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しもさんの「気になる一言」
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2007年05月24日(木)
実はね、前から入ってみたかったんですよ

わが町・静岡県清水町に、北海道料理を思う存分味わえる
「中むら」という小さな料理のお店がある。
私は、近所ということもあり、時々ひとりでも出かけては、
カウンターで、皿盛りの刺身盛り合わせと、
お気に入りの美酒「十四代」を堪能しているのだが・・。
先日、いかにもお酒が好きそうな中年男性が、私に向かって呟いた。
「ここ、有名なんですよ、知ってます?」
「人気があるんですよね、いつも満席で入れないんです」
いろいろなことを言いながら、最後に口にしたフレーズ。
「実はね、前から入ってみたかったんですよ」
そんな敷居が高いお店でもないのに・・と思いながらも、
なかなか入れない人にとっては、知らない私に話しかけるくらい
嬉しかったんだろうな、と感じた。
確かに、私のこの「気になる一言」にも、
単語検索で、辿り着く人がいるくらい人気のようだ。
ただし「三島 中村 北海道料理」で検索する人が多いけれど、
実は店名は「中村」ではなく「中むら」だし、
「三島」ではなく「清水町」なんだよなぁ。(笑)
やばっ、また「十四代」が飲みたくなっちゃった。



2007年05月23日(水)
貸して不仲になるよりも、いつもニコニコ現金払い

以前紹介した、たまに出かける居酒屋メニューの横に、
大きな字で書かれている「現金払い」のお願い。
言い換えれば、このお店は「ツケ」では飲ませませんよ、
という意思表示であるが、リズムがいいのでメモをした。
もしかしたら、カードも駄目ですよ、という意味だろうか。
お金を貸すということは、不仲になる原因なんだな、と
改めて、実感したフレーズとなった。
これって、飲食店に限ったことではないことにも気付く。
友人・知人の間ではよくある「借金」、
「ある時払いの催促なし」や「出世払い」は通じない。
「お金貸して・・」とお願いされたら、迷わずこの台詞。
「貸して不仲になるよりも、いつもニコニコ現金払い」
意外と断るにはピッタリのフレーズかもしれない。
金の切れ目が縁の切れ目にならないように。



2007年05月22日(火)
日本料理は「風」、中国料理は「ごみ溜め」

どんな料理が好きか、と答えるよりも、
どんな料理が嫌いか、を答えた方が面白いと思う。
自分の好きな料理が、どれだけ美味しいかを語るより、
チクリと皮肉が効いたフレーズで、ライバル料理を
卑下する表現の方が断然、インパクトがあるから。
以前紹介した、画伯・梅原龍三郎さんは、中国料理と老酒を愛し、
「どうもね、日本料理は風を食ったようでボクには頼りないな」
と表現した。
それに対抗して、文豪・谷崎潤一郎さんは、京舞と京料理を愛し、
「どうもなんですな、中国料理はゴミ溜めみたいですからねぇ」
と応戦する。
この2人の大物が、お互いを意識して口にするから面白い。
あなたは、どちらが好きですか?
いやいや、どっちの料理が、口に合わないですか?
食いしん坊の私は、どちらも好きだなぁ。(笑)



2007年05月21日(月)
また障害になって生まれてきたい

NHK番組「ホリデーにっぽん」から。
先日「生きづらさを聞いてくれ」というテーマの回を見た。
引きこもり・うつ・アルコール依存症・
いじめられ経験者・心身症・脳性マヒ・強迫観念・
否定形精神症・筋ジストロフィー・慢性疲労症候群等々、
いろいろな悩みを持って生きている人たちの特集だった。
彼らは自ら「壊れ者の祭典」と称して、格好わるくて、
駄目で、ぶざまで、それでも頑張っている人たちを代表して
明るく「病気だよ、全員集合」と言ってのけた。
「もう壁を蹴るしかないんですよね」
「あるがままの自分でやっていくしかない」
「何も隠すことはないんだ、負い目にすることはないんだ」
「人に迷惑をかけないように、人目を避けてきた」
彼らのメッセージには、説得力があったけれど、
最後にメンバーの1人が語った台詞に、私は心が動いた。
「また障害になって生まれてきたい」
彼等は、精神的に強いなぁ・・と思わずにはいられない。
日常生活にも不満ばかりの私、恥ずかしくなった。



2007年05月20日(日)
15歳に脱帽する男子プロゴルファー

男子ゴルフツアーのマンシングウェアオープンKSBカップ、
(岡山・東児が丘マリンヒルズGC)は、15歳の石川遼選手の、
史上最年少優勝で幕を閉じた。
その偉業には、心から祝福したい、と思う。
しかし、すぐに「王子」を出したがるマスコミの悪い癖なのか、
プレーオフの可能性がある時点でのインタビューは理解できない。
集中力は、簡単に取り戻せないことくらいわかってのことか・・。
また、女子ゴルフに比べ、低迷が続く男子ゴルフ界を象徴していた
シーンを、気になる一言にして記憶に留めたい。
私は、男子ゴルフに期待をし過ぎていたのかもしれないが、
アマチュアには真似のできない圧倒的なドライバーの飛距離や
ピンにぴたりと寄せるアイアンの技術、
さらに、ラインを読んで、一発で決めるロングパットなどなど。
それなのに、15歳の彼がホールアウトした時、
プロがアマチュアに脱帽しながら近付き、握手を求めた。
私は、驚きと情けないシーンを目に焼き付け、メモをしながら、
「プロとしてのブライドはないのか」と、心で呟いた。
アマチュアを寄せつけない、プロの圧倒的な強さと技術、
これが、今の男子プロゴルフ界に必要なものではないだろうか。



2007年05月19日(土)
ねぇ、今の人、変装?

「幕末タイムスリップ」のキャッチコピーに誘われて、
観光担当課としては、一度見ておこう・・と下田へ。
特に、アメリカ海軍の音楽隊や昔の衣装を着た人達の
黒船道中と称する「にぎわいパレード」は、
参考になることばかりであった。
ペリーや侍、町娘などに扮したスタッフが町中を歩いている。
中には、下田市とのつながりや関係がわからない、
水戸黄門や二宮金次郎に変装した人達まで。(笑)
そんな光景を見続けたためか、不思議な感覚が起こった。
すれ違う男性・女性の中で、ちょっと派手な服装、
ちょっと変わった髪型を見つけると「あれ?」と振り返りながら、
「ねぇ、今の人、変装?」と一緒に出かけた後輩たちと大笑い。
しかし、久しぶりに、観光を中心にしたまちづくりには、
イベントそのものより、まち全体の雰囲気づくりの大切さを
教えてもらった気がする。
1ケ所でのフェスティバルより、まちのいたる場所でお祭り気分。
これって、仕かけている人たちが楽しんでいるってこと。
まつりの原点だなぁ。



2007年05月18日(金)
あのホームランが屈辱的でした

今、アメリカ大リーグ・レッドソックスで、
松坂投手以上に注目を浴びている
岡島秀樹投手のコメントである。
「16試合連続無失点の秘訣」を聞かれて答えた
彼らしいコメントとして紹介されていた。
(今日、17試合連続無失点を記録したようだ・・)
元ジャイアンツの選手として、応援はしていたが、
投げみなければわからないコントロールの悪い彼の投球を
何度も何度も、東京ドームで見ていたので、
正直、驚いている、というのが私の本音であった。
どうして、こんなに変わってしまったのだろう?
私の疑問を解決してくれたのが、彼のこのコメントだった。
憧れのメジャーリーグで、チャンスをもらい、
公式戦初登板の初球、想像がつかないほどの緊張の中、
記念すべき第1球を投げたら、ホームランを打たれた。
彼のプライドは、ズタズタにされたに違いない。
彼が大変身した理由がわかった気がする。
「人間、カルチャーショックを受けなければ変わらない」
ふっと、こんな言葉が頭に浮かんできたから。
やはり、人間はこうやって成長していくんだな。