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| 2016年05月01日(日) ■ |
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| ブックフェスは「Simpleなイベント運営の実験」 |
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G.W(5/4〜5/5)に、柿田川公園で初めて開催される メインイベント「かわせみマルシェ」の脇役(サブ)イベントとして 「柿田川公園ブックフェス」を、企画・運営することにした。 全てのスタッフは、手弁当でのボランティア、予算はゼロ。 当然、周知のための「チラシ」も印刷せず、ポスターもなし。 企画内容も、開催当日まで修正しながら変化し続けている。(汗) これは「Facebookのみで、企画から告知までできるか」の実験。 第一段階は、友人・知人に声を掛け、秘密グループでアイデア募集。 全国の本好きが寄せてくれた多くの意見を参考に、 スタッフに負担がかからないイベントを取捨選択した。(つもり) 今回、私が考えているのは「Simpleなイベント運営の実験」。 何時から何をするというような「タイムスケジュール」に追われた 常に来場者を意識した、きっちりしたイベントではなく、 スタッフが楽しめる、ゆるく、のんびり、まったりしたイベント。 「ブックフェス」は「場所の提供だけイベント」として位置づけ、 来場者にどれだけ「ゆったりとした空間」を与えられるかがテーマ。 だから「マルシェ」系イベントとの同時開催がピッタリはまった。 あとは、本好きの人・グループが三々五々、柿田川公園に集い、 会場の様子をみながら、臨機応変に、本の楽しみ方を伝えて欲しい。 言い出しっぺの私は、当日、過ぎていく時間を気にせず、 会場に集ってくれた友人知人とともに、本の話で盛り上がっていたい。 今まで多くのイベントを経験してきて気付いたことは、 スタッフが大変だと、よし次回も・・・となかなか重い腰が上がらない。 だから「来場者の満足」より「スタッフの満足」を重視、これも実験。 そして、こんなにイベントの企画・運営が簡単なら、私も(僕も)・・と 感じてくれる若者が増えることを願っている、実はそれが最大の目的。 とにかく、今までの「イベント」と比べると、違い過ぎているが、 「マンネリ化したイベント脱出」の手掛かりをつかみたいな。
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| 2016年04月30日(土) ■ |
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| 「シェア」は「一字一句、同意見」ということだよね。 |
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Facebookを続けていて、最近、気になっているのは、 誰かが書いた記事に対して「シェア」をするだけの人が 増えていないだろうか、ということ。 自分の意見ではなく、他人の記事を読み、うんうんと頷き、 「いいね」ではなく「シェア」を押す。 また、その「シェア」された記事に「いいね」が押され、 私のタイムラインには、あまり親しくない「友達」が押した 私の知らない人の「シェア」された記事で溢れる。 私が読みたいのは、友達になった人、その本人の意見であり、 その記事に対して「私の友達」がどう考えているかを知りたい。 確かに、いい話だから皆に伝えたい、というパターンもあるが、 それは、プライベートのメッセージで伝えればいいと思う。 老若男女、全ての層に伝えたい記事は、そうあるものではないし、 イベント周知のための「シェア」とは、ちょっと違う気がする。 熊本地震の現状を伝える記事も、地震直後から 「シェア希望」「拡散希望」の文字が溢れたが、 その「シェア」「拡散」がネット上に与えた影響は、 「本当の情報がどれかわからなくなったこと」ではなかったか。 今回は「シェア大好き」の人に、ちょっと厳しい一言。 「『シェア』は『一字一句、同意見』ということだよね」 「私の友達」の意見なら、私は真剣に読むつもりだから、 「シェア」するにしても、一言、本人のコメントが欲しいな、 どうして、この記事を「シェア」しようと思ったのか・・。
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| 2016年04月29日(金) ■ |
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| チャットの予約できますか? |
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久しぶりに、面白いメールが届いた。 「(しもさんの)チャットの予約できますか?」 このフレーズを読んだ時、実は意味がわからなかった。 「たまには飲みに行きましょうよ、○日は空いてますか?」 こんなメールは時々あるけれど、アフターファイブの予定で PCの前に座っている私の予定を訊かれたのは始めてだったから。 と言いつつも、昨年の1月から、6人を相手に、 「月に1度の『近況報告会』(月末最後の土曜日)」と題して、 夜10時〜11時までの約1時間、チャットを楽しんでいる。 筑波大学の学生さんから依頼され、万歩計を付けて歩き、 毎日、Facebookのページに報告するだけの実験で知り合った、 メンバーであるが、全国各地に散らばっているためか、 毎回、いろいろな話題で盛り上がっている。 もちろん、お互い飲み会があったり、仕事があったり、と 全員揃うことは少ないけれど、楽しい時間が持てている。 だから今回の提案は、あながち無理な話ではない気がする。 私にとって、夜10時〜11時までの約1時間なら PCに向かっているか、読書、映画鑑賞の時間だけに、 飲みながらチャットができるかも・・と思えるから。 私との雑談をご希望の方、ご予約、お待ちしています。(笑)
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| 2016年04月28日(木) ■ |
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| 人はあまり知るまいが、俺は部類の映画好きだった。 |
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書籍「天才」(石原慎太郎著・幻冬舎刊・226頁)から。 石原さん独特の一人称で語られる「田中角栄」は、 あまり輝いていなかった気がする。 どうしても、田中代議士の自慢話に聞こえてしまい、 それが妙に鼻につき、素直に読み切れなかった。(汗) ただ意外な情報を目にしたのは、 「人はあまり知るまいが、俺は部類の映画好きだった」 何度となく、映画好きの話があり、作品名も出てきた。 自分の人生と重ね合わせた感じで紹介されていたのは、 映画「心の旅路」・映画「裏街」の2本。 映画好きの田中角栄氏が、選んだ作品だからこそ、 一度じっくり観てみたいと思う。 その中で、どうしてこの作品が好きなのか、 他にはどんな作品が好きなのか、気になっている。 自分史に「部類の映画好き」って書くのは、 なかなか度胸がいるから、相当好きなんだろうなぁ。
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| 2016年04月27日(水) ■ |
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| イニシエーション、通過儀礼ってこと。 |
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映画「イニシエーション・ラブ」(堤幸彦監督)から。 予告があまりにも「大どんでん返し」を強調したためか、 鑑賞側が、トリックを見破ることに意識がいってしまい、 作品の本質に触れる機会を奪った気がする。 だから敢えて、タイトルに関する会話を取り上げた。 「木村文乃さん」が演ずる美弥子が、元彼に言われた台詞を、 「松田翔太さん」が演ずる鈴木に、教えるシーン。 「おまえにとって俺は、イニシエーションだったんだって。 イニシエーション、通過儀礼ってこと。 子どもから大人になるための儀式なんだって。 はじめての恋愛なんて、そんなもんなんだって その時はこの人しかいない、絶対、と思っても、 絶対なんてないってことがわかる時が来る。 それがわかって、初めて大人になるってのかな。 それをわからせてくれる恋愛、イニシエーションラブってとこね」 「イニシエーション」(intiation)とは、辞書によると 「開始、創始、創業、加入、入会、入門、入会式、手ほどき、 手引き、秘伝を伝えること」のことだから、 まさしく「大人になるための手ほどき、処世術」ってところ。 恋愛に限らず、どんなジャンルにも「絶対」はない、 それを知ってはじめて、大人(社会人)の仲間入り、が出来る。 「イニシエーション」って、意味の深い単語だなぁ。
P.S. 映画を思い出すだけなら一言、「たっくん?」だろうな。 ちなみに、私は「2回」観ました。(汗)
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| 2016年04月26日(火) ■ |
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| 本は主役でなくてもいい |
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先週末の「子ども読書の日」に楽寿園で開催された、 「幅允孝」さん(有限会社バッハ代表)と 「河田亮一」さん(加和太建設(株)代表取締役)の 青空トークセッション。 2000年にネットのAmazonがスタートした頃から 店を構えて販売する「本屋」が大きく変わった、と言う。 そこで感じたのは、逆転の発想で 「人のいる場所に本を持っていくしかないなぁ」だった。 そんな話を聴きながら「本の本質について」語り始めた。 「読んじゃ駄目と言われると読みたくなる」のが「本」であり、 「本は1冊しか読めない」からこそ「目の前の本を大切にする」、 さらに「本は、覚えるために読むものじゃないから」と呟き、 内容はあんまり覚えていない、と照れていた。 私の関心があった「本の選び方」については、 「本って、勝ち負けじゃない。良い本、悪い本とも違う。 今の自分に合ってるか、合ってないか」とスッキリ答えてくれた。 「本は待ってくれる」「本は、みんなで読めない、孤独を楽しむ」 「本は生活の道具」と、私のメモを溢れさせたあと、 「本は主役でなくてもいい」と纏めてくれた。 本がメインのイベントは、どうしても真面目になりがち、 もっとのんびり、ゆったりできる、サブイベントが似合っている。 生活でも、ちょっとした時間に使えるのが、本なんだよなぁ。 だから「本は主役でなくてもいい」が心に残った。
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| 2016年04月25日(月) ■ |
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| 牧水が選んでくれた「沼津」 |
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「働く女性の会(ATG)」の4月例会だった。 講師は「林茂樹」氏、演題は「「牧水と沼津」から。 林氏は、立派な肩書が数多く、どれを紹介しよう迷ったが、 今回は「公益社団法人 沼津牧水会理事長」としたい。 「沼津市は誇れる都市であると思っている」と話し始め、 本当に沼津のことが好きなんだな、と感じさせてくれた。 「牧水は、めちゃくちゃに『千本松原』を愛していました」 「牧水は、メチャクチャに『香貫山』が気に入ってました」 「牧水は、滅茶苦茶に『愛鷹山のある富士山』が好きでした」 牧水は、と言いながら、実は林さんのことだな、とメモをした。 特に「牧水が、なぜ沼津を選んだのか?」と題し、 人は「誕生の地」は選べないけれど「終の棲家」は選べる、 全国を旅して歩き、多くの景勝地も観てきた牧水が、 この「沼津」を選んだという事実は、誇れるに違いない。 1時間半、熱く語り続けた彼の話から選んだ一言は、 「牧水が選んでくれた『沼津』」。 これって、沼津のキャッチコピーに使えそうだな。(汗)
P.S. 意味は通じたけれど「度を越して」「もの凄く」の意なら、 「滅茶苦茶」ではなく「無茶苦茶」じゃないかな・・。
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| 2016年04月24日(日) ■ |
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| 声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい。 |
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映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)から。 ある交通事故で、突然、前触れもなく他界したばすなのに、 この世に残した強い「思い」が、なかなか成仏させてくれない。 その思い(願い)が叶ったら、自然と体が消え、あの世へ・・・。 (書籍・映画)「椿山課長の七日間」を彷彿させるような設定に、 「見たくないものも見えちゃう」のか、変な好奇心で観続けたが、 私の予想に反し、人間の汚い、嫌な面は少なかった気がした。 亡くなった4人、それぞれがこの世に残した「想い」は、 すでに幽霊だから、声として伝えることができない。 それを、話すこと以外で、なんとか伝えようとする、 その方法は、4人とも違うけれど、私の涙腺を緩めてくれた。 中でも、高校野球部の女子マネージャーが、3年生最後の試合を 「頑張れ〜」と精一杯応援するけど、当然、聴こえない。 「聴こえないよ」というのは簡単だけど、彼女の想いは、違った。 「声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい」 この一言に、なるほどなぁ・・感じ、胸が締め付けられたし、 物語も期待どおりに、選手に彼女の想いが届く。 なぜ、彼女は彼らを応援するということに想いを残したか、 それは、たぶん、この台詞が説明してくれる。 「野球って、一人じゃ出来ないんです。 周りの人たちがいて、自分が存在できるんです」 短い人生だったけど、自分がこの世に存在していたのは、 3年間一緒に汗と涙を流してきた、野球部の部員がいたから、 そう思ったに違いない。 彼らも、目には見えない、彼女の姿を想像して、こう礼を言う。 「犬塚、三年間、一緒に野球が出来てよかった。 3年間支えてくれて、本当にありがどうございました。 これから、3年のみんなはバラバラになるけど、 俺たちずっと仲間だから。俺たちずっとお前の味方だし・・ お前は、1人じゃないから」・・この台詞で、涙が溢れた。
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| 2016年04月23日(土) ■ |
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| 毎週、近くで「ブックフェス」があればいいのに |
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4月23日は「子ども読書の日」とあって、 三島市では「楽寿園・市立図書館・大社の杜」の同時開催で 「みしま・ブックフェス」が開催されていた。 私も、このイベントに興味津々、家族で「楽寿園」に足を運び、 その一部「青空トークセッション」を、楽しく拝聴した。 (内容は後日の「気になる一言」で・・) 実は、来月GW(4日〜5日)、柿田川公園でブックフェスを企画。 周りは「ライバル出現?」とか「負けてはいられないね」、 「偵察に行かなくちゃ・・」と、叱咤激励をしてくれるれど、 当事者の私は、そんなことは、お構いなし。 「毎週、近くで『ブックフェス』があればいいのに」と、 真剣に思っている。 日本全国、人口減少には危機感を感じているのに、 街から本屋がなくなっていくことには、無頓着と言ってもいい。 公共の図書館をいくら充実させても、やはり限界がある。 生活の一部に、イベントの片隅に、1冊の「本」があるだけで どれだけ、充実したものになるかは、多くの人が知っているはず。 だから敢えて、今回予算ゼロの「ブックフェス」を企画・運営し、 いつでも、誰でも、本に関するイベントができるか、を試したい。 イベントの評価は、来場者の数ではなく、楽しんでもらえたか、 これさえ忘れなければ、イベントは企画・運営者が一番楽しい。
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| 2016年04月22日(金) ■ |
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| 深々とお辞儀をする練習ですよ |
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毎朝の通勤経路である「柿田川公園」。 エントランスからイヤホンを外し、自然の音に耳を傾ける。 生活の「ON・OFF」を切り替えるポイントでもある。 いつもと同じルーチンで園内・展望台を散策し、 京都貴船神社の分社で、水で手を洗い、口を漱ぎ、 お賽銭10円を入れて、二礼二拍手のあと、住所と名前を呟き、 「昨日は一日ありがとうございました。今日も一日、 家族が、日本が、世界が平和でありますように」と祈る。 そして、最後に、深々と一礼をする。 私にとって、この「一礼」が、とても貴重な行動である。 実は以前、ある人に「毎日、何をお祈りするのですか?」と 訊かれた時がある。 貴船神社に「縁結び」の御利益があっても、今更・・。(笑) もちろん「異性」に限らず「人との縁結び」の神様、 と考えればいいのだが、実は違う目的がある。 だから「深々とお辞儀をする練習ですよ」と答えた。 (神様には申し訳ないが)普段、忘れがちな「謙虚さ」を、 身体に覚えさせるには、この「深いお辞儀」が一番いい。 他人が見ていないから「ゆっくり丁寧に深々と」出来るし、 自然と心が落ち着くのがわかる。(それも10円で(汗)) お近くの神社で、是非、試して欲しい。 初めは照れるけど、慣れると意外と気持ちがいいものだから。
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