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しもさんの「気になる一言」
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2013年01月31日(木)
ピョッピョッとカッコよくやっちゃって

映画「ソラニン」(三木孝浩監督)から。
人気コミックの映画化だからか、面白い台詞満載だった。
「鯖川(さばかわ)か?」「鮎川です」に始まり、
「あの、こデブ」とか「やる気なしのマニュフェスト」、
「すめ〜ん」(たぶん「すみません、ごめんなさい」の合成語)。
「ゼロとゼロをあわせて・・無限」なんて・・。
その中でも気に入ったのは、何かの動作・作業の前に
擬声語・擬態語のような効果音?が入る台詞。
「よ〜し、ピョッピョッとカッコよくやっちゃって、
美味い酒で打ち上げようじゃないの」とか
「じゃあ、サクッと新居に荷物を運んで、
引っ越し祝いでもしようじゃないの」のような言い方が、
言葉の使い方としてとても新鮮だった。
今度、機会が会ったら使ってみたい言い回しである。
最初は、なかなかうまくいかないだろうけれど・・。

P.S
主人公の男性が信号無視、バイクで転倒し死亡するのだが、
本編は「黄信号から赤信号に変わる映像」だけなのに、
予告編では、映像+「がちゃ〜ん」と追突の音入り。
誰か、解説してもらえないだろうか、気になっているので。



2013年01月30日(水)
大人の「食育」は、バランスよく食べる知恵

演題「食のニューワードを知る」
〜自身の健康に役立つ最新情報を学ぶ〜
(講師・食の専門家 石川味知子さん)から。
毎日、新聞のどこかに書かれている食に関する単語。
トレーサビリティ・食育・スローフード・デトックス等、
知っているようで知らなかったなぁ、と反省した。
特に言葉だけが、独り歩きしている「食育」とは、
「『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得させ、
健全な食生活を実践できる人間に育てる。
それを具現化する運動」との説明を受け、
「食」を選択する力を習得、ということの大切さを知った。
対象が子どもたちのように感じてしまう「食育」は、
本来は、幼児から高齢者まで必要な知識であるし、
大人の「食育」は、バランスよく食べる知恵、という説明に
なるほどなぁ、とメモをした。
サプリメントなんかで栄養とるのもいいけれど、
「食べる楽しみ」を第一に考えるのが「食育」、そんな気がした。
「腹八分目より、腹七分目」を守りながら、これからも
「楽しい食事」を心がけたいな、と思う。

P.S.
今から、楽しい仲間たちと宴会です。
バランスよく食べる食事、明日からにしよっと。(汗)
「楽しい食事」が優先です。(笑)



2013年01月29日(火)
思い出に何か買わなくちゃね

あと3日で、55年の歴史に幕を閉じることになった
「西武・沼津店」へ、仕事の帰りに足を運んだ。
私が思い出したのは、映画「男はつらいよ 第7話『奮闘編』」。
主人公の寅さんとマドンナ「榊原ルミ」さんが出逢う場所、
それが沼津駅前であり、懐かしい駅舎、西武百貨店、駅前交番が
当時の映像で残されていたから。
さて、1階食品売り場は、溢れんばかりの人だかり、
名物の「都饅頭」をはじめ、長い行列ができているお店も多くて、
その雰囲気はどうして閉店するの?と疑いたくなるほどだった。
私は、お目当ての紳士靴売り場へ向かったが、
あれっ?、やっぱり、今までとは客層が違うなぁ、とも感じた。
その理由は、私の横で大声でおしゃべりしていた人たちの
独り言でわかった。「思い出に何か買わなくちゃね」
どうしても欲しいものがあって来店したのではなく、
もう閉店するから、なにか記念に・・と訪れたらしい。(汗)
百貨店は「思い出の品」を買うところじゃなく、
「ちょっと贅沢な気分にさせてくれるもの」を買うところ。
1階の入口に入ると「西武デパート独特の香り(匂い)」がしたっけ、
私の「西武・沼津店」の思い出は「香り(匂い)」かな。



2013年01月28日(月)
オラがオラがの「が」を捨てて

映画「東京島」(篠崎誠監督)から。
桐野夏生さんベストセラー小説を映画化ということで期待していたが、
男23人と女1人で無人島で過ごす設定に無理があって、
実はうまく入り込めなかった。
そんな中、大勢の仲間と過ごすコツみたいなフレーズが気になった。
作品の中で、何度か繰り返される、
「オラがオラがの『が』を捨てて、おかげおかげの『げ』で生きろ」
リズムがあって、面白かった。
勿論、初めて耳にした台詞ではない気がしたが、
この映画を思い出すにはこれだな、と思い切って選んでみた。
「が」は「我」であるとも言えるが、
「げ」は「下」「外」「解」「戯」「偈」・・
どんな字が当てはまるのだろうか、そんなことを考えながら観た。
物語後半「チキ」なる女の子が口ずさむ歌は、
「なんにもないけど、なんでもあるよ。
なんでもあるけど、なんにもないよ。何でも、何でも、何でも、何でも」
なるほどなぁ・・とメモをした。



2013年01月27日(日)
チャンスをうまくつかまえること

講師「女性クライマー・渡邉玉枝さん」演題「73歳の挑戦」から。
渡邉玉枝さんと言えば、女性世界最高齢エベレスト登頂の記録を持つ、
クライマーの世界では知らない人はいない、というくらい有名な方。
その彼女の講演会が、わが町の地域交流センターで開催された。
「エベレスト8848メートル登頂の記録映像14分」で始まり、
まだ彼女は登場していないのに、登頂達成の瞬間映像で拍手が起き、
会場内は、一瞬「エベレスト」の一部と化した。(汗)
当初、73歳で登頂したという、偉大な記録を持つ女性は、
どんなにがっちりした体格の人だろうかと期待したら、
なんと身長156センチの、ほんとに華奢な体つきで驚かされた。
さらに、彼女の登頂に同行した山岳カメラマン・村口徳行さんも
ゲスト出演してくださり、なごやかな雰囲気の講演会となった。
彼女の話の中で、私が1番印象に残っているフレーズは、
「チャンスをうまくつかまえること」
山に登ることだけでなく、人との出会いから仕事まで、
全てに関して通じる素敵な言葉だと思った。
お金の有る無しに限らず、自分にとってこれはチャンスだと思ったら、
迷わず挑戦する、それが彼女からいただいたメッセージだと思う。
22回の海外登山(全て登頂)で、1度だけ無理かと思われた「ローツェ」、
同行カメラマンの村口さんが訊いた。「なぜ諦めなかったの?」と。
彼女は答えた。「せっかく登りにきたんだから」
これがクライマーのセンス、と村口さんが解説したが、
そう何度も挑戦できることではない「高所登山」だからこそ、
「簡単に諦めてはいけない」という想いと、記録に関係なく、
「チャンスをうまくつかまえること」を考えていた気がする。
元気と勇気を2人からいただいて帰路についた。



2013年01月26日(土)
他の人が食べているでしょ

先日、妻と「ロイヤルホスト」で食事をしていた時のこと。
私たちの横で食事をしていた、母親と小さな子ども2人。
彼らは、まだ食べ終わってないのに、座るシートに寝てみたり、
ゲームを始めてみたり、いつものように落ち着きがない。
まぁ、子どもだから仕方がないな、と大目にみながら、
この母親が彼らにどんな躾をするのか、と観察していた。
彼らがなんとか食事を終え、帰り支度をしようと席を立った時、
「ほら、そんなところで、上着を着ちゃだめよ。
他の人が食べているでしょ」と小さな声で叱った。
外はこの冬一番の寒さで、大人の私でさえ、
その場で上着を着込みたいと考えたくらいなのに、
ボックス席を離れ、会計等のあるスペースで、上着を着せた。
ほぅ〜、と感心していたら、妻が横で呟いた。
「躾ができない数少ない親が目立ってしまうけれど、
ほとんどの親はわが子に対して、躾をしているのよ」
「イライラするほど躾のできない親」=「今の若い親」ではない。
頑張れ、若い親たち。それを支えるのが私たちの役目だな。



2013年01月25日(金)
孔雀が発明したのが花火だった

映画「カンフー・パンダ2」(ジェニファー・ユー・ネルソン監督)から。
アニメだろうが、やはり私は「カンフー映画」が好きだ。
2008年の前作は、アニメとは思えぬスピード感を楽しんだが、
今回は画像の美しさやリアル感がさらに私を喜ばしてくれた。
新たなる敵は、野望に満ちた「孔雀のシェン大老」。
その「孔雀」を、物語の冒頭で紹介するのだが、
「羽根を広げた孔雀」を「花火」に例え、
その「花火」とは、こういうものだという定義が気に入った。
「孔雀が発明したのが花火だった」と言い切り
「色と喜びをもたらす花火には、闇と破壊をももたらす力があった」と。
花火は「色鮮やかな華やかさ」と「それを見上げる人たちの歓声」を
連想してしまうが、違った視点では「消えた後の真っ黒な闇」と
「尺玉などが大きな音とともに破壊される、弾けるパワー」とも言える。
花火の明暗となる部分を「正義の味方」と「悪役」に振り分け、
的確に表現した導入部から、魅了された。
もちろん、今回も作品を陰で支える豪華な声優たちに驚きながら、
「アンジェリーナ・ジョリー」が吹き替えた「マスター・タイガー」の
ちょっとした色気が気になって仕方なかった。(笑)
それにしても、豪華な声優陣、みんな主役を演じる人たちばかりだもの。