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しもさんの「気になる一言」
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2008年10月11日(土)
戸惑った自分が新鮮でした

北野武監督作品「アキレスと亀」で、夫婦役を演じた
樋口可南子さんのコメントだった。(ある本で見つけた)
映画の内容は、ここでは触れないが、(もちろん観たけれど・・)
今まで彼女が感じたことのない役柄だったことは間違いない。
こんな役をいただき「戸惑いました」なら、理解できる。
しかし、その戸惑う自分が、新鮮だったと言う。
仕事では、ベテランになると、仕事にも慣れ、戸惑うことは減る。
それは、仕事を確実にこなすという意味では悪いことではない。
もちろん夫婦も同じ。
ちょっとしたことでは、戸惑うこともなくなる関係になる。
それも、悪いことではない。
けれど・・時には、まだ「戸惑う」感覚を味わうことにより、
新しい関係、新しい自分の発見に繋がることも大切である。
まぁ、わざわざ、戸惑う環境を作らなくてもいいと思うけれど・・。



2008年10月10日(金)
“を”が無ければ 祈れない

詩集「くんぺい魔法ばなし・山のホテル」
(東君平著・サンリオ刊・95頁)から。
実は最近、またひとつ楽しみが増えた。
子どもが成長し、ここしばらく絵本や詩集などから遠ざかっていたが、
児童図書満載の「こども交流館」が、私の職場のひとつとなった。
せっかくのチャンスだから・・と、絵本や詩集も読み始めたが、
面白くて、時間が経つのを忘れてしまう。
今回の気になる一言は、私のお気に入りの作家、東君平さんが、
1974〜1987年に作った作品、38作の中から。
「を」というタイトル
「誰のだったのだろう 道に“を”の字が 落ちていた
一瞬 自分のものではと思った ほこりまみれの“を”の字
愛を 希望を 夢を 恵を “を”が無ければ 祈れない
捨てたのだろうか うっかり 落としたのか  (後略)」
この作品で「を」という文字の大切さを知った。
最近「○○を祈る」ことも忘れていたことに気付いた。
そして、詩は、私の楽しみのひとつとなった。

PS.
行間を詰めたり、改行を省略することは、私の本意ではないけれど、
作品を紹介することが目的ではないので、ご理解ください。



2008年10月09日(木)
仕事を持つ妻が男のステータス

なかなか面白い発想だと思う。
たしかメモの横に、
「中村江里子、雨宮塔子、霧島かれん」と書かれていたから、
日曜朝のテレビ番組「ボクらの時代」の話題だと思う。
フランスに関連する3人の名前があるのだから、
フランスの話かもしれない。(ごめん、覚えていない)
日本では、夫がどこに勤めているか、どんな役職か、などが、
妻のステータスとなっていた時代があった。
しかし現代は、妻がしっかりと自分の人生を考え、職に就く。
男女共同参画社会など意識もせず、当然のように家事を分担し、
妻が働きやすい環境を整えている男性こそ、評価される。
そんなニュアンスが感じられる。
逆に、妻に働く環境を与えられない夫の評価は下がる。
日本も「女性の社会進出」を無理やり推し進めるのではなく、
「仕事を持つ妻が男のステータス」となる社会を目指せば良い。
結果は、同じなんだから。



2008年10月08日(水)
歓声をあげながら、息を殺している

いつもとちょっと違う雰囲気が、東京ドームに漂っていた。
テレビを観ていても、それは伝わってきた。
そう、プロ野球、同率首位で迎えた「巨人VS阪神」の最終戦。
選手も応援団も、この試合は負けられない、という気持ちが強い。
その異様な雰囲気を文字したい、と思っていたら、
実況中継のアナウンサーが、
解説の掛布さんや水野さんらに確認するように、こう呟いた。
最高に盛りあがりながら、なぜか、いつもより静かな雰囲気。
それを肌で感じたのだろうか、
「歓声をあげながら、息を殺している」という表現になった。
実は、私も朝から落ち着かなかった。
ノーベル賞受賞や株の下落よりも、今日の「巨人阪神戦」。
映画鑑賞や飲み会の誘いも、今日だけは影を潜めた。
久しぶりに、最後まで緊張したいい試合だったので、
記録としても残しておきたくなったので、この一言。



2008年10月07日(火)
いつも気にかけてくださって・・

「清原選手のプロ野球引退記事」を読みながら気付いたのは、
彼が、多くの選手のことを、気にかけていたという事実だった。
PL高校時代の活躍、プロ野球選手としての成績、
そんなものは、彼の評価の一部分でしかないことがわかった。
イチロー選手を始め、松井選手・松坂投手など、
今では米メジャーリーグで大活躍の選手から、
他のチームのバッティングピッチャーに至るまで、
多くの関係者に慕われた原因は、
いつも同僚・後輩に対し、気にかけていたことだと知った。
新聞には、清原選手の引退を惜しむコメントが多く掲載されていたが、
そのほとんどが「いつも気にかけてくださって、ありがとうございます」の
気持ちが込められていたと思う。
調子の悪い時、将来を悩んだ時、判断に迷った時、
清原選手の優しい一言に救われた、立ち直った、決断した、
と彼らは、堂々と証言している。
自分自身も怪我をして、体調万全でないのにもかかわらず、
周りの選手の様子にまで気に配り、タイミング良く声をかけられる
彼の心の広さを知って、私は胸が熱くなった。
「人間・清原」のこれからの活躍を期待したい。



2008年10月06日(月)
アイス 毎日4割引

近くのドラッグストアーで見つけた看板。
これって、最初「へぇ〜」と眺めたけれど、
よく考えたら「毎日4割引」なら、
最初から「激安」でPRすればいいのに・・と思った。
しかし、あとになって考えると、忘れられないフレーズである。
最近、どこでも目にする「大安売り」の看板よりも、
ずっとインパクトがあり、「おやっ?」と思わせてくれた。
どこでも、誰でも使っている言葉は、印象に残らない。
ほんのちょっとの言葉遊びで、記憶に残るのになぁ、と思う。
以前、紹介したが、町中に溢れている「年中無休」よりも、
「定休日2月30日」の方が、今でも忘れない。(笑)
ただ、困ったことに、この看板を出していたお店を忘れた。
う〜ん、思い出せない。インパクトのある店名じゃなかったんだな。



2008年10月05日(日)
いっぱい泣けば止まります

映画「パコと魔法の絵本」(中島哲也監督)から。
俳優・役所広司さん扮する主人公の大貫が、
入院している病院の先生に訊く。
あることで、涙が止まらなくなってしまったが、
今までの人生、意地悪ばかりして、泣いたことがないので、
涙の止め方がわからない・・
「先生、涙ってのはどうやって止めるんだ?医者なら教えてくれ」
と真面目な顔をして呟く。
その質問に、先生は、さらっと応える。
「簡単です」と最初に言い切り、続けた台詞は、
「いっぱい泣けば止まります」。
「そのうち、時間が立てば忘れます」でもなければ、
「楽しいことを考えれば、止まるかもしれません」でもない。
そうなんだよなぁ、悲しい時は、泣くしかない。
泣き疲れた時、やっと涙が止まるんだよなぁ。
最近、妙に涙もろいことに気付いた。
映画を観て、突然、泣いている自分に驚いたことがある。
映画って、もしかしたら感受性を高める力があるかもしれない。