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| 2017年09月03日(日) ■ |
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| 日本人は、水の音が「雑音」にならない |
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コンサート会場で、一番気になるのは「人の声」。 特に「会話」は、どんなにヒソヒソと話しても耳につく。 そう「雑音」としか言いようがない。 もちろん、高齢者にありがちな「財布の鈴」とか スーパーなどのビニール袋のガサガサ音なども、 意外と会場内に響くことを、私たちは体験として知っている。 それに比べて「滝」とか「せせらぎ」の水の音は、 どんなに大きくても、気になることがなく、 ましてや耳を塞ぎたくなるような音にならない。 私たちの耳には、心地よく聴こえる音の周波数があるのだろう。 そう言えば、母国語の周波数、日本は世界のどの国よりも 相当低いらしい。 それが、英語がマスターしにくい理由とも言われている。 季節ごとに耳にする鳥や虫の鳴き声にも、敏感に反応する力、 これって、太古の昔から、自然と共生してきた証しだし、 日本人であることを「誇り」に感じた知識として、 多くの人に伝えたいことである。
P.S. 意識すると、とてもうるさいんだけど・・ 蝉の鳴き声を聴きながら、読書は出来るんですよ、 不思議なことに。今年の夏、試してみました。
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| 2017年09月02日(土) ■ |
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| きっと私が哀れな抜け殻だからだろう |
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映画「コレラの時代の愛」(マイク・ニューウェル監督)から。 愛をテーマにした作品だったから、愛に関する表現が溢れた。 「春の訪れと共に、あなたへの想いが私を満たします」 「花開いたばかりのバラのようだ」 「恋の雷に打たれ、身も心も燃え尽きてしまった」 「愛は、裸ですること、全て。 腰から上の精神愛、腰から下の肉体愛、分断された愛」 恥ずかしくて口に出来ないような台詞も・・ 「これがどういうものかわからなかったの、とても変な形。 女性のものより不格好ね」(汗) 気になる一言は、622人もの女性と性交渉を重ねた主人公が、 「なぜあなたは女性にモテるんです?」という質問に答える。 「きっと私が哀れな抜け殻だからだろう」 どうして、こんな男性がもてるんだろう?という疑問を抱え、 この映画を観ていたから、妙に納得してしまった。 50年以上前に、恋に落ちた女性を待ち続けた主人公にとって、 600人以上の異性とSEXをしても、心は君のことしか考えていない。 ラストシーン「君のために、純潔を守り通した」と言い切る その台詞で「哀れな抜け殻」という意味がわかった。 この時代の女性にとって「都合のいい男」だったのかも。(笑) この境地になればモテるのかもしれないが、なんだか寂しいなぁ。
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| 2017年09月01日(金) ■ |
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| 「ウ〜」だから「目を開く」感じで |
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中学校の同級生だけで結成した混声合唱団「風の会」は、 11月の町芸術祭参加に向けて、月に一度の短時間だけど、 それなりに、一所懸命、練習を重ねている。 実は、これまた同級生のピアノ伴奏も兼ねた指導者の例えが面白い。 以前「息の流れに音が入っていく感じで」とか言われて、 その表現の素晴らしさに感激し、気になる一言に取り上げたが、 その後も「声を前に出すのではなく、後ろに引っ張る感じで」とか、 私の合唱に対するイメージが、だいぶ変わってきたような気がする。 今回は、メロディではなく、「ウ〜」という単語のとおり、 ソプラノやアルトを支える役目の「ウ〜」だったのだが、 彼女の指示は「『ウ〜』だから『目を開く』感じで」だった。 さらに、同じような表現で、 「『ウ〜』だから『目を目の間に音を集める』感じで」と続けた。 確かに「〜の感じ」で歌うと、ちょっぴり上手くなった気がする。 小説でも、例え話が巧いと、す〜っと頭に入ってくるように、 音楽でも、美術でも、もしかしたらスポーツや、料理でも、 例えが巧いと、イメージが伝えやすいのかもしれない。 例え話が上手くなるコツは、やはり語彙が多くなくてはダメだし、 誰でも最初から巧いわけじゃないから、何度も試して、 自分にしっくりくる例え話を増やしていくしかないな。
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| 2017年08月31日(木) ■ |
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| ゴンベ・・カピゴン・・ゴン中山 |
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映画「劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 烈空の訪問者 デオキシス」(湯山邦彦監督)から。 ストーリーとあまり関係ないところで、カビゴン登場。 カビゴンは「食べて寝ての繰り返しで、1日が終わる」 「大きなお腹の上を遊び場にしている子どもがいるほど大人しい」 そんな愛嬌のあるポケモンだが、進化前は「ゴンペ」というらしい。 物語には「ゴンベ」として登場するシーンが多く、 その「ゴンベ」がサッカーボールを蹴るシーンが可笑しかった。 「ゴン中山」こと「中山雅史さん」にそっくりだったから。 原作のことはあまりよく分からないけれど、 もしかしたら、モチーフは「ゴン中山」?と疑いたくなるほどだ。 今まで、単なるアニメ・ゲームのキャラクターが、 知らない間にハマって、名前をほとんど覚えてしまったから不思議だ。 「ポケモンGO」を知ってからの私は、アニメに夢中の人たちも、 スマホゲームに夢中の人たちも、理解できるようになった。 やっぱり食わず嫌いの人生を、楽しみを半減にするよなぁ。
P.S. 「ピカ、ピカチュウ」としか話さない「ピカチュウ」は、 サザエさんの「イクラちゃん」を彷彿させるキャラクターだな。
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| 2017年08月30日(水) ■ |
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| ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。 |
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映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督)から。 大きなタイトルを獲得したミュージカル映画と認識しつつも、 冒頭「車の上で踊るシーン」に違和感を覚えて観始めた。 (いくら演出と分かっていても・・) メモが増えたのは、ストーリーとは関係ないのかもしれないが、 主人公のひとり「セバスチャン」が、「ジャズ」について、 滔々と語るシーンである。 「サッチモは、与えられた曲を演奏せずに、どうしたと(思う)?」 「(彼は、曲を作らず)、歴史を作った」と胸を張る。 「ジャズは、ニューオーリンズの安宿で生まれた。 言葉の違う人たちが会話するための唯一の方法がジャズだった」と その発祥地を誇りに思いながら、その醍醐味を伝える。 「ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。 例えば、彼をみろよ。サックスは今、曲を乗っとってる。 皆が自分の思いどおりに曲を解釈して演奏する。 今度は、トランペットの番だ。そうやって、音をぶつけ合い歩み寄る。 だから、演奏するたびに新しい。たまらなく刺激的だ」 そういった視点で、ジャズを聴いたことがなかったので参考になった。 このフレーズを確認するために「ジャズ・バー」行こうかなぁ。
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| 2017年08月29日(火) ■ |
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| 24時間営業の美容院 |
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働く女性の方々と話していて、そんなの需要があるの?と感じたこと、 それが「24時間営業の美容院」。 話の始めは「24時間営業のコンビニなどが乱立するのに、 どうして、美容院はないのかねぇ」だった。 ちょっと極端だけど、話を要約すると、 もう少し遅くまで開店している美容院が欲しいらしい。 そんなの仕事が休みの日に行けば良いのに・・と思うのだが、 訳を訊くと、せっかくの休み、美容院に時間を費やすのが、 勿体ないらしい。 たまには家の仕事もゆっくりやりたいし、自分の時間も持ちたい。 だから、美容院は休日の時間の使い方としては、 優先順位が低いのだろう。 平日、仕事の帰りに、美容院に寄れれば、申し分ない。 そんな気持ちが伝わってきて、なるほどなぁ・・とメモをした。 まぁ、こういったビジネス、需要と供給のバランスだけど、 そういう女性が増えれば、ビジネスとして成り立つ気がした。 働く女性は、それだけ時間が貴重なんだろうなぁ。
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| 2017年08月28日(月) ■ |
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| 撮りますよ。はい、アロハ |
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溜まってしまった「スパリゾート・ハワイアンズ」メモから。 (静岡県外だと、気付きが多く、一言ネタが増えてしまう。(汗)) さすがに、南国・ハワイをイメージした施設とあって、 従業員も、施設利用者もアロハシャツを着用し、 その徹底ぶりは、楽しい雰囲気を醸し出していた。 その1つが「記念写真」の合図。 「はい、チーズ」を「はい、アロハ」に変えただけ。 だけど、それだけで面白くて、笑顔になってしまう。 2回目からは、撮影されている人たちが一斉に 「はい、アロハ」を口にして、またまた大笑いとなった。 とてもシンプルでありながら、アロハの「ハ」の口の形は、 口角が上がるわけではないのに・・と、思いながら、 撮影された写真の口の形が気にかかる。 でもいいなぁ、こういうシンプルな合図。 「はい、○〇〇」・・う〜ん、浮かばない。(汗)
P.S 以前紹介した「撮りますよ、はい、三島の『み』」もいいな。 どうせなら、わが町は、みんなで口を開けて、驚いた顔になる 「撮りますよ、はい、湧き水の『わ』」にしようかな。(笑)
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| 2017年08月27日(日) ■ |
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| スパリゾート・ハワイアンズには、中国人がいなかった |
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何度も話題にしている「スパリゾート・ハワイアンズ」 温泉施設のテーマパークとしては、大成功だね、 そんな会話をしたあとに、ちょっと気になったことがある。 日本全国、テーマパークや観光地には、中国人が溢れ、 ここは日本?と首を傾げたくなることも多いが、 1泊2日、この施設を楽しんでいる期間、 ほとんど、中国語や韓国語を耳にすることがなかった。 正直、今でもその理由がわからない。 (関係者に確認すればよかったけれど・・(笑)) これだけの施設なら、外国人が押し寄せてもおかしくないし、 魅力あるイベントなども随時開催されているのに・・。 もう既に多くの外国人が訪れて、飽きてしまったのか? やはり、福島第一原発に近いから、外国人は敬遠してるのか? 日本人は、こんなにいるのに・・とますます不思議になった。 さらに、東京近郊から、無料の送迎バスまであり、 中国人観光客には、申し分ないと思うのだが・・。 どなたか、わかる人がいたら、情報提供を願いたい。
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| 2017年08月26日(土) ■ |
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| 外に出ると、けんかもすれば仲間も出来る。 |
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映画「劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王」 (湯山邦彦監督)から。 両親を亡くし、ひとり淋しく大きな館に暮らしている少女・ミーは、 思いっきり、外に出たことがない。 そのミーの寂しい心に反応して、彼女の住むグリーンフィールドという街を 結晶で覆う「アンノーン」というポケモン。 物語は、いつものようにバトルを繰り返しながら、一件落着。 最後に、主人公・サトシは、少女・ミーにこう話しかける。 「外に出ようぜ」と。 そして、さらにこう続けた。 「外に出ると、けんかもすれば仲間も出来る。いっぱいね」 外に出ると、良いことばかりじゃない、辛いこともある。 もしかすると、ケンカをすることもあるかもしれない。 だけど、それ以上に「仲間が出来る」という楽しみがある。 ひとりで閉じこもっていては、そんな刺激は得られないよ、 そう語りかけたような気がした。 ポケモン同士のバトルの影に、何か一つ光る台詞を見つけると、 嬉しくなってしまう私がいる。
P.S.. ゲストスタアは「竹中直人さん」「薬丸裕英さん」「加藤あいさん」
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| 2017年08月25日(金) ■ |
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| 伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ |
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映画「メッセンジャー」(ロブ・ヨーク監督)から。 「アメリカ・オーストラリア合作」とあって、 そのスケールとストーリーに期待し過ぎたのか、 その落胆ぶりは、文字にし難いくらいのものがあった。 監督は、この作品を通じて、何を伝えたかったのか、 宇宙空間に10年間たったひとり、という設定が理解できず、 ほとんど、アクシデント・トラブルもなく、画面に向かって、 地球と宇宙船内という設定で会話するというシーンの連続。 宇宙・地球外生命を題材にしたにも関わらず、 これほど緊張感もなく、また興奮もしない作品も珍しい。 それでも一言、取り上げるとしたら、 可笑しかったのは、NASAからのメッセージ。 大事なミッションの前に「奥さんが・・」と思わせぶりをして、 いや、これは言うべきではなかったと、反省するシーン。 本当に、このプロジェクトの責任者?と疑いたくなったのは、 作品を鑑賞している私だけではなかった。 宇宙船にたったひとり、その上、大事なミッションの前に、 不安にさせる一言を伝えられ、ついに爆発したようだ。 「伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ」 その一言で、この作品のレベルが分かった気がした。
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