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しもさんの「気になる一言」
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2012年01月07日(土)
危険極まりない下等動物なのだ。

書籍「ジェノサイド」(高野和明著・角川書店刊・590頁)から。
読み応え抜群の作品、当然私のメモも増えたので、
選ぶのに苦労したが、とりあえず(汗)、一つ紹介する。
進化した人類からみた、原生人類の評価が面白かった。
彼らから見た(私たち)現生人類とは「同種間の殺し合いに明け暮れ、
地球環境そのものを破壊するだけの科学技術を持つに至った、
危険極まりない下等動物なのだ」という表現が気になった。
「誕生から二十万年を費やしても殺し合いを止められなかった、
哀れな知的生物だ」とまで書いた上に、
「すべての生物種の中で、(私たち)人間だけが、
同種間の大量殺戮(ジェノサイド)を行なう唯一の動物」と定義している。
そして「そろそろ次の存在に、この星を譲ってもいい頃だと思うね」と
学者の口を通して表現した著者の気持ちが伝わってきた。
どんな理由があるにせよ、戦争は愚かな行為だと・・・
いつになったら、この世の人間たちは気付き、やめるのだろうか。
読み終えて、私も感じた「人間の残虐性」、怖い定義である。



2012年01月06日(金)
上手に冬を越して春を待て

年末と年始、家族で足を運んだ、三島大社。
引いたときのその人の状態を表している「おみくじ」は、
私の楽しみのひとつとなっている。
(たしか「おみくじ」って、運勢の占いじゃなくて、
その人のバイオリズムみたいなもの、と理解しているけど・・)
結果は「末吉」(汗)
仕事運から、健康、恋愛まで、良い事はひとつも書いてない。
(まんざら、当ってないとも言えないから、不思議だけど・・)
しかし「大凶」?と思えるような解説に、目を疑ったが、
今は、その時じゃないということ。
じっと耐える時だから、無理をして新しいことに挑戦しないこと、
そう受け止めた。
あまり調子良くないんだな、と思いながらも、
その中で見つけたフレーズは「上手に冬を越して春を待て」。
そうそう、そんなに焦ることないじゃん、のんびりいこうよ、
と励まされたようなフレーズだった。
だんだん調子が出たとき、また引いてみよ〜っと。



2012年01月05日(木)
年末年始は「ジェノサイド」読破

「年末年始はどう過ごしたのですか?」というメールが届いた。
映画三昧のはずだった、年末年始の過ごし方、
それが1冊の小説に興奮し、夢中で読み耽ることになった。
「本の雑誌」2011年上半期ベスト10の第1位に選ばれた作品、
そう「ジェノサイド」が私を惹き付けて離さなかった。
以前から、時間が出来たら読みたいなと思っていたが、
予想以上に分厚く、文字も小さいので、毎日少しずつ・・と思い、
頁をめくり始めたら、やはり止まらなくなってしまった。
ハリウッド映画を10本くらい、まとめて観た気分に等しい。
スケールの大きな、そして広大なテーマにした作品を読み切る、
こういう年末年始の過ごし方も悪くないな、と振り返った。
同じく年末に、ルワンダの大量殺戮を題材にした
映画「ホテル・ルワンダ」と「ルワンダの涙」を観たので
「ジェノサイド」という言葉に敏感になってしまったが、
日本や世界、人間・人類という視点で書かれた小説にも目を向けたい。
気になる一言の内容も、少し変化するかも・・乞うご期待。



2012年01月04日(水)
美談にしてるんじゃないよ

箱根駅伝の往路5区、東京農大の津野選手の起用について
ネットの世界で、激論が交わされている。
「あんな状態でもよく頑張った」「あの走りが復路に繋がった」
「襷の重さに感激した」などの支持派。
「何かあったらどうするんだ」「選手交代できない運営に問題がある」
「美談にしてるんじゃないよ」などの不支持派。
私の意思表明をするとすれば、やはり「不支持派」。
走る前から「脱水症状」がわかっていたのに、
本人が「大丈夫」と言ったから、走らせた。(らしい)
医療のサイトを見ると「脱水症状とは、体内の水分量が不足し、
「体液のバランスがくずれることであらわれる症状、
脱水症状が進むと、頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、
意識障害、腎不全などがあらわれ、死亡する場合もある」とあった。
その「危機管理能力の欠如」が「美談」として語られることに
やはり、私には違和感がある。
最悪の状態になったら、デレビで観戦していた日本人の多くは、
目撃者として、世界の人々にどう言い逃れをするのだろう。
(批判覚悟で)あえて言うなら「たかが、箱根駅伝」ではないか。



2012年01月03日(火)
スピードをコントロールした走りが必要

昨年の01月03日(月) の一言は「今年の注目は、8区後半の走り方」。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に8巻分(16年間)を書き終え、今年は9巻目に向けてスタートした。
毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
昨年は、16年目だったから、8区後半の走りを参考にした。
「レースもいよいよ終盤。残 り9キロあたりから徐々に上り坂に入る。
特にラスト5キロに待ち受ける遊行寺の坂が最大の難所。
また後頭部への陽射しがスタミナを奪い、後半の失速へと繋 がる。
意外にもタフで侮れないコース」とあった。
なるほど、振り返ると昨年の後半は、確かにきつかった。
辛いながらも、なんとか今年に襷を繋いだって感じがする。
では、今年は・・と「箱根駅伝9区」のコース概略のを眺めると、
「9区は、タスキを受けてすぐ下り坂。ペース配分が難しい。
9区は下り坂となり、スピードをコントロールした走りが必要になる」
これまた、なるほど参考にしようっとメモをし、手帳に書き込んだ。
「仕事でもプライベートでも、スピードコントロールした生活」を
「焦らない、焦らない」と胆に銘じて、この2年間を過ごそうと思う。
特に今年(9区前半)は、知らずにスピードが出てしまいそうだから、
(1キロ3分くらい)「ゆったりと入る」ことを意識しよ〜っと。



2012年01月02日(月)
後ろに俺たちがいるから楽しんでこい

箱根駅伝(2012・往路)は、東洋大の圧勝で終わった。
私のメモから、一番輝いていたのは、ゴール後のインタビュー。
福島県・いわき総合高校出身の5区・柏原選手が自分の記録に対して
「自分が苦しいのは1時間ちょっと、
福島の人に比べたらきつくはなかった」であるが、
このフレーズはどこの新聞社も採り上げるだろうから・・別格だろう。
私が選んだのは、プレッシャーの掛かる4区1年生の田口選手へ、 
先輩「山の神」柏原キャプテンからの一言。
「後ろに俺たちがいるから楽しんでこい」
これほど頼りになる、そして嬉しい言葉はないな、と思った。
結局、田口選手は区間賞の走りで、トップで柏原先輩に繋いだが、
この4区、この励ましが今回の大きなポイントだったな、と私は振り返る。
選手層の厚い「東洋大」の中で、唯一の1年生エントリーだった田口選手、
私たちの想像以上の緊張とプレッシャーを取り除いてくれたと思う。
山登りの走りだけでなく、チームの精神的な支えとなっている彼が、
明日の復路でも、キャプテンとして、各選手に叱咤激励するに違いない。
明日の結果が、今から楽しみである。



2012年01月01日(日)
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会

どこの家庭も、大晦日の大掃除や新年の準備で忙しいが、
私は、そんな作業は12月30日迄に済まして、
大晦日は、1年をじっくり振り返る日に充てて欲しいと思う。
正月3日間、どこのお店も閉まっていた時代と違い、
元旦から開店しているお店が増えたというのに、
いまだに大晦日の過ごし方が変わらないのは、
おかしな習慣と言えないだろうか。
そうでもしなければ、1年の反省・振り返りはしないまま過ぎ、
新年の目標設定などは皆無に等しく、年末年始の休暇が過ぎていく。
面倒くさいかもしれないけれど、しっかり1年を振り返らないと、
まわりの人に対する感謝に気持ちは湧いてこないのではないか、と。
大晦日の夕陽に向かって「感謝」をしながら、一年を振り返り、
新年の朝陽を浴びてから、新年の目標を新しい手帳に書き込む。
この2日間をどう過ごすかは、残りの363日(364日)に影響する、と
私は声を大にして言いたい。
それは、他人に言えるような立派な目標でなくてもいいし、
自分だけにしかわからない秘密めいた計画でもいい。
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会。
「忙しい」を理由に、こんなチャンスを逃さないで欲しいと願う。