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しもさんの「気になる一言」
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2016年09月28日(水)
必要なのは、保育所に預けなくても働ける環境

新幹線グリーン車の中で見つけた「WEDGE」という冊子。
私も以前から気になっていたことが書かれていた。
「女性の働き方が多様化している中、
保育所以外の子どもの受け皿が必要だ。」と始まり、
「保育スペース付きオフィス」の話が掲載されていた。
それが「保育所に預けなくても働ける環境」である。
「保育所でも託児所でもない」その場所は、
子どもの様子を見ながら仕事ができることを紹介していた。
「保育所に入れなければ、働けないという環境」から、
「職場に子どもを連れて働く」という選択肢が増えただけ、
あとは「複数企業の共同オフィスで・・」との提言だった。
私の視点は逆で、なにも保育所に入れなくても、
外国映画によく出てくる、働く女性の子育て環境として、
日本でも「ベビーシッター」が職業として確立さえすれば、
いいのでは?と思う。
保育所に多額の補助金を出すよりも「ベビーシッター育成」に、
補助金を出した方がいいのでは?と考えてみた。
現代の「待機児童対策」が、子どもを預けることに重点がおかれ、
ちょとした子どもの発熱などでも、保育所から急遽連絡があり、
その対応が出来なくて困っている様子をみるたびに、
いつも感じていたことを、気になる一言にしてみた。
「必要なのは、保育所に預けなくても働ける環境」
それこそ国全体で、構造改革するしかないな。

P.S.
これ、あくまで私見ですので、お間違いなく。(汗)



2016年09月27日(火)
醤油のない刺身は食えない

誰から聴いた話だったのか、情報源不明だけれど、
短いながら、インパクトのあるフレーズだった。
美味しい刺身は、何もつけずに食べても旨いけれど、
なぜか、ほんの少しでも醤油をつけることが多い。
魚の生臭さを消す役割があるのかもしれないが、
それ以上に、刺身の美味さを引き出す役割があると思う。
山葵(わさび)も同じで、つけなくても食べられるのに、
なぜか、つけてしまう。
ちゃきちゃきの江戸っ子風に言うと
「てやんでぇ、醤油のない刺身なんて食えるかってんだ」。
(もの凄くいい加減ですが、この指摘はいりません(笑))
脇役には脇役の仕事があり、主役をカバーするのではなく、
主役を引き立たせることなのだと感じる。
けっして、主役より目立ったりしてはいけない。
この「脇役の役割」がわかると、世の中とても楽しくなる。
私も、そういう年頃になってきたってことかなぁ。
若い人たちの企画、参加することで応援になるのなら、
いくらでもお手伝いしますよ、醤油の役割で。



2016年09月26日(月)
力強く、根の張った木を風は倒せない。

映画「レヴェナント 蘇えりし者」
(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)から。
熊に襲われるシーンや、馬の内臓を全てえぐり出して、
そこに潜り込み、暖をとりながら生きながらえるシーン。
どれもが、今までにない衝撃的なシーンであった。
「実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、
荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いた」
そんな説明と、第88回「アカデミー賞」(2016年)
第73回「ゴールデングローブ賞」(2016年)受賞作品、
さらには、レオナルド・ディカプリオ主演の映画、というだけで、
期待は高まり、その期待に答えてくれた。
弱虫の私は、何度も目を背けたくなるシーンもあったが、
「復讐への執念が、人間をここまで生きようとさせるのか」という
大きなテーマを感じずにはいられなかった。
気になる一言は、息子が瀕死の父親に投げ掛ける台詞から。
「風か聞こえる?父さん。
風について母さんが言ったことを覚えてる?
力強く、根の張った木を風は倒せない。
嵐が吹きすさぶ時に、木の前に立つといい。
揺れる枝を見ると、木が倒れそうに思える。
でも、幹を見るとびくとも動かない」
目的がハッキリしていれば、どんなことが起きても動じない。
過酷な環境におかれても、それは見た目だけであり、
ヌクヌクとした環境におかれても、また然りである。
どんな環境におかれても、自分の生き方に対して、
しっかり根を張っていれば、周りの動きに左右されることはない。
そんなことを感じて、観終わった。



2016年09月25日(日)
惚(ぼ)けもんGO!

82歳になる好奇心旺盛の母親と話していると、
面白い言葉が飛びだしてくる。
先日も夕食時「ポケモンGO!」の話をしていたら、
「今、流行っているらしいね。その『ボケモンGO!』」。
「いやいや、ボケモンではなく、ポケモンだから」と
説明をしながら「惚けもんGO!」という単語が浮かんだ。
惚けてきた高齢者がスマホを持って徘徊していたら、
「惚(ぼ)けもんGO!」(笑)。
気味の悪い人がスマホを持ってウロウロしていたら、
「化(ば)けもんGO!」 (汗)。
くだらないから、危ないから、いい大人が・・という前に、
どうして、世界中の人たちが夢中になっているのか、
自分で体験してみると、あっ、これか、というのが見えてくる。
それをヒントに、自分の仕事に応用することだって出来る。
私が夢中になっているのを、正当化しているわけではないが、
「ポケストップ」を探すことで、旅行が一段と楽しくなったし、
毎日の積み重ねで、レベルが少しずつ上がっていくのも嬉しい。
このゲームには、まちづくりに欠かせないアイデアが詰まっている。
若い人たちとの、コミュニケーションにも役に立つしなぁ。
「現場主義」を口にするなら、やってみなくちゃね。



2016年09月24日(土)
彼らは自活して税金を納めています。

映画「コンテンダー」(オースティン・スターク監督)から。
監督がこの作品を通じて、何を伝えたかったのか不明のまま、
鑑賞を終えたので、私なりのメモを読み直し、探ってみた。
原題の「The Runner」が「「コンテンダー」に変わったが、
そもそも「contender」とは、
「ボクシングで、チャンピオンタイトルに挑む挑戦者のこと」。
だからなのか、ますます判らなくなってしまった。(笑)
ラストシーンで、ニコラス・ケイジ演じる政治家コリン・プライスは、
有権者に向かって、こう演説する。
「いい法律は妥協から。いい仕事は妥協から。人生は妥協の連続です」と。
「挑戦」と「妥協」とがうまく結びづかず、よけい迷路にハマった。
敢えていえば、2010年に実際に起こったメキシコ湾原油流出事故が題材で、
「ハリケーンの次は、原油流出、お手上げだ」と落ち込む地元漁師らを、
我々は支えるべきだと主張する演説が、光っていた。
「彼らは自活して税金を納めています。そんな彼らが助けを求めている。
BP社と政府は、それに応えるべきです。
復興を手助けするだけでなく、生活を支えていく義務があります」。
この考え方は、福島原発事故の対応と同じことが言えそうだからだ。
生活保護を受けている人たちを支援するのもわかるけれど、
まずは、しっかり自活して税金を納めている人たちが困っているなら、
それを助けることが優先順位としては高いと私は思う。
町外からの転入者支援より、今でも住んで税金を納めている人たちの支援、
これが最優先されるべきだと感じているから。
住んでいる人たちが大切にされる支援こそ、将来的には、
その町は住んでいる人を大切に扱ってくれることが口コミで広がり、
定住促進に繋がることを私は信じたい。



2016年09月23日(金)
観てくれる人の視点で投稿してみました

多くの方に観ていただいている「柿田川evol」の投稿に
最近、ちょっと変化をつけている。
単なる「横位置」を「縦位置」に変えただけであるが、
続けてきた「縦位置」中心の投稿に飽きたわけではない。
動画編集には「横位置」の画像は欠かせないし、
テレビやパソコン、映画館などで画像を見る時には、
縦位置では見づらくて、使いものにならない。
だから、私も「横位置」の撮影にこだわっていたが、
或る時、ふっと気がついた。
(実は「ポケモンGO!」で気付いたのだが・・(笑))
ほとんどの人が、縦位置画面のスマホで観るのだから、
わざわざ、柿田川の画像を見るために、
横にしなくてもいいような配慮をしなくては・・と。
もちろん、YouTubeなどの動画投稿も意識して、
縦横両方の撮影をするが、それはこちら側の理由。
しばらくは、縦位置の画像・動画をアップしようと思う。
続けるのは、私の得意分野だから・・(笑)
ワンフレースで、この気になる一言に残すとしたら、
「撮影する人、投稿する人の視点」ではなく、
「観てくれる人の視点で投稿してみました」になった。
顧客満足度って、こういうことじゃないのかな?
マーケティングは、専門じゃないからわからないけれど。



2016年09月22日(木)
プロジェクトは「facebbokページ」と「秘密のグループ」の使い分け

先月下旬、わが町の海外姉妹都市・カナダ・スコーミッシュ市、
第10回目を数えた、ホームスティ派遣事業で参加した中学生たちが、
少しだけ逞しくなって無事に帰ってきた。
今回は今までにない試みとして、Facebookを活用しある実験を試みた。
出発前の日本での事前研修の様子や情報交換にも活用したし
現地カナダでの研修の様子を、タイムリーに、写真で報告した。
さらには、帰国後、何時くらいに到着しますのでお迎えを・・など、
まさに、ライブ感覚で随行スタッフから情報が次々と関係者に発信された。
プロジェクト概要は、誰でも見られように「facebookページ」を活用し、
今回の参加者の保護者をはじめ、こちらが限定した人たちには、
他の人が見ることができない「秘密のグループ」で対応してみた。
実は、この2つの機能の使い分けは、今年のGWに開催した
「柿田川公園ブックフェス」で試行錯誤しながら、覚えたもの。
その後、いくつかのプロジェクトで試してみて、確信に変わった。
今回のこの機会も、2つの使い分けが功を奏して、好評だったから、
しばらくは、プロジェクトの数を重ね、いろいろ検証しながら、
メリット、デメリットも含め、運用マニュアルを作りたいな。
あっ、また「新しいプロジェクト」立ち上げの話が舞い込んできた。(笑)
これまた、楽しくなりそうです、乞うご期待。



2016年09月21日(水)
怖がらないで、本当の色をみせて

映画「アンコール!!」
(ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督)から。
熟年夫婦で心配の種は、自分が他界した時の配偶者の生活。
ふたりとも健在の時はいいけれど、どちらか片方が欠けた時、
周りの人とうまくやっていけるのかしら?という心配。
今回の作品は、奥さんがガンの再発で他界する前に、
頑固一徹の旦那さんを、なんとかしたいとする様子が、
いろいろな場面でわかる。
特に「ツゥルー・カラーズ」というタイトルの歌詞。
全文メモしたが、字数の関係でその一部。
「悲しい目をした、あなた、希望を失わないで。
勇気を出すのは難しいとわかってるわ」ではじまり、
「私には、あなたの本当の色がみえる。
本当の色が輝いてる。だから、あなたが好き。
怖がらないで、本当の色をみせて。
あなたの本当の色、ツゥルー・カラーズ
それは美しい色たち。まるで虹のように」で終わる。
私にだけ見せている、あなたのやさしさを、
もっと多くの人に、みせて・・と歌っているようだ。
そうすれば、私がいなくなっても、あなたはきっと
みんなとうまくやっていける・・そんなメッセージだ。
「あなたは素晴らしい女性に愛されていて、
その彼女が人前で、あなたのために歌った」という台詞が
彼を行動に移させたに違いない。
熟年夫婦、必見の作品かもしれないな。



2016年09月20日(火)
1つ忠告が・・アラーム音がかなり大きい

映画「007 スペクター」(サム・メンデス監督)から。
「007シリーズ」の楽しみの一つに、新兵器がある。
特に「スパイ用に改造した車」の秘密兵器は、
いつか、こんな車に乗ってみたい、と思うに充分な機能。
今回は「バックファイア・(009用)環境・噴射・エアー」
迫力満点のカーチェイス、どのタイミングで機能を使うのか、
ハラハラドキドキ感が、堪らない。
009用に改造された車を007が使用するところに、
ちょっと笑ってしまう機能があり、これまた見逃せない。
さて、今回007用に用意された新兵器は、腕時計。
「(007には車の)代わりにこれを・・」と渡され、
驚くような機能を楽しみに「何の機能が?」と訊き返すと
「時間が分かる、遅刻が防げる」ととぼけた回答。
007でなくても、ふて腐れてしまうところに、
新兵器開発者は、こう付け足す。
「1つ忠告が・・アラーム音がかなり大きい」
この機能こそ、007を危機一髪のところで救う。
もちろん「なるほど・・さすがだなぁ」と呟きメモをした。
次回は、どんな新兵器が出てくるのやら・・楽しみである。



2016年09月19日(月)
試合前って、審判員もウォーミング・アップするんだね

「清水」繋がりで「清水エスパルス」を応援することに決めた
「清水町」から、バス1台で「IAIスタジアム日本平」に向かった。
正直な話、サッカーの試合を競技場で観戦するのは2度目。
野球は、暇さえあれば「球場」へ足を運び、
高校野球からプロ野球(日米野球)まで、観戦しているから、
試合前にどんな練習をして・・など、次の動きが予想出来る。
サッカーは、大きな試合こそ、テレビ観戦をするが、
試合前の練習が、どんな流れで行なわれるのか、全く知らなかった。
だからこそ、試合前のチーム練習には大いに関心があり、
グラウンド中央まで移動して、両チームの動きを観察した。
しかし、私の目が釘付けになったのは、選手よりも、審判員。
両チームの練習に挟まれ、センターラインを何度も何度も走り、
選手に負けないほど、入念なウォーミング・アップを続けていた。
オフサイドぎりぎりのプレーが、勝敗につながることも良くあるし、
試合途中で足がつった、なんて言えないから、体を温めないとなぁ。
この年齢になって、初めて気付いたことをメモしたくて、
サッカー素人の、私の呟きを一言に残すことにした。
「試合前って、審判員もウォーミング・アップするんだね」

P.S.(記録)
清水エスパルス(2)VS(1)水戸ホーリーホック
後半、劇的な逆転勝利。