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しもさんの「気になる一言」
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2013年06月27日(木)
だらしのないベジタリアン

町制施行五十周年記念イベントの一つ、
「テレビ寺子屋」(テレビ静岡放送)の公開録画が行われた。
講師は、医師・作家の鎌田實さん。(「がんばらない」の著者)
体と心の健康について話していただいた。
今回は講演会でも、収録のためメモを取ってはいけなかったので、
記憶に残っているフレーズを、気になる一言にした。
細かい内容は、放送日に再度確認して、後日紹介したい。
生き方にどれが正解、というものはないけれど、
鎌田さんの勧める生き方は「だらしのないベジタリアン」。
血液や血圧、そんなデータばかり気にして生きるより、
野菜中心の食生活をしながら、誘われれば焼肉屋にも行く、
そんな(がんばらない)生き方が、体と心にいいようだ。
「ベジタリアン」だから肉は食べない、と意地を張るより、
基本的には「ベジタリアン」だけど、誘われたら肉も食べるよ、
これを短い言葉で「だらしのないベジタリアン」と表現した。
何事にも、余裕が欲しいね、というメッセージが伝わってきた。
著書にも講演にも「がんばらない」というキーワードがあり、
軸がぶれない話は、とても参考になった。感謝したい。



2013年06月26日(水)
「マリリン」と呼んで

映画「マリリン 7日間の恋」(サイモン・カーティス監督)から。
う〜ん、ちょっとイメージが違う、特に目かな、唇かな・・
これが私の観終わった直後の印象である。
私の感じている「マリリン・モンロー」ってのは、
もう少し、艶っぽいけれど、こんなに整っていない。(笑)
上手く表現できていないかもしれないが、やはり違うなぁ。
気になる一言は、主人公の第3助監督コリン・クラークと
マリリン・モンローの会話。
「コリン、あなたは誰の味方?」
「あなたです、ミス・モンロー」(既婚者なのに(汗))
「『マリリン』と呼んで」(本田美奈子。さん?)
こうして、親密になっていく様子はわからなくもないが、
もっと他の表現はなかったのかなぁ、とメモをした。
わざわざ「マリリン・モンロー」が主人公でなくても、
物語は成立する気がしたから。
ただし、この映画を観たおかげで、
本当の「マリリン・モンロー作品」が観たくなったのは事実。
私の感じている、ほんのちょっとの違い、確かめなくちゃ。



2013年06月25日(火)
目のことは忘れて、弾の行方だけを追うことです

NHK大河ドラマ「八重の桜」から。
(何回目かの放送か記録してなくて申し訳ないが)
綾瀬はるかさん扮する「八重」が、会津の子どもたちに、
鉄砲の撃ち方のコツを教えているシーン。
「どうしても打つ瞬間に目をつぶってしまう」と
悩んでいる子どもに、彼女がアドバイスした台詞が
「目のことは忘れて、弾の行方だけを追うことです」。
そうすれば、きっと目はつぶらないはずよ、
そんな気持ちが感じられ、メモをした。
苦手な部分は、どうしても気になってしまうが、
そのことばかりに捉われていると、一番大切なことが
疎かになってしまう。
一番やりたいことに集中していれば、
知らないうちに克服できているはずだよ、とか
大きな目的のために、目先の小さなことで悩むな、
そんなことを伝えたかったのだろう。
「要は志です」・・そんな台詞も同時にメモに残っていた。
最近、私の気になる一言になかなか登場しないけれど、
まだ諦めずに観ています、やっと「八重」の出番だから。



2013年06月24日(月)
ゴミ捨てダメ 富士山がみてる

国全体が富士山の世界文化遺産登録で盛り上がっている。
そんな中、通勤途中で面白い看板を目にしたのでメモをした。
「ゴミ捨てダメ 富士山がみてる」
私たちが小さい頃は「お天道様が見ているから、
悪いことをしてはダメだよ」と教わったが、それと同じ。
「富士山がみているから、ゴミ捨てのような、
悪いことをしてはダメ」という表現が気に入った。
富士山を神様(太陽)に例えたということは、間違いなく
文化や信仰的要素が含まれていることを意味している。
そんな看板を目にすることで、富士山が、自然遺産ではなく、
文化遺産で登録されたことを実感できた。
誰が書いていつ設置したのかもわからない、何気ない看板であるが、
こんな看板がもっと増えればいいな、と思う一人である。
いや、こんな看板がいらないほど、街が美しいのが一番だけど、
これを機会に「富士山に誉められるような景色」を作りたい。



2013年06月23日(日)
来年は、懸垂「2回」にしてきます。

以前、飲んだ時に、(たぶん酔っぱらって)
「昔のスポーツテストやりたい!」と呟いたことが実現した。
最近、運動会・スポーツと言っても娯楽性の高い種目ばかりで、
昔のスポーツマン(笑)としては、物足りなかったことと、
今の自分が、どれくらいの運動能力なのか知りたかったから。
そんな私の想いを、わが町の体育協会が形にしてくれてた。
測定種目は、私たちの中学生時代と同じ5種目。記録は
50m走「8.0秒」(好記録に喜び、2回目で足を痛め)
走り幅跳び「3m52cm」(えっ、たった?と自分の記録を疑い)
ソフトボール投げ「36m」(まぁ、こんなものかと諦め)
懸垂「1回」(う〜ん、鬼の形相でも体は上がらず)
持久走1500m(足の痛みと気温の上昇で、エントリー取消)
記録は、自慢できるものではないけれど、誰と比較するでもなく、
来年の自分の記録を楽しみに、1年鍛え直してみたい。
「来年は、懸垂『2回』にしてきます」と抱負を語ったら、
1年でたった1回増えるだけか?と冷やかされたが、私はそれで満足。(笑)
今の自分を知ること、これってとても大切なこと。
たった数時間なのに日焼けした体と、砂混じりの髪の毛を洗いながら、
何が強くて、何が弱いか、そしてどこを鍛えればいいのか、を考えた。
「昔はスポーツテストは必ず1級か2級だったのに・・」と呟いたら、
「昔の話をするようになったらおしまいだよ」とさっと返された。
悔しいからもう昔の話はしないよ、どうせ「懸垂1回」だから。(汗)
でも・・楽しかったなぁ、大人のスポーツテスト。



2013年06月22日(土)
おむすびは、富士山の形

富士山が世界文化遺産に登録され、静岡県内は(たぶん山梨県も)
華やいだ雰囲気に包まれている。
せっかくの機会を、できれば身近な話題で
記録に残したいと思い、ネット等を調べていたら、
「おむすびは、富士山の形」というフレーズを見つけた。
これだ、と思った。
「むすび」は「縁結び」に代表されるように、
ちょっと違うものをあわせることを「結ぶ」というらしい。
この発想でいけば「むすぶ」は、いろいろなイベントに
応用できそうな、キーワードである。
世界遺産の登録を記念して、町民で「おむすび」を握り、
富士山を考える機会にするなど、ものは考えようだ。
富士山が、季節によって違った姿を私たちに見せるように、
いろいろな形、いろいろなデコレーションを楽しみ、
家族で、おむすびづくりを「食育」として活用して欲しい。
イベントにするなら、もちろん「デコメ・コンテスト」。
「デコーレーション」をした「お米」だから「デ米」(笑)。
主催は「米米倶楽部」・・ちょっと古いかなぁ。(汗)



2013年06月21日(金)
みなさん、助けてあげましょうね

映画「ニライカナイからの手紙」(熊澤尚人監督)から。
沖縄・竹富島を舞台に展開される、手紙を通した母娘の物語だが、
その根底に、島全体でその母娘を支える「うつぐみ」という仕組みが
私には素晴らしいと感じた。
母は大病を患い、東京でとっくに他界しているにも関わらず、
娘が20歳になるまでは気付かせないように、島民全体で協力する。
その選択が正しかったかどうかは、別問題として、
「その時々に、島にとって何がほんとうに重要なのかということを、
みんなが集まり、みんなで話し合い、一度決めたことは、
みんなで協力することこそ、優れて賢いことだ」という考え方が、
心に響いた。
農繁期に、お互い助け合う「結い」という制度にも感心させられたが、
今回の「うつぐみ」という連帯感には、さらに驚かされた。
誰でも、どんな理由でも、困っているから助けよう、という想いが、
年配の女性が、集った島民に投げ掛けた一言
「みなさん、助けてあげましょうね」が全てを物語っている。
蛇足になるが、こんな電子メール全盛の時代に、不覚にも
「郵便配達という仕事、素敵だな」と感じてしまい、
「手紙」という単語が題名に付く映画にハマりそうな予感がする。
出してからすぐ返事が届かないからこそ、想いが熟成するんだな、
そんなことを感じて、観終わった。