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しもさんの「気になる一言」
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2009年11月19日(木)
「吸わないで」「どうして?」「キスするつもりだから」

映画「痛いほどきみが好きなのに」(イーサン・ホーク監督)から。
ストーカーって、こうやって始まるのかなぁ・・と
実感させられた映画だった。(汗)
「好き」という感情の度が越えると、
自分で自分の行動を抑えられなくなることを知った。
(私にそんな経験がないから・・(汗))
さてストーリーとは関係ないけれど、選んだ会話。
「(タバコ)吸わないで」と、彼女。
「どうして?」と聞き返す彼。
そして、さらっと「キスするつもりだから」と彼女。
リズムといい、タイミングといい、完全に参った。
映画館という暗闇の中で慌ててメモをした。
こういわれたら、男でも女でもタバコをやめるだろうか。
「禁煙促進のポスター」に、この台詞、使えないだろうか?

PS.
タイミングよく、今日からうちの課長、禁煙始めました。(笑)



2009年11月18日(水)
世界の中で日本人の感覚がおかしい

最近、講演・研修会の場で、講師が示す
世界の中の日本データが、面白い。
いや、やはり日本っておかしな方向へ向かっている。
中学3年生が先生を尊敬する割合では、
先進20カ国中、なんと20位。
トップは韓国84.9%。米国82.2%、中国80.3%、
19位の国でも70%の数字を示していたが、
日本は、驚くなかれ21%。
50%を割ったら教育は成り立たないと言われているし、
尊敬する人を持たないと、心は育たないのに。
また、犯罪被害率が低いのに、治安への不安度が高い。
同じように、パソコンに侵入された経験が少ないのに、
個人情報の安全性に不安を抱く率は、非常に高いという。
特徴あるデータばかり示されているから・・
と言えば、そのとおりなのだが、
やはり世界の国々と、意識が著しく違うのは心配だ。
これから世界を舞台に活躍しようとする人たちにとっては、
大きな壁となってくることだってありえる。
単純に「平均」が良いとは思わないけれど、
あまりに違う、世界の人々との意識の違いに、驚くばかり。
最近は、なぜか「平均」でいて欲しい、と願う私がいる。
もう一度、声を大にして書いておこう。
「世界の中で日本人の感覚がおかしい」



2009年11月17日(火)
隠れて聴く曲ぐらい誰でもありますよ

映画「歩いても 歩いても」(是枝裕和監督)から。
義兄の命日に、家族3人で夫の実家へ泊まり、
一晩過ごすだけの、どこの家にもあるような出来事が、
なぜか、とても自然に映像化されている気がした。
その中で、私が選んだ一言は、妻役の夏川結衣さんの台詞。
場面を説明すると長くなるので省くが、
「あのレコード、きっと隠れて聴いていたな」と、
ややバカにしたような口調で話し掛けた夫に、
「隠れて聴く曲ぐらい誰でもありますよ」と返した。
「へぇ〜、君にもあるの?」「ありますよ」
「どんな曲?」「ひ・み・つ」、予想通りの会話であったが、
妙に新鮮に私の心に残った。
辛い時、悲しい時、寂しい時、家族にも、親友にも隠れて、
じっくりゆっくり、噛み締めながら聴き入る曲があると、
人間は強くなれる気がした。
映画のタイトル、何かの曲の一部だったんだぁ(笑)



2009年11月16日(月)
ヒトを続けてきたのですから

書籍「パルスだ、情熱だ」(五行歌集)(岡野忠弘著・市井社・251頁)から。
先月、静岡県清水町で国民文化祭「五行歌」が開催され、
夕方からの「交流会」で、隣に座ったのが、なんと作者の岡野氏。
五行歌でびっしりのメモ帳をみせられ、楽しいひとときを過ごした。
「サイエンスを歌にするのは、五分咲きなんだって」と呟き、
歌集を出していることを教えていただいた。
さっそく手に入れ、お気に入りを幾つかメモしたが、
その中でも一番心に響いた五行歌の一部を気になる一言にした。
5行全部を紹介すれば
「老人は
赤子以上に
やさしく
接しなければ
ヒトを続けてきたのですから」
そうそう、最近は少子化対策で「子育て支援」が花盛りだけれど、
「ヒト」という動物を何十年も続けてきた老人の方がもろくなっている。
戦争を経験し、現代の社会を築き上げてきた老人に対して、
やさしく接してあげるのは、後輩として当然のことだと思う。
なんだか、胸に沁みた。
また、科学者としての一面を感じさせる五行歌では、これが好き。
「ほたるの
発光ダイオード
まだ
完成出来ていない
自然の神秘さ凄さ」
やっぱり、科学者でサイエンスが好きなんだなぁ、岡野さんは。(汗)



2009年11月15日(日)
人生は「準備と感動」の繰り返しだね

以前、こんなフレーズをどこかで聴いてメモしたのだが、
情報源がわからず・・すみません。
でも、中学の同級生だけで結成した混声合唱団「風の会」が
今年も「町芸術祭」に参加し、
「見上げてごらん、夜の星を」「手紙〜拝啓 十五の君へ」の2曲を、
町民の前で、怖いもの知らずで披露した。(笑)
そんな時、ふっと頭に浮かんだのが、なぜか
「人生は『準備と感動』の繰り返しだね」のフレーズだった。
月に1度の2時間に及ぶ練習は、たぶん読者が想像している以上だし、
練習日以外でも、カセットテープに吹き込んでもらった
「男声パート」のメロディは、何度聴いたことかわからない。
そんな「準備」があったからこそ、上手い下手に関係なく、
歌い終えたあとの「感動」を得ることができたんだ、と私は思う。
しかし、一番感動したのは打ち上げの2次会での「カラオケ合唱」(笑)。
そろそろお開きとする前に、メンバー全員が立ち上がって歌った
「手紙〜拝啓 十五の君へ」に、不思議と涙が出てきた。
さて、来年に向けてまた「準備」が始まる。
心震える「感動」を得るために。
これって、合唱も、仕事も、人生も、全て同じことが言える気がする。
「準備と感動」の繰り返し。いいフレーズでしょ?



2009年11月14日(土)
人はやっぱり海から生まれてきたのかもしれない

テレビ番組「NHK ドキュメント20min.」から。
先日、この番組、必見です・・とメールが届き、
いつもなら寝ている午前0:10〜0:30放送を楽しみに観た。
自分の体と足ひれだけで、105mという深海にたどり着いた日本人、
篠宮龍三さんの特集であった。
空気タンクを背負わず、できるだけ深い海へと潜る水中競技、
「フリーダイビング」という競技も、初めて知った。(汗)
ナレーションが、ちびまる子ちゃん(TARAKOさん)・・だったからか、
海の中なのに、宇宙遊泳している感じたなぁ、と感じていたら、
タイミングよく、このフレーズが耳に入ってきた。
「世界で100m以上潜れる人は12人。月へ行った人と同じくらい少ない」
実際、深海105mの世界を、篠宮さんは、こう表現した。
「無限の暗闇・永遠の静寂」・・まさしく「宇宙」ではないか。
「黒い海」の中へ落ちていく、といった表現が相応しかった。
驚きの連続の映像にも負けないほど、彼の言葉には、説得力がある。
潜っている自分の映像を眺めて
「人間っぽくないな、海の生き物みたい」と苦笑いをし、
「(深海は)死に近いはずなのに、暖かさや優しさを感じる」と語った。
そして、潜っている時の気持ちを
「海に溶ける感じ、大海の一滴となる」と呟いたあと、
「人はやっぱり海から生まれてきたのかもしれない」と呟いた。
う〜ん、カッコいい。彼しか言えない台詞だな。

PS.
脳や心臓などの生命を維持する為の器官に血流が集まる現象
「ブラッドシフト」なども強化され、まだ進化しているという。
人間って、まだ進化できるのかぁ・・とメモを続けた。



2009年11月13日(金)
本来、葬式はめでたいものだよ

映画「夢」(黒澤明監督)から。
先日紹介した「水車村」での老人との会話。
この村は「だいたい歳の順に死んでいく」の台詞で、
以前は、当たり前だったことを思い出した。
さらに「本来、葬式はめでたいものだよ」と呟く。
理由は「よく生きて、よく働いて、
ご苦労さんと言われて死ぬのはめでたい」だった。
笠知周さんのあの笑顔で呟いた
「生きるのは苦しいってのは、人間の気取りでね。
生きるのは、いいもんだよ。とても面白い」、
このフレーズに、なぜか胸が熱くなった。
そうなんだ、こんな簡単なことに
なぜ人間は気付かなくなってしまったのだろう。
以前、この気になる一言でも取り上げた「訃報」は、
「ご不幸のお知らせ」ではないことを再確認した。
お通夜も故人を偲んで「しんみり」ではなく、
故人を思い出し「楽しむ」ことがいい。
私のお勧め映画ベスト5に入る、
映画「寝ずの番」を思い出していた。