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しもさんの「気になる一言」
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2013年06月20日(木)
傘が嫌いな私は、いつも雨宿りをしている

映画「デイジー」(アンドリュー・ラウ監督)から。
多くの人が夢中になっている韓国ドラマは見ないけれど、
最近、映画は少しずつ観る機会が増えた。
相変わらずの「純愛」路線に、驚くこともあるが、
時々、おっ・・と思う展開に、メモが増える。
作品冒頭、主人公、ヘヨンの雨宿りシーン、
「また雨だ、傘が嫌いな私は、いつも雨宿りをしている。
独りには慣れている。びしょ濡れになっても、
誰も気兼ねせず、心配される人もいない。
だから、傘はなくてもいい。」そんなナレーション付き。
しかも物語ラストで、その雨宿りの回想シーンがある。
その中に、物語の主人公たちが、同じ庇の中で
雨宿りをしているではないか。
確かめるために、もう一度最初から観直したら、
本当に主人公たちが、エキストラのように存在している。
雨宿りのシーン、私にとっては心に残る演出となった。
こんな見方もあるんだな、とちょっぴり嬉しい。



2013年06月19日(水)
こんな日は、ノンアルコールビール

梅雨前線の影響で、朝から「しとしと雨」、
さらに今後は大雨の恐れ、そんな天気予報を耳にしたから、
夕方から予定していた、市民公開講座もドタキャン(汗)。
講義の帰りにトンカツ屋さんに寄って「遅い夕飯と生ビール」、
これを楽しみに、毎回、三島駅北口まで歩いているのに、残念無念。
そんなことを考えていたら、実は面白いことに気付いた。
今までは、いつ「水防」で呼び出されるかわからないので、
帰宅しても、アルコールなし(お茶)で自宅待機だったが、
最近は、ノンアルコールビールの味にも慣れて、
どうしても炭酸を欲しがっている喉を湿らせることが出来る。
家内に「今日は飲まないよね」と訊かれて、
思わず「こんな日は、ノンアルコールビール」と返した。
以前は、ノンアルコールなんて飲めるか・・と馬鹿にしていたし、
味が・・なんて講釈を並べていたのに、最近は、飲み比べをして、
どのノンアルコールビールが美味いか、試している自分がいる。
考えてみれば、ジュースと同じくらいの価格で、
一応、ビール感覚を味わえるのだから、意地を張らず、
もっと早く楽しめば良かったなぁ、と猛反省のこの頃。
土日の昼間っから、堂々と飲めるし、ドライブに出かけても飲める。
確かに、進化してるよなぁ、最近のノンアルコールビール。
今後も、ジュース感覚で飲んじゃおうっと。



2013年06月18日(火)
気になる「ガラパゴス諸島」の今後

先日、ある懇親会で「携帯・スマホ」の話になった。
もちろん、私は未だ「携帯電話」派だから、
自信をもってみんなに披露すると「ガラケーなんだ」の声。
当然「えっ、ガラケーってなに?」となるのだが、
ガラパゴス(諸島)のように「進化しない」と説明され、
自分なりに納得して、帰宅後ネットで調べたら、ちょっと違った。(汗)
「他の島との接触が無かったために独自の進化を遂げた、
ガラパゴス諸島の生物となぞらえた用語」とあり、またまた納得した。
世界のモバイル・IT事情とは別に「おサイフケータイ」「ワンセグ」
「赤外線通信」「絵文字」等の日本独自の機能を搭載した携帯電話、
説明を読んで、そう理解したが、間違いないだろうか。
でも「ガラケー」は、世界基準ではないから、劣っているか、と言えば、
決してそんなことはない、と感じるひとりである。
日本の開国前、鎖国していて熟成された独自の文化は、
不思議と今でも評価されている例だってある。
だから、大切にして欲しいものは、世界基準でなくても、
いいものはいい、便利なものは便利、と認めて独自の進化を望みたい。
ところで、私が一番気になっているのは、
他の島と接触しまったガラパゴス諸島は、今後どうなるのか?
独自の進化でなくなったら「ガラケー」って名前も・・・。
誰か、私に簡単に説明してもらえませんか。



2013年06月17日(月)
定番ソングとは、これを聴かないと帰れない曲

わが町にある高校、沼津商業高校吹奏楽部のフレッシュコンサート。
私の職場、地域交流センターを、自分たちのホームグラウンドと紹介し、
毎年、新人を中心にしたこの演奏会も、この時期の歳時記となってきた。
緊張している新人部員を始め、吹奏楽部の演奏を盛り上げようと、
会場を埋め尽くした人たちも、手拍子から拍手に変わるまで、
ほとんど両手を叩きっぱなしで、コンサートが終わる頃には、
両手がちょっぴり腫れるほど、和気藹々の演奏会である。
実は、この吹奏楽部の演奏会で私の楽しみは、定番ソングである
「情熱大陸」と「あの鐘を鳴らすのはあなた」。
定番ソングとは、これを聴かないと帰れない曲だな、とメモした。
それくらい楽しみにしている曲ということである。
しかし、素敵な曲にも関わらず、私はなぜか心がドキドキしてきて、
そのうちに涙が止まらなくなる。(汗)
どうして?と訊かれても、答えはたぶん見つからない。
ただ、私の心が揺さぶられていることは確かなんだろう、と思う。
そのうちに、この吹奏楽部の定番ソングではなく、
わが町の定番ソングになる気がしてならない。
今年も、なぜか泣かせていただきました。ありがとう。

P.S.
トロンボーンの音域は「青年男子の声域と同じ」という説明は、
メモを整理して、思わず笑ってしまいました。ごめんなさい。(汗)
(せっかく、いい話をしたあとなのに・・)



2013年06月16日(日)
感謝の気持ち伝えないのは、もったいないんじゃよ。

今回の気になる一言の主は、絵本作家の「真珠まりこ」さん。
いや、正確には「もったいないばあさん」(笑)。
そう、ネットの世界では、別のキャラクターと考えてもいい。
そのツイッターで、もったいないばあさんが呟いていた
「今日は父の日。お父さんに『いつもありがとう』を伝えよう。
忘れないようにね。」に続いて、呟かれていた台詞。
「感謝の気持ち伝えないのは、もったいないんじゃよ。」
本当だよなぁ、家族を一所懸命守っている父親(パパ)が欲しいのは、
プレゼントではなく、慰労の言葉で充分。
それだけで、明日からも頑張ろう、と感じるのが、父親だから。
彼女ではなく「もったいないばあさん」が呟く「もったいない」は、
節約だけではなく、こんないい事があるのに、
使わないなんてもったいない、そんな視点が多くて、
頷くことばかりだから、私のメモも増える。
今後も「真珠まりこ」さんの呟きだけでなく、
「もったいないばあさん」の呟きも楽しみにしていきたい。
また、機会があれば、一緒にお仕事したいなぁ、
「真珠まりこさん」とも「もったいないばあさん」とも。(汗)

P.S.
我が家の食卓には「おとうさん いつもありがとう」のラベルの酒。
ははは、さすが、我が家族。わかっているなぁ。(汗)



2013年06月15日(土)
あの速いリズムのジャズとかいう?

映画「お熱いのがお好き」(ビリー・ワイルダー監督)から。
劇場公開1959年4月29日と言うから、50年以上前の作品。
「マリリン・モンロー」の代表作とも言えるが、
そのタイトルばかりが先行して、観ていないことに気付いた。
原題も「Some Like It Hot」で、最近の洋画にありがちな、
和訳だけが変、ということでもなさそうだ。
私の興味関心は、では、なぜこのタイトルなのか?に移った。
実は、作品中盤にこんなシーンがある。
マリリン・モンローとトニー・カーティス、ビーチでの会話。
「(株取引)君もやるの?」「(私は)ウクレレと歌だけ」
「趣味で?」「ホテルで演奏しているのよ、頼まれて」
「社交界の花だね」「好きだからやってるの、音楽には目がないから」
「あの速いリズムのジャズとかいう?」「そう、お熱いの」
「好き好きだが 僕はクラシックだ」・・・という会話だが、
このシーンに「お熱いの」という単語が含まれている。
だから、この一部を今回の「気になる一言」にしておこうと思う。

P.S.
映画「モリー先生との金曜日」の主人公と、女装がお似合いの脇役。
どちらも、名優ジャック・レモンとは・・参りました。



2013年06月14日(金)
見て 見つめて 見きわめて

佐野美術館の企画展「プチファーブル・熊田千佳慕の世界」から。
「日本のプチファーブル」と呼ばれるに相応しく、
今にも動きそうなリアルな昆虫たちの絵に驚かされた。
帰り際、リニューアルされた美術館のショップで、
彼の書籍「私は虫である」を購入したので、
読書後の「気になる一言」は、近いうちに紹介したい。
さて今回は、美術館内に掲示されていたキャプションから選んだ。
「見て 見つめて 見きわめて 私は心の目で、自然を描きたい」 
(本来は、改行もデザインなので、そのまま表示したいのてすが・・)
彼は、生き物たちの姿をまるで生きているかのように
細密に描いた生物画家として有名なので
「見る」だけでなく「見つめる」くらい観察するだろうな、と
予想していたら「見きわめて」と書かれて、慌ててメモをした。
このフレーズ、口にして、音にしたらなんとリズムもいい。
「見て 見つめて 見きわめて」
それが、絵に命を吹き込む秘訣なんだろうなぁ。
このワンステップがあるかないかは、一流と二流との境目かも。
どの分野にも、こんなちょっとした違い、あるんだろうなぁ。