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しもさんの「気になる一言」
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2016年02月11日(木)
映画ネタを交えた近況報告は、いつもより(ずっと)長い

「働く女性の会(ATG)」の2月例会だった。
講師は、松竹映画のチーフプロデューサー「石塚慶生さん」、
当初の演題「映画というビジネス」を軸に、
「映画プロデューサーという仕事」という視点で話してくれた。
いつもなら、帰宅後、講演会のメモをパソコンで打ち込みながら、
だいだい「気になる一言」が1つに決まるのだが、今回は難しい。(汗)
映画好きの私のアンテナに引っかかる言葉が多くて、整理しきれない、
また、講演後の講師を交えた懇親会で飲み過ぎたのか、
どれを選ぼうか、どう展開しようか、考えがまとまらない、が理由。
だから、詳細は後日の報告で勘弁して欲しい。(笑)
それでも、今日の講演会を振り返るとしたら、二次会恒例の、
「自己紹介と近況報告は、いつもより(ずっと)長かった」かな。
プロデューサーや女優さんを前に、会員各自の自己紹介が、
なぜか、いつもより饒舌で、なかなか止まらない。
私だけは短くするつもりでいたが、気がつくと、やはり話していた。
いつもなら全員で15分くらいで終わる挨拶が、今回は約45分ほど。
それだけ映画は、老若男女の共通の話題として、盛り上がることを実感。
(ただ私の場合は、作品より台詞重視だから、噛み合ないかも・・)
これって、本当は大切にしなければいけない、日本の文化なんだよなぁ。
もっともっと、いろいろ聴きたかった「映画プロデューサーという仕事」、
「女優さんの仕事」も加えて、続編を期待したい。



2016年02月10日(水)
「立場」という単語はない

私たちが良く使う単語に「立場」という単語がある。
日本人は、立場で考え、立場で発言し、立場で行動する、
私も知らず知らずに「立場」という考え方をする。
しかし、英語では、私たちが使う意味合いの、
「立場」という単語はない、という話を耳にした。
英語で言うと「situation」「position」、
見地・観点という意味なら「viewpoint」「standpoint」。
そんな知識しかないけれど、どれもちょっと違う感覚がある。
外国では、個人の「I」が基本で考えられ、
立場によって発言を変えるということはありえない、
そういう意味なんだろう。
どちらが正しい、どちらがいいという話ではないが、
日本人らしい使い分けだな、と思う。
「立場」で発言しなければならないことって、
歳を重ねるごとに多くなってきた気がする。
う〜ん、特に組織の管理職になると、難しいなぁ。



2016年02月09日(火)
信号待ちでは、スマホを操作しない

朝晩、歩いていると、いろいろな光景を目にするが、
最近、気になるのは、信号で停車している車の動き。
赤信号で止まる車の運転手の多くは、
止まったと同時に、スマホに目をやり、指を動かす。
そんな頻繁にメールが来るわけでもないだろうから、
ちょっとした時間にゲームでも・・と思うのだろうか、
ほとんど前の信号を見ずに下を向いている。
では、どうして信号が変わったかを察知するかというと、
隣の車が動き出した、その気配でブレーキを離す、
そんな感じに見えた。
先日見た光景は、二車線の先頭に止まっていた車が
信号が変わったのに、どちらも動かなかった。
観察したら、2台の運転者とも下を向いて、
スマホを操作していたから、後ろからクラクションの嵐。
「運転中はスマホを操作しない」が、広まらないだろうか。
少なくとも「信号待ちでは、スマホを操作しない」を。
安心して、横断歩道を歩いていられないなぁ。(汗)
こんなことで、交通ルールを守っている子供たちが
犠牲になったのではたまらない。



2016年02月08日(月)
俺は「頭髪剥離」なんだ

年に何度か集まる、高校時代からの「仲良しグループ」新年会、
その席での話題は、なぜか「韓流ドラマ」が多い。
「韓流」「テレビドラマ」どちらも関心がない私だけは、
親友(悪友)たちが、楽しそうに話しているのを聴いている。
(実は内緒だけど、私にとって、けっこう楽しい時間・・)
その次の話題は、病気を中心に、健康のこと。
そう言えば・・と思いだしたように、
やや離れたところに住んでいる友達のことが気になり、
「最近、どう?」とメールをしたら、なんと入院中、
「網膜剥離の手術をした」ということを知った。
そうなんだ、俺たちもそんな年齢になったのか・・と、
しんみりした雰囲気になった時、メンバーの1人が、
薄くなった、いやほとんどない髪の毛を触りながら呟いた。
「俺は『頭髪剥離』なんだ」。(笑)
自虐ネタだけど、その場の雰囲気を変えてくれた一言に、
一同、笑いの渦に包まれた。
この年齢になると、自虐ネタ・・大歓迎だな。



2016年02月07日(日)
古いが・・ポンコツではない。

映画「ターミネーター:新起動 ジェニシス」
(アラン・テイラー監督)から。
アーノルド・シュワルツェネッガー演じる「ターミネーター」T-800型は、
老いた姿となって登場し、この台詞を何度か繰り返す。
「古いが・・ポンコツではない。」
メモして気がついたのは、いい場面で使われている。
そう考えると、今回、監督が伝えたかったのはこれだ、と思いたくなる。
先進国では、どの国でも高齢化が進み、その対応に追われているが、
高齢になったからといって、使いものにならないわけではない。
今の時代、何でも新しいもの、若いもの、言い換えれば新品が好まれるが、
実は、年季の入ったもの、長い間に渋みが出てきたものだって、
しっかり存在感を示し、輝きを増すものだってある。
もちろん、人間だって同じこと。
大切なことは、まず自分が「高齢」だということを認めるということ、
その上で、だけどまだしっかり動けるよ、と謙虚にメッセージを伝えること。
もうすぐ定年を迎える私にとって、根底におきたい考え方である。
まだまだ若いものには負けない、これからは高齢者の時代だ、と叫ぶよりも、
「古いが・・ポンコツではない。」をキャッチコピーに使ったポスター、
「古いが・・ポンコツではない。」をイメージしたCMなどのほうが、
カッコいい気がする。自分で作っちゃおうかな。(笑)



2016年02月06日(土)
ラッキーな人を見て、ラッキーだと思える人になりたい

清水町文化芸術活動促進事業「第7回地域交流センター寄席」
古典落語「柳家花緑」独演会から。
永谷園・お吸い物のCMで有名な「五代目小さん」さんの孫だけあって、
どこか人懐っこさを感じさせた、柳家花緑さんの落語を堪能した。
落語家の血筋だけでなく「落語家の家に産まれ育った」という環境が、
彼の仕草などに染み付いているのだろう、色艶などが随所に感じられ、
大満足の独演会であった。(演目は「試し酒・子別れ(下)」)
特に、落語に入る前の「前口上」のネタが、私のメモ対象となる。(笑)
「人の笑いは、音叉(おんさ)だ」と、笑いの共鳴について話したり、
笑点の歌丸師匠を「死ぬのを忘れているんじゃないかと思うほど元気」と
誉め讃え、会場の笑いを誘ってみたり、
祖父の「あさげ・ひるげ・ゆうげ」を意識したのか、
「朝寝、昼寝、ふて寝」とリズムのあるフレーズも、記憶に残してくれた。
多くの小咄や、「(悔い)杭が残らない仕事」「やめるベッキーだった」など、
最近、巷を賑わせている話題なども取り入れて、上手いなぁ、とメモした。
その中でも私が選んだネタは、真面目な一面を覗かせた
「ラッキーな人を見て、ラッキーだと思える人になりたい」という話。
トラブル、アクシデント、ハプニングに巻き込まれた時、
予定どおりに進まなかったことに、不平・不満を口にしたくなるが、
そのことによって起きた、時間のズレのため「幸運」を手にする人もいる。
みんながイライラしている中、そんなラッキーな人を見つけて楽しむこと、
また、そんなラッキーな人に会った自分もラッキーだと思える生き方、を
笑いを交えながら、教えてもらった気がする。
日常、時間どおりにいかないことはいくらでもあるから、楽しみが増えた。
そんな「柳家花緑」さんの落語が聴けて、ラッキーだったなぁ。



2016年02月05日(金)
伊豆マラソンは、走る癖をつける手段だから・・

今年も「伊豆(ハーフ)マラソン」の季節がやってきた。
大会が近づくにつれて、何人かの人達から、
「今年も出ますか?」のメールが届く。
実は、今回は出る予定がない。たぶんこれからも(汗)。
えっ?と感じる人もいると思うが、私の中では、
伊豆マラソンは、目的でもなければ、目標でもないから。
ただ、自分のライフスタイルの中で、
「走る」という癖をつけたくて始めたこと。
そのために「毎日走ること」の理由付けが必要で、
それが「伊豆(ハーフ)マラソン」に出ることだった。
一昨年の9月からランニングを始めて約5か月、
年末年始も含め、ほぼ毎日走った。
逆に寒い季節だったからこそ、続いたのかもしれない。
私の「出ないよ」という返信に戸惑う人もいるけれど、
ハーフ2時間を切りたいとか、フルマラソンに挑戦する、
そんな目標でなかったことは、確かである。
テレビ生活からの脱却のために「映画」に没頭したし、
歩く癖をつけたいから「万歩計」を持って記録した。
今では、映画を観なくても、テレビはほとんど見ないし、
歩数を記録しなくても、移動手段の第一は「歩く」となった。
一度、夢中になって、そのコツを体が覚えたら、
意外と執着しない・・これが私の持続力の秘密かな。



2016年02月04日(木)
ほんと?じゃ、ちょっとは気にしてて

映画「Father」(市原直・杉山嘉一・月野木隆監督)から。
「30代、40代、50代の監督が、それぞれ父親をテーマに
製作した3つの短編で成るオムニバス」の解説に惹かれた。
「父親」の私が言うのも変な話だが、
「父親」という役割は、なかなか難しい、と思う。(汗)
娘にとっては「父親」であるが、妻にとっては「夫」、
母親にとっては「息子」という役割を使い分けながら、
家族の幸せを考えていかなければならないからだ。
ただ、今回はあえて「父親」役にこだわってみると、
「1st Story」でワンシーンが印象に残っている。
娘が父親に対して、乱暴で投げやりな言い方で反抗する。
しばらくして、娘がちょっぴり反省しながら、
「ごめんね、ひどいことを言って」と父親を見る。
父親は「いいよ、別に気にしていないから」と答えた。
私もたぶん、同じ対応、同じ言い方をしたと思う。
その台詞を受けて、娘が笑顔で父親に言い返す台詞。
「ほんと?じゃ、ちょっとは気にしてて」
映画を観ながらメモしていた私も、娘に、
「もっと私のこと、家族のこと、気にしてよ」と
言われたみたいで、照れくさくなった。
「お前からあんなこと言われて気にしてるよ」なんて、
言う父親なんて、いないと思うんだけどなぁ。



2016年02月03日(水)
シティプロモーションとは、選択される街になること

人口減少、定住促進、観光交流、少子化対策、CCRC・・など、
これらの単語が、毎日のように新聞紙上を賑わせている。
自分たちの街に、住んでもらおう、働いてもらおう、
観光に来てもらおう、と必死に売り込みをしている。
定義好きの私は「シティプロモーションとは?」が欲しくなる。
いろいろな本を読み漁り、私なりに辿り着いた定義は、
「シティプロモーションとは、選択される街になること」だった。
確実に減少する人口に対して、近隣市町で争奪合戦をするよりも、
ある程度のターゲット層に選ばれる街になること、を選びたい。
人間で言えば「相手の望む結婚相手に選ばれること」だったり、
その前に「相手の恋人に選ばれること」だったりする。
もちろん、選ばれるためには手段を選ばず、
自分のセールスポイントを声高に主張し、結婚を望む相手に対して、
自分の優れているところを売り込むことも大切だけれど、
相手にとって、自分はどんな役に立てるだろうか、という考えを持ち、
常に、相手の幸せを優先させている人間の方が、
最後には、結婚相手として選ばれるのではないかと思う。
ただ、なかなかそんな気持ちになれないのは知っている。(汗)
それでも敢えて、そんな異性に惹かれるのは、
私が歳を重ねてきたからだろうか。
まちづくりも、そんなスタンスで望みたいが、甘いかな?



2016年02月02日(火)
カワセミは「毎日・2時間おき」にやってくるよ

先日「恒例」の話題で、この一言を書いたが、
毎日通う「柿田川公園・第一展望台」で得た情報も、
カワセミの「習慣(恒例)」を意味するものであった。
私は何度も目にしているが、一度見たいという人がいたので、
毎日、朝早くから柿田川公園をボランティアで掃除したあと、
午後まで観光案内もしている方に訊ねたら、
「カワセミは『毎日・2時間おき』にやってくるよ」との答え。
現在、柿田川に生息する「カワセミ」はメス(らしい)。
第一展望台に姿を見せるのは、朝6時半から2時間おき。
6:30 8:30 10:30 12:30 14:30・・
電車やバスの時刻表ではないが、この間隔が面白い。
何か理由があるのだろうから、楽しみに信じて欲しい。
(この時間に行って、見えなかったぞ・・と言わないでね)
隣接するドライブインの日本庭園でも、
「毎日同じ時刻に見るよ」という情報も耳にした。
あとは、習慣を妨げないように、そっと観察する私たちのマナー。
是非、多くの人に、渓流の宝石、翡翠(ひすい)とも言われる
「カワセミ」の青い羽根を自分の目で見て欲しいな。
(木々の葉が落ちる冬が、絶好の観察時期じゃないかな)