初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2012年03月01日(木)
チャンスとは、自転車レースだ。

映画「アメリ」(ジャン=ピエール・ジュネ監督)から。
イポリト・ベルナール著の同名原作にも出てくる、チャンスの例え。
原作は(たしか)「チャンスは、ツールドフランスの観戦」となっていて
ちょっと違うけれど、それでも気になる表現として、引っ掛かった。
フランスっぽい例えだけど、なかなか判りやすかったから。
その後、映画は「待ち時間は長く、たちまち終わる。
チャンスがきたら、思い切って飛び込まねば・・」と続く。
確かに、ビデオ画像として、ツールドフランスの映像が流れるが、
原作を読んでいないと、理解に苦しむかもしれないが、
キュートな少女「アメリ」が、人の幸せには力を発揮するのに、
自分の恋愛にはとても臆病になっている。
そんな彼女に宛てた、メッセージと言えそうだ。
「待つのは長いが、あっという間に通り過ぎていく」。(笑)
言い換えれば「だから、チャンスがきた時には、
ためらわずに柵を飛び越えなけきゃならん」ということらしい。
これは「アメリ」だけに通じる例えではないはずだ。
私たちも人生で何度もあるはずのない「チャンス」に、
勇気を持って掛けてみる心構えを教えてくれた作品である。



2012年02月29日(水)
稲妻が話しかけて、雷が返事してるの

映画「サウンド・オブ・ミュージック」(ロバート・ワイズ監督)から。
先日のコンサートで、Rロジャースの「私のお気に入り」を聴いて、
「そうだ京都、行こう」を思い出しながら(笑)
映画音楽としても有名だから・・と観直すことにした。
3時間近い作品で、1時間半を超えた頃、
「INTERMISSION」(休憩)の字幕が画面に出たかと思えば、
しばらくして「ENTR'ACTE」(幕あい・開始)の字幕まで登場する。(汗)
残り2分くらいまで手に汗握る緊張感が続き、
最後は、修道女たちの「告白します。私に罪を」「私も罪を」
の台詞でホッとさせられる。
ところで今回選んだ台詞は、ジュリー・アンドリュース扮する
「修道女マリア」が、厳格なトラップ家の7人の子供たちと、
心を通わせるシーンとなった場面。
外は大雨、稲光と雷の大きな音は、彼女の部屋に集まった
子どもたちを不安にさせ、「あの音は?」と問いかける。
それに答えた台詞が「稲妻が話しかけて、雷が返事してるの」。
ほぉ〜っとメモしたのは、言うまでもない。
素敵な音楽と台詞で温かい気持ちになった、やはり名作だ。



2012年02月28日(火)
私たちは「土器を時間軸」に使います

「平成23年度 清水町歴史講座(2回目)」
講師「日本考古学協会会員・小金澤保雄氏」
演題「遺跡から見つめる清水町の歴史」から。
今回は2回目とあり、町全体の大きな話が聴けて
ますます、この町が秘めてる可能性の大きさを感じた。
聴講していて感じたことは、発掘に携わっている人は、
物語を紡ぐ、ロマンチストだな、ということ。
科学者は、ある仮定を立てて、実験を繰り返し、
莫大なデータを分析して、それを説明していく。
考古学者は、ある物語を想定して、
現在の土地に残された遺跡から歴史を繋ぎ、
その物語をフィクションからノンフィクションへと導く。
そこには、壮大なドラマが展開される。
特に、自分たちの住む場所が、どんな歴史をもち、
どんな人たちが住んだのか、大変興味があるところ。
そんな講師の説明をメモしていて、へぇ〜と思った台詞、
「私たちは『土器を時間軸』に使います」。
その土器の持っている情報(特徴)から「時代」を特定し、
さらに、どんな身分の人たちが使っていたか、まで、
言い当ててしまう、その豊富なデータの積み重ねに、
驚くばかりであった。
「ここからは、私の強引な推測ですが・・」を前置きし、
彼の口から語られる物語は、聴講者を喜ばせた。
やはり、歴史は面白い。



2012年02月27日(月)
自分が美しいと思い、作りたいと思ったものだけ

展覧会「陶の華 辻輝子の世界」(佐野美術館)から。
三島市制70周年記念、佐野美術館創立45周年記念、
陶芸作家、辻輝子さんの卒寿記念である。
卒寿と言えば「90歳」(大正9年生まれ)だが、
彼女の作品から、私の方が元気をいただいた。
さて、気になる一言は、彼女が貫き通した製作の想い。
「自分が美しいと思い、作りたいと思ったものだけ」を
作り続けて70年余が過ぎた。
波乱万丈の人生は、けっして誰にも真似できないが、
「完璧な自然の美を少しでも写しとりたい」という
創作意欲が、ガラスケース越しに鑑賞する私にも、
なぜかしっかり伝わってきたから、驚くばかりである。
難しいことはわからないが、葉っぱなどの緑の中に、
紅色がしっかり存在感を示している作品は、
私の好きな色の組み合わせだったんだ、と気付かされた。
そういえば、私の気になる一言も同じだな。
「自分が面白いと思い、書きたいと思ったものだけ」を
書き続けている気がするから。(レベルが違うけれど)
そんなことが許されるのも、歳を重ねたからだな、きっと。



2012年02月26日(日)
一粒で2度おいしい感覚が味わえる

先日紹介した、ピアノとソプラノの演奏会で
演奏されたプログラムの中に、何曲か映画音楽が・・。
映画が、クラシック音楽を主題曲に選んだという説明の方が、
本来なら正しいと思うのだが、つい「映画音楽」と言ってしまう。
私の好奇心は、ここからが出発する。
演奏された曲の説明に、映画の話題があれば、必ず翌日には
DVDのレンタルショップに行って、あれば借りてくる。
今回は、映画「愛情物語」F.ショパン「ノクターン」
映画「サウンド・オブ・ミュージック」R.ロジャース「私のお気に入り」
映画「王様と私」R.ロジャース「シャル・ウィ・ダンス?」など。
そして映画と音楽、両方を楽しみ、好きなだけメモをしまくる。(笑)
そういえば、最近、書籍も同じ方法で楽しむことが多い。
映画化された原作や、これから映画化が決まった本は、必ず先に読む。
それから、ゆっくり映画鑑賞すると、これまた両方楽しめる。
数え切れないほどの作品の中から、これは・・選んで観るのだから、
なにかキッカケがあると、一粒で2度おいしい感覚が味わえる。
映画音楽とクラシック・・・驚くほどの組み合せである。



2012年02月25日(土)
人はみな、生きている限り「星守る犬」だ。

映画「星守る犬」(瀧本智行監督)から。
タイトルや予告をみても、その意味がわからなかった、
「星守る犬」という言葉が、気になって仕方なかった。
作品の中で、こう説明している。
「『星守る犬』って言葉、知ってるかい?
決して手に入らない星を、ずっと眺め続ける犬のことだ。
これ、高望みをする人を表わす例えに使うらしいよ」と。
へぇ〜とメモしながらも、ちょっぴり違和感があった。
「手に入らないものなんて、眺めているだけでムダだよ」と
言い返す主人公に、祖父はサラッと呟く。
「あのね、生きるってことは、所詮ムダだらけなんだ。
君のように、殻に閉じこもって生きるよりも、
高望みを続ける人生の方がいいと、僕はそう思うよ」
そんなシーンを観ても、この「星守る犬」の単語が、
しっくり私の心に入ってこないまま、観続けた。
そして、ラストシーン。
「望んでも、望んでも、叶わないから、望み続ける。
ただ、それだけ、それでいい。
人はみな、生きている限り『星守る犬』だ」の台詞で
なるほどなぁ・・と納得した。
最後に、忠告。犬好きの人で、今飼ってない人は、
この作品はお勧めしない、飼いたくなってしまうから。



2012年02月24日(金)
叱る回数を1回減らしましょう

子育ての本を読むと「感情に任せて『怒る』のではなく、
子どものために『叱る』を意識しましょう」とか、
「『叱らない』で『誉めましょう』などと書かれてある。
しかし、自分の子どもとなると
「わかっているけど、怒っちゃう(叱っちゃう)んだよねぇ」
という本音の声も聞こえてくる。
そんなことを感じていたら、数年前のある講演会でメモした
発想の転換となるフレーズが見つかった。
それが「叱る回数を1回減らしましょう」。
突然、明日から「誉めよう」としても、
なかなかできるものではないことは、体験から知っている。
子どもが少しずつ大きくなるように、親も完璧を求めずに、
少しずつ成長していけばいいのだから。
その手始めが「叱る回数を1回減らしましょう」
たった1回減らすだけ。これなら私でもできそうな気がする。
なんでも「たった1回減らすだけ」で成長するのなら・・
飲み会でもゴルフでも・・・・う〜ん、厳しい。(汗)