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しもさんの「気になる一言」
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2017年05月26日(金)
あっ、この口(の中)、見覚えがある・・

何年かぶりに、虫歯になって治療をしていたが、
先日、やっと治療も終えて、一安心。
ただせっかくだからと、歯垢をとってもらっていたら、
助手(?)の方が、私の口の中をみて、こう呟いた。
「あっ、この口(の中)、見覚えがある・・」
私は思わず、吹き出しそうになった。
さすが歯医者さん、名前と顔が一致しなくても、
名前と口の中は、一致する(らしい)。
治療後に、先生に訊いたら、同じことを繰り返した。
「そうそう、街中で挨拶されてもわからなかったが、
口の中を見れば、ほとんどわかる」と。(汗)
それほど、口の中は特徴があるということなのだろうか。
鼻で息するのが苦手な私は、歯医者に行くと緊張する。
もちろん、ずっと口を開けているのも苦手だから、
涎は恥ずかしいほど溜まるし、バキュームは欠かせない。
だから、私は「美人歯科医」のいる歯医者には行かない。
だって、自分の一番間抜けな顔を見られたくないし、
自慢できない「口の中」なんて見せられないもの。(笑)
先生は、そんなこと気にしないだろうけれど・・。



2017年05月25日(木)
父の日だから、回転寿司なんだ

最近の朝食時、私は新聞の記事を拾い読みし、
母は、挟まれている広告を見ながら会話をする。
母は母の感性で、その時々の広告を眺めながら、
「パチンコ屋さんの宣伝ばかりだね」とか
「住宅メーカーの広告ばかりだよ」などと呟く。
そんなありふれたフレーズなんだけど、
意外と、世の中の流れが反映されていて、面白い。
今朝は「今日は、回転寿司の広告がぎっしり」と呟き、
しばらくしてから・・こんなフレーズを発した。
「父の日だから、回転寿司なんだ」
詳しく聞いてみると、チラシの上部に「父の日に」と
いうキャッチコピーが書かれていたようだ。
数年前は、デパートのチラシが多く挟まれていて、
ネクタイやハンカチ、手帳、鞄などのプレゼント用品。
アルコール好きの父親のために、ちょっと高めの
「日本酒・焼酎・ワイン」などの贈答品が多かったのに、
今年は「父の日」を理由に、家族で回転寿司に行こう、
そんな企画に思えて、可笑しかった。
せめて「回転寿司」ではなく「カウンターのある寿司屋」へ。
それも、家族みなさんの小遣いで。(笑)



2017年05月24日(水)
そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ?

映画「団地」(阪本順治監督)から。
舞台が「団地」であることには間違いないが、
タイトルに「団地」とつけるくらいだから、何かある・・
そんな気持ちで観たからか、団地の定義が面白かった。
「団地っておもろいなぁ。噂のコインロッカーや」
「そんなことはありえないということがありえるのが団地でしょ?」
自宅に住んでいる私にとって、あり得ないことだらけの事件も、
もしかしたら、団地なら起こるかもしれない、と思わせてしまう、
そのイメージが笑える。それも、関西の 団地。(笑)
冒頭BGMとして流れるラジオ番組「浜村淳の『人生はサバイバルだ』」
その中でも「まずは、先週から始まりました
『我慢せんと相談しなはれ』のコーナーです」のフレーズが耳に残る。
同じ団地、同じ棟に住む人たちは、団結力が近いのか、
常に、誰がどうした・・という情報が飛び交う場所であり、
それは真実、それはウソ、というデータに基づいた判断はされず、
好き、嫌い、面白そう、つまらなそう程度の感情に左右されるデータで
奥様方の噂にのぼる。(らしい)
また、ストーリーとはあまり関係なさそうであるうえ、
しつこいくらいに挟まれる、ありえないような言葉遊びが、
どんな意味をもつのか、最後までわからずじまいだった。
あり得ない「言葉の間違い」も、団地ならあり得るのかもなぁ。

P.S.
ごぶがりです。(ごぶさたです)・効果きしめんです。(てきめんです)
放っておくと、泥酔状態で。(脱水状態で)
心臓にヘルスメーターが入っているんです。(ペースメーカーやろ?)
誰かついてきたら、うまくしばいてください。(さばいてください)
人生はサバイバルだ。(人生はサバンナだあ〜)



2017年05月23日(火)
みんなで食べると人数分、美味しくなるんです。

映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)から。
スポットが「夫婦」にあたり、テーマは「結婚」だったが、
メモした台詞を読み返すと「家族」の良さを伝えるのに、
この例え話、使えるなぁ、と感じたので、気になる一言。
「結婚は、とてつもなくいいものです」と言い切ったら
「どういうところが?」と質問された。その説明が、これ。
「そうですね、例えば、中華料理屋へ行ったとしましょう。
ひとりだと、ラーメンを頼んで、まあ追加で餃子かチャーハン。
一品が限界です。でも結婚すると、2倍注文できる。
まずですね、前菜に腸詰を頼んで、ビールで乾杯。
そのあと、餃子もいけちゃう。
ラーメン、チャーハン頼んでも、2人で分ければ食べられちゃう。
しかも、食後の杏仁豆腐も夢じゃない。さらにですね、
家族が増えると、春巻きやシュウマイにも手が伸ばせる。
青椒肉絲やちんげん菜炒めも追加で注文出来る。
ああ、品数が増えるだけじゃない。
みんなで食べると人数分、美味しくなるんです。
家族で食べるご飯ていうのは、
世界中のどんな料理よりもおいしいんです」というもの。
結局、その説明を聞いた独身ビジネスマンは
「結婚すると、ご飯が美味しくなる」と長い説明を纏めた。
即座に「そのとおり」と幸せそうな顔で断言されたら、
なんとなく、結婚し、家族を持ちたくなるような例えだった。
眉間に皺寄せて「家族とは?」なんて、難しく定義しなくても、
この「中華料理」の例えの方が、わかり易いよなぁ。



2017年05月22日(月)
仕事の最大の報酬は、次の仕事の依頼が来ることかな。

映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)から。
「結婚」という定義を、数多くメモをして、
どれもなるほどなぁ・・と感じたので、選択に時間を費やした。
その中から選んだのは「男」としての「結婚」の定義。
「男にとって『結婚』は、
やりがいのある仕事がひとつ増えるということです。
仕事の最大の報酬は、お金じゃなくて、
次の仕事の依頼が来ることかな」と、独身ビドネスマンに
結婚の意味を伝えるシーン。
もう一度、生まれ変わっても、またこの人と結婚したい、
この人と一緒に人生を送りたい、と思ってもらえるかどうか、
それが、男にとって、最大の喜び(報酬)なのだ、と理解した。
男から「仕事」をとったら何も残らない、と言うけれど、
それなら敢えて「結婚」も、やりがいのある仕事として捉え、
お客さん(妻)の笑顔のために、努力する。
「私の人生、返して」とお客様にクレームを言われないように。
この感覚、女性にはわかるかなぁ?



2017年05月21日(日)
ついに・・JR西日本のポスターに「柿田川」

ほぼ毎日、撮り続けている「柿田川」であるが、
お気に入りの写真が「清水町観光協会のポスター」から始まり、
「名刺」「冊子の表紙」など、多くの媒体で採用され始めた。
最近ではなんと、JR西日本のポスターにも。
これには正直、撮影した自分が一番、驚かされた。
水中ダイバーのように、柿田川の中を潜って撮影したのではなく、
外来種駆除作業を終えた後、市販の廉価な防水カメラを水中に浸けて
何枚かシャッターを押しただけだから。(汗)
言い換えると、プロではなく、誰でも簡単に撮影できるということ。
あまり難しい事を考えず、機会あるごとに柿田川を題材に、
シャッターを切るだけで、こんな写真が撮れますよ、
そんなメッセージのつもりでfacebookに投稿しているのが、
やっと多くの方の目に止まってきた、ということだろう。
(画像・動画は「Facebookページ「柿田川evol」を覗いて下さい)
コンセプトは「柿田川の魅力を全国の皆さんにお裾分けします」
「やっぱり毎日撮影している人にはかなわないよ」と、
メディアで働いている幼なじみの言葉の意味が、やっとわかった。
これからも、持続可能な限り、発信を続けていきたいな。



2017年05月20日(土)
では、三島駅南口に6時半で

最近、近くまで行くので会えませんか?というメールや、
久しぶりに一杯やりませんか?というメールが届くことが増えた。
なぜかわからないが、月曜日から金曜日まで埋まることも。(笑)
そんな時「では、三島駅南口に6時半で」と返信することが多い。
これには幾つかの理由がある。
1つ目は、相手が遠方から来るので、帰りの電車時刻に対応できる。
2つ目は、私が仕事を終えて、職場から歩いて1時間以内で着ける。
3つ目は、待ち合わせしてから、お店が決められる。
そして、見送ってから、歩いて自宅まで帰れる距離。
「何時にする?」「どこのお店にする?「何を食べたい?」
そんなことに頭を悩ますことがなくなり、ストレスがない。
目的は、久しぶりに会う相手と、思うままに語り合うことだから、
この「では、三島駅南口に6時半で」のフレーズが生きてくる。
相手のことを考えて、せっかく訪ねてきてくれるのだから、
行きつけのお店とか、評判のいいお店などを予約したくなるが、
そこを敢えて選ばないところがポイント。
じっくり話せる場所さえあれば、どこでもいいのだから。



2017年05月19日(金)
知りもせず、悪く言うな

もう一つ、映画「ベン・ハー」(2016)
(ティムール・ベクマンベトフ監督)から。
ローマ軍がもの凄い勢いで、領土拡大する中、
反ローマ軍の1人が、ローマ人に対する不平不満をぶちまける。
そんな時、こんな会話が交わされた。
「ローマ人に知り合いは?」「1人でも話したことがあるか?」
「知りもせず、悪く言うな」
これって、今でも通じる会話だな、とメモをした。
現代では、ネットの世界で同じようなことが起きている。
本人に直接、話したり、確かめたりしたこともないのに、
いかにも、自分の意見のように、誹謗中傷をする記事を見つけると、
「知りもせず、悪く言うな」と思ってしまう。
逆にいうと、知りもしないのに、よくここまでコメントできるな、
もし違っていたなら、あなたはどう説明するつもりですか?
だからこそ、それでも他人を誹謗中傷するのであれば、
相手のことをもっと知ってからでも遅くないのに、と思いたい。
国民を纏めるには、共通の敵を作るのがベストなのはわかるが、
だからといって、いい加減な情報を流すことは、御法度。
正々堂々と戦うためには、相手のことを知ること、
そして、敵とはいえ、相手の気持ちを理解することが大切、と
心に留めたいと思っている。



2017年05月18日(木)
奴(メッサラ)が報いを受けないのは許せない

映画「ベン・ハー」(2016)
(ティムール・ベクマンベトフ監督)から。
1959年に製作された同名映画をリメイクした歴史アクション大作。
そう書かれてしまうから、つい比較したくなるが、
同名の別作品、と考えてしまえば、作品評価は出来るばず。
ストーリーや主人公など、鍵となる部分はほぼ同じでも、
4時間を2時間に縮めた時点で、もう別の作品と考え方がいい。
さて、主人公は、ユダヤの王子・ジュダ・ベン・ハー。
戦いの最中、ローマ軍の反勢力「ゼロテ」の子どもを守ることを選んだが、
その結果は、彼から簡単に裏切られることになり、
自分の家族ら、大切にしたい人たちがローマ軍に捕まることとなる。
映画だから、最後は家族と再会できたけれど、本来なら殺される。
自分の甘い判断により、家族が殺されるとしたら、
それは、正義感でも何でもない気がした。
5年に及ぶ「奴隷船」での重労働も、自分の判断が招いた結果として、
受け入れなければならないのではないだろうか。
「奴が報いを受けないのは許せない」「家族の無念を晴らすんだ」
そんな言葉が主人公から発せられ、「復讐」のために、
競技場で戦車競争をして勝つ、とした設定が、薄っぺらに感じた。
もっと大きな目的のために戦って欲しかったのは、
愛を訴え続け、張付けにされた「イエス」との差を痛感したから。
物語としてはハッピィエンドなのに、スッキリ感がなかったのは、
こんな理由なのかもしれない。
だからこそ「ベン・ハー」のタイトルを付けて欲しくなかったなぁ。



2017年05月17日(水)
車の運転は、他の運転手とのコミュニケーション

59歳を間近にして、5年ぶりの免許更新手続きに行ってきた。
平日・午前中の早い時間にも関わらず、混んでいて驚いた。
受付、視力検査、更新料などの支払いを済ませ、
5年ぶりの写真撮影では、5年間使用するのでやや緊張しながら、
少し薄くなった髪を気にしたが、無事に今の私を、写し終えた。
(散髪してくればよかったな、とちょっと後悔。(笑))
最後は、約30分間の講習。(ビデオ視聴と講義)
その中で、こんな感じの説明を受けた。
「車の運転は、他の運転手とのコミュニケーション」
言い換えれば、相手の立場を思いやったり、
相手の動きを察知することが、事故を防ぐことになる、と。
これは普段の「コミュニケーション能力」にも言える。
相手のことを考えず、自分の主張ばかりする人は、
「コミュニケーション能力」が欠けているので、
人間関係でも、トラブル、失敗を起こしやすい。
逆にいうと、運転をさせてみれば、その人の性格がわかり、
「個人のコミュニケーション能力」もほぼわかる、ということ。
こればかりは、自分の運転も振り返りながら、
私の周りの人たちの運転ぶりを想像してみた。なるほどなぁ。

P.S.
ビデオの中に登場する人のコメントに「国道1号線」という単語が・・。
画面下のテロップまで「国道1号線」だったので、メモしちゃいました。
国道には「線」は付けないのになぁ。(気にし過ぎかなぁ(汗))