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しもさんの「気になる一言」
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2014年12月08日(月)
日本開催の米好ツアー・ミズノクラシック

定期的に血圧の薬をもらいにいく病院の待合室で手に取った
ちょっと古めのゴルフ関連雑誌の特集記事。
「日本開催の米好ツアー・ミズノクラシック」
この見出しを眺めて、何も疑問を持たず、
日本開催だからって「米好き」なんて、あまりにもヒドい、
もう少し見出しの工夫ができないのかなぁ、とメモをした。
帰宅後「米好きツアー」をネットで調べたら、一人で吹き出した。
あまり記憶が確かでないけれど、このフレーズは縦書きだったから、
横書きのフレーズを縦書きにする時、この間違いは起きたに違いない、
たぶん「日本開催の米女子ツアー・ミズノクラシック」は、
「米(国の)女子(ゴルフ)ツアーとして、日本で開催される大会」として
大きな特集記事にし、紙面を割いていた。
横書きの「女子」が、縦書きでは「好」という一字に変化し、
まさに「米女子」が「米好」という単語に化けた。(笑)
どうせなら「米好き」が集るゴルフツアーを観たかったなぁ。(笑)
このハプニングは、しばらく、面白ゴルフネタとして使えそうだな。
昔は、ペンネームなどに、そういった言葉遊びをする人が多かった。
俳人「大野林火」は、焚き火の「焚」を「林」と「火」に分けたという。
そんな余裕が、妙に嬉しい年頃なのかもしれないなぁ。



2014年12月07日(日)
選挙と関ヶ原、比べるつもりだったのに・・

久しぶりの私のボヤキ。(笑)
1年間、観続けてきたNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」も、
今回で49回を数え、あと「最終回」を残すのみとなった。
衆議院議員選挙の投票日が、12月14日に決まった時点で、
恒例の時間変更は覚悟していたので、手帳にも時間を入れず、
ただ「軍師 官兵衛(最終回)」と記録しておいたのだが、
番組最後に流れる「お知らせ」で「最終回は21日です」の文字。
「せっかくこんなに盛り上がってきたのに、一週お休みですか?」
そう問いたいくらい、その判断には疑問が残る。
今までにも、国(衆議院・参議院)の選挙投票日が日曜日と重なり、
1時間前に時間変更した作品は何度もあったので、
今回もそうだと思い込み、油断した。
(ホームページで確認すれば、何てことはなかったのだが・・(汗))
確かに今考えれば、最終回は「時間拡大版」が常だから、
時間変更が難しいのかもしれないな、と気付くけれど、
これまた最終回のあと、総集編「前編」「後編」が控えているので、
まさか「1回休み」になるとは、やはり想定外だった。
さらに私の場合、14日は「関ヶ原の戦い」と「選挙の戦い」を比較して、
「気になる一言」を書こう、と目論んでいたので、当てがはずれた。
自分の思い込み・勘違いに腹を立てながらも、何年かして思い出すために、
今回ばかりは、ボヤキを一言に残そうと思う。
「選挙と関ヶ原、比べるつもりだったのに・・」
「関ヶ原」は結果が分かっているけど、さて「選挙の結果」は?

P.S.
大河ドラマ「軍師 官兵衛」最終回タイトルは「乱世ここに終わる」。



2014年12月06日(土)
紙の新聞は、感覚的な読み方がしやすい

同じ書籍で三度目ですが、書籍「日本人が一生使える勉強法」
(竹田恒泰著・PHP新書刊・237頁)から。
現在、私は毎朝、新聞の見出しを追う作業をしている、
ニュース自体は、前日のネットで読んでいるので、
目新しいニュースなく、確認作業に近いが、やめられない。
その理由を、彼が本書で端的に表現してくれていた。
「新聞のメリットは、情報(ニュースの価値)の強弱が
はっきりしていることです。
ヤフーなど総合ポータルサイト上のニュース記事は、
重大事件もそうでない事件も、同じ文字の大きさ、テンションで
時系列順に表示されます。これでは、情報の強弱が伝わりません。
新聞の見出しが白抜きになっていたり、二段になっていたり、
一面のトップニュースは、横見出しだったりと、
紙面を開いただけで、重大の強弱が、記事の大きさやタイトル、
リード文、小見出しなどを含めて、ビジュアルで分かります。
紙の新聞は、感覚的な読み方がしやすいということです」
まさしくこの通りで、ネットの世界で、大事件・大事故と、
芸能人の結婚・離婚などが同じ感覚で列記されていることに、
以前から違和感を覚えているからだ。
視覚から入った情報は意外とインパクトがあり、
文字としてではなく、イメージとして覚えているから。
ネット情報やテレビ・ラジオに比べて、情報速度が劣る新聞は、
やはり人間の視覚に訴えていく媒体になっていて欲しい。



2014年12月05日(金)
「日本国」より「日本人」を紹介する東京五輪に・・

講師「NPO法人・ユーラシア21研究所 吹浦忠正氏」

演題「オリンピック、パラリンピックと世界の国旗」から。
1964年の東京オリンピックに携わった経験から、
当時の自衛隊五輪の輪の裏話から、世界の国旗や
地球を結ぶわたしたちの旗について、語っていただいた。
オリンピックといえば、国の威信をかけて、日本という国を
全世界にアピールする絶好のチャンスだと思うが、
彼は「2020年の東京オリンピックは『日本』を紹介するより」と
言った後「『日本人』を紹介する大会になって欲しい」とまとめた。
単一民族である「日本人」という人種の素晴らしさは、
東日本大震災での礼節ある行動を示した高い道徳性や、
人種差別のなさを通じて「秩序ある社会」を築いてきた、
「日本人」というものに、スポットを当てた大会にして欲しい、
そんな想いが伝わってきた講演会であった。
「『日本国』より『日本人』を紹介する東京五輪に・・」を残したい。
まさしく「日本人のおもてなしに、世界が癒される大会」がいい。
翌年の「パラリンピック大会」まで、手を抜かず大会を盛り上げ、
「日本人」は、日本人であったことに誇りを持ち、
「外国人」は、日本人に憧れる、そんな大会を期待したい。

P.S.
日本国内で見かける国旗は、レストランの前に掲げられる
「イタリア」「フランス」が多く「日の丸」は少ないらしい。
「日本人」の誇りを持ち、祝日には「日の丸」を揚げよう。



2014年12月04日(木)
東京大阪間を15秒

昨日の、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ成功を祝って、
以前観た「はやぶさ」関連の映画数本から、
まだ紹介していなかった作品があったので、敢えてご紹介。
映画「はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH」(上坂浩光監督)から。
この映画、誰も人間が出演していない。
だからこそ、小惑星探査機「はやぶさ」の快挙がわかりやすい。
特に、他の探査機と違って、行きっぱなしの「一方通行でないこと」
これは、世界に誇れる我が国の技術の高さを示しているとも言える。
「はやぶさ」関連の映画は、ほとんど鑑賞したが、
途中で起こるトラブル、アクシデントについて語られ、
はやぶさ本体の運行速度やハイレベルの技術については、
あまり触れられていなかった気がしている。
例えば、はやぶさの宇宙での速度は「30km/1秒」らしい。
この数字を示して、どうだ、凄いだろう?と私たちに説明されても、
その実感がわかず、オロオロするばかりだ。
しかし「東京大阪間を15秒で通過する」と説明されれば、
すぐさま実感がわき、へぇ、凄く速いんだ、という理解できる。
その速さで、数年かかった距離・・
う〜ん、考えれば考えるほど、またまた判らなくなってしまうが、
宇宙の広さを自分の知っている尺度に変える習慣さえ身につけば、
これからきっと役に立つに違いない。

P.S.
リニア新幹線は、どれくらいだったかなぁ。(笑)
「はやぶさ2」・・いってらっしゃい。無事帰って来てね。



2014年12月03日(水)
今日は愛犬の命日だから・・お先に

議会真っ最中の今日、明日からの一般質問に備えて、
もう少し勉強していこうかな、と迷ったが、まだ残っているスタッフに、
「今日は愛犬の命日だから・・お先に」とひと声掛けて、
早々と帰宅の途につくことにした。
そう言えば、6年前のこの頃、愛犬の誕生日を理由に、
ノー残業で絶好の機会だった、飲み会をパスしたこともあった。
(よく調べたら、なんと誕生日と命日が同じ、12月3日)
私にとって、18年間という長い年月を一緒に過ごした、
愛犬ミニチュアダックスフントの「ジェイク」は、
他界してから丸3年が過ぎても、ふっと思い出す存在である。
帰宅途中、ペット用品売り場に寄り、もう首輪をすることもないのに、
夜の散歩時の危険防止のため、首輪につける小さなLEDライトを見つけ、
思わず買ってしまったので、懐かしい写真の前に供えてやろうと思う。
こんなに、飼っていた犬に気持ちを引きずられるとは、
自分でも不思議だが、その理由は、未だはっきりとわからない。
ただ、彼(♂)のことを思い出すと、妙に優しくなれる自分がいる。
死ぬ直前、寝る時間を惜しんで毎日のように看病した深夜の時間帯や、
散歩していて、ある場所まで来ると必ず走り出し競走したことなど、
あっ、そう言えば・・ジェイクとこんな時間を過ごしたな、と
季節や場所によって、思い出されることが多いからだろうか。
衝動買いしてしまった、ちっちゃなLEDライト(白)は、首輪じゃないけど、
どこかに付けて、夜の散歩・ジョギングの時にでも使おうっと。



2014年12月02日(火)
王侯将相 寧(いず)くんぞ、種あらんや

衆議院議員選挙が公示されたが、私の関心は、軍師(参謀)。
この短い準備期間に、どんなメンバーが、どこに集り、
どんな会話をしたか、だから、14日の選挙結果よりも、
各党が勝つために描いた「戦略」が気にかかる、そこで
映画「項羽と劉邦(鴻門の会)」(ルー・チューアン監督)から。
歴史を紐解いていくと、どこぞのテレビ番組ではないが、
「その時、歴史が動いた」と思われる軍議・宴席などがある。
日本でいえば、有名な関ヶ原の合戦よりも、
織田信長の跡目を決める「清須会議」だったりする。
中国の歴史では、項羽軍営の催した「鴻門の会」、
これにより、項羽と劉邦の位置づけがはっきりし、
項羽の家臣だった韓信が項羽を捨て、劉邦を選んだ。
たぶん、劉邦の不思議な力に引き付けられたのだろう。
この作品で何度か使われたフレーズを、気になる一言にした。
「王侯将相 寧(いず)くんぞ、種あらんや」
読みは「おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや」
意味は「王や諸侯、将軍や宰相・大臣などになるのに、
決まった種(家柄)なんかありはしない」ということ。
「家系や血統によるのではないから、
どんな人でも努力や運によって栄達できる」の意。
秦を倒すために立ち上がった農民の首領、陳勝の言葉、とされる。
項羽と劉邦、その関係は非常に面白い。
そして、項羽の軍師であった「范増(はんぞう)」や、
劉邦の軍師であった「張良」なども含め、
「軍師・参謀」と呼ばれる人たちの心の動きも複雑である。
それにしても、どうして同じような人間関係や事件が、
世界の各地で起きるんだろう、不思議だなぁ。



2014年12月01日(月)
愛とは、決して「後悔した」と言わないこと

「清水町男女共同参画シンポジウム」
(〜妻からダメだしされないイクメンとは〜)から。
講演会に先駆けて、パネルディスカッションが開かれた。
それぞれの立場であるパネラー・コメンテーターの発言は、
なるほどなぁと感じることもあり、関連のメモを取った。
しかし、私のアンテナに引っかかったのは、
映画「ある愛の詩」(Love Story)のサブタイトルで、
「英語」「日本語」の解釈の違い。
「Love means never having to say you’re sorry.」をどう訳すか、
その微妙なニュアンスの違いが、面白かった。
日本語や翻訳ソフトでは、私たちが何度も耳にしている
「愛とは、決して後悔しないこと」と訳される。
しかし、外国生活を経験しているパネラーの一人は、
「愛とは、けっして『後悔した』と言わないこと」と訳した。
同じようでいて、同じではないこの感覚は、
「男女共同参画社会」という単語にも共通ではないだろうか、
そんな思いがして、気になる一言に採用した。
「男性が女性のように、仕事も育児もする社会」なのか
「女性が男性のように、育児も仕事もする社会」なのか、
この感覚の違いって、実は大きい気がしている。
「共通認識」って、本当は難しいんだよなぁ。



2014年11月30日(日)
惜しまれながら死んでいく

書籍「日本人が一生使える勉強法」
(竹田恒泰著・PHP新書刊・237頁)から。
日本人の考え方にあった生き方は、成功者になることでも、
お金持ちになることでもなく、惜しまれながら死んでいく、
これに尽きる、と彼は言い切っている。
「『よりよく生きる』とは『よりよく死ぬ』にほかなりません。
人生の最期をどのように迎えたいか、
そうした最期を迎えるためには、どのような日々を
積み上げればよいか、このような『死生観』を抜きにして、
成功哲学を実践することは無意味だと考えています」と。
そのために、私たち日本人は、どのように生きるべきか、
それは「世のため、人のため」に役立つ人間になること、と
まとめている。私もこの意見に大賛成である。
なぜ勉強するのか、それは「世のため、人のため」、
なぜ働くのか、それは「世のため、人のため」
教育の原点も「世のため、人のため」になる人間を育てる。
そして、なぜ今「道徳」なのか、の問いにも、同じ答え。
自分の判断に不安があったら、彼の主張を思い出したい。
今していることは「世のため、人のため」になっているか、
一番確実な、判断基準になる気がしている。

P.S.
今日は、先月亡くなった伯父さんの七七日(四十九日)の法要、
「惜しまれながら死んでいく」をしみじみ感じた1日となった。



2014年11月29日(土)
「今のお気持ちは?」「おいしいです」

わが都市計画課スタッフの結婚披露宴、小雨降りしきる中、
沼津市の「淡島ホテル」で人前結婚式が行なわれた。
その淡島(離島)まで船でしかいけない、そのシチュエーションに、
荒れる天候、揺れる船が加わり、一抹の不安を抱えた披露宴であったが、
心配された天気は、徐々に回復し、2人の門出を祝福するように、
大きな虹が顔を出し、とても素敵な披露宴だったと思う。
乾杯の発声を任された私は、議会の答弁よりも緊張し、
手が震えながらも、どうにか大役を果たせた気がしてホッとしている。
今回の気になる一言は、私が音頭をとった乾杯の後、
幸せいっぱいのお2人によるケーキ入刀のシーン。
新郎・新婦、お互いにその一部を相手の口に合うよう切り、
セレモニーとして、相手の口にケーキの欠片を運ぶ。
新郎の切り出したケーキの大きさに、新婦を始め周りが笑い、
新婦が鼻の頭に、ケーキのクリームを付けた時は、ちょっぴり驚いた。
その後、新婦から新郎へ、お返しの大きなケーキの一片。
新郎は、思いっきり大きな口を開け、驚くほどの勢いで、呑み込んだ。
それを観ていた司会者の女性が、すかさずマイクを向けて、
新郎に「今のお気持ちは?」と訊ね「幸せです」の答えを待ったが、
新郎の答えは、なんと「おいしいです」。(笑)
おいおい、こんなところで、ケーキの味をきいてないぞ、と思いながらも、
彼の素直な性格がこんなところにも現れている、と可笑しかった。(笑)
しかし、司会者の期待を裏切った新郎には「あそこはな・・」と、
説明をしなくちゃいけないな、来週には、彼に伝えなくちゃとも思う。
初めてづくしの「結婚披露宴」、いろいろな経験が出来て楽しかった、
こんな機会を与えてくれた、おふたりに、改めて「乾杯」。