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| 2018年05月11日(金) ■ |
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| 幸福を手に入れる前こそ、幸福なのです |
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映画「未来よ こんにちは」(ミア・ハンセン=ラブ監督)から。 主人公は、パリの高校で哲学を教えている女性、ナタリー。 「子どもたちは独立、夫が離れ、母が死んで・・ やっと自由を取り戻した」と自分の置かれた現状を分析し、 「初めての完全なる自由、すばらしいわ」と呟く。 しかし、生き方があまりに哲学的で、観ていて息苦しいのは、 「凛として生きる」を実践してきたからだろうか。 その生き方に、教え子が反論するシーンがある。 「思想と行動を一致させねば・・」と。 「先生とは違う。価値を変えるほどの行動はせず、 生き方を変えるほどの思想も持たない、(先生とは・・)」 「具体的に?」と、まだ気付かない先生に、彼は言い返す。 「デモや請願をすれば政治参加した気になって、 良心を痛めず暮らせる。 人生は欲望があれば、幸福でなくても期待で生きられます」と。 そして最後に「幸福を手に入れる前こそ、幸福なのです」 なんだか哲学的だなぁ、と思いながらも、若き女性監督は 「未来を信じて生きる女性の姿」を描きたかったんだよなぁ。
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| 2018年05月10日(木) ■ |
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| おちんちん欲しがる、このコが可愛い |
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久しぶりの、下ネタ発言ですから、笑い飛ばせない人は、 読まないようにお願いします。(汗) スナックで耳にした、酔っ払いの「カラオケ」は楽しい。 今回の曲は「浪曲子守歌」。 「逃げた女房にゃ未練はないが・・」と、聞き慣れたメロディが流れ、 「お乳欲しがるこの子が可愛い」と、画面に映る文字を追っていたら、 歌っている本人は、たぶん意識していたと思うが、 「おちんちん欲しがる、このコが可愛い」と、気持ち良さそうに歌う。 お客さん、意味が全く違くなりますよ〜、と、野次を入れながら、 これこれ、久しぶりに笑い転げた替え歌である。 私も酔っぱらっていたので、忘れないうちに・・とメモをした。 こういう面白いネタが転がっているから、カラオケはやめられない。 ヘタクソな歌にも、拍手しなければならなかったり、 酔っぱらって、見も知らぬ人が勝手に割り込んできたり、 一時は敬遠していた「カラオケ」であるが、 最近、居酒屋のメニューに飽きたのか、スナックのカラオケが楽しい。 また、ネタ探しに行こうっと。
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| 2018年05月09日(水) ■ |
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| 人口は減っているのに、駐車場が増えている |
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最近、やたらと駐車場が増えているな、 そんなことを感じながら、毎朝の通勤を歩いている。 ここに建っていた工場がなくなったと思ったら、 知らない間に、駐車場に変わっている、なんてことが 町のあちこちで見かけるようになった。 巷では、人口が減少していることで大騒ぎをしているのに、 駐車場だけが、すごい勢いで増えている気がする。 その原因は、一家に一台の自家用車が、1人に一台となり、 自宅の敷地では、駐車場が足りないから、近くを借りる。 片や、相続などで手に入れた宅地や農地は、使い道がなく、 「駐車場」にして貸す、という情景が目に浮かぶ。 需要と供給が、バランスよく保たれている感じがするけど、 理想は、徒歩で通学・通勤できる場所に、学校や職場があり、 自動車は、一家に一台で対応できるようなライフスタイル、 なんだろうな、きっと。
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| 2018年05月08日(火) ■ |
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| 犬も喪失感を感じる? |
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映画「しあわせな人生の選択」(セスク・ゲイ監督)から。 余命わずかな人間のドラマは、何作も観てきた。 その最期の時間の使い方は、人それぞれであり、 これが正解、というものはないことはわかっている。 今回、特に印象に残っているのは、 「愛犬トルーマンの新たな飼い主を探し」。 「植物と違って犬には性格ってものがある」ことを理解し、 自分が亡くなった時、愛犬がどうなるか、心配で仕方がない。 作品中、動物病院の先生を訪ね、質問するシーンがある。 「先生の意見を聞きたい、犬も喪失感を感じる?」・・ 「飼い主を亡くした犬を癒す方法が?」と矢継ぎ早に問う。 先生がこう答える。「捨てられた時と同様に、犬の心は傷つく」 やはり・・と思ったのか、更に質問は続く。 「具体的にどうなる?」 「飼い主が死ぬと、 人を寄せ付けなくなり、心因反応を起こすこともあるだろうね。 消化器系の不調や問題行動などだ」・・ 家族同様に暮してきた愛犬だからこそ、この視点があり、 そのために、最期の数日に費やす。 これも、大切な余命の使い方なんだよな、とメモをした。
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| 2018年05月07日(月) ■ |
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| Facebookページの連携は誠実性が大事 |
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わくわくビジネス塾(スタートアツプセミナー)の打ち上げ、 主任講師の1人、小嶋裕亮氏の目の前に座ったのを機に、 「コミュニケーションデザイン」について、 いろいろアドバイスをいただいた。 その1つが「Facebookページの連携は誠実性が大事」。 いくつもFacebbokページを管理していると、 1つの投稿や写真等で、シェアをすることが良くある。 そのことについて、注意点を訊ねたら、ピシャリと指摘された。 管理者が同じだからと、何でもかんでもシェアするのは、 誠実性がない、ということだろう。 そのページが気に入り「いいね」「フォロー」を押したのに、 もれなく、他のページがもれなく付いてくるカタチでは、 本末転倒も甚だしい。 だから、連携(シェア)は、誠実性が大事だよ、と教えられた。 Facebookページの連携は、意識しなくちゃなぁ。
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| 2018年05月06日(日) ■ |
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| 雨上がり、朝8時がベストですね |
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SNSの代表とも言えるFacebookページ「柿田川evol」で、 柿田川の四季折々の表情を撮影し投稿しているが、 人気が高い「第2展望台」のブルー色の湧き間は、 いつ行っても見られるとは限らない。 いや、消えてなくなるわけではないし、見ることはできる。 しかし、私が投稿しているような写真を撮ろうとすると、 カメラの性能ではなく、訪れた時間が大事なポイントとなる。 午後になると、日差しの関係か、湧き間は見えにくくなるし、 展望台からも、見えやすいポイントが限られてくる。 時々、管理人の私の寄せられるメッセージには、 撮影のコツを訊ねてくるものもあれば、 「先日、行きましたが、良く見えませんでした」という、 ちょっと残念なお便りまで、様々である。 観光地のガイドブックやポスターに使われている写真は、 一番、見栄えのよい季節、時間帯で撮影されたものが多いから、 現地に足を運んで、想像どおりのシーン名が見られないと、 せっかく行ったのに・・という気持ちになる。 だから敢えて、こう返信することが多い。 「いつ訪れても、第2展望台のブルーは見ることはできますが、 もし、その魅力を充分味わうことをお望みでしたら、 雨上がり、朝8時がベストですね」と。 こうした現地に住む私たちしか気付かない情報を、 どんどん情報発信していきたいな、と思う。 それが、私たちの役目だと思っているから。
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| 2018年05月05日(土) ■ |
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| 彼らと同じ感覚で『時』を理解できるようになる |
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映画「メッセージ」(ドゥニ・ビルヌーブ監督)から。 言語学者が、異星人とのコンタクトを「言葉」で繋がろうとする物語。 そこには、言語学者らしい「言葉」に対する定義が溢れていた。 「当時は、言語は芸術とみなされていた」 「言語は文明の基盤だ、人々を結び、対立時には最初の武器となる」 「話すとおりに書くだけの人間の言語は、無駄だと思われているかも」 「ある論文を読んでみた、外国語を学ぶと考え方が変わるって」 「サピア=ウォールの仮説ね。つまり「思考は話す言語で形成される」 「これは贈り物よ、『武器』は『言語』よ。言葉が教えてくれたの」 「言葉がわかって何になる?」 「彼らと同じ感覚で『時』を理解できるようになる、未来が見えるのよ」 「言葉の力」に、興味関心が強い私にとって、メモが輝いていた。 日本語以外の言葉に対しては、他の国の言語も、異星人の言語も、 私にとっては、あまり変わらない気がする。 感情の起伏を、どんな単語を使って、どうやって表現するのか、 そんなことが気になって仕方がない。 言葉に含まれている、ちょっとしたニュアンスを感じとれないと、 大きな誤解を生むことになるから。 異国の人や異星人と、同じ感覚になれるかどうか、 言葉の持つ力って、そんな事ではないだろうか?
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| 2018年05月04日(金) ■ |
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| 老いて、だんだんできなくなっていく面白さ |
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60歳を間近に控え、体力、記憶などの衰えを感じ、 今までできていたことができずにイライラすることが増えた。 そんな時、私の尊敬する女性の日記に、こんなことが記されていた。 「子どもの頃、徐々にできるようになっていく喜びと、 老いて、だんだんできなくなっていく面白さ。 得て、増えて、大きくなって、世界が広がっていくワクワク感と 手放すことを受け入れて、お願いすることを自分に赦して、 できることが、ちぢんでいく新鮮さ。 この人生で、その両方をあじわえたことが、今のわたしの、 かぎりない感謝だ」 特に「老いて、だんだんできなくなっていく面白さ」と 「できることが、ちぢんでいく新鮮さ」という表現に、 なるほど・・とメモをした。 視点を変えると、それが生きていることだと実感できるし、 今まで出来なかったことが、出来るようになったこと、 今まで出来たことが、出来なくなったこと、 それは、歳を重ね、私自身が成長している証拠と思えれば、 こんな楽しいことはない。 両方体験できるということは、長生きしたってことだし、 これからは、彼女の言うように、 「手放すことを受け入れて、お願いすることを自分に赦す」 それだけでいいんだな、きっと。
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| 2018年05月03日(木) ■ |
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| 「富士山」は「への字の山」 |
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子どもたちの話していると、面白い表現が飛び出す。 何気なく「富士山ってどんな山?」って訊いたら、 返ってきた答えが「『富士山』は『への字の山』」。 言われてすぐは、その意味がわからなかったけれど、 子どもたちに説明を聞いて、なるほど・・とメモをした。 「だって山のカタチが「へのへのもへじの『へ』でしょ」 たぶん最後の「へ」だと思うけれど、 「他の山だって『へ』じゃないの?」と聞き返すと、 「他の山は、幾つもの山がくっついているでしょ、 富士山は、1つの山だから」 うん、富士山が単体の山だって理解しているのか・・と、 ちょっぴり驚いた。 そう言えば、以前、この「気になる一言」で 「へのへのも『し』じ」にすると、笑い顔になるよ」と 書いたことがあるが、 そういう意味では「逆さ富士」は「し」の形になるし、 これからは「『逆さ富士山』は「笑顔のカタチ」って 教えてあげようかな。
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| 2018年05月02日(水) ■ |
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| 3まわり違う世代と、カラオケでデュエット |
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先日、職場の仲間たちと、久しぶりにカラオケに行った。 最近、二次会はカラオケ、というパターンがなくなり、 二次会も三次会も居酒屋、というのも普通になってきた。(汗) さて、そこでのメモは、私が年齢を重ねてきたことを 実感することになった。 たしか「硝子の少年」(KinKi Kids)を、デュエットした時、 仕方なく(笑)お相手してくれた職員に、年齢を尋ねたら、 「僕ですか? 今年24歳です」「えっ、もしかしたら、戌年?」 「はい」「と言うことは、3まわり違うのかぁ」と、愕然となった。 「戌年」と言われて「1まわり違い」(48歳)が普通だったのに、 いつしか「2まわり違い」(36歳)とも飲むようになった。 それが、今では「3まわり違い」(24歳)と席を同じすることに。 なんだか「むなしい」と言うよりも、そんな世代の人達と 一緒の時間を過ごせるだけで「楽しかった」。 午後10時くらいに。そろそろ眠たくなったら、 若者の1人が「SHAKE」(SMAP)を歌いながら、 「課長、このフレーズが好きなんですよ」と叫び、 「夜はこれから・・」と歌った。参った。(笑)
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