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| 2018年03月22日(木) ■ |
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| 出来ないんじゃない、誰もしようとしなかっただけだ |
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映画「本能寺ホテル」(鈴木雅之監督)から。 冒頭のナレーション「本能寺の変は、多くの謎に包まれている」。 だからこそ、この「本能寺の変」を題材にした作品が生まれてくるし、 どれもオリジナルな解釈があり、楽しめる。 今回は、ヒロインの繭子役の綾瀬はるかさんと、信長役の堤真一さんが 石段に座って話すシーンが印象的だった。 「泰平の世がやって来る」「それが信長さんのやりたい事?」「そうだ」 ・・・「できないと、絶対出来ないと誰が決めたんだ」 「だけど・・天下統一、誰でも出来る事じゃないでしょ」 「出来ないんじゃない、誰もしようとしなかっただけだ」 「しようとしないだけ?」「お前は何がしたい?」 「私は信長さんのような大きな夢はありませんよ」 「大きいとか小さいとか関係あんのか?、 自分のやりたいことに、大きいも小さいもない。 やりたいか、やりたくないか。やるか、やらぬか、それだけではないのか?」 この言い回し、言い古された表現かも知れないが、 天下の信長が口にすると妙に説得力がある。(笑) 以前、何かの本で見つけた 「人間は出来ないという事を証明出来ない」というフレーズが甦ってきた。 「愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶ」(オットー・フォン・ビスマルク) 今回は、織田信長から学んだことになるのかな?
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| 2018年03月21日(水) ■ |
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| あの2人はまだ婚約をしていない。 |
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もう一つ、清水町文化講演会、講師「竹田恒泰」氏、 演題「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」から。 導入部、やはり皇室の話を少し・・と話し始め、 「皇室史上初の完全な恋愛結婚」と言われる「眞子内親王」の 婚約延期について触れ、私達の勘違いを指摘してくれた。 「あの2人はまだ婚約をしていない。今回は、婚約内定の延期」 会場内にいた聴講者の多くが耳を疑っが、帰宅後調べてみると、 確かに、竹田氏の言う通りだった。 私たちは、皇室に興味がありながらも、正しく理解していなかった。 マスコミから提供される情報に洗脳されているに過ぎない。 「昭和天皇の玄孫(やしゃご)」という彼だからこそ語れる皇室の話、 私は、とっても好きだ。 しかし、もっと面白かったのは、娘を持つ父親の視点だった。 小室さんが、どんな経歴があろうと、 彼はまだ一橋大学大学院に通いながら、都内の法律事務所に、 弁護士業務をサポートするパラリーガル(法律事務職員)として 勤務する毎日を送っているに過ぎない。 そんな不安定な収入しかない彼に、大切な娘を嫁がせる決断を、 秋篠宮ご夫妻がよくしたなぁ、と会場の笑いを誘いながらも、 ズバッと指摘した。 この視点を誰も話題にしないからこそ、とても新鮮な話題となって、 私のメモ書きが増えた。 「婚約」が延期になったのではなく「婚約の内定」が延期になった、 これは「白紙に戻ったことを意味する」と鋭い推察。 なるほどなぁ、やはり彼の皇室の話は、説得力がある。
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| 2018年03月20日(火) ■ |
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| ちょっといけば「海」、ちょっといけば「山」は、日本だけ |
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清水町文化講演会、講師「竹田恒泰」氏、 演題「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」から。 「日本は本当に凄い国なんです」と話し始め、 「日本は地球上で奇跡的な場所にある」と言い切った。 「みなさん、勘違いしないで下さい。 海があるから魚が取れるわけではないんです」と言い、 「ハワイや中国では、砂浜や遠浅が延々と続き、 魚はほとんどいないんですよ」と世界の現状を説明してくれた。 フランス料理だって、中華料理だって、魚の種類は数種類だけ。 日本だけが、魚が好む、入り組んだ岩場があったり、 多くの潮流がぶつかる場所だったりするから、魚が多い。 言いかえれば「地球上で、最も魚が取れる場所が日本近海」 そういう事なんだと思う。 さらに、刺し身と山菜料理が同時に食べられるのも、日本だけ。 その理由は、日本の奇跡とも思える地形があるから。 それを彼の表現を借りれば、 「ちょっといけば『海』、ちょっといけば『山』は、日本だけ」 言われてみれば、そうだよなぁ。 日本人に生まれて良かった、そう思わせてくれた講演であった。
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| 2018年03月19日(月) ■ |
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| 「LINEスタンプ」で増えた夫婦の会話 |
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あんなに使わないと言っていた「スマホ」に変えてから、 私のデジタル生活は、とても便利で楽しいものへと変わった。 それでも最後まで、面倒くさいから、を理由に拒否していた、 「LINE」というアプリを、最近始めてから、 すっかり「スタンプ」にはまり、日夜、お気に入りを探している。 「えっ、今頃?」という周りの声を余所に、 私の伝えたいことのイメージにあった言葉を選ぶのは、楽しい。 特に、妻とのスタンプ会話は、なかなかやめられそうにない。 文字では言い難い「ごめん、飲みに行くことになった」も、 「帰るの遅くなる!!」も、スタンプなら伝えやすいし、 今まで言われたことのない妻からのスタンプ 「ご無理なさらないでくださいね」のメッセージで、 そうだ、心配かけてしまったかな?と、早目に切り上げることも。 こんなコミュニケーションも、LINEスタンプのおかげ。 意外と、素直に自分の気持ちを伝えられる道具とも言える。 どんなメッセージでも、洒落で流せる関係が前提だけどね。
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| 2018年03月18日(日) ■ |
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| 君が好きな物を注文出来るように |
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映画「幸せなひとりぼっち」(ハンネス・ホルム監督)から。 妻に先立たれた老人が、変人と言われるほど頑固を貫き、 孤独感を味わいながら生活している。 その彼が、隣人一家をはじめ多くの人との触れあいを通して、 少しずつ再生していく姿を描いた作品なのだが、 気になる一言は、まだ若かった彼と妻が、 始めて出かけた、食事のデートシーンの回想場面。 お金がなく助けてもらった恩を忘れず、やっと貯めたお金を握りしめ、 彼女を待ち続けた。 そして「お金を返したかったんだ」と渡そうとすると、 彼女は、サラッと「食事のほうがうれしいわ」とデートに誘う。 そして、楽しみにしていた、レストランでの食事シーン。 若い男性なのに、あまり注文しない様子をみかねて、 「それだけでいいの?」と、彼女が彼に尋ねる。 彼はすまなそうに「食べてきた・・」とぼそっと呟く。 その答えを耳にして、慌てて彼女が「どうして?」と聞き返す。 そして、彼はこう答える。 「君が好きな物を注文出来るように」 貧乏でやっと貯めたお金だから、2人分だと少ししか食べられない。 それよりも、彼女に好きな物を好きなだけ注文して欲しい、 だから自分は事前に自宅でお腹を膨らませてきた。 こんなことを言われて、嬉しくない女性はいないだろう。 ストーリーとはあまり関係ないシーンだけど、よかったなぁ。
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| 2018年03月17日(土) ■ |
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| 「狭いけど、なが〜いイベント会場」貸します。 |
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先日、沼津の街を目的もなくぶらついた。(笑) 会議やイベントなど、目的地があってそこまで歩く、 そういうことはあっても「目的地もなくぶらぶら」は、 久しぶりのような気がして、意外と楽しかった。 何も考えず、歩いてみると、いろいろなことに気付く。 特に、沼津市は面積が広いからか、わが町とは対照的に、 直線が細長く続いていることを、歩きながら体感した。 駅周辺から、屋根付き「アーケード街」がまっすぐに伸び、 「千本松原」は、ややカーブを描きながら、富士市まで続く。 さらに、昔は線路だったと思われる「蛇松緑道」や、 狩野川の堤防も、幅は狭いけど細長く続いているし、 この特徴ある地形が、逆に羨ましかった。 子どもから高齢者まで、市民参加型のフリーマーケットや、 長さを競う「ギネスブック挑戦」など、楽しいかもしれない。 私のように、ぶらぶら歩く人にとっては、面白いだろうな。 知らない間に、街の中心部へ誘う仕掛けが出来そうだ。 余計なお世話かもしれないが、賑わいのためのイベントは 全国どこでもやっているので、どうしても付加価値が欲しくなる。 それが「細長くなければ出来ないイベント」(汗) 一言なら「『狭いけど、なが〜いイベント会場』貸します」かな。
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| 2018年03月16日(金) ■ |
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| 私に与えられた「感謝の1年切符」 |
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年度末恒例の「人事異動内示」が発表された。 定年退職まであと1年の私は、さすがに異動はないだろうと、 思っていたら、なんと「生涯学習課長」の内示を受けた。 「驚き」と共に「嬉しさ」も込み上げてきたことを、ここに記したい。 自分でもはっきりとした理由はわからないが、最後の居場所として、 私の長い公務員人生を支えてくれた人たちが、 今でも多く集まっている場所に戻ってこれた、という安心感が、 そうさせているのかも知れない。 今、全国の地方行政が、移住定住促進の切り札として力を注いでいる 「産業・観光」の分野については、この2年半の間に、 なんとか筋道をつけたかな、と自分なりに振り返りながら、 あとは、勢いのある若い職員に、気持ち良くバトンを渡して応援したい。 私の場合、残された1年を、何事もなくおとなしく過ごすなんてことは、 誰も望んでいないだろうから、しっかり1年後を見据えて、 楽しい仲間たちと「もうひと踏ん張り」してみたい。 それこそが、私に与えられた「感謝の1年切符」なんだよなぁ、きっと。
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| 2018年03月15日(木) ■ |
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| 「しくじれば、我々は死ぬんだぞ」「彼も死ぬわ」 |
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映画「アルゴ」(ARGO)(ベン・アフレック監督)から。 イランの革命で、アメリカ大使館から脱出したアメリカ人が カナダ大使の自宅で身を潜め、出国の機会を狙っているが、 見つかれば当然殺される、そんな現状の中で決行された、 人質救出作戦である。 当初、いろいろな案が提案されるがどれも現実的ではなく、 残ったのは、カナダの映画撮影スタッフに扮して出国する計画。 作品のタイトル「ARGO」も、ニセ脚本の1つ。 他にも「我らの家」「監視」「よき人生」「鎮魂歌」など。 「ARGO」とは、辞書によると「ギリシャ神話」の一部、 「アルゴー船」のことを指すようだ。 (JasonがArgonautsを率いてこの船で遠征し、 金の羊毛(Golden Fleece)を獲得した)とある。 何か、この事件解決を匂わせるような単語だなぁ。 (完全な読み違いの可能性もあるけれど・・(汗)) 選んだ一言は、助けに来た主人公が、人質たちに呟く。 「この作戦を絶対成功させる、僕を信じて欲しい」と。 しかし、失敗の可能性が高く、死の恐怖が襲う。 「しくじれば、我々は死ぬんだぞ」と消極的な意見もわかる。 それを納得させたのは「彼も死ぬわ」という女性の台詞。 彼は、自分の命を捨ててまで、私たちを救いにきてくれた。 本気になって「他人の命」を守ろうとしてくれているのよ、 私たちこそ、彼の勇気に感謝し、信じましょう、 そんな気持ちが伝わってきた。 これが実話だというのだから妙に説得力がある台詞である。
P.S. クリントン大統領がアルゴ作戦の機密扱いを解除
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| 2018年03月14日(水) ■ |
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| アルコールドリンクバー |
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先日、宿泊した「伊東園ホテル熱川」の夕食は、バイキング。 バイキングは、特に珍しくないけれど、目に留まったのは、 「ソフトドリンク」ではなく、ビールや熱燗、酎ハイなどの 「アルコールドリンクバー」(冷酒を除く) ビールは空のグラスを所定の位置に置いて、一回ボタンを押すだけ。 グラスが自動に傾き、まずはビール、仕上げに泡だけが注がれる。 (動画を撮り忘れたけれど、見ているだけで楽しい装置) ウィスキーの「炭酸水」「ハイボール」を始め、 「焼酎」の種類の多さには驚いた。 「レモンサワー、アセロラサワー、焼酎炭酸割り、焼酎水割り」 何も割らない「焼酎原液」のボタンまで。 さらにその横には「日本酒(熱燗)」と、至れり尽くせり。 人間は、バイキング料理の随時追加と、食事の後の片付けだけ。 こうやって人件費をカットするから、低価格の宿泊が可能になる。 なるほどなぁ・・とメモをした。 さすがに、朝食のバイキングには、布が被せてありました。(笑) 朝からビール・・飲みたかったなぁ。
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| 2018年03月13日(火) ■ |
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| 全てのものには固有の波導があるってこと |
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映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」 (湯山邦彦監督)から。 タイトルの「波導」の文字に違和感を覚え、どう言う意味だろうか?、 「波動」とは違うのだろうか?、ずっと気になっていた。 作品中、字幕を見ながら確認していたが、やはり「波導」の文字を使い、 「波導は我にあり」「自分の波導を信じるのだぞ」となっている。(汗) ネットで調べたら、やはり疑問を持っている人が多数で可笑しかった。 その中で「波動は衝撃の波、波導は気配」と言いきっていた人がいる。 「気配は我にあり」「自分の気配を信じるのだぞ」と言い換えても、 なるほど、あまり違和感がないな、とメモをした。 作品中「波導って何ですか?」と訊ねるシーンがある。 その答えは「全てのものにはも固有の波導があるってこと」 答えにはなっていない気がしたが、やはり「気配」かな、と納得した。 ただ、子供たちが楽しみにしている映画だけに、 その影響の大きさを考えて、タイトルの付け方に工夫が欲しい。
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