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| 2012年03月17日(土) ■ |
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| 車がなければ生活できないなんて、街じゃない |
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書籍「震える牛」(相場英雄著・小学館刊・349頁)から。 牛海綿状脳症(BSE)を題材にしながらも、全国的に大手チェーン進出で、 「全国のどこも同じだ、街の顔がみえない」と呟くシーンが 印象的であった。 全国チェーンの進出が「街を壊している」とさえ言い切った。 私も同感であったので、関連フレーズをメモした。 「一見、便利なサービスはたくさんあるが、 それはインフラが整っている都会の話だ」にも頷いた。 「買い物袋を下げ、小型タクシーに乗り込んでいく姿が見える」と その光景をリアルに表現した後、 「彼女は、典型的な買い物難民だよ」と吐き捨てた。 そして、気になる一言に選んだ、このフレーズが続く。 「車がなければ生活できないなんて、街じゃない」 これは、インパクトがあった。 街には、乳幼児から高齢者まで、いろいろな年代が生きている。 特に「生活弱者」と呼ばれる高齢者が、生活に不自由しながら、 一所懸命、生きている姿は胸につまされる。 原因を調べていたら、これだ、という表現にぶつかった。 「2000年、通称、大店法が廃止されたことが、 地方都市を本格的に破壊し始めた」・・なるほどなぁ。
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| 2012年03月16日(金) ■ |
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| 創意工夫は無からつくること |
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前宮崎県知事・東国原英夫氏が、三島市で講演したようだ。 翌日の新聞で、その記事を読んだので、情報源は地元新聞。 記事によると、演題は「地域のピンチをチャンスに!」。 内容は、直接聴講したわけではないので触れられないが、 見出しは「創意工夫は無からつくること」と書かれた、 新聞の見出しが、私を喜ばせた。 「創意工夫は無からつくることをいう」と述べ、 官製談合事件で信用を失っていた宮崎県政を立て直した エピソードを語ったらしい。 辞書によると「創意工夫」とは、 方法や手段などを新しく考え出すこと。 「創意」は他人のものまねでなく、新しく考えだすこと。 この、何にもないところから、作り出すことの楽しさを、 今の若者は、あまり知らない。 仕事も、前任者からの引継ぎで行うことが多いし、 何もないところから新しく作ることは、皆無に等しい。 マンネリ化したものを改善することは誰でもできるが、 何もないところから作り出すのは、苦労するようだ。 「何でもいいから作ってごらん」の台詞は、 「創意工夫」の機会が少ない若者には、苦手なようだ。 昔は、遊ぶゲームも、自分たちで作ったのになぁ。
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| 2012年03月15日(木) ■ |
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| 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ |
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映画「しゃべれども しゃべれども」(平山秀幸監督)から。 TOKIOの国分太一さん扮する落語家・今昔亭三つ葉は、 新作はやらず、古典落語しかやらないと決めている。 師匠には「数だけ増やしてどうすんだ、ばかが」と叱られるが、 それでも、古典落語を喋り続ける訳は、自信がつくような 「これだってのが、欲しいんです」が本心のようだ。 さて、最後にはある落語を自分のものにするのだが、 それを聴いていた師匠が、ぼそっと呟く。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ」 最後の「当たり外れは風まかせ」が粋だねぇ、とメモをした。 しかし、ネットで諺を調べると、不思議なことにぶつかった。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の意味、使い方に違いがある。 ある辞書には「下手な者でも何度も試みれば、 まぐれでうまくいくことがある」というたとえ。 類義では「下手な鍛冶屋も一度は名剣/下手の金的」など。 一方、「何事も根気よく続ければ、 そのうちにうまくいくものだということ」というたとえ。 使い方は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというから、 いつかは儲かることもあるだろう」となっている。 片方は「偶然・まぐれ・奇跡」のように捉えているが、 もう片方は「地道な努力、継続の大切さ」を伝えている。 この物語での使われ方は、後者だろうか。 私の理解は、前者だったから、ちょっと驚いたけれど、 あながち、間違いではない気がしている。 さて、あなたは、どちらだろうか。
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| 2012年03月14日(水) ■ |
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| 18歳になりたての娘(こ)、入りましたよ |
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先日、三島に飲みに行った帰りの出来事である。 (ホワイトデーにこんな話題でごめんなさい(汗)) ある飲み屋街を歩いていたら、 客引きのお兄さんに呼び止められた。 「どうですか、よかったらちょっと寄って行きませんか?」 の意味を含んでいる台詞として 「おにいさん、いい娘(こ)入りましたよ」というのだろうが、 今回は、ちょっとインパクトがあった。 「18歳になりたての娘(こ)、入りましたよ」 だからってそうですか、とお店に入っていく訳ではないが、 このフレーズで、入っていていく男がいるのかもしれない。 この「なりたて」という単語は、手垢の付いていない 新鮮な、フレッシュ感を感じさせるイメージがある。 「とりたて」「早摘み」などのキャッチコピーに引かれる 消費者と同じ感覚とも言えそうだ。 本音は、ちょっとだけだが「18歳になりたての娘(こ)」を 見てみたくなった。(薄暗い中ではなくて・・) 面白いものだよなぁ、人間って。 いやいや、面白いものだよなぁ、男って。
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| 2012年03月13日(火) ■ |
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| 盛りを過ぎても、見事に咲き誇る |
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映画「カレンダー・ガールズ」(ナイジェル・コール監督)から。 映画解説には「中年女性たちが自分たちのヌード写真を カレンダーにして売り出し、大反響を巻き起こしたという イギリスの実話をもとに描く人間ドラマ」とある。 白血病で亡くなった夫が、生前、女性たちの前で話そうと考えていた、 原稿の一節である。「ヨークシャーの花は、女性に似ている。 生長を重ねるたびに、その美しさを増していく。 盛りを過ぎても、見事に咲き誇る。あっという間に枯れていくが・・」 とジョークも交えながら、素晴らしい原稿の一節である。 彼女らは英国ヨークシャーの片田舎ネイブリーに住んでいる。 英国の中でも、壮大な自然が広がる有数の土地らしく その野に咲く花は、女性に似ているというわけだ。 子育ても終わり、生き甲斐を探す女性、特に中年女性にとって、 後ろから押してくれる、応援フレーズになったに違いない。 「盛りを過ぎても、見事に咲き誇る」 何度か登場するフレーズなので、きっとこの作品の根底を流れる想い、 そんな気がして採り上げてみた。
P.S. 個人的には「女性連盟の目的は?」(日本では「婦人会」)の質問に対して、 「『自己啓発』と『娯楽』と『親睦』」と即答したシーンがあり、 妙に納得してメモをした。今度、挨拶で使わせてもらお〜っと。
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| 2012年03月12日(月) ■ |
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| お辞儀をして、元の姿勢に戻ってから、言葉を述べる |
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書籍「日本人・礼儀作法のしきたり」 (飯倉晴武監修・青春出版刊・188頁)から。 何気なくよった書店で目に付き買ってしまった本書、 へぇ〜と思うことや、そういえば・・と思い出すことばかり。 ・「寸志」という表書きは、目下の者への謝礼に使う言葉。 ・振袖は、長い袖を振って男性の気を引く着物。 だから、結婚したらもう袖を振る必要はないというわけ。 ・「宴」とは「飲食をともにして、くつろいで楽しむ」という意味。 ・気が利いた挨拶とは、お辞儀と言葉は、それぞれ心を込めること。 ・箸は、食べ物を口に運ぶもの、器を運ぶものではない ・蓋付きは「冷めないうちにどうぞ」という意味が込められている。 そんな気付きオンパレードの中で、私が選んだのは 「丁寧な挨拶とは」という説明であった。 「お辞儀をして、元の姿勢に戻ってから、言葉を述べる」 最近、大勢の人の前で挨拶をする機会に恵まれるが、焦るためか どうしても、お辞儀をしながら、挨拶をしてしまっている。 この一呼吸の「間」を意識すると、丁寧な感じがするし、 自分も落ち着いて「さて・・」と話し始められるのかもしれない。 これこそ、経験で覚えるしかないなぁ。
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| 2012年03月11日(日) ■ |
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| 落語の演題の1つに「黙祷」を追加 |
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3.11、午後2時46分、館内に「黙祷」の放送が流れた時、 ちょうど、ある場所で「落語」を聴いていた。(汗) 冒頭「お忙しい中、生活苦の中、よりによってこんな日に」と 「この日この時間帯に落語をすること」への話題に触れたし、 会場内の誰もが、東北の被災者のことを考えたはずである。 また自宅に戻ってから、家族とも3.11の話題に触れよう、 だから、今は落語を楽しもうと思っていた矢先「黙祷」の放送、 当然、それまで話していた落語も、中断を余儀なくされた。 落語ほど、仕切り直しのきかないものはないと思う。 予期せぬ中断を「どこまで話しましたっけ?」ととぼけてみせ 機転の利いた話術で、切り抜けてくれたが、 これは噺家に失礼だったな、とメモをした。 3.11は、日本人にとって忘れられない災害には変わりないが、 朝から晩まで流れるテレビでの特集や、復興支援のイベントには 私がへそ曲がりのためか、首をひねりたくなる。 3.11は、忘れてはいけない日であるが、記念日ではないのだから、 静かに、東北の友人の生活や心を気遣うだけでもいいと思う。 「黙祷」は「もし出来ましたら・・」と協力は求められたとして、 けっして「強制」されてするものではない、と考えている。 予定していた演題を終え、今日の落語を紹介しながら、 その演題の1つに「黙祷」を追加するあたりが、粋だったなぁ。 さて、書き終えたから、東北の友達にメールしてみようっと。
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