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しもさんの「気になる一言」
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2006年07月06日(木)
思春期ってのは、心が痛みやすくなるんだ

読み終えて、しつこいくらいメモが残ったから
「夏草冬濤」(なつぐさふゆなみ)から、このフレーズ。
(井上靖著・新潮社・743頁)
仲良し3人組が「思春期」について話している。
「思春期ってのは、女の子のことを考える時期なんだ。
(思春期って)(憤ったり)、泣いたりし勝ちになる。
心が痛みやすくなるんだ」と。
これは、面白い定義だな、とメモを残した。
思い出すなぁ、私にも心が落ち着かない時期あったなぁ。
以前、紹介した「たりだりの日々」(東君平作)を思い出した。
「思春期って、心が痛みやすくなる時期」・・
なかなかいい表現だと思うのは、私だけだろうか。
まだ異性に対して心が痛むようなら、いくつになっても思春期、
そう定義したいところだが、
今のところ、私の思春期は終わったまんまである。
ちょっぴり、寂しい・・(笑)



2006年07月05日(水)
親を泣かせる・先祖の顔に泥を塗る・お天道様が見ている

以前紹介した「国家の品格」(藤原正彦著・新潮新書・191頁)を
読み直したら、懐かしいフレーズにぶつかったから、ご紹介。
(なぜか1度目は、私のアンテナに引っかからなかったようだ)
話は、万引きなんかしたら・・について。
「家族の絆」が強かった時代、
日本は「万引き」をする子は少なかった。
それは「親を泣かせることになるから」、
「先祖の顔に泥を塗ることになるから」、
そして「お天道様が見ているから」だったから、と言う。
「お天道様」を「太陽」のこと、と知らない人も多いが、
昔は「天国から神様が見ているよ」の表現を変えて、
「お天道様が見ている」と言っていた気がする。
太陽の存在って、私たちにとっては大きかったから、
悪いことをしてはいけない・・と自然に思えたのかもしれない。
「親を泣かせることになる」なんて、今は誰も口にしない。
「先祖の顔に泥を塗る」なんて、よほどの名家でなければ使わない。
これらに変わる素敵なフレーズは、ないものだろうか?



2006年07月04日(火)
「みっともない」と「もったいない」

なんとなく発音は似ているけれど、全然違う意味。
「もったいない」(mottainai)は、
世界共通語になりつつある、日本の残したい文化であるし、
これだけ全国各地で財政危機なのだから、
「みっともない」なんて言ってられないのが現実である。
ただ、今までの慣習を大切にする日本人にとって、
「そんなみっともないこと出来るか」という発想は
なかなか捨てきれないのも事実。
「でも、もったいないです」という発言をするのに、
意外と勇気がいる行動となってしまうから・・。
「費用対効果」を考えれば、誰にだってわかることでも、
「みっともない」という見栄のために、
どれほど「もったいない」ことをしているのか、
私たち自治体職員は、常に意識しなければならない。



2006年07月03日(月)
「サービス」と「おもてなし」

最近、どこもかしこも「おもてなし」という言葉が氾濫。
「サービス」ではなく「おもてなし」だというのだが、
私には、その差がはっきりわからない。
たとえば「障害者用にエレベーターを設置するのがサービス」
「障害者を見つけたら、こちらから駆け寄り声を掛け、
手を引いてあげるのが、おもてなし」とか、
そんな単純な例えが欲しいと思う。
「おもてなし」の方が「サービス」より上質・・みたいな
感覚が、きっとこの単語を使っている人にあるのではないか。
現にサービスをしている人は、丁寧にお客を扱っています、
という主張もあるだろうし、
「サービス=おもてなし」と考えている人もいるかもしれない。
だから、うまく定義も出来ずに「おもてなし」という
言葉だけが一人歩きするのは危険だと感じている。
これからは「おもてなしの心で」ってカッコいいけれど、
今までも「おもてなし」の心で接してきたよ・・
という言う人にとっては、今更なに?と思うかもしれない。
肝心なのは「やる側が意識をもつこと」
そう定義してくれた女性がいた。
意識を持ってやれば、「おもてなし」=「サービス」になる。
いずれにせよ口先だけで「おもてなし」が使われるのは
やっぱり嫌な感じがする。
なるほど・・と思う定義、誰かしてくれないかな。



2006年07月02日(日)
私たちの気持ちを代弁してくれている

先週の気になる一言で「代表選手は国民に挨拶して欲しかった」と
自分の気持ちを表現したら、全く同感・・というメールが
私の予想を遥かに超え、相次いで届いた。
新聞投稿としては、もう遅いかな?と思いながらも、
500字に編集し直して投函したら、これまたすぐ掲載された。
あまりの反応の早さに、本人が一番驚いたが、
新聞掲載記事を読んでまた、多くの方が電話やメール、
出来れば、直接逢ってお礼を言いたい・・という人まで現れた。
その根底に流れている共通した感想が、今回の「気になる一言」。
「同じような考えを表明してくれて、とても嬉しく思いました」
「読みましたよ、なんだか気持ちがスッキリしました」などなど。
言いたかったけれど、少数意見なのかと思って・・が本音のようだ。
私が新聞投稿をする価値、それは私個人の意見だけでなく、
時には「多くの人の気持ちの代弁である」と実感できた。
「言い難いこと」を「言い難い人」に「言い難い場所で」・・
選挙公約ではないけれど、これが私の使命かな?(笑)
(賛成・反対、感想はいつでもお待ちしています、はい)



2006年07月01日(土)
わかりました。また課長とキャバクラへ

映画の日(1日)だからと言うわけではないけれど、
午前中、畑から枝豆を収穫して、ご機嫌だったからか、
以前から観たいと思っていた
「明日の記憶」(監督 堤幸彦さん)を選んで映画館へ足を運んだ。
主演・渡辺謙さん扮する広告会社の「佐伯部長」が、
「若年性アルツハイマー症」と診断され、
仕事にも影響し会社を退社することになるが、
香川照之さん扮する、取引相手の河村課長が電話で励ますシーン。
「負けちゃダメだよ。また営業部へ戻ってうちを担当してよ。
安藤君とキャパクラへ行っても面白くないんだよ、
もうあいつばっかりモテちゃってさ」と普段と同じように話す。
それに答えた佐伯部長の台詞が心に残ったので「気になる一言」。
「もうひと頑張り」より「もうひと勇気」というフレーズを
先日「気になる一言」で取り上げたが、同じような感覚。
「また一緒に仕事したいね」より
「また一緒にキャバクラ行こうよ」の方が表現が柔らかい。
「安藤じゃ駄目なんだよ、佐伯さんじゃなくちゃ」
そんな言い方も、ぐっときてしまった。
暗い話になりがちな病気がテーマの映画なのに、
なぜか、温かいものをいただいた気がする映画であった。



2006年06月30日(金)
「4年1組」と「らっきょう」に負けた(笑)

パソコンのプレゼンテーションソフトを駆使し、
中学1年生(約180人)を相手に、蒸し暑い体育館で
「プレゼンテーションの仕方」を教えることになった。
いつものように「起きてから寝るまで、
生活全てがプレゼンテーションなんだよ」と伝えたつもり。
「朝の挨拶から、高校受験、愛の告白まで全て」である。
そこで子供たちには、一番身近なプレゼンは・・と前置きして
3人の生徒に「自己紹介」をさせてみた。
ここまでは、予定どおりの展開だった。
たぶん、ありきたりの自己紹介だろう、と考えていたから、
もっとインパクトがあり、要点をまとめた方法として
その後「自己紹介の仕方」を説明するはずだった。
しかし、緊張したのか、作戦どおりなのか、彼らは
「1年生」のはずなのに「4年1組の○○です」で笑いを取り、
「嫌いな食べ物は、らっきょです」でまたしても大笑いだった。
そう、インパクトのある自己紹介は、彼らにより実践された。
帰宅してパソコンに向かい、今日の講義をまとめようとしたが、
思い出に残っているのは「4年1組」と「らっきょう」。
参ったなぁ(笑)
でも、これが「印象に残る自己紹介」だったから、良しとしよう。