
|
 |
| 2012年01月26日(木) ■ |
 |
| 「帰りました」「お帰り」 |
 |
映画「天然コケッコー」(山下敦弘監督)から。 田舎の風景・田舎の空気が、作品全体を流れる中で、 私が、気になった会話がある。 子どもたちが、いつものように帰宅するシーン。 「帰りました」「お帰り」 えっ、「ただいま〜」「おかえりなさい」じゃないの?と、 すぐにメモして、ネットで調べたら 「ただいま」は「只今帰りました」の略、と説明にあったので、 「帰りました」は間違いではなく、むしろこちらの方が正しい。 逆に、帰宅した時「ただいま」を連呼する現代人は、 「ただいま」に続く「帰りました」を知らないかもしれない。 実は作品中「いってきます」も「いってまいります」と口にしている。 たぶん、僅かながらその違いがあるのだろう。 田舎らしさ満載の映画であるが、そんな会話にも 3世代同居の家族に、しっかり躾けられた「田舎」が感じられた。 私もこれからは「ただいま〜」と略さずに 「只今帰りました」と最後まで発音したいと思う。
|
| 2012年01月25日(水) ■ |
 |
| 連続1万歩超、23日で途切れる |
 |
イチロー選手の連続安打ではないけれど、 1月1日から始めていた、1日1万歩以上歩く、が昨日途切れた。 健康のために始めた、ウォーキングだが、 私の弱点は、なかなかやめられないこと。 (普通の人は、続かなくて悩むらしいのだが・・(汗)) 続けると決めたら、雨の日も雨合羽を来て外に出た。 2万歩以上歩いた日も2日ほどあり、何よりも優先しそうで どこかで途切れる日を望んでいたのも事実である。 毎日の生活のリズムに組み込む、といったシンプルな 「コツ」を掴んでいると、いとも簡単に続いてしまうけど、 続けることで、健康を害しては本末転倒になるし・・。 年の初めに決めた目標は、あくまで1年「366万歩」だから、 生活のリズムに沿って、今日もまたいつものように歩き始めた。 お楽しみは、大晦日の(たぶん1人で)達成記念パーティ。 これって、自信の付け方でもあるんだよなぁ、私の場合。 さて今度は、何日連続記録が続くことやら。 ちなみに、今日は「13,511歩」
|
| 2012年01月24日(火) ■ |
 |
| 子どもの歳で実感するんだよ、自分の歳を |
 |
映画「なごり雪」(大林宣彦監督)から。 大好きな伊勢正三の同名曲をモチーフにした作品とあって、 楽しみにしていたけれど、これほどの名曲となると 自分なりの「なごり雪」のイメージが出来上がっていて、 正直、素直に入り込めなかった、というのが本音である。 それでも時折、おっ、という台詞に出会い、メモをした。 その中の一つが、主役の三浦友和さんがぼそっと呟く、 「子どもの歳で実感するんだよ、自分の歳を」。 「そうらしいな」と、何気なく相槌を打つ相手も50歳間近。 この年代、いくら「自分は若い」と思っていても、 「お子さん、幾つですか」の問いに、答えることで、 「あっ、もうそんな歳なんだ。俺も若くないはずだ」なんて 我に返る瞬間があることを、私自身が思い出していた。 親の年齢でも同じことが言えるな、きっと。 「親の歳で実感するんだよ、自分の歳を」 う〜ん、やっぱりなぁ。
|
| 2012年01月23日(月) ■ |
 |
| 職業病というやつです。残念ながら特効薬はありません。 |
 |
書籍「麒麟の翼」(東野圭吾著・講談社刊・325頁)から。 映画が始まる前に、原作からの一言を紹介しておこう、と思う。 主人公、加賀恭一郎は、彼にしかわからないような、 独特の視点と発想があり、常に「?」が念頭にあるような刑事。 ちょっとした仕草や言葉にも敏感であり、 そこから問題解決の糸口を見つけて、推理を組み立てていく。 そんな様子をみていた女性が「犯罪の臭いに敏感なんですね。」と呟き、 彼は「犬のようだ、とでも?」とサラリと返す。 この言葉のリズムとウィットに富んだ表現が、私は好きだ。 そして、自分でも納得しているのか、こう語るシーン。 「職業病というやつです。残念ながら特効薬はありません。」 レベルの違いはあれ、私も「まちづくり」に関して、 自分でも「職業病だな」と感じる時があるから、可笑しかった。 歩いていても、車を運転していても、お風呂に入っていても、 わが町の「まちづくり」を考えている時があり、これは治りそうもない。 いや、治そうと思っていないから、特効薬も要らないのかも。(笑) 地方公務員の職業病って、こういうことなんだろうなぁ、きっと。
P.S 残されたメモの中で、忘れられないのが 「昭和の匂いがすると松宮は思ったが、看板には大正八年創業とあった」 この視点、この発想、面白いよなぁ。
|
| 2012年01月22日(日) ■ |
 |
| このトランプには、ほとんど仕掛けがありません |
 |
第3回地域交流センター寄席・泉のまち古典芸能鑑賞会 出演は、二代目・林家木久蔵さん、三遊亭楽麻呂さん・ マギー隆司さん(マジック)・三遊亭好吉さん。 寒い土曜日、夜7時から、そして天気は雨、という条件にも関わらず、 多くの落語ファンが集まり、粋な時間を過ごした。 その中で、私のメモに引っ掛かったのは、落語以外の出し物、 色物と呼ばれる「マジック」のマギー隆司さん。 (色物とは、プログラムに赤い字で書かれていたかららしい) 師匠・マギー司朗の芸風に憧れ28歳で、自主的かつ強引に入門、 職歴「大工」のプロフィールが、私を思い切り笑わせてくれた。 師匠譲りのトーク爆発。 マジックの常套句「タネも仕掛けもありません」より、 「ほとんど仕掛けがありません」の方が笑えるのは、私だけではない。 マジックの途中で何度か呟いた、 「嬉しいです、今年、初めての仕事だから」は笑っていいのかなぁ。
|
| 2012年01月21日(土) ■ |
 |
| 最愛の人が死んだ日にも、人間は晩飯を食う。 |
 |
書籍「人間臨終図巻」(山田風太郎著・徳間書店刊・333頁) 毎年、恒例のように紹介してきた「○○歳で死んだ人々」。 今回の気になる一言は、 「53歳で死んだ人々」に対する、著者のコメント。 「最愛の人が死んだ日にも、人間は晩飯を食う」 そうなんだよ、人間ってそういう面が多々あるよなぁ、と 慌ててメモをした。 悲しくて悲しくて、食べ物も喉に通らない、なんて光景や 泣きつかれて目が腫れている親族も、あまり目にすることがない。 「人間の死」って何だろうな、と考えさせられたフレーズである。 さて、恒例の他界した偉人であるが、 昨年の私の年齢、53歳で他界した偉人は 諸葛孔明、道元、足利尊氏、喜多川歌麿、為永春水、緒方洪庵、 佐久間象山、チャイコフスキー、ベーブ・ルース、グレース・ケリー、 有吉佐和子。 そして、今年の私の年齢、54歳で他界した偉人は 太田道灌、足利義政、デカルト、中江兆民、ラフカディオ・ハーン、 レーニン、鈴木三重吉、近衛文麿、ヴィヴィアン・リー。 そうそう「54歳で死んだ人々」に対する、著者のコメントは、 死の1秒前の生者「おれを忘れるな、忘れてくれるな!」 死の1秒後の死者「おれを忘れろ、忘れてくれ!」 これまた、なるほどなぁ。(汗)
|
| 2012年01月20日(金) ■ |
 |
| 誰でもよ〜い。助けてくれ〜 |
 |
この台詞は、NHK大河ドラマ「平清盛」の一場面。 自分の出生の秘密を知り悩む、平清盛。 それは、自分の生き方を真剣に考えた人にとって、 一度は陥る悩みなのかもしれない。 「くそ〜、誰なんだ、俺は。誰なんだ」と大声で叫ぶ。 そうだよ、わかる、わかる、お前の気持ち・・と 物語に入り込んでいた私であるが、 それに続く台詞に、思わず吹き出してしまった。 「誰でもよ〜い。助けてくれ〜」 声の主は、落とし穴に落ちて、助けを求めている新興貴族、 信西だが、テレビ番組「マルモのおきて」や 映画「舞妓Haaaan!!!」や「泣くもんか」などで、 独特のキャラクターをもっている大好きな俳優、 阿部サダヲさんだったから、この台詞を選んだ。 一方は真剣に人生に悩み、一方は穴に落ちて困っている。 繋げてみると、その面白さが倍加するからメモにした。 「くそ〜、誰なんだ、俺は。誰なんだ」 「誰でもよ〜い。助けてくれ〜」 これなんだよなぁ、言葉の面白さは・・。
|
|