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しもさんの「気になる一言」
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2016年01月12日(火)
悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの

映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
(オリビエ・ダアン監督)から。
ハリウッド女優が人気絶頂の時に引退し、
その後、生涯女優復帰をしなかったからこそ、
グレース・ケリーの輝きは今も焦ることがない。
ただ彼女の人生について語るよりも、
作品の中の台詞にスポットをあててみたくなった。
フランスとモナコの間に起りそうな戦争(侵攻)について、
彼女の子どもが、不安そうに「戦争ってなあに?」と訊ねる。
その時、グレースケリー役を演じたニコール・キッドマンが
小さな子供に理解できるように、こう説明した。
「悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの」
う〜ん、いい表現だ、とメモをした。
「F1・モナコグランプリ」を見るたびに、
「モナコ公国」がヨーロッパ最古の王室であること、
そして、公妃のグレース・ケリーを思い出すのは、
私だけではないだろう。
日本だったら、完全に大河ドラマの主役だなぁ。(笑)



2016年01月11日(月)
大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる瞬間

私の1月の歳時記には「成人式の加藤学園」と書かれている。
数年前からこの時期の楽しみ、沼津市にある高等学校
「加藤学園吹奏楽部定期演奏会」を意味している。
年末「クリスマスの沼津商業」(吹奏楽部)の定期演奏会で、
1年を振り返り、レベルの高い演奏とショーを堪能し、正月を迎える。
年が明けて「成人式の加藤学園」(吹奏楽部)の定期演奏会では、
「マーチングバンドやチアーリーディテング」なども加わり、
私にとっては、元気をもらえる「ニューイヤー・コンサート」である。
特に、応援団やチアリーダー、野球部の部員たち参加し、
いつも自分たちのために演奏してくれる吹奏楽部に、エールを贈る。
沼津市民文化センターの大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる、
そんな瞬間が、私はとても好きだ。
(沼商の時も、野球部員が演奏会の裏方を率先して手伝っていたし・・)
運動部と文化部の部活が、日頃の感謝を込めて応援しあうなんて、
高校生しかできないことだなぁ、と羨ましくなった。
元気な高齢者もいいけれど、やはり、元気な高校生の方がいい。(笑)
彼らには、歳を重ねた私たちには限られてしまった、
時間と可能性が沢山あるから、パワーを感じるんだな、きっと。
「下(sus)から支える(port)」意の「サポート」(support)でも、 
「そばに(as)立つ(sist)」意の「アシスト」(assist)でもいいから
彼らの、あまりある才能を応援する活動がしたいな。



2016年01月10日(日)
「真田丸」は「期待に応える大河ドラマ」

今日から始まった、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」は、
いや〜予想以上に面白かった・・の感想を、まずは残しておきたい。
番組冒頭を飾る題字「真田丸」もインパクトが強かった。
1年間(全50回)見続けることになる、この文字は、
なんと左官「挟土秀平」(はさどしゅうへい)氏の作であり、
彼の左官の技術で書かれた(描かれた)ものであり、
書道とはまた違った趣があり「風土」という言葉が浮かんだ。
さて、毎回楽しみにするのは、もちろん番組内の「気になる一言」だが、
その前に、どうしても気になっているのが、ドラマの企画意図。
主人公・真田信繁(幸村)を、原作なしのオリジナルでまとめる、
脚本家の三谷幸喜さんを始め、製作者、演出者など周りを固めるスタッフが、
戦国武将をどんな視点で描き、どんな大河ドラマにするのか注目していた。
製作を担当する屋敷氏は「期待に応える大河ドラマ」とまとめ、真田信繁を
「期待されることを楽しみ、いつも期待を上回る結果を残した男」と称した。
演出を担当する木村氏は「愛と勇気に満ちあふれた冒険娯楽活劇」で
「誰もが楽しめる、ドキドキ・ワクワクが止まらない戦国絵巻」を目指すと、
公式ホームページで表現している。
1回目は、企画意図どおり、期待に応えてくれた気がするのは、
主人公の幼少時代から始まらない展開が、私を喜ばせてくれたからだろうか。
映画「レッドクリフ」を思い起こさせる「赤」が脳裏に鮮明に焼き付いたな。
次回が楽しみになったのは言うまでもない。
今年は、期待出来そうだ。(笑) 企画意図どおり、期待に応えて欲しい。



2016年01月09日(土)
2015年(平成27年)の成果指数「万歩計・4,392,230歩」

「データ大好きのしもさんへ、昨年の集計はまだですか?」
嬉しいことに(汗)、こんなメールが届くほど、
私の成果指標は、昨年を振り返る年始の恒例行事となっている。
ただ、性格上、日々の行動をデータ化するのが大好きなのと、
そのデータを眺めながら、ひとりでニヤニヤするのが好きなだけ。
とりあえず、1年間の目標は前年のデータを分析し、立てるけれど、
それが達成できたか、どうかは、仕事だけで十分。(笑)
プライベートでは、昨年も頑張ったな、よしよし・・と
自己満足の世界に浸るデータとして、集計しているだけだから。
手帳に付けている記録の書き出しだから、あまり苦にはならないが、
今年も「一覧表」を眺めて、自分でも驚いた。
しもさんの「2015年(平成27年)の成果指数」
万歩計・4,392,230歩。(目標365万歩)
読書・44冊、映画・66作品、講演会・22回、コンサート等・7回、
美術館・20館、献血・3回、新聞投稿(掲載)・3回。
最近、視力の衰えとともに、読書や映画鑑賞が減ってきた気がする。
今年は「柿田川三昧」を軸に、ライフスタイルを組み立てていくけど、
定年退職をしたら「読書三昧」「映画三昧」などと考えず、
読める時に読む、観れる時に観る、をモットーに過ごしたい。
コツはスタートダッシュ。3月末までにどれくらい積み上げられるか。
後は、流れに任せて、コツコツと・・。是非、お試しあれ。



2016年01月08日(金)
「一対一」って、英語では使い分けるの?

先月、映画「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
(クリストファー・マッカリー監督)を観ていて気になったこと。
「一対一」と和訳された字幕を読んでいたら、
私の耳に入ってきた英語は、たぶん「face-to-face」。
私の少ないボキャブラリーで「一対一」と言えば「man to man」。
その他、「head-to-head」「one-to-one」など。
ちょっと違和感を感じ、メモを眺めていたら、逆に
「face-to-face」を「一対一」と訳したんだと理解した。(汗)
学生の頃、バスケットをやっていたので、ディフェンスの型として
「一対一」は「マンツーマン」、区域で守るには「ゾーン」と覚えた。
サッカーやラグビーなど、複数の人間同士がぶつかりあうスポーツは、
「一対一」は「マンツーマン」と呼んでいる気がする。
(ネットを挟むスポーツは、ちょっとわからないけれど・・)
その違い、その使い方が、どうも気になる。
向き合って対決する時は「face-to-face」なのかな、と予想したが、
では「head-to-head」「one-to-one」は?と、
私の英語力では、ますます判らなくなってしまった。
「一対一」って、英語では使い分けるの?
英語に詳しい読者のみなさん、なにかヒントがあったら教えて。



2016年01月07日(木)
平成28年の書き初めは「柿田川三昧」

数年前から、我が職場の管理職には「書き初め」が求められ、
お題は自由だから、人それぞれの作品が披露される。(汗)
私は場合は、あまり深く考えず、今年はどんな年にしたいか、
どんな気持ちで1年を過ごしたいか、そんなことを文字にしている。
平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」
平成27年「刺激しあう」と、書き続けてきた。
そして、平成28年の書き初めは「柿田川三昧」。 
泣いても笑っても、私の公務員人生は3年ちょっとだから、
1年間、朝から晩まで、柿田川のことを考えてもいいだろう、
そんなことを感じたからだ。
もちろん、昨年だって一昨年だって、考えなかったわけではない。
ただ、なにか言い訳をして「柿田川三昧」とまではいかなかった。
(まぁ「柿田川浸け」程度ののめり込み方かな?)
調べてみると「三昧」とは、もとは仏教語で、
修行において重要視される特殊な集中心のこと。
サンスクリット語のsamādhiの音訳らしい。
修行の際に、ある一つの対象に対して、まっすぐ平等に働き、
他の対象に気が移ったり乱れたりしないこころの状態をいうようだ。
私の場合「そのことに熱中するという意を表す」つもりで書いた
「柿田川三昧の暮らし」・・楽しみな1年がスタートした。



2016年01月06日(水)
コントロールできないものは飼わない。(使用しない)

元旦の「第60回・全日本実業団対抗駅伝」でのトラブル。
沿道から子犬が飛びたしてきて、コニカミノルタの選手が転倒。
本当に驚いたが、実はとても悲しかった。
(ネット上では、すでに炎上していることなのだが・・)
正月元旦のこのレースのために、1年間調整してきた外国人選手には、
大変申し訳ないことをしてしまった・・と、日本人として謝りたい。
最近、公共施設や公園でも、ペット禁止の看板があるにもかかわらず、
平気な顔して、散歩している人たちを見かける。
本人たちにとっては、わが子のように可愛がっている犬や猫でも、
ペットが苦手や嫌いな人たちがいることを理解しようとしない。
だから、今回のようなことが起きる。
これは、ハプニングでも、アクシデントでもく、トラブルだ。
(ハプニングは「偶然の出来事」、アクシデントは「思いがけない事件」
そして、トラブルは「もめごと」)
異論反論を覚悟で書くとすれば、ペットの飼い主は、選手を始め、
「全日本実業団対抗駅伝」を楽しみにしていた国民に対して、
自分の愚かさを、何かの方法で謝罪すべきだとさえ感じる。
躾の出来ていない犬を、公の場に連れ出したことに対して・・。
外国では、ペットの躾がしっかりできているからこそ、
公園や公共施設にも、一緒に連れて歩くことが出来るということ。
この「コントロールできないものは飼わない」という原理原則は、
ペットのみならず、原子力発電でも通じる考え方であろう。
「人間がコントロールできないものは使用しない」
判断に迷ったら、この考え方を基準にして欲しいなぁ。



2016年01月05日(火)
古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように

映画「愛を積むひと」(朝原雄三監督)から。
予告編を何度も見てしまったので、物語はほぼ予想どおり。(汗)
だから「愛を積む人ひと」の意味が知りたくて、メモをした。
最初に引っかかったのは、主役の佐藤浩市さんの台詞。
「この塀を作り始めてから、つくづく思うことがあるんだ。
でかく形のいい石ばかりで塀が出来上がっているわけじゃない。
小さく割れた石とか、おかしな形のいびつな石とか、
そういう奴らにもな、塀を支えるのに、必ず役に立つ場所がある。
たぶん、俺にも、お前にもだ」と、若者に諭すシーン。
しかし、答えはラストに待っていた。
樋口可南子さん演ずる妻が、死の直前につづった夫への手紙の一節。
「古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように、
私たちが毎日を一所懸命生きることが、世の中を変え、
次の世代の生きる支えになる。だから、篤ちゃんには、
一人になっても、最後まで石を積み続けて欲しいの」
自分のためではなく、次の世代の人たちのために、
私たちは、コツコツとその土台を積み上げていく作業をする。
「愛を積む」って、そういうことなんだな、とメモをした。

P.S.
北川景子さん演ずる、ひとり娘の名前が、聡子(さとこ)。
父親役の佐藤浩市さん、略すと「さとこ」。まさかねぇ。(笑)



2016年01月04日(月)
お味がよろしいようで・・

昨日に引き続き「箱根駅伝」の番組途中に挟まれるCM。
今回の話題は、TOKIOの国分太一さんの落語家っぽい仕草。
食べるシーン、飲むシーンは、落語家みたいだったね、という
会話が耳に入り、ついつい解説したくなってしまった。
実は、彼は映画で、主役の落語家「今昔亭三つ葉」を演じている。
映画「しゃべれども しゃべれども」(平山秀幸監督・2007年公開)
たぶん当時、演技指導とともに、落語に関して勉強したに違いない。
約10年経った今でも、その落語家らしい仕草は健在。
見えない缶ビールをプシュっと開けるシーン、
観客が、あぁ、ビールを飲みたいなぁ、と思わせるに相応しい。
本当に体が覚えていたな・・と1人、映画を思い出した。
当時、私が選んだ気になる一言は、
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ」
意味は「何事も根気よく続ければ、
そのうちにうまくいくものだということ」と書いている。
使い方は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというから、
いつかは儲かることもあるだろう」と説明し、
「地道な努力、継続の大切さ」を伝えていたので、読み直した。
といいつつ、今回選んだのは「お味がよろしいようで・・」
「おあとがよろしいようで・・」と引っ掛けて、面白かったな。
〆の言葉で、サラッと言ったはずなのに、私には響いた。
この台詞を見ると、このCMを思い出すんだから、さすがだなぁ。



2016年01月03日(日)
箱根を応援している。箱根に応援されている。

毎年、正月恒例「箱根駅伝」のテレビ観戦。
往路(2日)、復路(3日)を合わせると、約12時間、コタツの中。
しかしこの時間は、翌日から始まる360日超えの生活習慣を決める、
とても大切な時間でもある。
真新しくなった手帳に、1年の目標や予定などを書き込むには、
やはりこれくらいじっくり座って、考える必要があるからだ。
2日間かけてほぼ出来上がった、今年の計画を眺めながら、
あとは、確実に、そして丁寧に実行していくだけ・・と心に刻む。
この「箱根駅伝」テレビ観戦の時間(12時間)があるからこそ、
目標に向かって充実した日々が積み重なっていくのだな、と感じた。
確かに、見た目だけは「箱根駅伝」をテレビで観ながら、
「食べて、飲んで、食べて、飲んで・・・また食べて」だけど、
私にとっては、驚くほど効率的な「1人企画会議」となっている。
(私と会う機会がある人は、いつか手帳をお見せしますけど・・)
さらに「箱根駅伝限定CM」は、言葉好きの私には楽しみのひとつ。
今年も、サッポロビールのキャッチコピーが光っていた。
「乾杯をもっとおいしく。」や「出会いの数だけ乾杯がある。」は、
もう定番中の定番だけど、今年は「応援続けて30年」。
誰もが口にする「頑張れ。」をキーワードにしながら、
「箱根を応援している。箱根に応援されている。」と纏めた。
「箱根駅伝」をテレビで応援しながら、実は私の1年を応援されている、
そんな感覚で、今年も「12時間」たっぷり費やした。
自分も頑張らないと、他人に頑張れ、なんて言えないから・・。
正月早々、スタートダッシュもいいけれど、設計図のある1年もいい。
1年のうちで、そんな時間を持ってみてはいかがだろうか?