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しもさんの「気になる一言」
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2016年09月08日(木)
日本の味はパワーが出るよね

「リオパラリンピック」が始まった今日、
「リオ五輪」で活躍した選手のコメントを整理し、
何か日本のPRに使えないかな、そんな視点で眺めていたら、
この台詞が一番、輝いていた。
「日本の味はパワーが出るよね」
なんと、卓球女子・福原愛さんのコメントだった。
チームワークを大切にする彼女は、年下の二人に、
おむすびを作っては、差し入れをしていたという話。
卓球練習より、おむすびを握っている時間の方が長かった、
そんなジョークを交えながら、日本のお米について、
私たちのパワーの源、と言い切った。
最近「食育」という単語だけが独り歩きをしているが、
こういった、一流のアスリートが発した台詞を大切にして、
キャッチコピーにしたらどうだろうか。
お米に限らず、「日本の味」と言える食べ物は、
次期「東京五輪」に向けて、大きなPRになるに違いない。
「日本の味はパワーが出る」からを基本に、
「だから今回、メダル獲得数が大幅に伸びた」となれば、
世界向けて「日本食」のPRになるはずだから。



2016年09月07日(水)
そんなかわいい顔すんなよ

映画「キス×Kiss×キス」(関和亮監督)から。
「女性なら誰でも思い浮かべた理想のシチュエーションでの
キスを疑似体験! 美しい映像で恋愛を疑似体験!」
そんな解説どおりの展開に、思わず笑ってしまった。(汗)
観ながらのメモもしなくていいかな?と思ったが、
男性が女性を口説く台詞が、意外と面白くてメモをした。
私なら照れて絶対言えないセリフも、溢れていた。
「ねぇ、どうしたの? 顔真っ赤だよ」
「もう我慢できなくなっちゃった」
「そんなかわいい顔すんなよ」
「もっといじめてもいい?動いちゃダメ」
「お前、ホントにむかつくな」「ほっといてよ」
「ほっとけるわけないじゃん」
「すいません、こいつ、俺のなんで・・」
「俺のものになってみる?」
「あれっ? そんなに俺と2人きりになりたかった?」
「そういう顔すると、襲うよ」
「もっと二人の秘密、作ろうか」
(今更、知っても遅いけど・・(汗))
こんな台詞で、女性はグラッとくるんだなぁ、
と参考になった作品である。



2016年09月06日(火)
ポケモンGO、旅先でも8割

日経新聞で見つけた、米旅行予約サイトのアンケート結果、
「ポケモンGO、旅先でも8割」という見出し。
たしか対象が10〜30代の若者だったけれど、
それでも「次の休暇中に挑戦したいこと」では、
37%が「ポケモン探し」と答え、1位だったことは事実。
そのためにも、無料公衆無線LAN(Wi-Fi)の整備が必要、
そういうことなのだろう。
東京五輪を4年後に控え、外国人の誘客を考えるのであれば、
最低限のハード整備は、必要条件なのかもしれない。
そういう努力を惜しみ、観光だ、DMOだと騒いだところで、
外国人は、見向きもしてくれないことを知るべきだろう。
インバウンドを期待するのであれば、彼らが何を求めて、
日本を訪れるのか、を分析しなければ、戦略も立てられない。
昔ながらの「外国語の案内看板」なんて、誰も読まないし、
言語も多種多様であることを考慮したい。
そんなことで・・と言うなかれ。
「ポケモンGO」(ポケストップ)で訪れてくれるだけでも、
ありがたいと思わなくちゃ、ばちが当たるもの。



2016年09月05日(月)
フルーツは、季節を感じるから入口だよ

週末は、妻の買い物に付き合いながら、
スーパーの店内レイアウトや展示方法、POP文字などを、
のんびり観察することが楽しみになっている。
丁寧に眺めるとスーパー独自の工夫がわかり、
メモすることが多いけれど、共通していることも多い。
その一つが「フルーツ」の展示場所。
もちろん、取扱い商品の違いはあるけれど、
必ず、店舗の入り口にレイアウトされている。
「面白いものだねぇ・・」と、ボソッと呟いたら、
妻は「え〜、当たり前じゃない」と驚いたあとに、
「フルーツは、季節を感じるから入口だよ」と教えてくれた。
スーパーに入り、まずは顧客に「季節感」を感じさせ、
「旬」(季節)の食べ物というものを認識させたうえで、
「野菜」「魚」「肉」などのコーナーへ繋がっていく。
いつも買い物をしている人にとっては、当たり前の情報も、
私にとっては、驚きに値する情報となる。
たぶんスーパーだけでなく、コンビニやドラッグストアー、
業界によって、展示する場所がほぼ決まっているのかもなぁ。
今度、ゆっくり比較してみようかな。
隠れた業界ルールを見つければ楽しいから。(笑)



2016年09月04日(日)
天権法理非

映画「予告犯」(中村義洋監督)から。
私自身、ネットの世界にどっぷり浸かっているにもかかわらず、
アクセス数の急激な増加など、大きな変化に対しては、
喜ぶというよりも、あれっ、どこか知らないところで炎上してる?、
変なこと書かなかった?なんて、不安・恐怖が先行する。
自分の管理が及ばないところで、自分に関することが語られ、
誹謗中傷されることへの不安は、誰でも持ち合わせているだろう。
だから、堂々と自分の意見を主張し、自分の意見とあわない人に対して
いとも簡単に「誹謗中傷」出来る人たちは、凄いな、と思う。
片方では「みんな違ってみんないい」という視点で、
金子みすゞさんのフレーズを多用しながら、もう一方では、
その違いを認めない、許せない、という動きが渦巻く。
そんな矛盾したネットの世界を上手く描いている作品だな、と感じた。
さて、今回の気になる一言は、作品内でちらっと登場した
「天権法理非」と書かれた掛軸。
「非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず」
「天命のままに動き、人は天に逆らうことはできないのだから、
『天道に従って行動すべきであるということ』らしい。
監督ら映画製作関係者が、さりげなく飾ってある「掛軸」や「書」に、
この作品を貫いている考え方があるに違いない。
楠木正成や戦艦大和で話題になった「非理法権天」ではなく
「天権法理非」にも意味があるのかもしれない。
これを「テロ」と呼んでいいものだろうか・・私にはわからない。



2016年09月03日(土)
4年後だけは、夏休みを9月6日まで延ばしたら?

今回は、パラリンピックについて一言。
リオパラリンピックは、9月7日から9月18日であるが、
次回開催国の日本が、どこまで関心を示し、
オリンピックと同じように、出場選手を応援できるか、は、
国民に、パラリンピックの意義を伝える、
またとないチャンスだと私は思う。
しかし、今までの様子からすると、オリンピックが終わると、
なぜか国民の関心が一気に覚めてしまう傾向があるが、
今回は、パラリンピックまでしっかり応援する雰囲気を、
マスコミも意識して、作り出して欲しい。
東京パラリンピックは、8月25日から9月6日。
ハンデを背負った障碍者の頑張りを、多くの国民が支え、
オリンピックに負けないくらい応援する、
それができてこそ、世界に向けて「おもてなし」をPRした
「東京五輪」の成功だと思う今日この頃である。
「道徳」を、本気で教科にしようとするのなら、
まずは今回の「リオパラリンピック」を最後まで盛り上げる。
そして、東京パラリンピックに関心を持とう。
4年後だけは、夏休みを9月6日まで延ばしたら?



2016年09月02日(金)
顧客によって事業は定義される

書籍「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」」
(岩崎夏海著・ダイヤモンド社刊・272頁)から。
正式名には「もし高校野球のマネージャーが、
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、通称「もしドラ」。
以前に書籍「マネジメント」を読み、その後、同名映画を観た。
今回この書籍を読み、さらにもう一度、同じ作品を観た。
この繰り返しは、私にとって、とても有意義なことだった。
今までいろいろなことをやってきて、それなりの成果や、
幅広い人間関係も築けたものの、歳を重ねた今、感じたものは
「何のためにこんなに動いてきたんだろう?」という、
とっても単純な「生き方の定義」だった。
会社経営の指南書を、野球部に当てはめて、活用することで、
弱小野球部が、甲子園出場まで果たすサクセスストーリーを、
今度は、私が「自分の生き方」に当てはめてみたら、
今までモヤモヤしていたことが、すっきりとした。
「定義づけ」がしっかりできている「組織」が、
目的に向かって成長するように、個人レベルでも、
自分が何のために生きているのか、定義ができれば、
迷いがなくなり、その目的に向けてまっしぐら、となる。
まずは「顧客によって事業は定義される」を残しておこう。
「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を
定義するうえで、もっとも重要な問いである、と、
ドラッカーは「マネジメント」で書いているのだから。



2016年09月01日(木)
大のトイレ禁止

歩くのに慣れてくると、景色がゆっくり動き、
当然、面白い看板や標語にぶつかる機会が増える。
特に、犬の散歩をしている人に対して、
ペットの糞尿処理を呼びかけるメッセージが多い。
どういうフレーズが功を奏すのか、ちょっと関心がある。
ところで、最近見つけた標語に、私は大爆笑だった。
「大のトイレ禁止」
たぶん、書いた当初は「犬のトイレ禁止」。
それが時間が経過し「犬」が「大」に変わった時点で、
その意味も変わってしまったから、メモをした。
「ここはペット(犬)のトイレではありません」の意が、
「大便はやめて」となり「小便はOK」とも解釈できる。
そんな想像を膨らめていたら、可笑しくなった一コマ。
これだから、一言ネタは、尽きることがない。
まずは「町内看板探検」をお勧めしたい。
これもまた、街に興味を持ってもらう方策なんだよなぁ。



2016年08月31日(水)
セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ

映画「ピエロがお前を嘲笑う」(バラン・ボー・オダー監督)から。
ドイツ映画はあまり観る機会がなかったが、意外と面白かった。
特に物語終盤、トリックが幾重にも重なり、
なるほど・・そうか、と納得するが、またひっくり返されたり、
まさしく、手品を観ている感じさえした。
実は「ハッカー」なる人たちの行動・思考が理解できず、
少しでもヒントになれば、という軽い気持ちの鑑賞動機であったが、
「彼は侵入以外興味がなかった。彼のルールは3つ。
1つは、安全なシステムはない。その2 不可能に挑め。
その3 サイバーの世界と現実の世界を楽しめ。
つまり、楽しみを仮装世界だけに頼るな」の台詞で少し理解できた。
「安全」「侵入不可能」という単語を嘲笑うように、
「ハッカー」を楽しみながら「不可能」に挑戦しているようだ。
だから、本来の目的は「何も変えずに、システムを調べる」こと。
「素人は痕跡を残す」「土産をいただく者もいる」とプロを気取り、
巷で、ハッキングされたことが事件となるのは、素人だと言い切る。
自分たちの存在を認めて欲しくて、わざわざ「痕跡」を残す、
そんな気がしてならない。そしてこのフレーズで、ハッとさせられた。
「セキュリティの最大の欠陥は、人間だよ」
「ハッキングは、騙しソーシャルエンジアリングだ。
人は騙されやすく、争いを避けたがる。
この2つを利用して、欲しいものを手に入れる」と。
「人は見たいものを見る」、言い換えれば
「見たいものしか見ない」いや、見ようとしないからこそ、
そこに隙が生まれ、簡単なトリックにも引っかかってしまう。
「ハッキングはトリックさ。どちらも人を騙す」
冒頭に語られるこんな台詞が、思い出された。



2016年08月30日(火)
役割が果たせなくなったら「生前退位」

「リオ五輪」の盛り上りで、落ち着いて考えられなかったから、
天皇の「お気持ち」について、ゆっくり読み直してみた。
いろいろな角度からその意味を分析する人たちが現われ、
へぇ、こんな視点があるのか・・と感心させられたから、
私も生活者の視点で書いてみたくなった。
天皇の「生前退位」を、私たち一般ピープルに落として
考えてみると、なるほどなぁ、と思うことが多々ある。
まずは「スムーズな世代交代」を望んでいる視点。
社長・会長・委員長・理事長など、会社・各種団体には、
「〜長」と呼ばれる人を筆頭にグループが形成されるが、
偉大であればあるほど、下が育たないという悩みを抱える。
そのためにも、適当な時期に「世代交代」をしないと、
組織として、うまく機能しなくなる危機感を感じたのかも・・
それは、一般の組織でも天皇家でも同じなのだろう。
次に「〜長」としての役割が果たせなくなったら、
周りに指摘される前に「自ら身を引く必要性」を感じた。
体力・知力・判断力・人間力などを、自分で分析して、
もう限界かな、と感じたら「引退」の道を選ぶ潔さ、
それを世の「〜長」に向けたメッセージかな、と受け取った。
天皇だから・・と他人事のように考えるのではなく、
私たち社会では・・という視点を持ち続けたいと思う。
だから今回は「役割が果たせなくなったら『生前退位』」を、
気になる一言に残しておこうと思う。(汗)