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しもさんの「気になる一言」
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2012年08月04日(土)
世の中の誰も本当には同情してくれない病気

映画「酔いがさめたらうちへ帰ろう」(東陽一監督)から。
重度アルコール依存症の男が主人公の話だから、
病院で先生が口にした、この病気の定義が面白かった。
「アルコール依存症が他の病気と違うのは」と前置きをして、
「世の中の誰も本当には同情してくれないということです」
これには、納得してメモが役に立った。
他の病気は、多くの人が容態を心配して様子を窺うが、
アルコール依存症は、意志の弱さが原因とみられるからか、
「大丈夫?」と口では心配するが、同情もしていない、
そんな周りの反応を覚悟してください、と言われたようだ。
ところで、主人公が物語の途中で、こんな台詞を呟く。
「母音だけで言うと、さみしいは『あいいい』、
かなしいは『ああいい』」
これは、後になってキーワードになるに違いない、
きっと何かの伏線だなぁ、とメモしたのだが、
結局、謎が解けぬまま、あっけなく終わってしまった。
「戦場カメラマン・鴨志田穣さんの自伝的小説」の映画化と
解説にあったから、図書館で見つけて確かめたい。
意味があるのかなぁ、このもったいぶった言い方。(汗)



2012年08月03日(金)
一番上が、御飯のトロですよ

先日、わが町の地域交流センターで開催された
静岡県主催「ふじのくに子ども芸術大学」の特別講座。
講師「山本益博」氏(料理評論家)の
テーマ「そんな食べ方ではもったいない」は、
調理室の後ろで見学していた大人の私でも、
ハッとさせられることが多くて、楽しかった。
炊きたての御飯と塩のみのおむすび体験は、
「じぶんで作っておいしく食べよう」という先生の考え方と
子どもたちの気持ちがピッタリで、みんな喜んでいた。
「食事の作法や食べ方」も、しっかり学べたと思う。
多くの食材を調理する料理教室は数あれど、
美味しい御飯の食べ方を教えてくれる人はなかなか少ない。
炊きあがった御飯の一番美味しいところは一番上です、と言いながら、
「一番上が、御飯のトロですよ」と言い直した。
講座修了後、挨拶をしながら、この話題を投げかけたら
「だから仏さんには、炊きあがりの一番上をすくってあげるでしょ」
そんな答えが返ってきて、ますます「なるほど」とメモをした。
「美味しいものを食べるより、美味しく食べる方が大切」
「ピカピカの白いものだけを御飯と呼ぶ」
「お米を研ぐ時は、一番最初と一番最後の水が大事」・・
御飯と塩だけなのに、今までとは違う「食育」を受けた気がする。
何度も講義を受けるより、体験に勝る教育はないのかもなぁ。
老若男女が楽しめる「塩むすび」で食育。これって、いいかも。(笑)



2012年08月02日(木)
私もあと13年でそうなるのでしょうか、心配です。

ロンドン五輪、敗者の弁ばかり追っていると、
気が滅入るので、ちょっと気分転換に・・(笑)。
うちなー芸能花あしび「三島公演」
「ちゅら舞紀行」(舞踊集団花やから&創作太鼓衆ニライ)から。
「花やから」という、子どもたちだけによる沖縄舞踊集団、
「花のような笑顔」という表現が正しいのかわからないが、
私には、その彼女たちの笑顔が、たまらなく眩しかった。
「少女たちの元気さ、明るさ、可愛らしさ」って、
こんなに疲れを癒し、元気を注入してくれるのかと驚いた。
実は公演当日、夕方ギリギリまで仕事の懸案を抱え、
精神的に疲れ、会場へ足を運ぶのさえ迷っていた私であったが、
帰りには、足取り軽く三島の街を元気よく歩いている自分がいた。
文化と平和を愛する沖縄らしいリズムと舞踊とはいえ、
少女たちの踊りやお喋りに、そんな力があるものか、と思ったが、
実際に、一番前という特等席で観たこともあって、
彼女たちの息遣い、細かい表情まで、伝わってきた。
さて、この公演を忘れないためには、どのフレーズを残そうか、と
思案していたが、思いついたのは、民謡メドレーの一場面。
お馴染みの「十九の春」を聴いた後、舞台に登場してきた
6歳のみゆちゃん(間違っていたらごめんなさい)が、満面の笑顔で呟く。
「私もあと13年でそうなるのでしょうか、心配です」
おひねりを可愛く集める姿に、会場から満場の拍手が飛んだ。
たまにはいいもんだな、少女たちの笑顔って。(笑)



2012年08月01日(水)
WANTED GOLD MEDAL (求む金メダル)

ロンドン五輪、競技によっては観覧席がガラガラ、
そんな記事を裏付けるように、開催地の英国が焦っている。
敗者とは言わないが、英国大衆紙SUNが金メダルの大きな写真と
「WANTED GOLD MEDAL」の見出しを掲示したようだ。
開催国としては、史上最大規模の選手団を送り込み、
金メダル獲得数4位を目指しているが、悲鳴に変わっている。
「どの競技でもいいから」・・の気持ちが伝わる見出し。
選手にとって、地元英国民の応援がプレッシャーに感じたのか、
それとも、プレッシャーに感じるほど、応援が少ないのか、
原因は私にも判らないけれど、面白い記事だとメモをした。
メダルの色は、ほんのタッチの差、僅かな違いだけで、
メダリストになるだけでも、凄いことだと思っているのだが。
今こそ、民主党の事業仕分けで流行語になった
「世界2位ではいけないのですか?」の言葉を英国に伝えたい。
開催国が常に金メダル獲得の上位にいる必要はないし、
あんなに感動的な開会式をした国なのだから、
これからも、堂々と戦って、その結果を受け止めて欲しい。
金メダル獲得数でなく、メダル獲得数で評価を期待したい。
金メダルだけが、メダルではないのだから。



2012年07月31日(火)
迷いながらやっていた

敗者の弁だから、ネガティブになるのは当然だが、
コメントをメモすると、いっそう際立ってくる。
体操男子の内村航平選手は、 
団体予選の鉄棒落下後「原因がわからない」を口にし、 
団体決勝も、得点訂正で4位から2位にあがったが 
「うれしい気持ちはなかった」と沈みがち。
卓球男子シングルス・水谷隼選手は、 
「ここまで何も出来ないで終わると、何も言うことはない」
ボクシング・フライ級の須佐勝明選手は、
「ポイントを取らせてもらえなかった。迷いながらやっていた。
ペースを掴めないまま、試合終了のゴングを聞いた」
「これがオリンピック」の言葉が蘇るように、
不安を抱え、自信がないまま試合に望み、
「迷いながらやっていた」結果なのだと言える。
実は、本人たちが一番知っているのかもしれない。
「負けに不思議の負けなし」なるほどなぁ・・



2012年07月30日(月)
これがオリンピック

ロンドン五輪、私が注目していたのは、
常勝の柔ちゃんの存在で、いつも日陰を歩いてきた
柔道女子48キロ級、福見友子選手。
世界柔道選手権の代表選考試合で、谷亮子選手に勝ったのに
実績を重視した全日本柔道連盟の意向で選ばれなかった、
そんなことを覚えていたからだろうか、
なんとしても、今回、優勝させてあげたかった。
準決勝で負けた時、悔しさを滲ませながら
「私自身は一生懸命やりました。でも、これがオリンピック」。
そして、3位決定戦で敗れた後のインタビューは、
言葉が見つからず、長い沈黙が続いた後、やっとの思いで答えた。
「金メダル取りたかったです」
彼女にとって、金メダル以外は眼中になかったのかもしれない。
どんな結果であれ、柔ちゃんと比較されるに違いない、
だからこそ・・という想いが、私には伝わってきた。
本当の敗者の弁は、簡単に答えられないものなのかもしれない。



2012年07月29日(日)
ロンドン五輪は、敗者の弁に注目したい

眠たい目をこすりながら、深夜や早朝から、オリンピック観戦は続く。
ネットでも、多くの人が「にわか評論家」として書き込んでいる。
いろいろな視点で観戦が出来るが、何かテーマを決めて観てみよう、
そう考えて、昨日からずっと考えていてた。
姜尚中(かん・さんじゅん)氏は、オリンピックが始まる前、
「ギリシャ対ドイツ」の戦いに注目したい、とコメントしていた。
言い換えれば「小さいものが大きなものを倒す瞬間がみたい」
そんな意味だと私は理解した。
「ユーロ圏のお荷物とされるギリシャと、ユーロ圏最大の経済大国ドイツ」
そんな小国と大国がぶつかり合えるのもオリンピックならでは。
へぇ、そんな見方もあるんだな、とメモをとりながら、
自分だけの観戦の仕方を決めたい、と思いながら、
「ロンドン五輪は、敗者の弁に注目したい」に決めた。
剣道用語とされる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を
選手のコメントから確かめてみたいと思っている。
へそ曲がりかなぁ・・私って。(汗)

P.S
ジャッジの変更で負けることもあるし・・。