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しもさんの「気になる一言」
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2016年05月31日(火)
「renovation」と「Re-innovation」

TAKE FREEの冊子「ヌマヅのリノベ」にこう書かれている。
「今、巷で良く耳にする『リノベーション』。
『Re-innovation』とは、今あるものを活かし、
別の発想で新しい使い方をすること。」
私の場合、気になって調べてみたのは、英単語。
ネットでは、ほとんどが「renovation」でヒットするが、
あえて「Re-innovation」とした意味が伝わらなければ、
私の疑問は、ますます深まるばかり、ということになる。
「innovation」とは新たな価値やアイデアを創造・発明すること。
「renovation」とは新たな価値やアイデアを創造鷆し直す鷆ということ。
ここらに、解決のヒントが隠されているのかもしれないが、
どうも腑に落ちない。
「re-」を付けると「再度・ふただび」の意、しか覚えていないから。
流行言葉のように「リノベーション」という単語が広まり、
「建築物の改造(用途変更)」というくらいの知識しかなかったのに、
まちづくりの分野まで「リノベーション」が使われだしたから、
共通認識が欲しくなったのかもしれない。
ただし英単語だけは、外国人が読んだ時に不自然と感じないものを綴る、
そうしないと、単なる「誤記」ということになるから。
英語に詳しい方々、誰か説明してくれませんか?



2016年05月30日(月)
変わらない世界を嘆くかわりに、彼女は走った。

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」(佐藤信介監督)から。
場面設定を説明せずに、この作品の面白さを伝えるのは難しい。
だから映画の場合、監督や脚本家の伝えたかったことを、
台詞や掛け軸、写真などに見つけようとしてしまう癖がついた。
今回は、自分の所属する団体、自分の勤める会社、
いや、自分の住む街に置き換えてもいい。
不平不満を言う人は、何に対しても批判的だけれど、
ではあなたは何か行動しているのか?と言えば、皆無。
批判することが楽しいのであって、自分では何も動かない。
そんな風潮を意識してか、節々に気になるシーンがある。
「どうにもお先真っ暗だな」「だから、私たちがいるんじゃん」
「ワインはね、提供する温度やグラスの形状によって、
味がまったく変わってしまう。どんな上等なワインも、
環境が悪ければ実力を発揮することができない」
「堂上さんですよね、とても強いと聞いています。
見てみたいなぁ、あなたが倒れるところ」
「見てるだけか・・直接こい」
「私たちの存在は無意味なんでしょうか?
戦っても、意味がないんでしょうか?」
「俺たちが必要かどうか決めるのは、俺たちじゃない」
そして物語のラストに出てくる写真のキャプション。
「変わらない世界を嘆くかわりに、彼女は走った。
 その想いが届くことを信じて」
これかな、今回の「気になる一言」は。



2016年05月29日(日)
技術の進歩は、人間社会が同様に進歩しなければ・・

「オバマ米大統領、広島での所感(全文)」から。
この所感に対して、なにか記録に残しておこうかな、と
何度か読み直して、印象に残ったフレーズを書き出した。
その中で選んだのは、
「技術の進歩は、人間社会が同様に進歩しなければ、
われわれを破滅に追い込む可能性がある。
原子の分裂につながる科学の革命は、
道徳的な革命も求めている」という一段だった。
もちろん、広島だから原爆に対することなのだろうが、
私は「原子力発電」にも同じことが言えるなぁ、と感じた。
ここ数年で、スマホ、自動運転の車、ロボットなど、
技術の進歩により、私たちの生活はどんどん便利になるけれど、
それを使いこなす、私たち人間も進歩しなければ、
使っているつもりが使われている、ということになりかねない。
少なくとも、人間が確実にコントロールできなければ、
技術の進歩の暴走を止めることが出来なくなるということだ。
長く熱いメッセージの中に、1つでもいいから心に残ったことを
メモしておきたい。
何年後かに、その言葉の意味が分かるときがくるだろうから。



2016年05月28日(土)
「親友」と「知人」は、親密度が違う「友達」

最近、Facebookから少し距離を置いている。(汗)
私の場合「友達承認」はけっこうこだわっていて、
顔と名前が一致しないと「承認」しないし、
毎年「誕生日」などを機に「友達」の整理(断捨離)をする。
1人ずつ、顔を浮かべ、思い浮かばなくなったら、
申し訳ないが「友達」を外すことも・・。
そうしないと、大切な友達の行動がわからなくなるし、
街で偶然すれ違った時に、挨拶も出来ない関係が
「友達」とは言えないし・・などと考えるからだ。
(10年以上メール交換している、顔も知らないメル友もいるが)
いや、そんな彼ら、彼女らの存在は、私の感覚から言うと、
「友達」ではなく「知人」なんだよなぁ、とも思う。
SNSも「いいね」を何種類も分けるくらいなら、
「友達」を「親友」「友人」「知人」「仕事」「趣味」など、
普段からの「お付き合いの度合い」で振り分けるほうが、
相手がどんな感覚で、自分と「お友達関係」を保っているのか、
わかって面白い気がするのになぁ。
「とりあえず」なんてのがあったら、もっといい。(笑)
生まれてから何十年もつき合っている「親友」と、
先日知り合った「知人」を一括りにするのは難しい。
人間関係を大切にするSNSだからこそ、改善を期待したい。
現状は「親友」と「知人」は、親密度が違う「友達」と理解して、
つき合っていくしかないのかな。



2016年05月27日(金)
湧き水コーヒー飲みたいね。

柿田川公園横のドライブイン「湧水の道」(旧・泉の館)に、
「『湧水コーヒー』」の看板が掲げられている。
しかし、観光客はその看板を眺め、当然のように
「湧き水コーヒーのみたいね」と、友達を誘っている。
その横で、お気に入りの「豆腐アイス」を食べながら、
のんびりしていた私は、その会話でメモ魔の本性が動いた。
「ゆうすい」と読まずに「わきみず」と読むのか?と。
しばらく観察していると、同じように読んだ人が多くて、
ちょっと驚いた。
もちろん、読めないのではなく、読み替えたことは分かる。
だからこそ、面白いなあ、とメモをした。
日本人にとっては「湧水」(ゆうすい)という言葉よりも、
「湧き水」(わきみず)の方が、親近感があるのだろうか。
湧いているイメージは「わきみず」の方がわかりやすいし、
音としても「柔らかい」気がするからだろうか。
最初の一言が「ゆ」より「わ」の方が発音し易いのかも・・。
しかし・・わが町のイメージキャラクターは、
「ゆうすいくん」だからなぁ・・う〜ん。(汗)

P.S.
少なくとも中国人は「ゆうすい」って読むに違いない。(笑)



2016年05月26日(木)
座りだこ、芸者のシンボルよ

映画「新・雪国」(後藤幸一監督)から。
名作「雪国」の映画化作品と勘違いして、観てしまった。(汗)
あまりメモに残るようにな台詞はなかったが、作品解説に書かれた
「さりげなく芸者文化の一端を観ることができるのも興味深い」を
もう少し解説したい。
芸者としての心構えが足りず、未熟な主人公でも、
足を崩して座るより、正座した方が楽なの、と言うくらい
長時間、正座することは、基本中の基本なのだろう。
足袋を脱ぎながら「座りだこ、芸者のシンボルよ」と見せるシーン、
へぇ〜と感心させられて、メモをした。
「芸者が(途中で)踊りを止められる、こんな恥ずかしいことはない」
と叱られたり「銚子は振るもんじゃない」と先輩から教わったらしい。
また作品中、中年男性の芸者遊びらしきシーンがあるが、
ちょっと下品すぎて、男の私でも鑑賞には価しない。
そんなお客にも、笑顔を見せて対応しなければならない芸者、
現代の「コンパニオン」では、考えられない厳しい世界があった。
(いくら、お客の方が悪くても)一度でもトラブルを起こしたら、
二度とその旅館のお座敷に出入りできない世界なんだ、とメモをした。
作品的には、何を伝えたいのか、よく分からなかったなぁ。(汗)



2016年05月25日(水)
妹はヘルス出身なんだよ

最近、歳を重ねたせいか思い込みが激しいのか、
耳が遠くなったのか、聞き間違うことが多くなった。
ある友人と話をしていて、仕事の話、家族の話、
趣味の話など、多岐に及んでとても楽しかったのだが、
兄弟姉妹の話になった時のこと。
彼が「妹はヘルス出身なんだよ」とボソッと呟いた。
えっ、そんなこと打ち明けてくれなくてもいいのに、
と内心思ったが、真面目な顔をして、
学歴の高い妹と比べられて嫌だったな、と言うので、
ドキドキしながら「妹、ヘルス嬢なんでしょ?」と
訊き返したら、大笑いされた。(汗)
「しもさん、耳遠くなった?」と言いながら、
「妹は、フェリスなんだ」と丁寧に言い返してくれた。
(正式には「フェリス女学院大学」のことだと思う)
「そうか、そうだよね・・」と自分で納得しながら、
面白すぎて、頭から離れなくなってしまった。
「このネタ、どこかで使わせていただきます」と言って、
今回、「気になる一言」に突然、登場したけれど、
このネタを知ったあなた、どこかで使って下さいね。(笑)



2016年05月24日(火)
「喜怒哀楽」が表現できる「ゆるキャラ」

最近、わが町のゆるキャラ「ゆうすいくん」から
目が離せなくなってきた。
イメージキャラクターの生みの親は絵本作家「宮西達也さん」、
これは何度も紹介してきた。
そのデザインをもとにゆるキャラ「ゆうすいくん」の
着ぐるみが作られ、先日、3歳の誕生日を迎えた。
ゆるキャラの活用方法は、わが課のスタッフとともに、
試行錯誤しながら、何度となく意見をぶつけ合ってきたが、
ようやく、その答えが見つかりそうな感じがする。
出演依頼のあるイベントを待っているだけでなく、
定期的に外に出たい、という若い職員の意見を取り入れ、
柿田川公園のみならず、町内のいろいろな場所に飛び出していった。
「平成のガチャピン」を目指そう、という私の冗談まじりの意見も、
受け入れてくれ、驚くようなことにチャレンジしてくる。
ボールを蹴ったり、山に登ったり、自転車に乗ったり、
うそぉ〜、そんなことも出来るの?、人間みたい・・と、
facebookでは人気者になりつつある3歳の彼は、
何でも挑戦したがる、3歳の子どもみたいだ。
先日は、太鼓橋のアスレチックに挑戦し降りれなくなったり、
川を渡ろうとして落ちてみたり、後で知ってハラハラドキドキする。
さらに着ぐるみのはずなのに、身振り手振りによって、
「悲しそうな様子」「落ち込んでいる様子」なども表現できる。
「『喜怒哀楽』が表現できる『ゆるキャラ』」は、全国でも稀だろう。
「孫自慢をするおじいちゃんの感覚」なのかもしれないが、
本当に、可愛くて仕方がない。もう「ゆるキャラ」を卒業だな。

P.S.
今年最後のエントリーと決めた「ゆるキャラグランプリ」。
順位なんて気にしないけど、成長した「ゆうすいくん」に一票を。



2016年05月23日(月)
「いい探偵に必要なことは?」「丈夫な膀胱だ」

映画「誘拐の掟」(スコット・フランク監督)から。
解説に「元ニューヨーク市警の酔いどれ探偵マット・スカダーを
主人公にした人気シリーズの第10作」とあった。
主人公が、警察官ではなく、私立探偵という設定の違いはあるが、
最後は、凶悪な事件を解決していくのか・・と観始めた。(汗)
冒頭「1999年 ニューヨーク市」というテロップに、
あっ、ニューヨークは「市」だったんだ、と笑いながらメモし、
「私立探偵」の定義で、今回はこれだな、とメモが増えた。
「私立探偵だそうだな」「免許はない」「つまり?」
「たまに人の頼みを聞いて、見返りに「贈り物」をもらう」
えっ、私立探偵になるのに免許とかいるの?と、疑問が残り、
「いい探偵に必要なことは?」「丈夫な膀胱だ」で、
なるほど、尾行中にトイレに行きたくなったら大変だと納得した。
そして、ちょっぴり真面目に考え答えたのが、
「忍耐力や直感に、偶然の幸運、これが一番」だった。
これは、警察官ではない、私立探偵だから、の発言だろう。
そして、最後に「それに『いい名前』、すごく大事だぜ」で、
確かに、腕の良さそうな「私立探偵の名前」に興味を持った。
さすがに「山田太郎」より「金田一耕助」の方が、
難事件を解決してくれそうだものなぁ。
職業にあった「名前」って、あるような気がする。(笑)



2016年05月22日(日)
離れていて淋しいと思う人を選びなさい

本日、33回目の結婚記念日だったので、夫婦ネタを。
(妻は「33回喜」と定義して、上機嫌である。(汗))
今までにも、この「気になる一言」で何度も取り上げてきたが、
夫婦の話は尽きることがなく、一冊の本にできるくらいだ。
しかし、読み返すとそれはその時々の状況に応じて感じてきた、
私なりの定義だった気がする。
特にお気に入りは「夫婦は糸電話の関係がいい。
夫婦の距離感は、くっつきすぎると話は通じないし、
あまり引っ張り合うと、糸が切れてしまう。
程よい緊張感を持って、相手の話を聴きとろうと努力して」
そんな例えで話をすることがよくある。
また、結婚相手の選び方を訊かれた時は、
「好きなものが同じより、嫌いなものが同じ人を」と
アドバイスしてきた。
人間の好き、という感覚はコロコロ変わりやすいけれど、
嫌いなものは、意外と小さい時から変わらないから・・。
今回は「一緒にいて楽しい人よりも」と前置きをして、
「離れていて淋しいと思う人を選びなさい」とした。
(情報源不明だけど、何かの本で見つけたフレーズ)
この感覚がわかるには、長く一緒にいないとわからないかな。
今晩は「33回喜」のお祝い、地元「北海道料理・中むら」の
カウンターで、とりとめもない話題で3時間も話し続けた。
たしかに、話し相手がいないと「寂しい」かもなぁ。