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しもさんの「気になる一言」
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2012年01月05日(木)
年末年始は「ジェノサイド」読破

「年末年始はどう過ごしたのですか?」というメールが届いた。
映画三昧のはずだった、年末年始の過ごし方、
それが1冊の小説に興奮し、夢中で読み耽ることになった。
「本の雑誌」2011年上半期ベスト10の第1位に選ばれた作品、
そう「ジェノサイド」が私を惹き付けて離さなかった。
以前から、時間が出来たら読みたいなと思っていたが、
予想以上に分厚く、文字も小さいので、毎日少しずつ・・と思い、
頁をめくり始めたら、やはり止まらなくなってしまった。
ハリウッド映画を10本くらい、まとめて観た気分に等しい。
スケールの大きな、そして広大なテーマにした作品を読み切る、
こういう年末年始の過ごし方も悪くないな、と振り返った。
同じく年末に、ルワンダの大量殺戮を題材にした
映画「ホテル・ルワンダ」と「ルワンダの涙」を観たので
「ジェノサイド」という言葉に敏感になってしまったが、
日本や世界、人間・人類という視点で書かれた小説にも目を向けたい。
気になる一言の内容も、少し変化するかも・・乞うご期待。



2012年01月04日(水)
美談にしてるんじゃないよ

箱根駅伝の往路5区、東京農大の津野選手の起用について
ネットの世界で、激論が交わされている。
「あんな状態でもよく頑張った」「あの走りが復路に繋がった」
「襷の重さに感激した」などの支持派。
「何かあったらどうするんだ」「選手交代できない運営に問題がある」
「美談にしてるんじゃないよ」などの不支持派。
私の意思表明をするとすれば、やはり「不支持派」。
走る前から「脱水症状」がわかっていたのに、
本人が「大丈夫」と言ったから、走らせた。(らしい)
医療のサイトを見ると「脱水症状とは、体内の水分量が不足し、
「体液のバランスがくずれることであらわれる症状、
脱水症状が進むと、頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、
意識障害、腎不全などがあらわれ、死亡する場合もある」とあった。
その「危機管理能力の欠如」が「美談」として語られることに
やはり、私には違和感がある。
最悪の状態になったら、デレビで観戦していた日本人の多くは、
目撃者として、世界の人々にどう言い逃れをするのだろう。
(批判覚悟で)あえて言うなら「たかが、箱根駅伝」ではないか。



2012年01月03日(火)
スピードをコントロールした走りが必要

昨年の01月03日(月) の一言は「今年の注目は、8区後半の走り方」。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に8巻分(16年間)を書き終え、今年は9巻目に向けてスタートした。
毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
昨年は、16年目だったから、8区後半の走りを参考にした。
「レースもいよいよ終盤。残 り9キロあたりから徐々に上り坂に入る。
特にラスト5キロに待ち受ける遊行寺の坂が最大の難所。
また後頭部への陽射しがスタミナを奪い、後半の失速へと繋 がる。
意外にもタフで侮れないコース」とあった。
なるほど、振り返ると昨年の後半は、確かにきつかった。
辛いながらも、なんとか今年に襷を繋いだって感じがする。
では、今年は・・と「箱根駅伝9区」のコース概略のを眺めると、
「9区は、タスキを受けてすぐ下り坂。ペース配分が難しい。
9区は下り坂となり、スピードをコントロールした走りが必要になる」
これまた、なるほど参考にしようっとメモをし、手帳に書き込んだ。
「仕事でもプライベートでも、スピードコントロールした生活」を
「焦らない、焦らない」と胆に銘じて、この2年間を過ごそうと思う。
特に今年(9区前半)は、知らずにスピードが出てしまいそうだから、
(1キロ3分くらい)「ゆったりと入る」ことを意識しよ〜っと。



2012年01月02日(月)
後ろに俺たちがいるから楽しんでこい

箱根駅伝(2012・往路)は、東洋大の圧勝で終わった。
私のメモから、一番輝いていたのは、ゴール後のインタビュー。
福島県・いわき総合高校出身の5区・柏原選手が自分の記録に対して
「自分が苦しいのは1時間ちょっと、
福島の人に比べたらきつくはなかった」であるが、
このフレーズはどこの新聞社も採り上げるだろうから・・別格だろう。
私が選んだのは、プレッシャーの掛かる4区1年生の田口選手へ、 
先輩「山の神」柏原キャプテンからの一言。
「後ろに俺たちがいるから楽しんでこい」
これほど頼りになる、そして嬉しい言葉はないな、と思った。
結局、田口選手は区間賞の走りで、トップで柏原先輩に繋いだが、
この4区、この励ましが今回の大きなポイントだったな、と私は振り返る。
選手層の厚い「東洋大」の中で、唯一の1年生エントリーだった田口選手、
私たちの想像以上の緊張とプレッシャーを取り除いてくれたと思う。
山登りの走りだけでなく、チームの精神的な支えとなっている彼が、
明日の復路でも、キャプテンとして、各選手に叱咤激励するに違いない。
明日の結果が、今から楽しみである。



2012年01月01日(日)
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会

どこの家庭も、大晦日の大掃除や新年の準備で忙しいが、
私は、そんな作業は12月30日迄に済まして、
大晦日は、1年をじっくり振り返る日に充てて欲しいと思う。
正月3日間、どこのお店も閉まっていた時代と違い、
元旦から開店しているお店が増えたというのに、
いまだに大晦日の過ごし方が変わらないのは、
おかしな習慣と言えないだろうか。
そうでもしなければ、1年の反省・振り返りはしないまま過ぎ、
新年の目標設定などは皆無に等しく、年末年始の休暇が過ぎていく。
面倒くさいかもしれないけれど、しっかり1年を振り返らないと、
まわりの人に対する感謝に気持ちは湧いてこないのではないか、と。
大晦日の夕陽に向かって「感謝」をしながら、一年を振り返り、
新年の朝陽を浴びてから、新年の目標を新しい手帳に書き込む。
この2日間をどう過ごすかは、残りの363日(364日)に影響する、と
私は声を大にして言いたい。
それは、他人に言えるような立派な目標でなくてもいいし、
自分だけにしかわからない秘密めいた計画でもいい。
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会。
「忙しい」を理由に、こんなチャンスを逃さないで欲しいと願う。



2011年12月31日(土)
2011年「今年の熟語」・・「愛犬他界」に決定

4年前から、毎年恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
手帳を開きながら、書き出した2011年・月別の熟語は
1月・有名人と会食 (落語家・桂米助さん、アカペラコーラス・ソフトボイスと会食)
2月・商標登録 (盛り上がっていた「五行歌」、やむ終えず、撤退)
3月・計画停電 (3.11東日本大震災で、私たちが感じた節電協力)
4月・妻脳梗塞 (妻を襲った突然の病、1ヶ月間の入院は2人の間を近づけたかな?)
5月・脱宝くじ (何年も買い続けた宝くじ(ロト・ナンバーズ)を止めた)
6月・世界レベル (世界的木版画家・牧野宗則氏との出会い、懐の広さを実感)
7月・柿田川案内 (牧野ファミリーを案内、何年かぶりにボート船上)
8月・発覚 (尊敬する先輩の不祥事発覚、かなり衝撃的だった、いろいろな意味で)
9月・はめ字文 (言葉遊びの「はめ字文」、新しい分野に挑戦開始した)
10月・母喜寿祝 (母77歳を、妹家族とあわせて6人で祝った。これからも元気で)
11月・点滴のみ (愛犬の体調不良、毎日、点滴を受けに動物病院へ。)
12月・愛犬他界 (家族同然の愛犬、18歳のジェイク、介護空しく他界)

■選考委員長(私自身)の弁
「愛犬他界」を2011年の熟語にしようと思う。
昨年から今年にかけて、私にとって、身近な人たちの死や病気が多かった。
特に、妻の脳梗塞と愛犬ジェイクの他界は、心が挫けそうになったけど、
仕事を除けば、何よりも看病に時間を割いたので、後悔はしていない。
熟語には選んでないけれど、今年はゴルフに一度も行かなかった。
そんな気分になれなかった、が正しいのだけれど、これまた思い出の年。
1年を振り返ると、やっぱり、家族同然の愛犬・ジェイクの死が
インパクトが強い出来事となったので、素直に「愛犬他界」を選んでみた。
来年は、平穏無事で1年が過ぎて欲しい、と願うばかりである。

PS.
一年間、ご愛読、ありがとうございました。来年も、ありがとうございます。



2011年12月30日(金)
新年を祝うのは、嫌いだ

映画「人生万歳!」(ウッディ・アレン監督)から。
すっかり頑固な偏屈老人となってしまった、
ノーベル賞候補にもなった、元天才物理学者のボリスが主人公。
その主人公の口から、機関銃のように発せられる台詞は、
建前抜きの本音が語られていて、ウッディ・アレン監督らしい。
「残念だが、人間は『失敗した種』だ」から始まり、
「愛は、人々が言うようなものではない。
愛は、全てに勝たないし、永遠でもない」なんて言葉まで。
その中で私が気になったのは「新年を祝うのは、嫌いだ。」
続けて「誰もが必死で楽しもうと、無理やり祝ってる」と言う。
悲しい気持ちで新年を迎えたい人もいるし、
大騒ぎをせず、静かに過ごしたい人もいるはずなのに、
新年くらいは楽しく迎えるべきだ、みたいな風潮が嫌だ、と
はっきりと口にする。
上手く言えないが、なんだかスッキリした感覚になった。
そして、作品の根底に流れているかのような台詞、
「あらゆる幸せは、全てつかの間だ。
だから、うまくいくなら『何でもあり』だ」が印象的だった。
ウッディ・アレン監督らしい、ハッピィエンド作品は、
いつも、人生の楽しみ方を教えてくれる。