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| 2016年02月01日(月) ■ |
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| さすが、愛されてますね、わかりやすく。 |
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映画「紙の月」(吉田大八監督)から。 ストリー的には、宮沢りえさん演じる銀行員が、 ちょっしたことから、預かったお金に手を付けて、 どんどん泥沼にはまっていく展開であり、 目新しいものはない気がした。 よくありがちな事件として、時々新聞紙上で目にする 横領のドキュメンタリー映画のようだった。 そんな中、「気になる一言」に選んだのは、 男性から女性への愛の表現方法である贈り物。 主人公の妻が、夫からのプレゼントである、 高級腕時計をしている様子を、若い女性が冷やかす。 「さすが、愛されてますね、わかりやすく」 このちょっぴり皮肉めいた台詞が、面白い。 高級な贈り物をもらうってことは、愛されている証拠、 あなたは、そう思っているだろうけれど、 意外と愛されていないかもよ、という意味が、 どこかに引っかかっていて、物語もそれを証明していく。 「仮面夫婦」とまでは言わないけれど、 幸せの夫婦を装っている、とでも言いたげな台詞は、 口にした本人が上司と不倫しているからこそ、 インパクトがあったのかもしれない。 「私も愛されてますよ、わかりやすくないけど」 そんな意味が隠されていると思うと可笑しかった。
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| 2016年01月31日(日) ■ |
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| 国を表わす「3文字」をボケ防止のつもりで覚えたい |
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先日観戦した「アジア自転車競技選手権大会」。 場所は「東京五輪・自転車競技(トラックレース)会場」となる、 静岡県伊豆市の「伊豆ベロドローム」だった。 ここで展開された世界レベルの雰囲気を、4年前から少しずつ味わい、 できれば「東京五輪」、もう一度ここでを迎えたい、と考えていた。 まず会場に入り「本日のプログラムです」と渡された配布資料には、 英数字が漠然と並び、その見方さえわからなかったけれど、 競技が進むにしたがい、目前で行なわれているレース名、選手名、 そして、国名がわかるようになってくる。 普段目になることが多い「JPN」「KOR」「CHN」は誰でもわかるし、 「HKG」「TPE」「IND」「SIN」「UAE」は、ほぼ予想できるが、 「KAZ」「MAS」「UZB」「THA」「KSA」「IRI」などは、 選手紹介の場内アナウンスで国名を知り、へぇ・・となった。(汗) アジアの国々だけでも、こんなにわからないのだから、 世界の国々の「3文字」は、どんな表記なのか、とても興味深い。 私の子どもの頃は「国旗」のデザインで国名を当てて喜んだが、 今の子どもたちは、この「3文字」を、さらっと覚えるに違いない。 私も今年は58歳だから「国を表わす『3文字』」を楽しみながら、 ボケ防止のつもりで覚えてみようかな。 でも、その前に、世界にどんな国があるのか、まずはおさらいだ。
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| 2016年01月30日(土) ■ |
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| 映画「スター・ウォーズ」は、小説「十二国記」と似ているね |
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久しぶりに「へぇ・・ここに繋がっていたのか」と呟いてしまった。 今、映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が上映されているのに、 なぜか、1978年6月30日公開の記念すべき、第1作が観たくなり、 そのままの勢いで、今まで公開された「全6作品」を鑑賞し直した。 後日、一作ごと「気になる一言」を見つけ、日記にしていくが、 まずは、ジョージ・ルーカス監督の、先見性に驚くばかりであった。 「1978年」と言えば「昭和53年」(38年前)であり、 私はまだ大学生、就職すらしていない。その当時に 「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」(第1作)が作られ、 後に前章となる3部作(「エピソード1〜3」)が生まれた。 人間で言えば「現在・過去」の順序で、自分史を見てきた感じがする。 そして、これから始まる「未来」を、どうまとめあげるのか、 私の期待は、膨らむばかりである。 こんなことを書くと「一気に、6作品を観た感想は?」と聴かれるから、 敢えて、へそ曲がりにこんな感想を書いておきたい。 「映画『スター・ウォーズ』は、小説『十二国記』と似ているね」 (本来は「十二国記」は「スタ・ウォーズ」と似ているね、だけど・・) 小説「十二国記」(小野不由美著)も、年代順に作品が書かれていなく、 えっ、あの作品とこの作品って、こんなところで繋がっていたんだ、と 思うことも多く、さらには、主人公のひとり、陽子(慶国景王)は、 「ライトセーバー」ならぬ「慶国秘蔵の宝重・水寓刀」という刀で、 自分の身を守りながら、悪い奴らを叩き切っていく。 その共通点は、探せば探すほど出てくるから、このフレーズになった。 「映画と小説」両方のファンじゃないとわからない感想だから、 ひねくれていて意地悪かな、まさしく私のダークサイド暗黒面だ。(汗)
P.S.(関連情報) 「スター・ウォーズ展」(未来へつづく、創造のビジョン。) 2016.1.23〜3.27 (静岡市美術館・月曜休館)
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| 2016年01月29日(金) ■ |
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| 「スリー・ツー・ワン」と「ワン・ツー・スリー」 |
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わが町と海外友好都市の関係にある、台湾苗栗(みやおり)市から、 中学生8人が交換中学生として、訪れてくれた。 三島西ロータリークラブの主催で、毎年、数人の中学生が、 行ったり来たりし、今年で30回目を迎えた。 「国際交流」も、わが課(まちづくり係)の担当なので、 歓迎会の司会をしながら、台湾と日本の文化の違いを見つけて、 気になる一言の題材にしたいな、とメモをした。 私のメモ帳に書かれたのは、なんと写真を撮る時の掛け声。 私は、古いのか「say,cheese!」と言うのかと思ったら、 わが町の広報担当は「「スリー・ツー・ワン」(バシャ)。 なるほど・・その方がわかりやすいな、と感心していたら、 台湾の写真担当は「ワン・ツー・スリー」(バシャ)。 えっ・・どっち?、私の頭の中は、今日はこのネタ、と喜んだ。 東京五輪が近づくにつれ、外国人が日本を訪れる機会が増え、 当然「シャッターを押してくれませんか?」と、 スマホやデジカメを渡されるケースも増えるに違いない。 そんな時、何と声を掛ければいいのか?、知りたくなった。 もちろん、各国の言葉が話せればカッコいいけれど、 とりあえず「万国共通」のフレーズがあればいいな、と感じた。 たぶん・・滑舌も悪いし、伝わってないと思うけれど・・(汗) 久しぶりに、英語で会話をして、妙に緊張してしまったなぁ。
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| 2016年01月28日(木) ■ |
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| 口コミで広がる「観光地」を目指します |
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最近「どんな観光地を目指しているのですか?」と 訊かれる場面が多いが、実はその答えはなかなか難しい。 みなさんのイメージする「観光地」ではなく、 「観光」をキーワードに、まちづくりをするんです、 そう答えても、なかなかイメージが伝わりにくい。 また「観光交流型」とか「地域振興型」など、 観光にも、いろいろなタイプがあるようだけど、 観光を生業にしている人がほとんどいない現状では、 そんなに急いで「観光客」を招き入れる政策が、 必要とも感じられない。 そういった意味でも、じっくり「観光」(その街の光)を育て、 みんなが羨ましがるような町にしたいと考えている。 ただ、町史以来、初めて出来た「産業観光課」なのに 「観光地化はしない」と言っても、意味がないだろうから、 ここは、視点を変えて、こう言おうと思う。 「口コミで広がる『観光地』を目指します」。 これが一番、確実なことは、誰もが知っているから・・。
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| 2016年01月27日(水) ■ |
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| 人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。 |
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映画「ハッピーエンドが書けるまで」(ジョシュ・ブーン監督)から。 原題「Stuck in Love」が、どう解釈したらこの邦題になるのか、 とても興味深かった。(笑) さて、今回の気になる一言は、姉が弟に諭すシーンから。 映画や書籍に良くありがちな、人間の2つのパターンだが、 私は、この表現が好きらしく、ついついメモをしてしまう。 さて、自分はどちらだろうか?なんて、考えながら・・(汗)。 「人には2種類ある。ロマンチストとリアリスト。 リアリストは、意中の人をいい女の1人として見る。 ロマンチストは、その人が神が選んだ1人だと信じる。 でも神は存在しないし、人生の意義も思い込みにすぎない。 女を抱けるのは、リアリストよ。」 最近「若者は恋愛ベタ」なんて話を耳にしていたからこそ、 この表現が気になったのかもしれない。 今の若い男性たちは、自分が傷つくのが怖いから、 恋愛に対しても、理想を追い求め、ロマンチストになっている。 だから、女が抱けない。 ということは、結婚もしないし、子どもも作らない。 当然、少子化になる・・・そんな傾向が目の前に広がっている。 どちらかが正しくてどちらかが間違っている、という話ではないが、 時には、突然「ロマンチスト」から「リアリスト」へ、 変身してもいいんじゃないかな、と思う。 人は、どちらか一方になんか分別できないのだから。
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| 2016年01月26日(火) ■ |
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| まずは「ルール」と「楽しみ方」を知るところから |
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アジア最高峰の自転車レース、と言われている 「アジア自転車競技選手権大会」が、静岡県伊豆市の 伊豆ベロドロームで開催されていると知り、観戦に出かけた。 もちろん、東京五輪の自転車トラックレース会場である。 近くにいながらも、こんな機会でもなければ行くことがない、 五輪競技に使用される「国内で唯一の全天候型板張り屋内バンク」は 私の予想を超えた、大迫力のレースを観させてくれた。 4年後には、ここでオリンピック競技が開催され、 その時、私は、どこで何をしているのか、想像がつかないけれど、 なんだか、ワクワク感・ドキドキ感だけは込み上げてきた。 10年以上前に開催された「静岡国体」で、ホッケー競技を開催した時、 始めは何もわからず、正直、運営の大変さだけが際立っていたが、 少しずつ「ルール」と「楽しみ方」を知ってから、夢中になれた。 だからこそ、今でもわが町には「ホッケー」が根付いている。 これは、どんなスポーツ観戦でも同じことが言えそうだ。 まずはその競技のルール、そして楽しみ方を知ることにより、 その競技が好きになり、最後は、楽しみながら観戦ができる。 一番最初の「ルール」を覚えることって、面倒くさいけれど、 実は、これが「楽しむ」近道であることを理解して欲しいな。
P.S. この自転車レース、今月30日(土)まで開催しています。 アジアのレベルとはいえ、一見の価値はありますので、 是非、この機会をお見逃しなく。
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| 2016年01月25日(月) ■ |
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| 東名高速、中央高速、脳梗塞 |
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真面目な話題が続いているのに、申し訳ない。 誰かに伝えないと、私の記憶から離れないので・・。(汗) 車の燃費、ガソリンの値段、車検など、男同士が集まると、 車に関しての話題で、けっこう盛り上がる。 「最近、高速道路が整備されて、日本全国が近くなったね」 そんな話に続けて「どこまで車で行ったことある?」など、 長距離のドライブ自慢に繋がる。 静岡在住なのに、九州一周とか、東北や四国の祭り、 キャンピングカーで北海道一周の話まで飛び出し、驚いた。 そこで「よく使う高速(こうそく)は、どこ?」と訊いたら、 さらっと聞こえてきたのが「東名高速、中央高速、脳梗塞」。 不意を突かれたけど、やはり「うまい」と唸った。 最近、よく耳にするフレーズだけれど、タイミングよく、 そんなフレーズが出ること自体が素晴らしい、と拍手した。 保険屋さんには、欠かせないネタじゃないかな。 あっ、それなら「東名高速、脳梗塞、心筋梗塞」かな。
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| 2016年01月24日(日) ■ |
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| この大会をしっかり走れたことで、次に繋げられる |
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第21回全国都道府県対抗男子駅伝大会に「静岡県代表」として、 わが町出身の佐藤悠基選手(日清食品グループ)が、出場した。 昨年は、直前のインフルエンザで欠場したため、今回は本人から 「静岡代表として出させてください」と、志願してくれたようだ。 今まで、出身高校が長野県「佐久長聖」だったので、 どうしても「長野県代表」として参加することが多かったが、 今回は、ふるさと(清水町出身)選手として「静岡県に恩返したい」、 そんなメッセージが、本当に嬉しかった。 町立清水南中3年以来14大会ぶりに静岡県代表で走った佐藤選手は、 淡々と走りながらも、7位から4位に順位を上げる区間2位の走りで、 テレビの前で応援する私たちの期待に応えてくれたし、 レース後の「今の気持ちは?(走った感想は?)」の質問に、 「この大会をしっかり走れたことで、次に繋げられる」と語った。 4月の「ロンドンマラソン」、そして「リオ五輪」へと続く中、 1つひとつの走る機会を大切にしている彼らしいコメントだった。 最近、仕事でも良く耳にするのは「持続可能な取り組みかどうか」、 単なる話題づくりの、1回限りの打ち上げ花火ではなく、 常に次を意識して、組織、人材育成がなされているかどうか、 本当に次も任せられるかどうか、そんなことが注目されている。 そのためには、目の前に与えられたことにしっかり対応すること、 そんなことを、彼から教えてもらった気がする。 やはり「佐藤悠基さん」は、わが町の「誇り」だな。 もしかしたら・・いやたぶん「柿田川」より有名に違いない。(汗)
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| 2016年01月23日(土) ■ |
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| 怒ってんじゃないよ、悲しいんだ |
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メモを整理していたら、捨て切れずに残っていた 正月に観た「芸能人格付けランキング」という番組だったかな。 今まで、一度も外したことがないGACKTさんが、 チームメンバー(本人ではなく)が間違い、連続正解が途切れた時、 テレビ受けするようにか、がっかりした表情を浮かべた。 MCは、面白おかしく「GACKTさん、怒ってますよ」と言い、 外れたメンバーも、彼の様子を覗ったリアクションをした。 その時、彼がさらっと言い返した台詞が 「怒ってんじゃないよ、悲しいんだ」。 メモしたままになっていたが、後になって読み返すと、 子育てでも、夫婦間でも、もちろん学校の授業でも使える 名セリフだな、と思った。 今まで「怒るのではなく、叱りましょう」と言い続けてきた。 その時々の感情に任せて「怒る」のではなく、 まず相手のことを考えて「叱る」視点で・・と。 しかし、この「悲しむ」という表現は、その上をいっている。 「この人を悲しませてはいけない」と思う気持ちが、 その人を成長させるのだな、と感じたから。 さすが「一流芸能人」のGACKTさん、話す言葉も一流だな。
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