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| 2017年01月16日(月) ■ |
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| 一緒にいると刺激を受けるの |
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映画「ヤング・アダルト・ニューヨーク」 (ノア・バームバック監督)から。 40代の熟年夫婦が、20代のカップルと知り合って、 いかに自分たちが、デジタル世界にハマっているか反省する。 そして、若い人たちと行動を共にしながら、 本当に大切なものは何かを、少しずつ気付いていく。 今の中年・高齢者たちは、必死にデジタル社会を取り入れ、 流行にも敏感でありたいと、SNSにも挑戦している。 それに比べ、若い世代は、デジダル・アナログを使い分ける、 そんなライフスタイルを楽しんでいるようだ。 それを象徴するように、画面にはいろいろなシーンが流れる。 中年層が、調べものもゲームもテレビも、ネットを活用し、 健康のためにと、トレーニングジムで汗を流す。 一方若者は、レコード、ビデオテープ、本、タイプライターなど、 良いものは、アナログでも工夫して使うし、 ゲームは大勢でワイワイできるボードゲームなども取入れる。 運動も、わざわざジムに行かず、外で仲間とバスケットボール。 そんな生活を垣間見て、熟年夫婦が同世代の友達夫婦に呟く台詞が 「一緒にいると刺激を受けるの」 刺激とは、何でも新しいものを受け入れることではなく、 縁がないと感じていた世代の人たちとのコミュニケーションかも。
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| 2017年01月15日(日) ■ |
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| 「三厄揃い踏み」の厄除祈願 |
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三嶋大社の初詣では、あまりの人の多さに躊躇い、 13日の金曜日を横目で見ながら、大安吉日の今日、 寒風で凍えるような中、三嶋大社に家族で出かけた。 理由は、以前から気になっていた「厄除」。 妻が「前厄」、私が「本厄」、娘が「後厄」、 家族3人とも「厄年」とあって、何かあってでは遅いから、 早いうちにお祓いしなくちゃ、となった。 題して「『三厄揃い踏み』の厄除祈願」(汗)。 こういう「厄除」は「神頼み」に限る。 なぜか、キリストではなく、仏様でもないところが日本人。 何か事が起きると「厄年なのに厄除しないから」と不安になり、 傷か小さければ「厄除していたからこの程度でよかった」と、 安堵する。また、悪い事が続くと「お祓いに行ってこいよ」と、 誰彼となく口にする。 しかし、不思議なもので「厄除祈願」を終えた途端、 なんとなく「今年はこれで安心だ」と思うところが小市民。 昨年「前厄」だったのも知らずに1年を過ごしたのに、 いい気なものだと我ながら思うけれど、これで一安心だな。 帰宅して、ホットワインなんか飲みながら書いている私、 今年は「本厄」だってことをもう忘れている。(笑)
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| 2017年01月14日(土) ■ |
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| ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け |
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若者たちにとって、もう流行が過ぎたのか、 スマホ片手に街中を歩き回っているのは、中年と高齢者。 そんな話を耳にしても、私の中では「マイブーム」(汗) 知らず知らずに、歩行距離が延びているし、 平日の通勤と休日の散歩には、欠かせないアイテムとなった。 ただ、スマホに向かって、独り言が多くなった気がする。 「よ〜し、ラッキー」の時もあれば「いい加減にしろよ」、 「くそっ、ふざけんな」と、普段使わないような言葉も、 画面の中のポケモンに向かって、呟いている自分が可笑しい。 時々「ポケモンGO」をネタにした「5・7・5」を作っては、 手帳にメモして遊んでいる。 今回の「気になる一言」も、その1つ。 ■ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け ■新年の サンタピカチュウ 相手せず ■年下を 「師匠」と仰ぎ 指導受け ■この歳で 千本デビュー ワクワクし ■走らない ポッポマラソン 息切れず わかる人にしかわからない(笑)、標語みたいなものだけど、 若者たちとも共通の話題が出来て、これはこれで楽しいな。
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| 2017年01月13日(金) ■ |
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| 「後悔しない」と「後悔したと言わない」 |
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映画「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)から。 この名作のレビューは、ちょっと勇気がいる。(笑) あまりに有名であるのと、鑑賞した時期・年齢によって、 感想がまるっきり違うからだ。 それは、映画「道」(フェデラー監督)の感想と似ている。 「えっ、こんなシーンあったっけ?」という呟きとともに、 若い頃に感じた感想とはまったく違った印象が残ったから。 この映画の有名な台詞(たぶん3回くらい繰り返された) 「Love means never having to say you’re sorry.」が、 「愛とは決して後悔しないこと」と訳すよりも、 「愛とは決して『後悔した』と言わないこと」と訳した方が、 この物語には、ぴったりあっているような気がした。 (以前、そんな話を耳にしたので、確かめたくて・・) 「パリや音楽を私から奪ったと思う?」 「私は平気よ、信じられないなら、死ぬ前に出てってよ」 「信じるよ、心から・・」「それでいいわ」 こんな会話をメモしていたからだろうか。 たとえ心の内では「後悔」していても、愛する人には 「後悔したと言わない」ことが、本当の愛だ、と感じる。 やっぱり「ラブ・ストーリー」、奥が深いな。
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| 2017年01月12日(木) ■ |
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| 沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない |
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映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。 「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、 どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、 監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、 視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。 実は、この作品も同じだった。 夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。 陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。 その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか? そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。 選んだ台詞は、実際にあった話として 「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。 ただ、こんな大きな事故ではないにしても、 毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、 その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、 家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。 仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、 何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、 こういったドラマにはつきものだ。 消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、 海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)
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| 2017年01月11日(水) ■ |
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| 箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ |
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毎年、楽しみにしている正月の箱根駅伝。 毎年、その区間の走り方を参考にして、1年の過ごし方を決め、 20年間(10区×前半・後半)を過ごしてきたが、 昨年「気になる一言」の小冊子(10冊=10区)を発行した時点で、 その楽しみ方も、コールを迎えた。 では、これからは・・と考えたとき、放送の中で耳にする 「監督のアドバイス」をメモしてみよう、と思った。 定年まであと2年に控え、後輩たちを育てなくては・・と、 真剣に感じているからだ。 走っている選手も「監督の声が力になる」と言い切っている。 テレビを観ながらメモした台詞は、頷くことばかりだった。 「箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ」 「風が強いのは、みんな一緒なんだ」 「キャプテンがチームで一番情熱をもっていなければいけない」 「いい感じ、いい感じ、ここからだぞ」 (もしかすると、監督の台詞じゃないかもしれないが・・) それを仕事に応用して、使うことだって出来る。 「産業観光課は、行政の仕事で1番輝く場所だ」(笑) あっ、わが課のスタッフに言い返されるかもなぁ。 「課長がチームで一番情熱をもっていなければいけない」。 さぁ、もう少し、お仕事、頑張ろうっと。(汗)
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| 2017年01月10日(火) ■ |
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| 「おんな城主 直虎」は「生きる勇気」を届けます! |
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今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。 毎年「第1回」を観てから、感想を書いている気がするが、 その前に、気になるのは「制作意図」。 日曜日の夕方・夜、ほぼ毎回(50回)観るのだから、 この作品が、私に何を伝え、何を気付かせてくれるのか、 ホームページで確認してみたら、こう書いてあった。 「幼き日に交わした、いいなずけとの熱い約束を胸に、 ひたむきに道を切り開く直虎。その覚悟と行動力を目にして、 ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、 ライバルが心許せる友にと変わってゆく。 この数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、 天下人にはならないが、絶対滅びない『本当の強さ』を求めた リーダーの知恵が満ちている。」と。 そして、最後に1行。 「一途な愛を貫き、熱くしたたかに生き抜く主人公の姿を通して、 『生きる勇気』を届けます!」 う〜ん、何となくわかりにくい「制作意図」だが、(汗) 女性主人公の大河ドラマの難しさを見た気がするなぁ。 今回のキーワードは意外と「竜宮小憎」だったりして・・(笑)
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| 2017年01月09日(月) ■ |
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| どこに何があったか覚えておいてください |
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ドキュメント映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を 地元の映画館で上映した際に、監督の柴田昌平さんと出会った。 そんな彼から、ある人を通じて、HELPのメッセージが届き、 休日だし、私でよければ・・と撮影の協力(雑役等)を申し出た。 私も若い頃、エキストラとして参加していた映画制作現場であるが、 キャストではなく、スタッフは初体験なので、非常に面白かった。 スタッフといっても、専門の知識はないし単なるお手伝いだが、 本番撮影前に、カメラアングルや照明の強弱を決めるために、 キャストが立つ位置に変わりに立ってみたり・・全てが新鮮だった。 映画って、撮影する前の準備(段取り)に時間のほとんどを要し、 本番の撮影時間は僅かであることも理解できた。 中でも、撮影画面に入る風景で、必要ないものを取り除く作業は、 ワンカットでも手を抜かない、制作スタッフの意気込みが伝わる。 余分なものを、画面からできるだけ取り除くことにより、 映したい対象物が、より鮮明に浮かび上がることも知ったが、 その作業で私に与えられた仕事が、一番面白かった。 それが「どこに何があったか覚えておいてください」。 撮影が終わったら、元の位置に戻さなければならないからだ。 紙切れに書かれたメモ、電話番号一覧表、カレンダーの位置、 意味もなく掲示されているのではなく、それぞれに意味がある。 撮影後、なんとなく以前と目の動きが変わってしまった、では、 だめなんだろうなぁ。
P.S. 準備から段取り、本番、片付けまで、勉強になりました、はい。
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| 2017年01月08日(日) ■ |
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| 天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ |
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映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。 またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、 「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。 「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、 現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、 この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。 逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と メッセージを残しているのだろうか。 こんな会話をメモして、気になっている。 「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、 「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。 そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」 「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」 宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。 恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に 足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。 映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。 恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗) シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。 「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。 地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」 この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?
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| 2017年01月07日(土) ■ |
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| 構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない |
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あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。 「お金がかかっていないから、運用にお金を払わない」 全国のまちづくりの状況を知っている方からすれば、 伊豆の市町は、個々に自分たちの情報発信をしていて、 「伊豆全体の情報がない」と、嘆いていた。 また、行政のPR下手を指し「やりっぱなしのことが多い」と 辛口のコメントも、メモの対象となった。 しかも「どうしてやりっぱなしなのか?」という疑問には、 簡潔明瞭に答えてくれた。 「構築にお金がかかっていないから、運用にお金を払わない」 伊豆全体のサイトは、各市町の協力を得て情報を集め、 あまりお金をかけずに、出来上がってしまう。 しかし、お金をかけないから、その活用にもお金をかけない。 つまり「やりっぱなし」になってしまうということ。 自治体が「箱モノ行政」で批判を受けるのも、作って終わり、 運営・維持管理には予算をかけないから、と言われた気がした。 こういう視点は、とても参考になる。
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