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しもさんの「気になる一言」
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2013年01月05日(土)
たまたまが一生になることもある

書籍「ロクヨン 64」(横山秀夫著・文藝春秋刊・647頁)から。
今年の年始3日間で一気に読み切ったが、メモを整理したら
この台詞が妙に気になった。
事件に直接関わる刑事部から警務部の広報官へ異動して、
中途半端な気持ちで仕事をしている感じがしていたが、
刑事部の大先輩に言われた、このアドバイスは主人公に響いた。
「(持ち場に帰れ。)たまたまが一生になることもある」
人事異動の季節、不平不満を口にする人たちに
「蒔かれたところで咲きなさい」と諭すこともあるけれど、
それは私自身が「たまたまが一生になることもある」と
実体験で感じているからかもしれない。
今の職業だって、最初からなりたかったわけではないが、
多くの「たまたま」が重なり「一生」の仕事になった。
仕事に限らず、そういったことはよくある。
その「たまたま」をプラスとして受け入れるか、
自分には向いていないとはねつけるか、それだけのこと。
そう考えれば、すべてが「たまたま」の積み重ねかもしれない。
たまたま出会った人が、一生のお付き合いになることもあるし、
たまたま読んだ「ロクヨン」が、一生を決めることだってある。
警察内部のドロドロした抗争として話は展開するけれど、
仕事に対する矜持が随所に感じられて、本当に面白かった。
長篇作品って、あまり時間をかけずに一気に読み切るにかぎるな、
充実感・満足感が明らかに違うもの。



2013年01月04日(金)
ドラえもんみたいな国

新年の新聞には、私のアンテナに引っ掛かる
企業のコマーシャルが目白押しであるが、
今年、気に入ったのは「トヨタ」。
「トヨタ」の文字はなく、トヨタのマークと
「Re BORN」と「FUN TO DRIVE,AGAIN.」
そして、北野たけしさんとキャッチコピーのフレーズ。
「『頼れる、しかも、愛される』。
世界にとって、ドラえもんみたいな国に
なれるといいな、ニッポンは」
国でも企業でも人物でも、この2つの要件を満たすことは難しい。
「恐れられたり、頼られる」と同時に「愛される」ってことは、
本当に人物として魅力がないと、成り立たない。
中国・三国志の「諸葛孔明」みたいな人ってことだな。(汗)
どちらか一方なら簡単なことでも、両方となると至難の業だ。
でも逆に、目指してみたいな、今年55歳の生き方として。
「頼れる、しかも、愛される、ドラえもんみたいな人物」ってのを。
日本も目指して欲しいな「ドラえもんみたいな国」。



2013年01月03日(木)
年末年始は「段取り力」が試されている

最近は、元旦から食料品を扱うお店も開店し、
何も不自由なく、好きなものが好きなだけ食べられる。
そうなると、私には、普段の生活との違いがわからなくなる。
私が子どもの頃(汗)、正月3日間はどこもお店も閉店。
だからこそ、年末の大晦日までに、ほとんど買い物を済ませ、
1月3日までの、国全体の完全休養に備えた記憶があるが、
今となって考えれば「不自由さを体験」していたことになる。
(元旦から洗濯はしない、そんな風習もあった気がするが・・)
その不自由を克服する為には、3日間の過ごし方を想定し、
自分なりの「段取り」をつけなければならない。
そうした生活の体験から、仕事にも必要な「段取り力」を
知らぬ間に身につけていたのではないだろうか。
そこで敢えて、反論があることも承知で提案するとすれば、
正月休みは(意識して)、わざわざ不自由な環境に身を置く。
そして、自分なりの正月の過ごし方を考えることこそ、
自分の「段取り力」を試す、最適な期間だと言えそうだ。
「正月3日間は『初笑い』で、お笑い番組を見て過ごす」
「ビールや冷酒、焼酎など、朝から晩まで呑み続ける」
それも、立派な「段取り」である。
要はダラダラ過ごさないことが、1年のスタートには大切だと思う。
言葉にすると「年末年始は『段取り力』が試されている」かな。(笑)



2013年01月02日(水)
積み重ねた数字こそ、私自身のお年玉

昨日1月1日は、1年のうちで一番ワクワクする日だった。
昨年の手帳を眺め、1年間に積み重ねた数字こそ
私にちょっぴり「自信」を与えてくれる瞬間だから。
それは、単なる目標に掲げた数字の達成ではなく、
目標に向けてコツコツ努力した自分の姿が浮かぶからだろう。
その「楽しい」「辛い」を一番知っているのは、私自身。
誤魔化さない、嘘はつかない、インチキはしない、
そんなことを自分に言いきかせて続けてきた結果、
昨年もまた、多くの成果を手に入れた。
それが、今年の自分に、ちょっぴり「自信」となり、
新しい年の目標を決める大前提となっている。
私流に言い換えれば、
「積み重ねた数字こそ、私自身のお年玉」。
そのお年玉は、新年を踏み出すための「準備金」ではなく、
昨年の成果に対する「報奨金」と考えればいい。
来年の正月、私自身からのお年玉を楽しみにしながら、
コツコツと数字を積み上げながら、今年を生きていきたいと思う。



2013年01月01日(火)
「2012の熟語」・・「366万歩達成」に決定

5年前から、年末恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
元旦に昨年の手帳を開きながら書き出した、2012年・月別の熟語は
1月・元旦初詣(三島大社に、初体験かも?)
2月・日本列島いきものたちの物語(幼なじみが製作に関わった映画)
3月・風神雷神(妻への誕生日プレゼント)
4月・天春(家族4人、カウンターで天ぷらを)
5月・松本旅行(先輩の墓参りも兼ねて、松本2泊3日)
6月・閉店(お気に入りだったピアノバー「茶堂文」の閉店)
7月・塩むすび(山本益博さんの料理教室。面白かった)
8月・ロンドン五輪(佐藤悠基選手の応援・各施設に世界記録表示)
9月・オープニング(木版画家・牧野さん親子、静岡伊勢丹での2人展)
10月・十勝千年の森(結婚29年目の北海道再訪。懐かしい景色も)
11月・366万歩達成(1日1万歩、323日目で達成)
12月・書き初め体験 (墨の匂いに、気が引き締まる感覚を体験)

選考委員長(私自身)の弁
「366万歩達成」を選ぶことにした。
昨年末「新年は平穏無事で1年が過ぎて欲しい」と願ったことを、
行動として実行すると、毎日1日1万歩を目標にして歩き、
積み上げのトータルで「1年366万歩」を歩き続けることだった。
「心も体も健康でなければ達成できない記録」と自己評価している。
また「1年間・365日間続けた」という「継続力」以外に、
自分自身で決めた約束を守ったという、達成感とは違う感覚がある。
その感覚の正体を、今年はしっかり見極めたいと思う。



2012年12月31日(月)
「古風なものは捨てがたい」「古風のものはいいわね」

映画「007 スカイフォール」(サム・メンデス監督)から。
暗闇の中だったので、誰の台詞か、メモし忘れた。(笑)
しかし「新旧比較」「世代交代」等のフレーズが、
作品のあちらこちらに散りばめられていた。
ボスのMには「引退プランの提案」がされ、
「ピッタリだわ、古株の再スタート」を始めとした
「スパイを追う? 時代遅れだ」「君の趣味は?」「復活だ」
「スパイか?」「人出を使って情報収集は、古いものてす」等、
スパイを否定するようなシーン、会話が目立ったが、
やはり最後に役立つのは「昔ながらのやり方」だったり、
「昔の道具」だったりするから面白い。
「古風なものは捨てがたい」「古風のものはいいわね」は
そんな「007」の存在感を示している気がした。
まだまだ、若い人たちの知識や、新兵器には負けない、
経験からつかんだ知恵こそ、これからの時代にとって
役に立つに違いない。
北朝鮮のミサイル打上げ情報を事前に察知したスパイは
いなかったってことなんだろうな、きっと。
情報だけで、判断するには限界があるものなぁ。

P.S.
ボンドが生まれ育ったの家の執事が
「M」のことを「エマ」と呼んだシーンがある。
これは何を意味するのか・・ちょっと気になる。

P.S.(2)
一年間、ご愛読、ありがとうございました。
来年も、ありがとうございます。



2012年12月30日(日)
年末年始は「長篇小説」を

前回の年末年始から楽しみを知った、長篇小説読破の満足感。
もちろん、大掃除や買い物等もするけれど、
普段、読むのに抵抗があるような厚い本の読破は、
年末年始に相応しい時間の過ごし方かもしれない、
そう感じる年齢になってきた。
お笑い中心のテレビ番組や、1年を振り返る特番よりも、
私にとっては、心を整えるチャンスだと考えている。
そこで一言は「年末年始は『長篇小説』を」
今回、ひとり静かに、雨の音をBGMにして読み始めた作品は、
「64 ロクヨン」(横山秀夫著・文藝春秋刊・645頁)。
前回の年末年始、夢中になって読み耽ったのは、
書籍「ジェノサイド」(高野和明著・角川書店刊・590頁)。
どちらも、読み始めるのに、勇気がいるが、(笑)
逆に、こんな機会じゃなきゃ読まないだろうなぁ、と思い、
ふとんに潜り込んで、頁をめくり始めた。
「64」ってタイトルにも惹かれたし、私の誕生日が「6月4日」、
これは、やっぱり読まなくちゃ。何かのお告げかも・・(笑)
昭和64年って、数日しかなかったんだよなぁ、たしか。