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しもさんの「気になる一言」
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2012年04月28日(土)
50歳からの映画デート

以前は、仕事の帰りにひとりで・・なんて事もあったけれど、
最近、映画館へは夫婦で出かけることが多い。
映画館では「夫婦割引」という特典もあるし、
幸いにも夫婦で歩いていける距離に映画館(シネコン)があるから、
私たちにピッタリのフレーズとして、夫婦割引のキャッチコピーを
気になる一言として、紹介したい。
「50歳からの映画デート」
夫婦どちらか片方が50歳以上だと2人で2000円、という割引は、
私たちだけでなく、多くの人たちに浸透しているようで、
土日に限らず、平日夜の上映作品でも、
夫婦(らしき)人たちがぴったり並んで、ポップコーンをつまみながら、
楽しんでいる姿は、微笑ましいという言葉がピッタリである。
時には、80歳近くの老夫婦がニコニコしながら観ているシーンもあり、
そんな2人を眺めているこちらの方が、嬉しくなったりすることも。
ドライブや食事とはちょっと違った「50歳からの映画デート」
映画館の回し者ではないけれど、是非、倦怠期の夫婦にお勧めしたい。
また昔のように仲良くなれること、お約束します、はい。
(不倫の映画とか、殺しの映画は観ないように・・・)



2012年04月27日(金)
お前みたいな奴をなんていうか知ってるか?・・アマチュアだ

映画「岳 ガク」(片山修監督)から。
もちろん、気になるフレーズとして、誰もが感じた
「生きてた君に感動しちゃった」「また、山においでよ」
「山に捨てちゃいけないものは? ゴミと・・命」というクイズなど、
多くのメモはしたけれど、私は敢えてこの台詞を取りあげた。
「お前みたいな奴をなんていうか知ってるか?・・アマチュアだ」
その前に、こんなシーンが展開されている。
長澤まさみさん扮する新人救助隊員の椎名久美が、
遭難者と遭遇し、自分で助けたいと無線で指示を仰ぐ。
そんな時、無情にも上司は彼女に指示を出す。
「お前には、まだ無理だ。そこは訓練場じゃない 命令を守れ」と。
それでも助けたいと、自分の気持ちを優先した彼女に、厳しい言葉が続く。
「聞こえなかったか? 命令だ。
休暇中だろうか、なんだろうが、プロとして、無責任な行動は慎め」
それでも「プロだから、見過ごすことはできないんです」と言い放つ、
緊迫したシーンであったが、自分勝手な行動をした彼女に対して、
のちに救助に向かったヘリコプターの操縦士が、彼女に諭す。
「お前みたいな奴をなんていうか知ってるか?・・アマチュアだ」
自分の感情だけで行動する奴は、見た目にはカッコいいけれど、
冷静さに掛けた判断では、結果は最悪状態を生むことになる。
さらに大きな二次被害を生むことになることも考えず、
自分の思い込みの「正義」だけで突っ走るのは、アマチュアだと、
プロ意識を主張する彼女に言い切るシーンに、私は感動した。
どんな仕事でも「プロ意識」が邪魔になることも多々ある。
もう一度、誰のための行動なのか、を再認識して判断基準としたい。
「お前みたいに『プロ』を口にするだけで、冷静な判断ができない人は多い。
それは「アマチュア」だと言い切る、ヘリコプターの操縦士のプロ意識、
ストーリーと無関係かもしけないけれど、大切なことだと、私は思う。
最近、こういう台詞で、後輩たちを指導する先輩が減った。
是非復活して欲しい、先輩・後輩、上司・部下たちの人間関係である。



2012年04月26日(木)
アンド・コール

音楽会の演奏が終わると「アンコール」の声。
これって、語源はフランス語で「なお」「もっと」の意であり、
「encore」という単語である。
フランス語では「Bis」(ビス)というらしい。
「演奏者が予定の演奏を終了したあと、客が拍手や掛け声で
追加演奏を求めること。また、それにこたえて行う演奏。」
しかし、ある演奏者が「アンド・コール」に応えて・・と
口にしたので、気になってメモをした。
たしかに「再び、舞台上に呼び出す」という意味では、
間違っていない気がしたから、今回の話題にしてみた。
もちろん「アンコール」(encore)が正しいのも承知だが、
「アンド・コール」(and call)も悪くないな、と、
思ってみたりして・・。(汗)
いくら「こんにちは」が正しいとわかっていても、
「こんにちわ」と書き続けるへそ曲がりの私にとって、
この「アンド・コール」も捨てがたい発見であった。
次の演奏会、わざと「アンコール」「アンド・コール」って、
叫んでみようかなぁ。



2012年04月25日(水)
目の前で笑ってくれるこの女を大切にしよう

映画「女たちは二度遊ぶ」(行定勲監督)から。
オムニバス小説の映画化で、5人の女性が登場するが、
映画だから、最後にこの5人が、どこかで交差していると
もっと面白いのになぁ、と思いながら、観終えた。
「どしゃぶりの女」「自己破産の女」「夢の女」
「平日公休の女」「つまらない女」
やはり一番興味があったのは、
長谷川京子さんが演じた「つまらない女」。
一所懸命に話すのだけれど、面白くなく、疲れる。
どこにでもいるような女性だけど、
意外といないのかもしれないな、とメモをした。
自分の話をしゃべりっぱなし、という女性は多いけれど、
ちゃんと相手の反応を気にして話す女性は少ない。
物語、冒頭「私、本当に、話すの下手だよね」の台詞が
妙に引っかかった。
さて、気になる一言は、ユースケ・サンタマリアさん演ずる
主人公の小説家、の気付き。
「つまらない女」を書いていたはずなのに、最後は
「目の前で笑ってくれるこの女を大切にしよう」と。
「おかえり〜という声のない生活」に寂しさを感じ、
あまり刺激的ではない「つまらない女」が気になりだし、
「こんな僕を必要と思ってくれる人」と悟る。
温かい気持ちになった「つまらない女」であった。



2012年04月24日(火)
石炭が産出できなかったから、自然が残った

今、イギリスで最も美しい町といったら、
「英国・コッツウォルズ」を挙げる人が多いだろう。
「英国一」ではなく「世界一」だと評価する人もいるくらい。
実は、このコッツウォルズをコンセプトにしている結婚式場もある。
それくらい、この街は優しい温もりが人々の心を癒すらしい。
コッツウォルズの中でも「王冠の中の宝石」と称される
チッピング・カムデンは、昔の面影がそのままに保存されている
歴史的にも重要な町の一つだというが、先日、面白い話を耳にした。
コッツウォルズは古い歴史を持ち、羊毛の交易で栄えていたし、
今では、その景観を活かした観光業が盛んになっており、
毎年多くの観光客が訪れていることは周知の事実である。
特に、黄色みを帯び「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される
石灰岩「コッツウォルズストーン」を使った建物群が、
特徴的な景観をなしている、と紹介されているが、
その影には「石炭が産出できなかったから自然が残った」ようだ。
周辺の街は、多くの石炭が産出され、どんどん開発されていったが、
コッツウォルズは、資源がなく相手にされなかったらしい。
その結果、今では皆が羨むほどの自然が残った・・という話。
中途半端な自然、中途半端な開発こそ、自分たちの首を絞める。
どん底まで落ちてみる、それで見えてくる「宝」もあるはずだ。
観光に携わる人たちに、多くのヒントを与えることにならないだろうか。



2012年04月23日(月)
紙ナプキンは「日本人の考案」

書籍「日本人・礼儀作法のしきたり」
(飯倉晴武監修・青春出版刊・188頁)から。
先日、立食パーティの宴に参加した時、思い出したこと。
そう言えば、あの本に書いてあったなぁ、とメモを調べたら
確かに、残っていた。
「紙ナプキンは『日本人の考案』」
「グラスの下半分に、紙ナプキンを巻く」ことは、
当然、アメリカとかヨーロッパの人たちのアイデアだと、
思い込んでいたら、日本人の考案、との説明があった。
紙ナプキンを巻くことによって「水滴が垂れたり、
手が濡れたり、手が冷えたりするのを防ぐ」のだが、
こんな配慮は、日本人ならではの発想なのだろう。
もしこの話が本当ならば、私は、日本人として生まれたことに
誇りと自信を持ちたい、と思った。
紙ナプキンは作れなくても、その使い方を考え出したら、
四季折々の場面で、工夫されるに違いない。
世界の中でも、こんなにハッキリとした「季節」を
感じることが出来る環境にいるなんて、幸せだなぁ、私たち。



2012年04月22日(日)
お前に足りないのは、そういう覚悟だよ。

映画「マイ・バック・ページ」(山下敦弘監督)から。
1960年代後半の学生運動を舞台に、物語は進んでいく。
その混乱の中に入って、真っ正面から向き合うタイプの人間と
ちょっと距離を置いて、動向を眺めるタイプ。
そんな人間の2つのタイプを、当時の世界の出来事で表現して、
こんな会話で、妻夫木聡さん扮する、若手ジャーナリスト・沢田に
仕事に対する姿勢をアドバイスする先輩が眩しかった。
「月かベトナム、どっちかに行けるといったら、
俺は迷わずベトナムに行くな。
お前に足りないのは、そういう覚悟だよ。」と。
世界中の人々が注目し、誰もが憧れる宇宙の「月」よりも、
生きるか死ぬかもわからない「ベトナム戦争最前線」を選べ、
そんな感じなんだろうか。
取材とは、それだけ覚悟がいるんだ、と言い聞かせるように。
会社の上司も「俺たちは、社会の目なんだよ。大事なのは、具体。
そこで何が起こっているかが重要なんだよ」と叱咤する。
そういう覚悟を決めて立ち向かう経験をしないから、
お前が一番伝えたいのは何なのか、俺たちにはわからない、と。
実は、この選択はジャーナリストの話だけではない。
どんな職業でも通じる仕事に対する姿勢であるし、
「現場第一主義」を忘れがちな、私たち管理職には特に、
意識しておかなければならないことだな、とメモをした台詞。
「覚悟」という単語、胸に響くなぁ。