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しもさんの「気になる一言」
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2012年10月20日(土)
「俺、酒やめるから・・」「聞き飽きたわ、それ」

お酒を飲んで帰って来たから・・と言うわけではありませんが、
映画「毎日かあさん」(小林聖太郎監督)から。
人気漫画家の西原理恵子さんと、元夫で重度のアルコール依存症、
戦場カメラマン・鴨志田穣さんと過ごした日々を題材に、
夫の立ち場、妻の立ち場から、と意識して観ると
こんなにも違った作品になるのか、と感心させられた。(汗)
(夫の立ち場から描いた映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」
東陽一監督・浅野忠信さん&永作博美さん共演)
今回は、実生活で元夫婦だった小泉今日子さんと永瀬正敏さん共演。
どちらも「夫婦」という関係の面白さを、私に伝えてくれた。
今回選んだ、気になる一言は、
意思が弱くだらしない夫と、それを支える妻から発せられた捨て台詞、
「俺、酒やめるから・・」「聞き飽きたわ、それ」。
「またやっちまったなぁ」「今度吐血したら死ぬってよ」
それでも、なぜか夫を完全に見捨てることが出来ない夫婦関係が、
この台詞には、含まれている気がした。
ギャンブルや浮気等とは違う、とはいえそれが何なのか説明できないが、
アルコール依存症だから許せてしまう何かがあるのかもしれない。
比較しながらだったからか、意外と楽しめる作品だった。

P.S
正司照枝さん扮する母親が、実娘(小泉今日子さん)に投げつけた台詞、
「スカは当たりくじには化けんぞね」は、インバクトあったなぁ。



2012年10月19日(金)
今晩は、ふたりで「ニャンニャン」してね

歌の饗宴「クラッシク」2012(JAPAN CONCERT TOUR)から。
「郷愁のロシア民謡・心打つ日本歌曲
いま時を超えて魅惑のオペラ・アリア
心に深く刻まれる豊かな表現力 洗練された歌声
珠玉の名曲を歌う」こんな謳い文句に誘われて、
妻と足を運んだ、ロシア民族のコンサートであったが、
この表現が「誇大」ではなく、鳥肌が立ったり、
自然と涙が出てくるような感動を覚えた2時間。
何度も「クラシック」の間違いでしょ?と指摘されたが、
「クラッシク」は彼ら彼女らの正式なグループ名。
ロシア極東のトップオペラ歌手の歌声(声量)は、
今までに耳にしたことのない、豊かな音となって耳に届いた。
特に印象に残ったのは、第2部の最後に歌われた
「二匹の猫のこっけいな二重唱」。
発声する音は「にゃー」とか「ニャン」とか「猫語」のみ。
それなのに、惹きつけられてしまう歌声は、まさしく猫の会話。
この歌声に喜んでいたら、横にいた知人が、一言。
「今晩は、ふたりで『ニャンニャン』してね」
またまた、大笑いで会場を後にしたが、驚きとともに
このコンサートを思い出すには相応しい曲なのかもしれない。
もう一度、聴いてみたいくらい楽しかったから。



2012年10月18日(木)
音楽家はもっとも神に近い存在だ

鳥肌が立つほど素晴らしかった、ロシア人の歌声を聴いた後だから、
映画「敬愛なるベートーヴェン」(アニエスカ・ホランド監督)から。
偉大な天才作曲家、ベートーヴェンの一面を垣間見た気がする。
「野獣」と呼ばれていたにも関わらず、実は非常に繊細であったり、
要所要所に、音楽家としての考え方が表現されている。
中でも、音楽家の存在価値について語るシーンは、圧巻であった。
「音楽は空気の振動だが、神の息吹だ」「魂に語りかける神の言葉だ」
「音楽家はもっとも神に近い存在だ」
「神の声を聴く、意思を読み取る、神を称える子どもたちを生み出す、
それが音楽だ。でなければ、音楽家は必要ない」と。
自信に裏打ちされたこれらの言葉は、重みを感じた。
ベートーヴェンを始め、歴史に残る音楽家は、口を揃えたように
神の声を楽譜に書き写すだけだ、という。
そしてまた、その作曲家が書いた楽譜を清書する「写譜師」という
職業があることを知って、驚かされた。
物語の中で、ベートーヴェンが、若き女性写譜師に、
「無音がカギだ。音符と音符の間の沈黙だよ。
沈黙が深まると、魂が歌い出す」と呟くシーンがあるのだが、
私はこの時、交響曲第5番「運命」の出だしが頭の中に浮かんでいた。
同時に、映画「神様のパズル」(三池崇史監督)でメモした
「『運命』の最初に八分休符があるんだ」という台詞も一緒に・・。



2012年10月17日(水)
牛さんは何が好きですか? 僕は牛肉です

以前、牛や馬を飼っていた農家の人に聞いた話。
面白すぎて、誰かに伝えないと・・と思ったので。
場所が小学校に近いこともあり、
牛舎でのんびり動いている牛の「白黒模様」は、
子どもたちの絶好の(お絵描き)写生対象だったようだ。
写生が終わって、しばらくすると、覚えたばかりの字で
無邪気な子どもたちから牛さんへ、お礼の手紙が届いた。
その中の1つが、今回の気になる一言。
「牛さんへ、このあいだはありがとうございました」と書き始め、
続けて「牛さんは何が好きですか? 僕は牛肉です」
手紙を読んだ農家の家族が、一同爆笑だったのも頷ける話。
今流行のお笑い芸人のギャグでもなんでもなく、
小学校低学年生が、素直に話しかけた質問と、それに対する自分の意見は、
ブラックユーモアではなく、微笑ましく感じたのは私だけではないだろう。
子どもって、やっぱり凄い力を持っているよなぁ。

P.S.
このネタ、是非、焼き肉屋で飲みながら使ってください。



2012年10月16日(火)
僕、いい走りしたよ。

今日、佐藤悠基選手にお会いしたから・・と言うわけではないが、
駅伝を題材にした映画からの一言。
映画「奈緒子」(古厩智之監督)から。
駅伝をテーマにした映画も何本か観てきたが、
今回の作品は、一人ひとりの地道な努力が実を結ぶ意味では
わかりやすい流れだったと思う。
確かに、繋げるという意味では「チームワーク」が大切となるが、
それは個人それぞれが満足した走りをした結果の繋がりだと言える。
補欠だった吉崎が、重要な1区を任され、襷を渡してから倒れ込む。
三浦春馬さん扮する主人公・雄介が介抱するのだが、
息を整えながら「僕、いい走りしたよ。」と呟く。
雄介は、その台詞に絶妙に反応する。「うん、わかってる。
いつものお前なら、僕、いい走りしたか?って訊いている」と。
不安が入り交じった「僕、いい走りしたか?」と訊く疑問文ではなく、
自分で自分の走りを分析し「僕、いい走りしたよ。」と言い切れた彼に、
拍手を送りたくなってしまった。
駅伝に対する、面白い視点を見つけたので、最後に紹介する。
走り終えた選手に「(頑張ってきた)みんなに会いたくねえか?」と
自分の気持ちを確認しながら訊ね、
「バラバラになってさ、また会うために走る、変な競技だ」と
自分で納得するように呟くシーン。
たしかに「駅伝」って、面白い競技だなぁ。



2012年10月15日(月)
道内観光の8割は道内の人なんです

先日、ツィッターでインドネシア人看護師が発した
「日本人は時間守らない」の言葉が話題を呼んでいた。
時間に厳しいはずの日本人、確かに開始時間には厳しい。
遅刻でもすれば、その理由をとことん問いつめられる。
しかし、仕事や会議の終了時間は意外とルーズ。
終了時間に終了して帰宅することは、なかなか評価されない。
その思わず笑ってしまった発想を、実は北海道でも経験した。
北海道富良野をどう活性化するか、と話し合ったことを聞き、
観光なら北海道以外の人達(本州・四国・九州に住む人達)の意見も
取り入れたらどうだろうか?とアドバイスしたら、
「道内観光の8割は道内の人なんです」と答えが返ってきた。
「だから、ターゲットは札幌市民です」(笑)
これには驚いたが、実は私の既成観念を打ち砕いてくれた台詞。
「観光」とか「観光入り込み客」というと、
ついつい県外から訪れる人を増やそうと考えがちだが、
実は、わが町も一番訪れてくれているのは、県東部の人たち。
近隣の人たちが、ちょっとした休日に脚を運びやすい環境こそ、
私たちがしなければならない観光施策に違いない。
たぶん・・伊豆観光の8割は伊豆の人たちなんだろうし・・。



2012年10月14日(日)
バス旅行と言えば、お菓子の詰合せだよねぇ

働く女性の会(ATGネット)のバス旅行に、賛助会員として、
いつものように、楽しく参加させていただいたが、
山梨県ならではの体験満載のツアーに、大満足の1日となった。
富士吉田の冨士浅間神社参拝から始まり、河口湖でそば打ち体験、
お昼は囲炉裏を囲んで、炭火で山海料理を食したかと思えば、
シャトー勝沼ワイン工場で(大量の)試飲を体験し、
その後、ぶどう狩り、最後は第二東名の新名所・駿河湾沼津SA。
お腹も気持ちも、満腹で帰宅した。
夕食は自分で打ったそばを食しながら、こんなに太く切った覚えはないと
家族に言い訳をしながら、ワインとブドウの土産を渡した。
そう言えば、バス旅行なんて何年ぶりだろう?なんて考えながら、
今回の旅行を振り返ったが、メモに残ったいたのは、
「バス旅行と言えば、お菓子の詰合せだよねぇ」
ひとり一袋ずつ配られた時「お子様だなぁ」と言いながらも
「嬉しいよねぇ」という会話も耳に入ってきたのも事実。
バス旅行を楽しむには「気の合った仲間たち」と「お菓子の詰合せ」、
これは不可欠だな、きっと。