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| 2018年01月31日(水) ■ |
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| 輪がふたつ赤銅色の月を待つ |
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今朝の柿田川公園は、寒さで震えた。 もちろん、寒いからこそ目に出来る「毛嵐」は、 「どうだ!!、写真や動画、いくらでも撮ってくれ」とばかり、 私に囁いてきて、仕方なく「手袋」を外し、スマホを取り出し、 急速に耗るバッテリーを気にしながら、シャッターを押す。 「舟付場」と呼ばれる湧き間でも、白い水蒸気が立ちこめ、 思わず、温泉の湯気?と勘違いするほどの勢いがあった。 ファインダーの中は、大小のふたつの湧き間がレイアウトされ、 「あれ、地球と月みたいな関係だな」と感じた途端、 頭の中に、(俳句らしき)一句が浮かんだ。 それが「輪がふたつ赤銅色の月を待つ」 ちょうど今晩、楽しみにしていた「皆既月食」が起きるので、 この、丸い輪の中に「赤銅色の月」が写っていたら、 どんなに幻想的だろう・・と、素直に思ったからだ。 結局、季語が浮かばず、俳句はできなかったけれど、 こんな感覚で、柿田川と自然を、17文字にしていければ幸せ、 そしていつの日か、写真と俳句をセットにした作品を作り、 額にいれて、じっと眺めていたいな。
P.S. 管理しているFacebookページ「柿田川evol.」に投稿しました。 https://www.facebook.com/kakitagawa.evol/
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| 2018年01月30日(火) ■ |
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| 「赤銅色」(しゃくどういろ)の月 |
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明日、2018年1月31日は、楽しみな「皆既月食」。 「皆既月食」とは、太陽からの光によってできた地球の影の中を 月が通過するときに見られる現象。 言い方を変えると「太陽、地球、月が一直線に並んだとき、 月が地球の影に完全に入り込み、普段見ることのない現象」が起きる。 時間帯も、月の位置も、さらに日本全国で観られるなど、 申し分のない、絶好の観測条件であり、今からワクワク。 これからも、何度も皆既月食を見る機会はあるけれど、 「部分食の始めから終わりまで見ることができる皆既月食」は、 また何年も待たなくてはならないくらい珍しいのだから、 明日の夜だけは、テレビもパソコンも電源を切って、 ネットで配信されるリアル動画ではなく、寒さに震えながらも、 本物の「皆既月食」を自分の目で確かめて欲しい。 普段、パソコン、スマホなどで下ばかり向いている私達にとって、 夜空を見上げるという行為こそ、人間性回復に繋がると信じている。 1人でもじっと眺めるもよし、親しい仲間と飲みながら観るもよし、 とにかく「『赤銅色』(しゃくどういろ)の月」(赤黒い色の月)と、 自分たちの住んでいる「地球の影」を、脳裏に焼き付けて欲しい。 あとは天気を祈るのみ。 私は、いろいろなことを考えながら、じっくり眺めたいな。
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| 2018年01月29日(月) ■ |
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| 行政視察は、全員タブレット持参の時代 |
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最近、わが課が所管している事業「ゆうすいポイント」で、 行政視察を受けることが増えてきた。 (先進事例でもなんでもないのだが・・(汗)) 概要説明・質疑応答、という視察の流れは変わらないが、 以前の視察と大きく変わったのは、インターネットの活用。 今回などは、議員の視察ということもあるだろうが、 来町の10人全員ともに、タブレットを持参し、 テーブルの上で操作し、質問をしてくるのには驚いた。 事前に、わが町のこともインターネットで調べているし、 こちらの情報たっぷり、で勉強してくるケースも多い。 そうなると、視察を受けるこちらの対応も変えなければなぁ、 というのが、本音である。 いつまでも、パワーポイントを駆使して、町の紹介をするのも、 限られた時間の中では、勿体ないのかな、 それよりも、インターネットでは得られない情報を、 現地に出向いた視察でしか得られない情報として提供する方が、 今後の役に立つのかな、と説明内容を変えてみた。 高齢者でも、タブレットを使いこなす時代なのだから、 当然と言えば当然なんだよなぁ。
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| 2018年01月28日(日) ■ |
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| 「13カ国のコイン」がお賽銭箱に |
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柿田川公園・芝生広場の南側に位置する「貴船神社」。 京都・貴船神社の分社として、水の神が祀られ、 併せて「縁結びの神」としても、脚光を浴びてきた。 とは言うものの、社も小さく、お賽銭箱もミカン箱くらい。 その中身(金額)は気になるところだが、それはさておき、 ある方が、国際交流で使えそうな情報を提供してくれた。 それが「『13カ国のコイン』がお賽銭箱に入っていた」。 順不同で列挙すると、タイ、インドネシア、イギリス、 ユーロ、キューバ、カナダ、韓国、シンガポール、中国、 チェコ、アメリカ、オーストラリア、ブラジルの国々のコイン。 こんな小さな神社に、外国人が訪れ、何を祈るんだろうか、 そんなことに興味が湧いた。 もう一つの関心事は、日本円にしたら幾らくらいなんだろうか、 生活基準がわからないけれど、チップを払う習慣のある国は、 そんな感覚なのだろうか、なんて想いを巡らせた。 言語や肌の色なんかよりも、よっぽど「国際化」を感じた情報、 面白いものだよなぁ。
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| 2018年01月27日(土) ■ |
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| 小さい腕輪のいいなり? |
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映画「ワンダーウーマン」(パティ・ジェンキンス監督)から。 今までに何度か観てきた「女性のヒーロー」とは違い、 女性ならではの色気を保ちながら、スカッとする戦いぶり、 私好みの主人公、ダイアナだった。 女しかいない島で育った、という設定には無理があるが、 男のことを知らない訳ではなく、勉強しながら 「生殖に男は必要だけど、快楽に必要ない」と言い切る姿が やけに面白かった。 その割には、島に不時着したパイロットのスティーブと、 初めてのダンスを踊りながら、 「すごく近い」「それがいいんだ」「そうね」 「戦争がない時は、みんなこうするの?」「あぁ」と、 初めて異性の魅力に触れた会話が、色っぽかった。 しかし、今回私が選んだ「気になる一言」は、 これまた初めて目にした「腕時計」に興味を示し、 スティーブが、腕時計の機能を、 「時間を告げる。食事、寝る、起きる、働く」と説明したら 「小さい腕輪のいいなり?」と言い返した台詞。 私たちは、産まれてから死ぬまで、知らず知らずのうちに、 「時間」というものに追われて、人生を過ごすのだが、 常に時間を意識し確認できる便利な道具「腕時計」に対して、 あなた達は、その腕時計(腕輪)の命令により、行動しているの?、 そう問われた気がした。 自由に生きるとは、時間に縛られない生き方なのかもなぁ。
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| 2018年01月26日(金) ■ |
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| いろいろな言語で「マイウェイ」 |
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先日、参加した「国際交流イベント」でのメモ。 会場内にたった一人しかいなかった日本人の私を無視した(笑) スペイン語の司会や踊り、日本語全くなしのイベントが、 なぜかとっても居心地が良かった話を、以前に書いた。 その会場でメモしたフレーズを整理したら、 「マイウェイ」(スペイン語・タガルグ語・英語・日本語) と残されていた。 実は、コンサートの後半、「マイ・ウェイ」が演奏され、 シンガーは「(たぶん)スペイン語」で歌っていたのだが、 会場内にいた多国籍の人々が、自分の国の言葉で、 「マイ・ウェイ」を歌っていることに気付いた。 (もちろん、私も日本語と英語を駆使して、口ずさんだ・・) もしかしたら「マイ・ウェイ」って「万国共通曲?」と 勘違いするほど、多言語が耳から入ってきた。 これは、国際交流の大きなヒントかもしれない。 今度、カラオケBOXで確認してみようかな。
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| 2018年01月25日(木) ■ |
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| 標語「575」から、俳句「575」へ |
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柿田川の写真・映像を、facebookで発信はじめて、約3年半。 毎日となると、撮影場所、撮影時間を明記するのが面倒くさく、 2年ほど前から写真にあった表現を「575」で表わすことが、 とても楽だと気付いて、標語に近いキャプションを添えている。 しかし、ほとんど自然の風景なので、俳句と勘違いする人も多く、 「季語が重なってますよ」「字余りになってませんか?」など、 指摘されることもあり、その関心の高さに驚いている。 確かにこの川の四季折々を歳時記として「俳句」で表現できたら、 私の拙い写真や映像も、作品になるかな、と思い始めた。 ただ、毎日の投稿が基本なので、躊躇しているのも事実。 そんな簡単に写真にあった「俳句」が浮かぶとは思えないし、 基本的なルールを学ばなければ、いけないだろうから。 それでも、いつの日か、いや近い将来、必ず、 「俳句」の世界に飛び込みたいと思っている。 わが町出身の女優・冨士眞奈美さんから戴いた本を読み直すと、 (書籍「身ひとつの今が倖せ」(知恵の森文庫刊・229頁)) サブタイトル「俳句のある人生」が示すとおり、 (俳句は)「手帳と筆記用具と歳時記があれば、 いつどこでもひとりで楽しむことができる」と、 その魅力を紹介し、私の背中を押してくれている。 定年退職まで、あと1年数ヶ月に迫った今だからこそ、 少しずつ「俳句」の勉強を始めてみようかな。
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| 2018年01月24日(水) ■ |
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| 戦略とは組織論。戦術は方法論。 |
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書籍「野村の金言」(野村克也著・セブン&アイ出版刊・189頁)から。 タイトルを書き出すだけでも、メモで溢れた。 しばらく、この「金言」からの一言が増える予感がするが、 まずはじめに選んだのは「戦略とは組織論。戦術は方法論」 戦い・競争が生じると必ず「戦略」「戦術」という単語が飛び交うが、 果たして私たちは、しっかり理解しているだろうか?と感じていたので、 この説明がわかりやすかった。 「戦略とは、長期的視野をもってチームをどう編成し、 強化していくのかという組織論である。 一方の戦術は、場面ごとにどのような作戦を用い、 どう戦うのかといった方法論。」 全く違う単語を、私たちは「戦略・戦術」と一括りにして使い、 あたかも「戦略・戦術のプロ」みたいな評価をするが、 それは、大きな間違いだと気付いた。 戦国時代、名参謀と呼ばれていた「竹中半兵衛」「黒田官兵衛」 「島左近」らは、「組織論、方法論」、両方に長けていたことなのか、 もう一度、歴史を振り返りながら、再評価してみたい。 戦略(組織論)のプロ、戦術(方法論)のプロを抱えながら、 その業界で戦って行くことが必要だとも言える。 さすが、野村監督だなぁ。
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| 2018年01月23日(火) ■ |
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| 「外来種駆除」「柿田川ビジターセンター」「水みくじ」 |
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先日、同日に、新聞・ラジオなど、マスコミを通じて、 「柿田川(公園)」に関する記事が、3件も同時に採り上げられた。 「外来種駆除」「柿田川ビジターセンター」「水みくじ」 いろいろな角度から「柿田川」という河川に関心が集まっているのは、 単なる「自然」ではなく「文化・教育・観光」などの要素があるから。 富士山の「世界遺産」が「自然遺産」ではなく「文化遺産」として 登録されたのと同様に、その富士山の恵みを受けている「柿田川」も、 「文化遺産」として、その価値を磨いていきたい、と思う。 ほぼ毎日、柿田川公園を中心に、柿田川の様子を撮影しているが、 不思議なことに、飽きることはない。 四季折々、天候、時間帯によっても、私に見せてくれる景色が違うし、 広角・ズームなど、カメラのレンズによっても、雰囲気が変わる川。 植物、生物などの知識はほとんどないから、風景写真のみだけど、 それでも、毎日ワクワクする風景が撮れる川。 その場所へ毎日歩いて行ける私は「幸せ者」、心からそう思う。 「柿田川」は「ただの川」ではなく「ただならぬ川」、 昨年より感じていたことを、再認識できた出来事であったな。
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| 2018年01月22日(月) ■ |
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| シフトダウンして生きる |
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書籍「孤独のすすめ」(人生後半の生き方) (五木寛之著・中公新書ラクレ刊・181頁)から。 ある講演会で、講師から紹介されたものは、 出来る限り、手に取って読んでみることにしている。 今回は「静岡ガス・前会長・岩崎 清悟氏」の紹介。 予想どおり、今の私にピツタリの内容であり、 以前読んだ「下山の思想」((五木寛之著)の姉妹篇とも言えそうだ。 これまた、紹介したいフレーズが溢れていたので、 何回かに分けて、気になる一言に採り上げていこうと思う。 「歳を重ねれば重ねるほど、人間は孤独だからこそ、 豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってきました」と語り、 もうすぐ還暦を迎える私の心に引っかかったのは、 「シフトダウンして生きる」ということ。 車を運転しない人には分かりにくいかもしれないが、 この「シフトダウン」という運転操作は、 ブレーキを踏んで減速するのとは、ちょっと訳が違う。 「スピードは落としても、トルクは落とさない。 加齢とともに、社会生活や身体的行動は減速しても、 むしろ心のトルクは高まっていく。回転を上げつつ、減速して生きる」 言い換えれば、夢中になれるものに見つけて、 それに集中できる時間がたっぷり使い、心豊かに人生を楽しむ。 そんな生き方はどうですか?、と著者からのメッセージである。 歳を重ねてきた人たちへのアドバイスとして、心に刻みたい。
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