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しもさんの「気になる一言」
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2009年12月03日(木)
最近は、あれ、かぶってないのね

義母のお見舞いにきてくれた方が、
忙しそうに動き回る看護士を眺めながら、こう呟いた。
「最近は、あれ、かぶってないのね」
「あれ」とは「ナースキャップ」のことらしい。
そう言われてみれば・・数年前に廃止になったんだよなぁ。
洗濯しにくいとか、衛生面の問題からやめたと言うより、
ピンで留めていても落ちやすい・・なんて理由だった気がする。
新聞で「戴冠式」の記事を見たばかりだったので、
また、復活したのかと思ってたよ。(笑)
キャップだけでなく、アダルトビデオではお馴染みのナース服も
いつしか、白のパンタロンスーツみたいになっているし。(汗)
そう言えば、先生もビックリするくらい若くなって、
サンダルとか、ジーパンで白衣を着ている先生もいる。
知らない間に、病院は様変わりしていたので、
記憶に残すために、選んでみた。「最近は、あれ、冠ってないのね」
「冠る」って「戴冠」の「冠」だったのか・・。



2009年12月02日(水)
心が貧しい人が描いた富士山は、貧しい富士山になる

画家「横山大観」の台詞だといわれている。
多くの芸術家が、富士山を題材に、作品を残した。
絵画に留まらず、写真、彫刻、音楽、文芸など、
あらゆるジャンルに影響を及ぼす「富士山」は、
誰がどんな作品にしても、雄大で堂々とした存在、
これは動かしたい部分だと思っていた。
「富士山といえば横山大観」と言われるほどの作品を
数多く残した彼だからこそ言える、このフレーズは、
妙に私の心に引っかかった。
どんなに技術を持っていても、表現する人の心が貧しいと、
雄大な富士山は、表現が出来ない・・ということ。
それは、ひとりの人間の中でも、起こりうる。
気持ちが落ち込んでいる時は、雄大な富士山は描けない。
そんな意味にもとれるのではないか。
富士山を毎日眺めることができる私も、感じていたこと。
同じ富士山なのに、大きさが毎回違く感じる。

PS.今日他界した、
平山郁夫画伯の富士山作品は「輝く太陽と富士山」。 
「富士山を世界遺産にする国民会議の副会長」でもあった。
ご冥福をお祈りします。合掌。



2009年12月01日(火)
職場では「ホスピタル」、ネットでは「ホームページ」

タイトルだけでは何のことかわからないかもしれないが、
インターネット上でホームページを開設している私としては、
迷うことなく「ホームページ」の略、と考える「HP」。
しかし、職場で頻繁に使用される「HP」(英字2文字)は、
「ホスピタル」の略だった。(笑)
まぁ「病院」の略と考えていいだろう。
どうも「病院」=「ホスピタル」がうまくイメージできず、
「○○HP」・・・の文字を見つけては、
「○○のホームページか」と勘違いしていた。
「クリニック」は「CL」らしい・・
今は、いろんな略語が使われるが、
ケース・バス・ケースで、意味が違うことを念頭に、
読み替えていこう、と思う。
あなたの職場の、面白略語、あったら紹介して。



2009年11月30日(月)
作品と対話する

沼津美術研究所3FのSpace 52で「ナガクボケンジ展 
"For One Minute"感覚のための台座に-」が開催されている。
作家は、中学の同級生なので、久しぶりに会話でもしながら・・と
立ち寄ったが、意外な体験をすることとなった。
彼との会話よりも、作品との対話時間の方が長かったのである。
今までの私の鑑賞の仕方は、
作家はこの作品で、何を訴えているのだろうか、
私たちに、どんなことを伝えようとしているのか・・など、
作家の意図を、作品の中に読み取ろうとしていたのだが、
実は、鑑賞している私が、作品から何かを感じればいいらしい。
1つの作品の前に、何もしゃべらず、何十分も座って眺めていると、
いろいろなことが思い浮かんでは消え、とても楽しい時間となった。
頭の中が、スッキリした・・というのが、率直な感想である。
こんな体験は、生まれて初めてであった。
完成品を求めず、未完成のまま、観る人に提示することも、
作家としての面白さであるようだ。
この作品を通して、何かを感じてくれればそれでいい・・
そんな気持ちを、文字にしたら「作品と対話する」となった。
この域に達したら、もっと芸術が面白くなる。



2009年11月29日(日)
実は、整理もリバウンドします

ATG・働く女性の会、11月例会、
講師は、整理収納アドバイザー・関美恵子さん。
整理整頓の基本・コツから、収納のアイデアまで、
目から鱗のヒントいっぱいで、私のメモは予想以上に溢れた。
特に、今までの私の整理方法を根底から覆したのは、
「不必要なものを取り出すのではなく、必要なものだけを取り出す」
一度、全部出して、分ける(選別する)までは良いのだが、
次の過程で、要らないもの、使わなくなったものを取り出していた。
だから、整理の時間がかかる割には、捨てるものが少なく、
最終的には、面倒くさくなってしまう・・この繰り返し。(笑)
そろそろ部屋を片付けないと、家族に怒られるな、とも思っているが、
そんな私を救ってくれたのは、質疑応答での先生の答え。
「どれくらいの間隔で、整理をすればいいのですか?」の問いに
「実は、整理もリバウンドします。
ですから、あまりいっぺんにやらない方が・・」と答えてくれた。
これが、今回いちばん印象に残ったフレーズ。
女性雑誌で繰り返される「節約財蓄・簡単おかず・ダイエット・収納」
全て、リバウンドがあるような気がする、と思うのは、私だけだろうか。
「急激に整理しすぎると、モノが増える」ってことかな。



2009年11月28日(土)
「国破れて山河あり」と「国栄えて山河なし」

「(國破山河在)国破れて山河あり」
国家(唐の国都当時は長安)は崩壊してしまったが、
山や河は変わらず・・と表現したのは、中国盛唐の詩人、杜甫。
1994年度新潮学芸賞を受賞した著書「美しき日本の残像」の中で、
「国栄えて山河なし」と表現したのは、
アメリカ合衆国出身の東洋文化研究者、著述家、
アレックス・カー氏。
日本の「木の文化」「侘び寂び」「自然との調和」
「感覚のデリカシー」は、一体どこに消えてしまったのか、と
著書で訴えているらしい。(読んでないので「らしい」)
この対になるフレーズは、とても大切なことなので、
メモとして残しておきたい、と思った。
さて・・あなたはどちらが?と比較するのは簡単だけれど、
「国栄えて山河あり」の道を探ることを視野に入れたい。
「国も栄えながら、自然を残す」、不可能ではない筈だ。
そのためには、国民一人ひとりが
「木の文化」「侘び寂び」「自然との調和」「感覚のデリカシー」
を意識した生活をすることにあるのだろう。



2009年11月27日(金)
みんな やさしかったよ

五行歌集「夜明けの河」(柳瀬丈子著・市井社・141頁)から。
国民文化祭「五行歌大会」では、入賞作品の朗読などをし、
大活躍だった彼女から、直接いただいた歌集である。
後で知ることになったが、彼女の経歴をみて驚いた。
元NHKアナウンサー、「こんにちは奥さん」の司会者で、
鈴木健二アナウンサーとコンビを組んでいたことも知った。
詩人だなぁ・・と思う作品が多く、選ぶのに苦労したが、
今回選んだのは、ある五行歌の最初の2行。全行は、
「みんな
やさしかったよ
その やさしさに
傷ついたとは
とても 言えずに」
なぜか、ちょっと胸が痛くなった。
今まで、こんな気持ちを察することができなかったけれど、
彼女の五行歌で、はっとさせられた。
やさしい言葉をかけてもらっているのに、
その「やさしさ」に傷ついている、なんて。(涙)
奥が深いなぁ・・人間の心って。
いろいろなタイプの人間がいるってことだな。