初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2011年06月02日(木)
考えたことありません

書籍「養老訓」(養老孟司著・新潮社刊・191頁)から。
「幸せとはなにか?」と訊ねられた時、
彼はいつもこんなふうに答える、と書いてある。
「考えたことありません」
「幸せとは○○である」というような言葉は、
すべて後知恵の類だとしか思えない。後講釈の典型。
何かが起きたあとに、思いがけなく感じるものが幸せ、と
バッサリ「幸せ」の定義を否定している。
あらかじめわかっているようなこと、
「幸せとはこういうものだ」と定義できるようなものは
幸せではない、ということである。
このフレーズを目にして「あっ」と思った。
そして、今まで「幸せとは・・」と定義していた自分が
なんだか恥ずかしくなってきたのは言うまでもない。
必用なのは「思いがけない」ことを「幸せ」と感じられる
「感受性」なんだな、と理解した。
「年寄りの生き方は、日に一度、感動しようとすることだ」と
書いてある「養老訓」は、楽しい書籍だった。



2011年06月01日(水)
一度、越えちゃえばなんでもないわ

水曜日ファンのご期待にお応えして、
映画「チャーリーズ・エンジェル」(マックG監督)から。
姿を見せないボス、チャーリーの探偵事務所での出来事。
ある女性が、ボスと彼女たちのつなぎ役のビル・マーレイを誘惑する。
彼は生真面目に「僕は一線をこえない主義なんだ」と断る。
その台詞を受けて、ケリー・リンチ(役名を忘れた)は、
このフレーズを言い返しながら、彼の腰の上に跨ってしまった。
特に意味はないが、このフレーズが面白かった。(笑)
こんな男女の会話の妙をメモするのは、私だけだろうか。
据え膳食わない男はいない、といわれた昔、
今は、なかなか据え膳でも食わない男性が多いという。
そんな男性を見て、最近では女性が襲いかかるようだ。
その時、こんな会話がされると面白いだろうな。
「僕は一線をこえない主義なんだ」
「一度、越えちゃえばなんでもないわ」
ヤバっ、妻と娘も、この一言も読んでいるのを忘れてた。(汗)



2011年05月31日(火)
黒鳥を踊ることは大変なことだよ

映画「ブラック・スワン」(ダーレン・アロノフスキー監督)から。
バレエと言えば「白鳥の湖」(たぶん、それしか知らない(汗))
主役である純真な「白鳥」が、邪悪で官能的な「黒鳥」に変身。
その2役を見事に演じきった主人公には、素直に拍手を送りたい。
同一人物が、そのニ面性を両方、表に出すところに、
この作品の面白さ、凄さがある気がしている。
しかし、自分の生活に置き換えてみると、
「善・悪」両方を使い分けて生きる必要性は、あまり感じない。
勿論「寛にして律」(寛大だけれど、怖れられる人物)のように
相反することを備えている人物には憧れるが、それとはちょっと違う。
誰もが持っているニ面性を、どのようなバランスで表に出して、
自分という人間を作り上げていくか、が大切であるといつも思っている。
さて、選んだ一言は「黒鳥を踊ることは大変なことだよ」。
これには、台詞には出てこないが「白鳥の心を持ったまま」という
気持ちが隠れていると思う。(だから、難しい)
どちらかに徹して良ければ、楽なんだろうけれど、そうはいかない。
この難役を乗り越え、彼女は誰もが認めるプリマドンナになった。
意外と重たい作品だったが、大満足である。



2011年05月30日(月)
子どもを信じて見守るしかない

日曜夜のテレビ番組「マルモのおきて」から。
家内の大好きな(笑)、俳優・阿部サダヲさんと
名子役2人(芦田愛菜ちゃん・鈴木福くん)を中心に、
「家族とは?」をテーマにした内容で、
久しぶりに、毎週楽しみにしている番組である。
毎回、気になることは、親友の子どもとはいえ、
「親というものはどうあるべきか」を真剣に考え、
一所懸命、子育てに取り組んでいる姿が、共感を呼ぶ。
何話目か忘れたが、子育ての基本中の基本として
私がメモした台詞は(なんだかんだ言っても)
「子どもを信じて見守るしかない」だった。
親が子どもを信じてやらなくて、誰が子どもを信じるんだ。
そんな気持ちが、この言葉には含まれている気がした。
周りがどんな反応をしようとも、親だけは
「信じて見守る」ことを忘れてはいけない。
「信じる」だけではなく「見守る」ことは、
頭ではわかっていても、なかなか難しいのは私も知っている。
今更だけど「わが子を信じて見守り続ける」を
実践することにしようっと。



2011年05月29日(日)
生き物が風景に輝きを与えます

NHK・BSプレミアム「みんなで探そう! ニッポンの里山」から。
番組を観終わってから、インターネットで「里山」を調べてみたら
国語辞典には「人里近くにある、生活に結びついた山。」
百科事典には「平地農村、都市近郊に存在した元薪炭林のこと。」
さらにWikipediaには「集落、人里に隣接した結果、
人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。」とある。
間違っていないのだろうけれど、これらの定義に、違和感があった。
たぶん私が、番組内で何度となく紹介されていた「里山」の定義
「人と生きものが共生する美しい風景」に共感したからだろう。
「里山」とは「単なる山のことではなく、ある環境のこと」
「自然との共生の知恵」「参加型の自然環境」、
「大自然の風景ではなく、人が手を入れた風景」などという、
「里山」に対する定義の方がわかりやすく、私のメモ帳を黒くした。
さらに(「mottainai (もったいない)」と同様に)
「satoyama (里山)」を英語の辞書に載せたい、と願う出演者に同感。
「未来に伝えたい日本の宝物」という定義にも、納得している。
その中で、私が選んだフレーズは「生き物が風景に輝きを与えます」。
里山の定義ではないかもしれないが、イメージとしてはこれだな。

PS.
実は、一番嬉しかったのは、番組最後に流れる、スタッフのクレジット。
「製作統括・小野泰洋」の文字かなぁ。
幼なじみが、こんな素敵な番組を製作していることが、
私の「誇り」である。帰省したら、是非、あのお店で宴席を。(笑)



2011年05月28日(土)
軽自動車だから「軽油」じゃないの?

セルフのガソリンスタンドで耳にした会話の一部。
買ったばかりのような、軽自動車から降りてきたのは、
(たぶん)免許とりたて風の、若い女性。
助手席には、ちょっと突っ張った感じの男性。
初めて、ガソリンスタンドで給油をする様子。
手にしたのは「軽油」のレバー。
彼女の行動に「それっ、軽油だぞ」と慌てて止めた男性は
たぶん「レバー」を間違えたとばかり思ったようだ。
それを制するかのように、若い彼女がニコニコしながら、
真面目に答えた。
「軽自動車だから『軽油』じゃないの?」
それを聴いて、私が驚いた。(汗)
こんな知識の人たちに免許を与えておいて、
交通事故が減らない・・と嘆くのは、無理だよね。



2011年05月27日(金)
植物が光合成をするのは、晴れた日の昼間だけ

講演「現代に甦る『黄金の国ジパング』伝説
〜21世紀の資源大国・日本を語る〜」
(講師・竹下義朗氏)から。
たしか、地球温暖化の話をしていた時だったと思う。
植物の光合成について、の説明は衝撃的だった。
私の52年間の知識としては、植物の光合成は、
二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す(CO2→O2)。
だから、木の伐採も含め、緑を減らしてはいけない、と
ずっと教えられてきた。(はず・・)
「それが大間違いです」・・そんな台詞の後だった。
「植物が光合成をするのは、晴れた日の昼間だけ」
さらに、植物も、天気が悪い日と夜間は、人間と同じで、
酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す(O2→CO2)、
という説明に耳を疑った。
これが本当ならば、(たぶん、私も含めた多くの人の)
環境に対する前提知識が違うということになる。
信じないわけではないが、調べてみようっと。