマンのマーチ」「明日があるさ」などを
亜郎さんと一緒に歌ったら、本当に元気が出てきたから不思議だ。
特に「この世は、陰と陽で出来ている」というフレーズ、
「いじめ」や「幽霊」「喧嘩」が「陰」なら、その解決方法は、
こちらが「陽」の態度で「中和」すること。
間違っても「陰」に対して「陰」で対応しないこと、といった
つい間違いやすい対応を話の中に盛り込んでいただき、
生き方の大きなヒントを教えていただいた気がする。
他の演目も聴いてみたい「ミュージカル落語」であった。

P.S.
「この世は、陰と陽で出来ている」「インド象?」というボケは、
私の好きなギャグとして、今度、どこかで使わせてもらおうっと。



2013年06月29日(土)
入山料より、ルール・マナーの協力依頼を

今、この夏の富士山入山料が話題になっているが、
私は「入山料より、ルール・マナーの協力依頼を」を訴えたい。
日本全国、今まで無料だった施設を有料にするとなると、
その見返りとして、いろいろなものを要求される。
入山料を払っているんだから・・を理由に、
登山の安全管理から始まり、トイレ改修・駐車場整備など、
驚くような、また想定していない要望が殺到するかも・・。
払ってるんだから、それくらいやるのが当然だろ、という
主張に対して、軸がぶれない回答をもっていないと、
入山料の額に関係なく、登山者のクレームがついて回る。
(山頂のトイレは5日〜使用開始なんて、耐えられるのかな)
ゴミ一つにとっても、入山料払っているんだから、
管理者が処理して欲しい、と言われた時、どう対応するのか、
そんな心配が頭をよぎる。
それよりも「無料」だからこそ、人数規制に協力願うとか、
「無料」だから、このルールとマナーを守って欲しい、の方が、
私は、スマートだと思う。
登山者のクレーム対応に追われ、時間とお金を使うことの方が、
長い目で見れば、無駄になる気がする。
まぁ、酔っ払いの戯言かもしれないけれど。(汗)

P.S.
富士山って、意外と見られる日は少ないんだよね。
外国の富士山ツアーは、オプションにした方がいいよ、きっと。



2013年06月28日(金)
面接は「お見合い」と同じ

職員研修「採用面接研修」
講師「青木真穂」さん(株式会社 インソース)から。
採用面接時の、質問力や評価方法など面接官に必要となる
基本的な知識の習得のため、外部講師を招いての研修会。
私も臨時職員の面接をする機会があるので、参加することに。
ロールプレイングなどを交えた内容で、
あっと言う間の3時間であったが、なるほどなぁ、と思う
考え方があり、メモをした。
一言で言うと「面接は『お見合い』と同じ」。
採用する側と応募する側の価値観が重なった時「採用」。
だから、採用する側は「欲しい人材像」を明確にし、
「こういう人に仲間になって欲しい」と考える。
応募者は履歴書・面接などを通じて、採用されたら、
「こんなことをしたい、こんなことが役に立てる」とアピール。
その価値観が重なったら、はじめて採用を考える。
このお互いの価値観の共有がなされないと、働き始めて
こんなはずじゃなかった・・となるのだから慎重にしたい。
「採用面接」の基本は「お見合いと同じ」。
ということは「お見合いも、価値観の共有」が大切なんだな。
これまた、なるほど・・。