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| 2012年10月25日(木) ■ |
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| 使われてる部品は全て必要なんだ |
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映画「ヒューゴの不思議な発明」(マーティン・スコセッシ監督)から。 画像の素晴らしさだろうか、脚本の巧さだろうか、 あっという間の上映時間126分であった。 「時間とは、60秒で1分、60分で1時間。この世は、時間が全てだ」 冒頭に出てくるこの単語「時」をキーワードに物語は展開される。 しかし、もう一方で「役割」について考えさせられる。 今回の一言は、機械修理が得意な主人公・ヒューゴが少女イザベルに呟く。 「何にでも目的がある、機械にさえ。 時計は時を知らせ、汽車は人を運ぶ。みんな果たすべき役目があるんだ。 壊れた機械をみると悲しくなる。役目を果たせない。 人も同じだ。目的を失うと人は壊れてしまう」と。 そして、駅の時計塔の上から下界を眺め彼女に話すシーンへと続く。 「ここからは、世界が1つの大きな機械に見える。 機械に不要な部品はない。使われてる部品は全て必要なんだ。 だから、世界が1つの大きな機械なら・・僕は必要な人間だ。 理由があってここにいる。君にも理由があるはずだ」 なるほど・・そういう発想こそ、人間の生き方には大切だと痛感した。 自暴自棄にならず、この世の中での自分の役割を果たすこと、 大きな機械の歯車の1つでもいいじゃないか、その機械には必要なんだから、 と考えてみる。 新しいものを作る(創る)人より、直す(治す)人の方が素敵だなぁ。 自分の生き方に不安や疑問を抱いている人は、是非、お薦めしたい。
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| 2012年10月24日(水) ■ |
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| 家族の中で一番若い人の視線で呼ぶルール |
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書籍「日本人の知らない日本語2」 (蛇蔵&海野凪子著・メディアファクトリー刊・159頁)から。 外国人にとって、日本の習慣・常識でわからないこと。 それは、1人称の呼び方がたくさんあることだというが、 もっとわからないのは、家系図とは違う呼び方らしい。 「家族の中で一番若い人の視線で呼ぶルール」を覚えないと 日本人の自己紹介についていけない、と嘆く。 自分にとって、父親や母親でも、息子や娘でも、 一番若い人を基準に、父親のことを「おじいちゃんです」と紹介し、 娘のことを「お姉ちゃんです」と紹介されると、 整理して覚えようとしていた家族関係がチンプンカンプン。 夫のことを「お父さん」「パパ」、妻のことを「お母さん」「ママ」と 呼び合うのも同じなんだろうなぁ。 わたしたちにとって何気ない習慣が、外国人を悩ませている。 本当に国際人を目指すなら、このあたりも意識しなくちゃなぁ。
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| 2012年10月23日(火) ■ |
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| 敬遠は一度やると、クセになりそうで・・ |
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映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」(杉井ギサブロー監督)から。 実写映画「タッチ」と、アニメ映画「タッチ 背番号のないエース」 「タッチ2 さよならの贈り物」(1年後)と続けて観てきた。 そして「2年後・高校3年生の夏」の設定で、話は進む。 野球好きとしては、まだまだ不満はあるが、少しずつであるが、 「タッチ」の映画鑑賞方法がわかってきた気がする。(笑) どうして、野球関連の物語って、盛り上がりの場面が9回ツーアウト、 1点リードで、バッターは敬遠してもおかしくないライバルの強打者、 そこで、主人公の投手はベンチの指示や常識を無視して勝負をし、 なぜか三振を奪いゲームセット、このワンパターンが好きなんだろう。 敬遠だって、大切な戦術なのに・・といつも思っていたら、 その答えをこの「タッチ」で見つけることが出来た。 最後のクライマックス前にも、同じようなシーンがあるのだが、 その時、マウンド上の上杉達也は、こう言い切る。 「敬遠は一度やると、クセになりそうで・・」 戦術としては正しい選択だとしても、一度「敬遠」を覚えてしまうと、 どうしても闘志むき出しが求められる時に、逃げ腰になる。 本来なら、バッター勝負なのに、次のバッターに気持ちが移る。 その気持ちの弱さが、真剣勝負には一番怖い。 だから、いざという時のために、普段から「敬遠」をしない。 そんな心意気が伝わってきて、嬉しくなった。 いくら青春ドラマのコミックとはいえ、野球好きが観ていることもある。 やっと「タッチ」が好きになりそうだ。(笑)
P.S いろいろ不満も書いてきたけれど、アフターストーリーの2本も観ました。 笑ってしまうほど偶然のシーンが多いけれど、面白かったです。 映画「タッチ 〜Miss Lonely Yesterday あれから、君は・・・〜」 映画「タッチ〜CROSS ROAD 風のゆくえ」
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| 2012年10月22日(月) ■ |
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| 王(1)と長嶋(3)に見守られていたな、きっと |
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プロ野球・日本シリーズ進出をかけたセリーグ最終戦は、 ジャイアンツの勝利で幕を閉じた。 監督や選手のコメントは、明日の朝刊でゆっくりメモしたい。 そこで、まずは私の雑感。 3勝3敗で迎えた最終戦、3年ぶり33回目の日本シリーズ進出。 10.5ゲーム(約11ゲーム)差をつけてのリーグ優勝に与えられる 1勝のアドバンデージが大きく勝敗を左右した気がする。 文字にしてみたら、やけに(1)と(3)が輝いてみえたから、 もちろん、こじつけは承知で、気になる一言を書いてみた。 「王(1)と長嶋(3)に見守られていたな、きっと」 また、このクライマックスシリーズはリーグ戦の縮図とも言える。 開幕前、優勝候補に挙げられながら、開幕当初の スタートダッシュでつまずき、大きく離される展開から 接戦をモノにしながら、少しずつ選手が自信をつけていった。 中盤から、徐々に試合のペースを掴んで戦い、 終盤は、相手を寄せ付けない横綱相撲で、ぶっちぎりの優勝。 だから今日の最終戦は、リーグ終盤同様、安心して観ていられた。 ドラゴンズに贈る言葉があるとすれば、 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」かな。
P.S. まぁ、今日ばかりは、何を語ってもお許し願いたい。 本音は、ヒヤヒヤしながらのテレビ観戦だったのだから・・(汗)
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| 2012年10月21日(日) ■ |
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| その土地で感じた「風土」みたいなものを伝えたい |
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先日、北海道新聞から、「読者の声」掲載日の朝刊が届いた。 夏の松本旅行の感想を投稿した「信濃毎日」に続く、 地方紙「北海道新聞・読者の声」掲載の吉報である。 今年6月、54歳の誕生日に掲げた、これからの楽しみのひとつ、 「全国の地方新聞紙、投稿掲載に挑戦」が実を結んだ。 私の旅行のスタイルは、帰宅後の写真の整理に留まらず、 楽しませていただいた土地へのお礼を文字にして、新聞投稿まで。 私にとっては、掲載される・されない、は二の次であり、 その土地で感じた「風土」みたいなものを伝えたい、と思う。 たぶん、住んでいる人たちには気付かない、 その土地独特の「季節感」みたいなものかもしれない。 旅行後、インターネットで、施設の評価を採点するよりも、 私にはあっているお礼の仕方だと気付いたから、 こうして「新聞投稿」という形で、感じたことを文字にしたい。 人それぞれに、旅行の楽しみ方があるけれど、 今度は、帰宅してからどんなお礼を書こうかな?と考えながら、 地元の人と接するなんて、こんな素敵なことはない気がする。 これからは、旅行中に立ち寄ったショップや宿泊施設にも、 お礼のハガキを出したいな、と考えている。 撮影した写真をハガキに印刷して・・
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| 2012年10月20日(土) ■ |
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| 「俺、酒やめるから・・」「聞き飽きたわ、それ」 |
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お酒を飲んで帰って来たから・・と言うわけではありませんが、 映画「毎日かあさん」(小林聖太郎監督)から。 人気漫画家の西原理恵子さんと、元夫で重度のアルコール依存症、 戦場カメラマン・鴨志田穣さんと過ごした日々を題材に、 夫の立ち場、妻の立ち場から、と意識して観ると こんなにも違った作品になるのか、と感心させられた。(汗) (夫の立ち場から描いた映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 東陽一監督・浅野忠信さん&永作博美さん共演) 今回は、実生活で元夫婦だった小泉今日子さんと永瀬正敏さん共演。 どちらも「夫婦」という関係の面白さを、私に伝えてくれた。 今回選んだ、気になる一言は、 意思が弱くだらしない夫と、それを支える妻から発せられた捨て台詞、 「俺、酒やめるから・・」「聞き飽きたわ、それ」。 「またやっちまったなぁ」「今度吐血したら死ぬってよ」 それでも、なぜか夫を完全に見捨てることが出来ない夫婦関係が、 この台詞には、含まれている気がした。 ギャンブルや浮気等とは違う、とはいえそれが何なのか説明できないが、 アルコール依存症だから許せてしまう何かがあるのかもしれない。 比較しながらだったからか、意外と楽しめる作品だった。
P.S 正司照枝さん扮する母親が、実娘(小泉今日子さん)に投げつけた台詞、 「スカは当たりくじには化けんぞね」は、インバクトあったなぁ。
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| 2012年10月19日(金) ■ |
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| 今晩は、ふたりで「ニャンニャン」してね |
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歌の饗宴「クラッシク」2012(JAPAN CONCERT TOUR)から。 「郷愁のロシア民謡・心打つ日本歌曲 いま時を超えて魅惑のオペラ・アリア 心に深く刻まれる豊かな表現力 洗練された歌声 珠玉の名曲を歌う」こんな謳い文句に誘われて、 妻と足を運んだ、ロシア民族のコンサートであったが、 この表現が「誇大」ではなく、鳥肌が立ったり、 自然と涙が出てくるような感動を覚えた2時間。 何度も「クラシック」の間違いでしょ?と指摘されたが、 「クラッシク」は彼ら彼女らの正式なグループ名。 ロシア極東のトップオペラ歌手の歌声(声量)は、 今までに耳にしたことのない、豊かな音となって耳に届いた。 特に印象に残ったのは、第2部の最後に歌われた 「二匹の猫のこっけいな二重唱」。 発声する音は「にゃー」とか「ニャン」とか「猫語」のみ。 それなのに、惹きつけられてしまう歌声は、まさしく猫の会話。 この歌声に喜んでいたら、横にいた知人が、一言。 「今晩は、ふたりで『ニャンニャン』してね」 またまた、大笑いで会場を後にしたが、驚きとともに このコンサートを思い出すには相応しい曲なのかもしれない。 もう一度、聴いてみたいくらい楽しかったから。
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