
|
 |
| 2012年08月16日(木) ■ |
 |
| 「死ぬ覚悟」と「生きる覚悟」 |
 |
映画「男たちの大和 YAMATO」(佐藤純彌監督)から。 「戦艦大和」「第二次世界大戦」を題材にした映画は 数あれど、悲しいだけではなく、男気みたいなものを 感じることが出来た作品であった。 「大和」が、最終決戦の場となる沖縄に向かう戦場、 兵士が、上官に尋ねるシーン。 「『武士道』と『士道』の違いは何ですか?」 長島一茂氏演じる上官が、落ち着いた声で なんと答えるのか、興味津々でメモを片手に待った。 「武士道とは、見返りを期待せずに死ぬ覚悟。 「士道とは、死ぬ覚悟を内に秘めて、 人に恥じない生き方をすることだ」と定義し、 その答えに部下は「死ぬ覚悟」と「生きる覚悟」ですね、と 悟るように言い放った。 今まで、なかなか理解できなかった「武士道と士道の違い」。 難しいことを簡潔に説明する士官は、最後にこう付け加えた。 「覚悟を決めるということは、誰にも生易しいことではない」 辞書によると「覚悟」とは、ある事態を予期して心を決めること。 心を決めるって、生易しいことじゃないよなぁ。
|
| 2012年08月15日(水) ■ |
 |
| 死ぬのは友のため、共に戦った男たちのためだ |
 |
映画「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)から。 「太平洋戦争最大の激戦だったといわれる硫黄島の戦いを 日米双方の視点から描く映画史上初の2部作」である。 監督の意図からすれば、第1部、第2部の順に鑑賞すべきなのだろうが、 日本人側の視点で描かれた作品「硫黄島からの手紙」を、 先行して観てしまったため、同じ場所、同じ時間で戦っているのに、 こんなに違うのか、と驚くほかなかった。 しかし、最前線で戦う男たちにとっては、どこから相手の攻撃を受け、 いつ死ぬかわからない恐怖が常に充満していて、 個人レベルでは、日本兵も米兵も変わらないことは作品は教えてくれた。 作品のラストで、こんな台詞が流れる。 「英雄とは、人間が必要にかられてつくるものだ。 そうでもしないと、命を犠牲にする行為は理解し難いからだ。 だが、父と戦友たちが危険を冒し、傷を負ったのは仲間のためだ。 国のための戦いでも、死ぬのは友のため、共に戦った男たちのためだ」 日米の戦争映画の違いが、この2部作で理解できた気がする。 自国の戦争を正当化し、美化しがちな「ハリウッド映画」の体質に、 横穴を開けたような作品の仕上がりに、敬意を表したい。 誰も幸せにならないのに、どうして世界の国々は戦争をするのだろうか、 そんな疑問が、また私の脳裏を横切ってしまった。
|
| 2012年08月14日(火) ■ |
 |
| 家族のために死ぬと決めたのに・・ |
 |
映画「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)から。 「太平洋戦争最大の激戦だったといわれる硫黄島の戦いを 日米双方の視点から描く映画史上初の2部作」との紹介に、 期待を込めて2作品を観始めた。 (「父親たちの星条旗」が第1部、本作が第2部だったらしい) 観終わった感想は、間違って第2部の作品から観てしまったが、 日本人の私にとっては、この順番が正しい気がする。(笑) さて「気になる一言」も、出来れば「対」として選びたいと思い、 メモをとった。その結果選んだのは「戦う男たちの死生観」である。 日本人側の視点で描かれた、戦争に対する戦い方(死に方)は、 「国のため、天皇のため」と言いつつ、本音は「家族のため」。 「家族のために死ぬと決めたのに、家族のために死ぬのをためらう」 この台詞が、私の心に突き刺さった。 「靖国で会おう」「来世で会おう」の台詞を残して死んでいく兵士、 手榴弾で自爆していく光景は、涙が止まらなくなった。 日本の男たちが、戦争に突き進んでいく理由は「家族愛」 そして、アメリカの男たちが、死を掛けて戦うのは「男同士の友情」。 死に対する意識の違いをもった人種が戦っていたんだな。
|
| 2012年08月13日(月) ■ |
 |
| 「撮影ボランティア」から「想い出サポーター」へ |
 |
週末に限らず、柿田川公園に行くと、多くの観光客が デジカメ、携帯電話、スマホを駆使して、記念写真を撮影している。 そんな時「よければ撮りましょうか?」と声を掛けると、 ほとんどの人たちが嬉しそうに「はい、お願いします」となる。 私たちがその気になれば、簡単にできるボランティアとして、 以前「撮影ボランティア」という言い方をしながら、 観光地に広めようと思ったことがあったが、 「ボランティア」という単語には「積極的に」という意味があり、 誰彼となく声を掛けてしまいそうで、迷っていた。 旅行に行って、お互い撮影し合うのも楽しみの1つだし、 全く知らない人に撮影してもらうことで緊張し、 いつもの素敵な笑顔が出来なかったら、本末転倒となるからだ。 そこで、名称を「想い出サポーター」にしたらどうか、と思う。 することは同じ「写真撮影」を手伝って上げること。 しかし、意識の中で「積極的に」ではなく「必要ならば」という 受け身の体制にすることで、接し方が違ってくる。 最近の人たちは、協力して欲しければ遠慮せずに、声を掛けてくる。 「すみませ〜ん、シャッター押してもらえませんか?」 その一言を待ってから「あっ、私で良ければ・・・」となる。 コツは、お願いされやすい位置で、お願いされるような服装、 さらには、お願いされやすいように、ニコニコしながら眺めること。 これって、自分も嬉しくなるんだよ、不思議と。
|
| 2012年08月12日(日) ■ |
 |
| 感動は、必ず非効率の中にある。 |
 |
書籍「感動の条件」(永松茂久著・KKロングセラーズ刊・230頁)から。 ふっと立ち寄った書店で見つけて、衝動買いしてしまった。 自分の心の中に、大切な人の喜ぶ姿をイメージすることなど、 基本的には、今まで聴講してきた多くの方の話と共通点は多い。 そんな中で、私がメモしたフレーズは、 「感動は、必ず非効率の中にある。」という定義。 何かと言えばすぐ「費用対効果」が求められる現代、 「心と手をかけたものを大切にする」という非効率の追求こそ、 人間に感動を与えることを、再認識した。 その中に書かれていた「非効率、やった人だけが得する3つの理由」 その1「お金があまりかからないということ」 (笑顔でいる。お見送り、お出迎えをする。お客さんの誕生日を覚える。 温かい声を掛ける。人の仕事を手伝う。人が脱いだ靴を揃える等) その2「口コミが起きやすいということ」 (感動すると、人は伝えてくれる) その3「非効率なことは、馬鹿にされやすいから、競争相手が少ない」 つまりやったもの勝ちということ。 一人で「かけっこ」すれば誰でも一等賞になれる。 「バカバカしくて人がやらないようなことに、いかに真剣に取り組めるか、 ここが肝心です」と筆者は言っている。 「非効率なことをとことん誠実に追いかけるから、人が感動してくれる」 逆に解釈すると「効率で感動は生まれない」。 そう理解して、自分の仕事に生かしていきたいと思う。 行政の中で、生涯学習の分野こそ、この定義を実践するべきだから。
|
| 2012年08月11日(土) ■ |
 |
| 俺たち、一頭だけ、弱い、何頭も集ると強い。 |
 |
映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 (ルパート・ワイアット監督)から。 見応えのある作品であったが、台詞は少なかったため、 私のメモは、思ったほど増えなかった。(笑) 今回採り上げたのは、ちょっと驚いた「猿同士の手話」。 (オラウータンとチンパンジーだったかな?) 新人に「用心しろ、人間。利口な俺たちが嫌い」と忠告したり、 「俺たち、一頭だけ、弱い、何頭も集ると強い。」という まさに、毛利元就の「三本の矢」の逸話が盛り込まれている。 1本の木を簡単に折ってみせた上で、束になると折れない事も示し、 その逸話を思い出した私は、思わず「ニヤっ」となった。 また、作品中「破壊された脳細胞を脳自らが再成する」新薬として 紹介されたALZ-112は「アルツハイマー治療薬」などへの期待が膨らみ、 浅学ではあるが、本当にこんな薬が欲しいなぁ、と思ってしまった私。 さて、気になるフレーズとしては、 「感情を切り離せ、大事なのは『夢』ではなく『結果』だ」 「脳に詳しくても、脳の使い方を知らん男だ」 「チンパンジーは好きよ、でも怖いわ、用心が必要よ」 「自然のあり方を壊してはいけないわ」等など。 人間と動物のあり方、これからの大きな課題として、残される。 世界共通の言語を通じて、動物と自由に話せる体制こそ、 これから必要になってくる分野かもしれない。 この作品、もし現実になったらどうしよう、と本気で考えてしまい、 落ち着いて鑑賞できなかった作品の1つでもある。(汗)
P.S. 偶然にもロンドン五輪で感じたこと。 「日本人、1人だけ、弱い、何人も集ると強い」
|
| 2012年08月10日(金) ■ |
 |
| あんたの顔をみると元気が出るよ |
 |
昼休みは、出来るだけ「ウォーキング」(雨でなければ)。 毎日、ほぼ同じ時間、同じ場所ですれ違う高齢者がいる。 はじめは照れながら「こんにちわ」と挨拶していたが、 そのうちに、大きな声で挨拶を交わすようになった。 相手は(たぶん)、充分に年齢を重ねたご婦人。 そんな彼女が、すれ違いざまに、私にくださったフレーズ。 「あんたの顔をみると元気が出るよ」 言われた方が嬉しくなって、元気が出た。 ひとりの高齢者が増え、孤独死なんて単語も耳にする時代、 すれ違うだけだが、挨拶を交わすことの大切さを感じる。 そのためには、車ばかり乗っていないで、歩くこと。 遠距離からの通勤は仕方ないとしても、 昼食後に、運動も兼ねて、ウォーキングをしてみてはいかが? 狭い町内だけど、けっこう面白いお店もあるし、 目標の1日1万歩も達成しやすくなるし、いい事ばかりだから。
P.S. 今日も隣町の飲み会会場から、歩いて帰ってきました。 習慣になれば30分歩くのは苦になりませんよ。
|
|