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しもさんの「気になる一言」
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2016年03月12日(土)
遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・

映画「スター・ウォーズ」(ジョージ・ルーカス監督)から。
21世紀の今、あらためて鑑直すと、突っ込みどころ満載だけど、
この作品が日本に劇場公開された、1978年6月30日の頃の記憶が甦るほど、
当時、大学生だった私に、強烈なインパクトを与えたのは間違いない。
あの頃には、こんな宇宙観を持ち、善と悪の壮大な戦い・・などと考えず、
単なる、CGを駆使した娯楽映画として、楽しんだ気がする。
特に、宇宙を舞台にした戦争シーンには、手に汗握るスピード感とともに、
もしかしたら、こんな世界があるかもしれない、というワクワク感を楽しんだ。
高校時代の部活が「物理部・天文班」だった私にとって、
宇宙の大きさ、不思議さは、毎日のように考えていたことだったので、
よけいに興味津々だったのかもしれない。
ところが、この大人気シリーズの第一弾から、気になる一言を探すとなると、
意外と難しいことがわかった。
まず、台詞が少ない、その上、どうしても画面に見入ってしまって、
台詞・フレーズをメモするのを忘れてしまうことに気付いたからだ。
そこで、このシリーズの共通のフレーズを、残しておきたい。
プロローグとして、文字が宇宙戦艦のように流れるお馴染みのシーン、
必ず、最初のフレーズは、同じであった。
「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・」
いろいろな角度から多くの人に語られる「スター・ウォーズ」であるが、
見落としてはいけないのは、映像技術がどんなに進化しようと、
作品を貫いている、共通のキーワードである気がする。
この「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・」で始まる映画として、
私の記憶に留めておきたい。



2016年03月11日(金)
復興の喜びをお召し上がりながら感じていただければ幸いです

今日は日本中が「3.11」(東日本大震災)の話題で溢れているので、
へそ曲がりの私は、マイペースで違う話題を・・と考えていたが、
PCに届いていたメールで、その考えは彼らに失礼だったなと反省した。
私を喜ばせたメールのタイトルは
「【三陸牡蠣復興支援プロジェクト】『復興かき』お届けのご案内」
5年前の当時、何か自分にできることはないか、と考えた末、
何度も何度も繰り返した募金とは別に、ネットで調べた中から
壊滅的な被害だった「三陸牡蠣」を応援しようと決めた。
いつになるかわかりませんが、復興の目処がたったら、
必ずお届けします・・というメッセージだけを信じ、
一口オーナーとして資金援助をした。
そして5年の月日が流れ、今日、PCに届いたメールは、
「今日明日どうやって生きるのかすら見えなかった5年前。
そんな時にオーナーの皆様からいただいたご支援や沢山の応援の
メッセージが、起ちあがる希望やきっかけになりました。
改めて、復興かきオーナーの皆様に心より御礼申し上げます。
(中略)いろいろな課題がいまだ多く残ってはおりますが
「震災前よりも遙かに素晴らしい三陸」になることをを目指して
震災に負けずに起ちあがった三陸の漁業者達を
どうぞ今後も見守っていただければと、強く願っております」に
続けて、最後にこう結んであった。
「復興の喜びをお召し上がりながら感じていただければ幸いです」
支援したはずの彼らから、とても力強いメッセージをいただいた。
5年の歳月は彼らにとって、本当に必死だった日々に違いない。
たしかあの日も寒かったな、と今日の冷たい空気を感じながら、
また違った形で支援をしなくては・・と心に刻んだ。



2016年03月10日(木)
ゆうすいくんが伝えるイメージは「A.T.G」

「ゆるキャラ」で一躍有名になった「くまモン」の紹介文を読んで、
ハッとさせられたのが「PRキャラクター」という単語。
「ゆるキャラグランプリ」なるものに振り回されて、
肝心の、町をPRする使命を忘れていないか、と反省させられた。
当初は、知名度を上げるために、多くのイベントに顔を出し、
小さい子から高齢者まで、多くの人に覚えてもらうことが大事だった。
しかし、大切なのは、これから・・だと思う。
「ゆうすいくん」が有名になることが、本来の目的ではなく、
「静岡県清水町のイメージを伝えること」が目的でなければいけない。
だから敢えて「ゆうすいくんは『イメージキャラクター』」
ということを、残しておきたい。
今まで私が勘違いしていたと感じるのは、彼に「柿田川」に代表される、
わが町の名所旧跡を案内させたり、イベントの集客用に利用したり、
その、利用、活用の仕方だったと思う。
「ゆうすいくんは、イメージキャラクター」という位置づけを再認識し、
「清水町は明るい町」「清水町は楽しい町」「清水町は元気な町」
そんな人間の感性に訴えることに力を注ぎたい。
町をPRするって、そんなことではないだろうか、と思うからだ。
ゆうすいくんは、町のイメージを伝えるのが役割だから、
「ゆるキャラ」とは、ちょっと違うことに気がついた。
町の目指す「イメージ戦略」があり、そのために何をするか、
そう考えれば、自ずから答えは見えてくる気がする。
そんな単純なことだけど、気がついてよかった・・(汗)
ゆうすいくんは「(A)明るく、(T)楽しく、(G)元気よく」を伝える、
大事な「イメージキャラクター」。
ゆうすいくんが伝えるイメージは「A.T.G」と覚えておこうっと。

P.S.
「A.T.G」・・どこかで耳にした団体だなぁ・・



2016年03月09日(水)
どうして、人と人は愛しあうか、知ってる?

映画「アルゼンチンババア」(長尾直樹監督)から。
鈴木京香さん扮する「アルゼンチンババア」の
インパクト強すぎて、役所広司さんや堀北真希さんが
霞んでしまうほどだった。強烈なオーラを放ったまま、
最後は、自分の子どもと引き換えに死んでいく。
そんな「アルゼンチンババア」(みつこさん)を、
セーラ服姿の堀北さんが懐かしく思い出すシーン。
「今でも思い出す、ゆりさんの言葉があります。
ねぇ、みつこ。どうして、人と人は愛しあうか、知ってる?」
(自分の歴史を残したいから?)
「それもあるけど、時間よ、どうか流れないでって。
この瞬間が、いつまでもいつまでも、
ずっと続いていて欲しいって。
永遠に続いて欲しいって、そう願うからなの」
今までもラブストーリーは数多く観てきたけれど、
この定義に、グッときてしまったから、気になる一言。
じっくり考えると「?」と思ってしまう定義でも、
こんな「詩」的に表現されてしまうと、参るよなぁ。



2016年03月08日(火)
ごめんなさい、その日は○○で参加できません

Facebookの友達が増えてくると、イベントへの招待が届くことがある。
へぇ、こんなイベントがあるんだ・・と驚くこともしばしばで、
好奇心旺盛の私は、こんな招待状が届くと嬉しくなる。
ただ、それに対する返事は「興味あり」「参加予定」「参加しない」。
これって、なかなか難しい選択ではないだろうか。
私は、参加できそうな時だけ「興味あり」「参加予定」を押すけれど、
堂々と「参加しない」を押している人がいたり、
「ごめんなさい、その日は○○で参加できません」とコメントを残す人も。
誘ってくれた人に悪いから・・って気持ちなんだろうけれど、
私は、参加できなければ書かなければいいのに・・と思う。
誘った人の気持ちを考えれば「参加できない」「参加しない」の文字は、
あまり目にしたくない。(はず)
だから、そんな時は、黙って見過ごすのが、思いやりではないだろうか。
「無視していると思われたくない」なんて気持ちがあるのかもしれないが、
それは、自分中心のリアクション。
私が、招待する場合「こんなイベントがあるよ、時間があったら参加して」、
「こんなページがあるけど、興味があったら『いいね』押してね」という
情報提供くらいの「招待」のつもり。
どうしても、参加して欲しい人には、直接メッセージを送り、
強制するから・・私の場合。(今まで一度もないけど・・(笑))
そんな訳で「参加できません」は、書き込まなくてもいいんじゃないかな。



2016年03月07日(月)
(サルサで)大事なのは「エル・コラソン」

映画「カムバック!」(ジェームズ・グリフィス監督)から。
「サルサ」をテーマにした作品だが、同じ「サルサ」でも
「音楽」と「ダンス」ではだいぶ違うし、ダンスのサルサは、
私のイメージでは、男女が、感情(心)を体全体で表現し、
その欲望を異性にぶつけあう感じがしている。(汗)
だからこそ、スクールで習っているなんて自慢げに言えない、
そんな感覚が、この作品の前提にあるのではないだろうか。
メモして気になったのは「コラソン」という単語。
たしか、日本の「コモエスタ赤坂」という歌にも出てきたな、と
調べてみたら「コラソン」は「心」の意味であり、
スペイン語でも、ポルトガル語でも、同じような使い方だった。
だから「大事なのは『エル・コラソン』(心)」という台詞の前に、
「(サルサ)の踊りは足じゃない、心だ」というフレーズがあったのか。
日本で言えば「演歌の心」みたいなものかな?と観終わった。
作品を思い出すには、間違いなくこの台詞なのだが、
実は、意味はわからないが、インパクトだけなら・・というメモも多い。
「ボウリングは、タマと穴。大人なら反応しないで・・」
「お返ししなくちゃ・・」「是非、返して」
「蝶とゴボウの物語」
「イランのことわざ『やりたければやれ、やりたくなきゃやるな』」
「君にセックスを正式に申し込みたい」
「近親相姦とサルサは、まるで別物よ」
「サンギゴイ・・ウンチがついた丸い石よ」 
何故こんな台詞をメモしたんだろう?と思うが、私にもわからない。
ただ、読者には説明がしにくいものばかり。う〜ん・・(汗)



2016年03月06日(日)
元気で鍬を握れる幸せ

地元「JAなんすん」の「女性部文化祭」に来賓として足を運んだ。
年に一度、この時期に開催される文化祭?と思ったが、
確かに、農家のおかみさんらは、これから忙しくなるし、
この時期の文化祭が、妙に輝いて感じたのは私だけだろうか。
驚いたのは「サークル活動の発表ですよ」と言いながらも、
その展示作品のレベルの高さ。
編み物・手芸・染色・つるし雛・ちりめん・書道など、
どれが先生の作品で、どれが生徒の作品かわからないほど、
農家のおかみさん、お嫁さんって、すごい才能の持ち主ばかり。
そんな中、このイベントを忘れないためにメモしたのは、
ある絵手紙に書かれていた、メッセージ。
「元気で鍬を握れる幸せ」
1枚の葉書に描かれた、農家の様子がわかる絵と文字は、
今年も、こうして鍬(くわ)を握り、畑を耕せるなんて、
ありがたいことです・・そんなメッセージが伝わり、
私の心を惹き付けて離さなかった。
他にも「豊作祈願」なんて書かれた絵手紙をみつけ、
農家の人らしい作品だな、と思わず笑みがこぼれた。
惜しいのは、お披露目の機会が少ないということ。
もっともっと、多くの人たちに見てもらいたいな、と
「生涯学習」が大好きな私は、つい思ってしまう。
そうだ、こんな技術をもつ農協女性部の人たちとコラボして、
ゆうすいくんの衣装でも、作ってもらおうかな。(笑)



2016年03月05日(土)
高校生とは、とことん付き合うつもりで・・

わが町、この時期の歳時記となっている「生涯学習フェスタ2016」、
お目当ては、地元「沼津商業高校吹奏楽部」の約40分ほどのステージ。
いつもながら彼らの演奏から溢れ出すエネルギーを体いっぱいに浴びて、
3月議会中のモヤモヤ感を吹っ飛ばしていただいた。
しかし、気になることがなかったわけではない。
観客の少なさ、ステージの狭さ、照明、音響など、
沼津市の文化センター大ホールを満員にするほどの実力をもつ、
彼らの演奏に対して、もう少し配慮をしてあげたかったな、が、
私の素直な感想である。
最近、新聞紙上では、地元の高校生とコラボして、
商品開発をしたり、イベントをしたり、という記事が目立つ。
いかにも、若い人たちの意見を取り入れて、まちづくりをしています、
そんな主催者の思惑が見え隠れして、私はとても気になっている。
私たち、大人が常に意識しなければならないのは、
協力をしてくれた高校生に対して、とことん応援すること。
イベントであれば、満員の来場者で埋めることであるし、
計画策定などのワークショップであれば、たとえ拙い意見でも、
アイデアを実現させるなり、最後まで任せてみる等のフォローが欲しい。
高校生の若い力を借りました・・、はい、ありがどう・・ではなく、
彼らの努力を認め、力が発揮しやすいような場の提供こそ、
高校生と一緒にまちづくりをする醍醐味ではなかろうか。
今日は、自分への反省と戒めを込めて、このフレーズを残したい。
「高校生とは、とことん付き合うつもりで・・」
高校生を頼るばかりではなく、頼られる関係になりたいな。



2016年03月04日(金)
あの、朴念仁

テレビドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」から。
この作品が、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」
の公開を記念し放映されたドラマ特別企画だとは知らずに鑑賞した。
榮倉奈々さんが演ずる、主人公・笠原郁は、岡田准一さん演ずる
白馬に乗った王子様的存在の、図書特殊部隊教官に憧れ、入隊。
普段は、尊敬しているにもかかわらず、自分の恋心が伝わらず、
部下としてしか見てくれない彼に、独り言のように呟く台詞がある。
それが「あの、朴念仁」。
若い女性が、この言葉を使うところが、何か意味ありげだった。
「朴念仁」とは、
「頭が固く物分りが悪い人。または無口で無愛想な人のこと。
また、がんこで物の道理のわからない人。わからずや。」の意。
しかし、語源や由来は分かっていない。
ただ、「朴念仁」の「朴」は、飾り気がないこと、
「念」は心にかける、「仁」はおもいやり、という意味なので、
「おもいやりの心が足りない」人のことをさすようだ。
女性の恋心に気付かない男性に対して、使われることが多いようだから、
「鈍感・優柔不断」と同意語なのかも知れない。
ネットでは「朝鮮人の名前ですか?」という質問があり、笑えた。
静岡県東部に住む私にとっては、伊豆市・修善寺にある蕎麦屋さん
「朴念仁」の方が、先に浮かんでしまう。
今度、店主に「店名の由来」、訊いてみようかな。



2016年03月03日(木)
「森の中の街」と「街の中の森」

高級ブランドや国内外の有名ブラントが勢揃い、といった
日本を代表するアウトレットと言えば、
「御殿場プレミアム・アウトレット」は「森の中の街」をコンセプトに、
北米の歴史ある街並みをイメージしているらしい。
富士山が大きく目の前に広がる景色は「森の中の街」に相応しく、
緑溢れる森の中に、ぽっかりと近代的な街並みが出現した。
「森の中の街」は、そんな感覚がピッタリとしたフレーズでメモをした。
それとまるっきり反対なのが「柿田川」。
川のギリギリまで住宅がびっしりと埋まり、上空から撮影した映像を観ると、
「街の中に森が出現した」、そんな感覚に陥る。
「砂漠の中のオアシス」とも言える「柿田川の存在感」は、
観るものを圧倒する「絶景」ではないかも知れないが、
確実に「癒しの空間」を訪れる人たちに提供する場となっている。
車で何時間も山の中に入っていかなくても、国道1号の真下から、
さらには、大型ショッピングセンターから数分の距離に、
「森」があるということ、これは誰にも自慢できること。
だからこそ「街の中の森」というフレーズが気に入った。
そういう意味では「柿田川公園」は「街の中の森林公園」ってことだな。
これも、キャッチコピーに使ってみようっと。